首都圏反原発連合「2018.11.11 原発ゼロ☆国会前集会」を視聴する~ふくしまボトムズfeat.梅津和時によるオープニング・ライブは心にしみます
2018年11月23日配信(予定)のメルマガ金原No.3340を転載します。
久しぶりに首都圏反原発連合のホームページを閲覧したところ、トップページに、「第1回目は2012年、3月29日でした。7年目に突入しました。」という赤い文字が並び、その上に、以下の動画が埋め込まれていました。
【再稼働反対!首相官邸前抗議】(1分15秒)
2012年3月29日といえば民主党の野田佳彦政権の時代でした。それから丸6年8か月(そのうち、5年11か月は安倍晋三政権)、今日(11月23日)まで、毎週金曜日夜の「再稼働反対!首相官邸前抗議」を続けてきたのですから、その持続力にはただただ頭が下がります。
去る11月11日(日)午後2時から行われた「2018.11.11 原発ゼロ☆国会前集会」の動画がアップされていましたので視聴しました。是非皆さまもご覧になっていただきたいと思います。
なお、私が見つけた「shusei ch1」さんによる動画については、【全編動画】を以下にご紹介しますが、発言者(出演者)ごとの動画(19分割)も併せてアップされていますので、以下のページから選んで視聴していただくこともできます。
さらに、特別サービスとして(?)、視聴の目安時間を示して登壇者のお名前を紹介した部分をクリックしていただくと、個別動画に飛べるようにリンクしてあります(「弁護士・金原徹雄のブログ」の場合)。
動画のご紹介に先立ち、フライヤー裏面(及びホームページ)に掲載された開催趣旨を引用しておきます。
(引用開始)
自民党総裁選は、安倍三選という残念な結果に終わりました。石破茂氏が反旗をひるがえしたとは言え、ほとんどの自民党国会議員は安倍政権続投を選んだのです。原発の問題だけでなく全ての政策において、国民意識と乖離し、自浄能力のない絶望的な政権与党に蝕まれた国会では、民主主義という前提はもはや通じなくなっており、多くの人々が新しい政権の誕生を望んでいます。
政府は原発事故の収束もできないまま、各地の原発の再稼働を進めています。福島第一原発の放射性物質トリチウムを含む汚染水90トンの海洋放出を進めようとしていますが、公聴会などで批判が相次いでいます。また、オリンピックに向け原発事故を無かったことにするかのように、福島県内の約2400台のモニタリングポストを2020年度までに撤去する方針を決定しましたが、住民説明会で反対意見が続出しています。
世界では、コストダウンが進んだ再生可能エネルギーが大きなブームを起こし、日本国内においても、一般企業などによって再エネの事業が取り組まれています。しかし、政府は、発送電の問題はもとより、『再生可能エネルギーの固定価格買い取り制度』(FIT)において、事業者や家庭から買い取る太陽光発電の価格を半額以下にする方針を固めるなど、再エネの浸透を妨害し続けています。
安倍政権は、脱原発世論が圧倒的に優勢であるにもかかわらず、先の通常国会で立憲民主党など野党が共同提出した『原発ゼロ基本法案』を吊るし、審議しませんでした。その上、原発維持・推進前提の『第5次エネルギー基本計画』を閣議決定しました。安倍政権である限り政策障害が続き、原発ゼロは実現しないでしょう。来年の参院選をにらみ、原発ゼロの新政権の誕生に向け、力を合わせて進みましょう!
(引用終わり)
冒頭~ 開会
17分~ 主催者挨拶 ミサオ・レッドウルフさん
51分~ 篠原篤一さん ライブ
57分~ 古賀茂明さん(元経産官僚・改革はするが戦争はしない「フォーラム4」代表)
1時間20分~ 首都圏反原発連合より 告知&コール
1時間39分~ 鈴木孝弥さん(音楽ライター、翻訳家)
1時間58分~ エンディング・ライブ 炎上寺ルイコさん
ボーカルは、おおたか静流さんなんですね。
●ふくしまボトムズ
福島在住のミュージシャンを中心に結成したバンド。福島を愛し福島の今を見つめながら、主に福島県内で音楽を発信しています。
コージ・シャンティ(ディジュリドゥー)
ペッパー・陽介(ベース)
ホヅミ・ペイジ(ドラムス)
おおたか静流(ボーカル)
熊谷陽子(アコーディオン)
松井亜由美(バイオリン)