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樋口健二氏と小出裕章氏の講演会&トークディスカッション「世界が核で滅びる前に~日本中で原発廃炉の波を起こしたい!~」(10/16)動画(UPLAN)のご紹介

 今晩(2016年10月20日)配信した「メルマガ金原No.2605」を転載します。
 なお、「弁護士・金原徹雄のブログ」にも同内容で掲載しています。
 
樋口健二氏と小出裕章氏の講演会&トークディスカッション「世界が核で滅びる前に~日本中で原発廃炉の波を起こしたい!~」(10/16)動画(UPLAN)のご紹介

 今日は、「週刊金曜日」発行人である北村肇さんの講演会を聴きに出かけていたため、帰宅が遅くなりました。
 非常に歯切れの良い北村さんのお話で特に印象深かった点を2、3アトランダムにご紹介しておきます。
 
〇安倍政権は「壊憲」を目指しており、「緊急事態法」の制定こそ警戒しなければならない。
〇マスコミを動かすためには、視聴者・読者としての意見を各社に届けること。ただし、新聞社の社会部や政治部宛に手紙を送ってもゴミ箱直行の恐れが高いが、社長宛に出せば、ゴミ箱には行かない(出すなら社長宛に)。
〇NHKの解説委員が全員「脱原発」の旗幟を鮮明にした深夜の討論番組が放送されて驚いた人も多いと思うが、その背景には、籾井会長を辞めさせたい政権と、絶対辞めたくない会長の対立があり、その間隙を縫っての企画ということらしい。だから、籾井会長を辞めさせればそれで必ず良くなるというものでもない(もっとひどい人間を政権が送り込むかもしれない)。
 
 さて、今晩のメルマガ(ブログ)で何を取り上げようかと考えたのですが、私自身、まだほとんど視聴できていないものの、いずれ時間を作って、少しずつでも視聴したいと考えている動画をご紹介することとしました。
 それは、Mamademo(ママデモ)が主催した樋口健二氏と小出裕章氏の講演会&トークディスカッション「世界が核で滅びる前に~日本中で原発廃炉の波を起こしたい!~」(2016年10月16日(日))という、非常に魅力的な企画です。
 一橋大学・国立西キャンパス本館21教室を会場としたこの企画、何しろ午後2時からスタートして、午後6時に終了するという長時間企画であり、これだけでも内容の充実ぶりが想像されるというものです。
 
 小出裕章さんについてはご説明の必要もないでしょうが、昨年、長年勤務された京都大学原子炉実験所を定年で辞められた後、長野県松本市に転居されてからも、依頼の内容によって引き受ける先を絞っておられるようですが、それでも活発な講演活動をされています。
 また、被曝労働などの取材で知られる報道写真家・樋口健二さんは、1937年生まれの79歳。今回の講演動画を拝見しても非常にお元気、というか、「弱ってなどいられない」という意思の力がみなぎっているという印象を受けます。
 
 10月16日に行われた講演会&トークディスカッションの模様を撮影したUPLANの三輪祐児さんは、Facebookで動画を紹介するにあたり、そのコメント欄で、「樋口さんの姿を見るとそれだけで感動で胸がつまります。人生の大先輩であり、最も尊敬する写真家であり、そしてこれほどまでに愛情に溢れた人を他に知りません。」とまで書かれていました。
 それでは、2本に分割されたその動画をご紹介します。
 早く私も全編を視聴したいと思います。
 
20161016 UPLAN【前半】小出裕章「生命と被曝」(樋口健二さんと小出裕章さんのコラボトーク)(1時間08分)

3分~ 小出裕章氏講演
 
20161016 UPLAN【後半】樋口健二さんと小出裕章さんのコラボトーク(2時間55分) 

3分~ 樋口健二氏講演
1時間48分~ 樋口健二氏&小出裕章氏 トークディスカッション