2018年7月22日配信(予定)のメルマガ金原No.3216を転載します。
「立憲デモクラシー講座・第Ⅲ期」第7回・特別企画「ポスト真実時代における学問の自由-講演と討論」のご紹介
既に7月も下旬となり、立憲デモクラシーの会が主催(一部「協力」)する「立憲デモクラシー講座」は、秋に新シーズンが始まり、翌年の夏まで続くというインターバルで行われてきましたので、一昨日(7月20日)行われた第7回の特別企画「ポスト真実時代における学問の自由-講演と討論」が第Ⅲ期の最終回ではないかと思います。
第Ⅲ期は、取り上げるテーマが非常に幅広くなってきたということはこれまでも申し上げてきましたが(巻末リストをご参照ください)、今回の特別企画はその典型のようなもので、第1部の基調講演(赤江達也関西学院大学教授)のテーマが「矢内原事件を問いなおす―矢内原忠雄と塚本虎二」というものですからね。
「矢内原事件(やないはらじけん)」と言われても、何となく聞いたことがあるような、という程度であり、塚本虎二といえば、岩波文庫の『福音書』の翻訳を買って最初の方を読んだ記憶がある、という知識しかなく、なぜこの2人が組み合わせて語られるのか?ということも、赤江教授の講演を聴いて初めて理解しました。
とりあえず、「立憲デモクラシー講座・第Ⅲ期」第7回の開催予告チラシから内容を転機しておきます。
(引用開始)
公開連続講演会
立憲デモクラシー講座III第7回
特別企画:ポスト真実時代における学問の自由−講演と討論
講演:矢内原事件を問いなおす―矢内原忠雄と塚本虎二
赤江達也
本会代表者、世話人以外の登壇者紹介
日時:7月20日(金)18:30-20:30(18:99開場)
(引用終わり)
いつものように、UPLANさんが動画をアップしてくださっています。
54分~ 討論
54分~ 司会 山口二郎氏(法政大学教授)
1時間13分~ 日比喜高氏(名古屋大学准教授)
1時間31分~ 赤江達也氏
1時間36分~ 石川健治氏
1時間44分~ 日比喜高氏
1時間46分~ 会場発言
私も一応全編視聴しましたが、正直言って「難しかった」。総合司会を務めた小原隆治さん(早稲田大学教授)によれば、8月は夏休みとし、9月以降の新シーズンで、時間切れとなったこの日の企画の第2弾を考えようと思う、ということでした。次は、視聴する方も、第1回の下地があるので、もっと理解が進むだろうか?
(参考サイト)
山口二郎「科学研究費をめぐる学者攻撃にみる病理」(WEBRONZA)※有料記事
(弁護士・金原徹雄のブログから/立憲デモクラシー講座)
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2015年12月12日
山口二郎法政大学教授による「戦後70年目の日本政治」一応の総括~12/11立憲デモクラシー講座 第3回)
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中野晃一上智大学教授による「グローバルな寡頭支配vs.立憲デモクラシー」~1/8立憲デモクラシー講座第4回)
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2018年3月3日
「立憲デモクラシー講座・第Ⅲ期」第3回・石田淳氏(東京大学大学院総合文化研究科教授)「安全保障のディレンマと立憲デモクラシー」のご紹介
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「立憲デモクラシー講座・第Ⅲ期」第4回・上西充子氏(法政大学キャリアデザイン学部教授)「働き方改革という策略―裁量労働制と高度プロフェッショナル制度をめぐって」のご紹介
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(弁護士・金原徹雄のブログから/YouTube版・立憲デモクラシー講座)
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