今晩(2012年11月25日)配信した「メルマガ金原No.1179」を転載します。
「脱原発」議員を国会に送ろう!
いよいよ衆議院議員総選挙が、12月4日公示、16日投票と迫ってきました。
「憲法」、「消費税」、「TPP」など、選択のための重要な指標はいくつかありますが、「脱原発」についての各政党の本気度が、「誰に、どの政党に投票するか」を決める際の非常に重要な目安になるべきことは言うまでもありません。
とはいえ、これだけたくさんの政党が雨後の筍よろしく次々と登場したと思ったら合体していたりして、訳が分からないという人もいるかもしれず、そのあげく、「棄権」などということになってはどうにもなりません。
従って、スローガンは、
1 投票に行こう!
2 「脱原発」議員を国会に送ろう!
ということになります。
特設コーナー 脱原発「あなたの選択」プロジェクト
「原発のない未来のために→あなたはどの政党を選択しますか。」
ポスター・フライヤーpdf
「首都圏反原発連合」からのアピールをご紹介します。
(引用開始)
私たち首都圏反原発連合は昨年3月に発生した福島第一原子力発電所の深刻な事故の後もなお、原発の危険性や甚大な被害を無視し、まともな安全対策もとらぬまま出鱈目なプロセスで再稼働を進め、国民の9割が支持する「原発ゼロ」を後退させてきた政府や官僚、利益団体、原子力事業者等に対し反原発、再稼働反対の声を上げてきました。
毎週金曜日の首相官邸前抗議は30回以上に及び、毎回数万人以上が参加、6月・7月の抗議については20万人が参加しています。また、同じく毎週金曜日全国100以上の地域で同時刻同時多発的に原発の抗議行動が繰り広げられてきました。さらに、2030年での原子力発電の割合を求めるパブリックコメントでは9割が「原発ゼロ」を求めました。
ところが、政府は大飯原発をろくな検証もなく電力が足りないと国民を脅しすかし再稼働させました。原子力規制委員会の人事については原子力ムラの中心人物が占める違法まがいの人事で国会同意すら得られていないまま安全精査を開始しています。
今なお福島の人々は16万人が避難生活を強いられ、故郷に帰ることができない人々がいる中、国民の安全や命の問題は置き去りにされたままです。
これほど非民主的で政治に侮辱され、国民の安全がないがしろにされたことが明示されたことがあったでしょうか。民主主義の軽視と言わざるを得ません。
世論喚起のために、首都圏反原発連合ではポスターとフライヤーを作成しました。
このポスターやフライヤーを参考に政策を精査し比例区での政党を考え、小選挙区で議員一人一人を見極め、脱原発の意思を国会に送り込みましょう。
(引用終わり)
ポスターは1枚から、フライヤーは50枚から全国発送してくれるようです。
フライヤー申込フォーム http://coalitionagainstnukes.jp/?page_id=1863
是非申し込んで活用しましょう。
以上は、「首都圏反原発連合」の取組ですが、この他にも、様々な取り組みや呼びかけがなされていますので、いくつかご紹介します。
「このサイトでは、『総選挙で脱原発の候補者を選ぶ人』を増やす をテーマに、『選
挙で脱原発を実現する』ための取り組みや提案、市民が中心になって行っている様
々な活動を提案/サポート/お伝えしています」
田中優 「本物の脱原発の見分け方」 (2012.9.3).wmv(You Tube)(1分54秒)