飯島滋明さんの講演「自民党改憲案にどう向かい合うか~私たちの具体的な対抗策は~」レジュメ紹介~第15回 守ろう9条紀の川市民の会 憲法フェスタ」にて
2018年11月12日配信(予定)のメルマガ金原No.3329を転載します。
昨日(11月11日)、和歌山市河北コミュニティセンターを会場として、紀の川北岸に居住する和歌山市民によって結成された「守ろう9条 紀の川市 民の会」による、回を重ねて15回目の憲法フェスタが開催されました。
2005年1月に結成総会を開いた同会は、毎年欠かすことなく、総会(概ね春)と憲法フェスタ(概ね秋)を開催してきました。憲法フェスタについては、創立当初、年に2回開催した年があったため、今回が第15回となっています。
私も、結成時から運営委員に名前を連ね、当初は名前だけであったことを反省(?)し、やがって実質的な運営に関わるようになって現在に至っています。
地域9条の会としては、休止状態に陥ることなく、継続して活動してきたこと自体が重要な成果だと思いますが、同会の著しい特色として、このような地方の小さな9条の会としては、大胆にも、多くの憲法研究者の皆さんを記念講演の講師としてお招きしてきました。
2012年の第9回憲法フェスタの吉田栄司先生(関西大学教授)から、今年の飯島滋明先生(名古屋学院大学教授)まで、全部で9人の憲法研究者の皆さんにご講演いただいてきました。その皆さんというのは、以下の方々です。
森英樹名古屋大学名誉教授(2014年総会)
石埼 学龍谷大学教授(2016年総会)
植松健一立命館大学教授(2017年総会)
飯島先生からは、テーマに沿った72枚のパワーポイントのスライドが事前に送られ、これを印刷したものが当日の参加者にレジュメとして配布されました。
私の拙い要約で飯島先生のお話の内容をご紹介するよりは、このレジュメをまるごとお読みいただく方が適当であると思い、飯島先生に私のブログへの全文転載をお願いしたところ、ご快諾いただくことができました。
飯島先生には、90分という限られた時間の中で、精一杯熱く語っていただけました。ただ、十分な質疑応答の時間を用意できなかったのは、主催者として申し訳なかったなと思います。
なお、第15回憲法フェスタを事前に告知した私のブログと、昨日のフェスタ終了後、Facebookに6回に分けて投稿した写真レポートを私の第2ブログ(あしたの朝 目がさめたら 弁護士・金原徹雄のブログ2)にまとめたものをご紹介しておきます。
2018年8月23日
2018年11月12日
最後に、長年「守ろう9条 紀の川市 民の会」運営委員として、同会の発展に尽力してこられた網本和代さんが今年の9月末に逝去されたことは、私たちにとって非常に大きな痛手でした。
特に、憲法フェスタにおける地域住民の皆さんが手作りの作品を持ち寄って交流する「展示の部屋」の実質的なプロデューサーとしての網本さんの功績は多大であり、果たして今年の憲法フェスタで「展示の部屋」を続けられるのか?と私などは大変心配しましたが、多くの会員の皆さんのご尽力により、立派な作品が多数寄せられ、「展示の部屋」が賑わっていたことをご報告したいと思います。
そして、午後の部の冒頭、原通範代表から、「今年の憲法フェスタを網本和代さんに捧げたい」という発言が主催者挨拶の中で行われたことに、多くの役員、会員が満腔の賛意をいだいたものと確信します。
なお、本ブログに掲載した飯島滋明先生の写真2枚は南本勲さんの撮影によるものをご提供いただきました。また、会場内全景の写真は金原撮影によるものです。
(飯島滋明先生レジュメから引用開始)
スライド1
2018年11月11日
スライド2
・憲法改正誓いの儀式
・「日本で一番大切なのは皇室」(城内実氏発言)
※金原注 2012年5月10日、創生「日本」という議員連盟(当時の会長は安倍晋三氏ですが、まだ自民党総裁に返り咲いていません)の第3回東京研修会における出席議員の発言です。もともと、主催団体が公開した3分割の全編動画があり、その3本目に収録
されていたものですが、そのうち「これは凄い(ヒドイ)」という聴き所(?)を抜粋した動画を編集してYouTubeにアップした人があり、一気に知られるようになりました。
以下に、公式動画と非公式動画を並べてご紹介します。
創生「日本」第3回東京研修会③(53分~)
9分~ 稲田朋美氏
17分~ 長勢甚遠氏
19分~ 城内実氏
スライド3
どう思います?
※金原注 憲法改正プロジェクトチーム「論点整理」(平成16年6月15日)
スライド4
国民投票の問題点
⇒しかしそう簡単ではない。
スライド5
・「独裁者ほど国民投票を好む」
スライド6
フランスでも「国民投票」に警戒的
・Bernard Chantebout,Droit constitutionnel,26edition,Dalloz,2009,p.208.
スライド7
しかも・・・・・
「投票」は必ずしも国民意志を正確に反映せず。
例 2017年10月の衆議院選挙
自公で3分の2議席以上
国民はそんなに自公政権を支持?
「投票制度」自体で主権者意志はいくらでもゆがめられる。
スライド8
「改憲手続法」も国民意志を正確に反映する「しくみ」になっていない。
①「金で買われた憲法改正」
②「デマで欺かれた憲法改正」の危険性
①に関して
「国民投票運動CM」は投票14日前まで可能(法105条)。
圧倒的な経済力を持つ団体などがテレビCMを買い占め、憲法改悪に関する意見を一方的に宣伝し、国民を洗脳する状況が生じる可能性。
※金原注 日本国憲法の改正手続に関する法律(平成十九年法律第五十一号)
スライド9
②に関して
期間が短いため、一時的な国民感情で投票が行われる危険性。
2018年2月の名護市長選挙、6月の新潟知事選挙、9月の沖縄知事選挙での「デマ」
スライド10
【2】安倍自公政権の政治の本質「戦争できる国づくり」
「戦争できる国」になることで、例えば
野中 広務氏(元自民党幹事長)
加藤 紘一氏(元自民党幹事長)
小池 清彦氏(元防衛官僚)が主張。
スライド11
①徴兵制
・現代のハイテク化した戦争では「徴兵制」は不要と安倍政権は主張。
しかし、ハイテク化しているので、子どもや女性でも可能。
「飯島さんでも3日あれば軍人として利用できる」との元自衛官の発言(2016年4月)。
80歳を超えた女性でも、車の運転ができれば「使い捨て」の兵士にすることが可能。
②徴用制
技術者や医療関係者はすでに戦場に派遣。
船員も予備自衛官に。
スライド12
「徴用」の可能性がないと言えるか。
「戦闘による死傷者が出て志願者が減った場合、やむをえず〔徴兵制が〕導入されるかもしれません。それよりも医師や看護師、運送業や建築業に携わる民間人を強制的に動員させる“徴用”の方が実現が高いと言えます」
『週刊女性』2013年1月15日号での私(飯島滋明教授)の発言。
スライド13
看護師
スライド14
・周辺事態法(1999年)や有事三法(2003年)制定の際、自民党は看護師を強制的に戦場に行かせる法律を制定させようとした。
「緊急事態条項」があれば、首相の「政令」でこうした措置が可能。
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「女性」も戦場に
『週刊女性』2017年5月30日号
今まで女性自衛官は戦闘部隊に配備されなかった。
砲撃で服がなくなる⇒裸にされる
戦闘相手に身体拘束されたら大変な目に。
※金原注 飯島教授のコメントが掲載された週刊女性の記事。
(週刊女性2017年5月30日号)
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【3】憲法改正のうごき
・安倍首相は憲法改正に積極的。
(2018年8月12日山口にて)
改憲の項目
・緊急事態条項
・合区解消
・高等教育の無償化(のちに充実化に)
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「改憲」にむけた体制づくり
・加藤勝信氏を総務会長
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・改憲実現に向けて国民運動を展開し、世論の機運を高めるため。
スライド19
・「事理対は、違憲かもしれないけれども、何かあれば、命を張って守ってくれ」というのは、あまりにも無責任です」(2017年5月3日安倍首相発言)
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⇒自衛隊が世界中で戦うのを認めることに。
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2018年3月自民党たたき台素案
・9条の2
①前条の規定は、我が国の平和と独立を守り、国及び国民の安全を保つために必要な自衛の措置をとることを妨げず、そのための実力組織として、法律の定めるところにより、内閣の首長たる内閣総理大臣を最高の指揮官監督者とする自衛隊を保持する。
②自衛隊の行動は、法律の定めるところにより、国会の承認その他の統制に服する。
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こうした憲法改正が実現すれば
・「後法優位の原則」により、戦争や武力行使などを禁止する9条1項、戦力の不保持・交戦権を否認した9条2項は無力化。
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(2)戦場に行かされる自衛隊
2016年7月10日南スーダン ジュバでの戦闘の状況
※金原注 報道を2つ紹介します。
AFP 2016年7月10日 8:21 発信地:ジュバ/南スーダン
南スーダンの首都ジュバで戦闘、兵士150人以上死亡
東京新聞 2017年12月18日 朝刊
<検証 南スーダンPKO> (1)襲撃された宿営地 突然、戦闘の中に
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自衛官はどう思う?
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24~26 動画の紹介
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(3)自衛隊のリスク
①負傷した場合のリスクに対応できる?
戦場では手足を失う可能性
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②「身体拘束」のリスク
この答弁に自衛官は納得する?
※金原注 上記岸田外相の答弁を詳しく取り上げた私のブログをご参照ください。
2015年8月25日
半田滋さんの論説『「捕虜」になれない自衛隊』を読む
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飯島滋明、清末愛砂ほか編『安保法制を語る!自衛隊員・NGOからの発言』(現代人文社、2016年)
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『読売新聞』2013年4月17日付
「実力組織が侵略を阻止するために戦う時に、軍隊として認知されていなければジュネーブ条約上捕虜として取り扱われることはない」
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(4)徴兵制・民間人徴用の可能性?
自民党の政治家や防衛官僚が危惧するように
海外の戦争で死傷者⇒自衛隊への志願者の減少⇒徴兵制
という事態がないといえるか。
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どちらを自衛官は望むか
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元陸上自衛官末延隆成氏の発言
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現地が危険になったので、撤退したいと隊長に打診
↓
隊長は許可せず。「現場に来て確認してほしい」と打診
↓
隊長は「部族長との会議」などの名目で現場には来なかった。
隊員はその隊長を「牟田口さん」と呼んでいた。その隊長とは?
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・「1931年9月、日本軍は中国の満州地方を宣戦布告なしに侵略(invades)する」
(スイス・ジュネーブにある「国連人権理事会」の資料室の展示)
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オーストラリアのダーウィンにある軍事博物館での写真
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※金原注 戦前の新聞報道の映像が紹介されています。
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しかもオーストラリア国立戦争記念館で
連合国は巨大な悪(immense evil)を打ちのめした。
「巨大な悪」とはドイツ、イタリア、そして日本
オーストラリア本土を攻撃したのは日本だけ。
オーストラリアにとって「第2次世界大戦」とは主に日本との戦い。
「巨大な悪」と言われる行為を日本軍は実行。
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旧フォード博物館(シンガポール)
・強姦
・日本軍「慰安婦」
・略奪者のさらし首
・赤ちゃんを意味なく銃剣で突き刺す(bayonet)
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・2016年2月17日、日本軍「性奴隷」(いわゆる日本軍慰安婦)の被害を訴え、安倍首相などの謝罪を求める元犠牲者のジャン・ラフ・オハーン氏の証言を放映するオーストラリアのテレビ THE WORLD
榎澤幸広・奥田喜道・飯島滋明編『これでいいのか 日本の民主主義 失言・名言から読み解く憲法』(現代人分社、2016年)132頁)
スライド41~42
オーストラリアのテレビ THE WORLD の映像紹介。
スライド43
スライド44
日本の侵略戦争により、近隣諸国の民衆2000万人から3000万人が犠牲
日本軍「慰安婦」のように、殺されなくても被害を受けた人も
日本の戦死者約310万人
第2次世界大戦では、5000万人から8000万人の犠牲者
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・「武力では平和を作れない」というのは、第1次世界大戦、第2次世界大戦という悲惨な戦争を通じて人類が経験してきた事実。
・だから国連憲章2条4項では「武力不行使の原則」。
・2016年12月19日、国際社会では「平和への権利宣言」が国連総会で採択。
平和への権利国際キャンペーン・日本実行委員会編『いまこそ知りたい 平和への権利 48のQ&A』(合同出版、2014年)
※金原注 「平和への権利宣言」の英日対訳を私のブログでご紹介しています。
2017年2月22日
国連「平和への権利宣言」(2016年12月19日総会にて採択)を読む
スライド46
・こうした非人道的な侵略戦争を起こした権力者や軍の上層部は「公教育」や「イエ」制度、「靖国神社」を利用して「愛国心」を植えつけ、「愛する国のために死ね」と国民には死を強要しながら、自分たちはいざとなれば真っ先に逃げた!
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(例1)満州
「軍人や役人はすぐに逃げ、祖母たちは取り残され・・・」
残された女性や子ども、老人はソ連軍などに蹂躙。
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(例2)沖縄
・犠牲者20万人
・市民9万4千人
・沖縄県民の4人に1人が犠牲
スライド49
いわゆる「松代大本営」
スライド50
こうした悲惨かつ無責任な戦争を二度と権力者や軍上層部にさせないため、憲法では徹底した平和主義
「日本国民は、・・・政府の行為によって再び戦争の惨禍が起こることのないようにすることを決意し」(憲法前文)
こうした憲法を変え、「戦争できる国作り」を認めても良いか。
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そうはいっても中国・北朝鮮は脅威?
②中国や北朝鮮と本当に戦争するつもり?
大都市に人口が集中する日本が戦争可能性か。
日本に80発の核攻撃の可能性。
サイバー攻撃で日本は壊滅的破壊。
戦争など考える方がよほど平和ボケ。
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・もちろん、普通の人間は戦争を望まない。しかし・・・国民を戦争に参加させることは、常に簡単だ。・・・国民には、脅威にさらされていると言い、平和主義者には愛国心が欠けており、国を危険にさらすと批判すればいい。この方法はどんな国でも効果がある」
(ヒトラーの後継者ヘルマン・ゲーリング)
スライド53
北朝鮮の脅威?
「完全シュミレーションからできることは限られていることがわかります。まずは撃たせないようにすることが大事。そのために必要なのが外交努力であり、これがいま最も求められている」(池上さんのコメント)。
スライド54
・「〔特攻〕隊員の多くは、戦争をしてはならない。平和な日本であるように、ということを言っていました」(特攻基地知覧で「特攻の母」と言われた鳥濱トメさんの発言)。
・二十有余ノ今日ニ至ル迄厚キ御愛情ヲ受ケ、何一ツ孝行モ出来ズ御心配バカリカケ申シ訳御ザイマセン。厚ク御礼申シ上ゲマス。
(北海道出身特攻隊員1945年4月3日出撃戦死23歳)
スライド55
過去の話ではない「自衛隊員の遺言」
●様(●には妻の名前)
・楽しい人生ありがとう。
・犬達の事をよろしく御願いします。
・体を養生して幸せに長生きしてください。
・色々とありがとう。感謝しています。 隆
飯島滋明、清末愛砂、榎澤幸広ほか『安保法制を語る!自衛隊員・NGOからの発言』(現代人文社、2016年)29頁
スライド56
こうした特攻隊員たちの思いを無にし、再び海外で戦争のできる日本にしても良いのか。安倍氏の言う「積極的平和主義」の名目で、再び海外で戦争のできる国にしても良いのか。
・子どもや孫の世代のために、私たちは真剣に政治にとりくむことが必要。
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【6】憲法改正阻止にむけて
①緊急事態条項
「戦争遂行」「反政府的言動の弾圧」の手段
スライド58
・憲法29条では「所有権」が保障。戦争の際に軍が円滑に行動するためには、土地や建物、物資などを取り上げる必要。
・戦場での負傷者への対応のために医師や看護師、薬剤師、基地などの建設のために建築や土木業者なども戦場に送る必要。
・いちいち法律を制定していたのでは迅速な対応は不可能。
・戦争遂行のためには首相などに無制限の権限を認める緊急事態条項が必要。
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②教育の無償化(充実化)
教育の無償化・充実化は法律制定で十分。
スライド60
③合区解消
『日経新聞』2018年2月20日付社説
「合区解消案は利己的すぎる」
スライド61
『産経新聞』2018年2月21日付社説
「合区解消の改憲案 無理に無理を重ねるのか」
・「自民党は、合区では地方の声が国政に反映されにくいとし、現行の47都道府県を単位とする参院選挙区にこだわった。合区対象県には自民党の強固な支持基盤があるという現実を前に、党利を図っているとみられても仕方ない」。
スライド62
(2)国民投票そのものの危険性
スライド63
①「政党新設禁止法」
②「遺伝病子孫予防法」
③「国民の敵・国歌の敵の財産没収法」
④「国民投票法」など。
スライド64
・国際連盟脱退(1933年11月)
・ヒトラーを総統に(1934年8月)
・オーストリア併合(1938年4月)
スライド65
国民投票で負ければ、
2016年6月、イギリスの国民投票でEU穎脱という結果。
⇒キャメロン首相は辞職。
⇒レンツィ首相は辞職。
⇒橋下徹氏は辞職。
スライド66
・国民投票が行われるのは、権力者に都合の良い結果が出る可能性が高い時と警戒する必要性。
スライド67
①「国民投票広報協議会」(法11条など)の構成は会派ごと(法12条3項)。
②「国民投票運動CM」は投票14日前まで可能(法105条)。
③「意見表明CM」は直前まで行われる可能性。
圧倒的な経済力を持つ団体などがテレビCMを買い占め、憲法改悪に関する意見を一方的に宣伝し、国民を洗脳する状況が生じる可能性。
※金原注 日本国憲法の改正手続に関する法律(平成十九年法律第五十一号)
スライド68
④公務員や教師が地位を利用して国民投票運動を行うことが禁止(103条)。
⑤「組織的多数人買収及び利害誘導罪」で禁止されるのがどのような行為か不明確。
⑥国民投票の際の公平原則(105条)。
スライド69
※不十分な周知期間
SNSでのデマ、国民投票の際のデマへの対応
2018年6月の新潟知事選挙では、
①選挙後、池田氏の男女問題が週刊誌で報道
②「拉致問題は創作」との論文を書いた
とのデマが右翼陣営から発信。
スライド70
・2019年夏には参議院選挙。
スライド71
そこで以下の①②を同時に
スライド72
市民への働きかけ
①憲法改正に反対する市民
②憲法改正に賛成する市民
③憲法改正の是非について意見がない市民
③の市民に「自分に関係がない」と思わせない説明の必要性。「分かりやすい説明」
(引用終わり)
(付記・8人の憲法研究者の講演録を読む)
私のブログと併せ、過去何度かご紹介していますが、9人目の憲法研究者・飯島滋明教授をお招きした講演会のレジュメをご紹介したのを機に、もう一度、過去の8人の憲法研究者の皆さんの講演要旨をまとめてご紹介しておきます。
2018年3月24日(土) 第14回 総会
講演録① 会紙「九条の会・わかやま」346号
講演録② 会紙「九条の会・わかやま」347号
講演録③ 会紙「九条の会・わかやま」348号
2017年11月3日(金・祝) 第14回 憲法フェスタ
本 秀紀氏(名古屋大学大学院教授)
安倍政権の9条破壊を許さない~海外で戦争する『自衛隊』は認められない~
講演録① 会紙「九条の会・わかやま」336号
講演録② 会紙「九条の会・わかやま」337号
講演録③ 会紙「九条の会・わかやま」338号
2017年4月1日(土) 第13回 総会
植松健一氏(立命館大学教授)
安倍首相はなぜ憲法(constitution)を変えたいのか
講演録① 会紙「九条の会・わかやま」321号
講演録② 会紙「九条の会・わかやま」322号
講演録③ 会紙「九条の会・わかやま」323号
2016年4月2日(土) 第12回 総会
戦争法は廃止、憲法9条が輝く日本を取り戻そう~今、私たちにできること~
講演録① 会紙「九条の会・わかやま」296号
講演録② 会紙「九条の会・わかやま」297号
講演録③ 会紙「九条の会・わかやま」298号
2015年11月3日(火・祝) 第12回 憲法フェスタ
高作正博氏(関西大学教授)
「戦争法制」で日本はどんな国になるのか~私たちはどう対抗すべきか~
講演録① 会紙「九条の会・わかやま」285号
講演録② 会紙「九条の会・わかやま」286号
講演録③ 会紙「九条の会・わかやま」287号
講演録④ 会紙「九条の会・わかやま」288号
2014年11月8日(土) 第11回 憲法フェスタ
清水雅彦氏(日本体育大学教授)
ちょっと待った!集団的自衛権~日本を戦争する国にさせない~
講演録① 会紙「九条の会・わかやま」260号
講演録② 会紙「九条の会・わかやま」261号
講演録③ 会紙「九条の会・わかやま」262号
2014年3月30日(日) 第10回 総会
森英樹氏(名古屋大学名誉教授)
「国家安全保障基本法」は戦争体制を作りあげるもの
講演録① 会紙「九条の会・わかやま」243号
講演録② 会紙「九条の会・わかやま」244号
講演録③ 会紙「九条の会・わかやま」245号
金原ブログ「森英樹氏講演会を開催しました(守ろう9条 紀の川 市民の会・第10回総会)」
2012年11月3日(土・祝) 第9回 憲法フェスタ
吉田栄司氏(関西大学教授)
講演録① 会紙「九条の会・わかやま」205号
講演録② 会紙「九条の会・わかやま」206号
講演録③ 会紙「九条の会・わかやま」207号