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11/25東京都知事候補・予定者合同討論記者会見(自由報道協会)

 今晩(11月27日)配信した「メルマガ金原No.1181」を転載します。

11/25東京都知事候補・予定者合同討論記者会見(自由報道協会)
 
 一昨日(11月25日)夕刻、東京麹町において、「東京都知事候補・予定者合同論記者会見」(主催:自由報道協会)が行われました。
 参加者は、
  猪瀬直樹氏 
  宇都宮けんじ氏
  笹川尭
  松沢しげふみ氏
の5名でした。
 ニコニコとIWJ(チャンネル5)による中継が行われ、IWJのアーカイブ映像がしばらくの間は非会員でも無料視聴できます。
 
 衆議院選挙の影響で、この合同討論記者会見もすっかり埋没しており、大手メディアで大きく取り上げたところなどあったのでしょうかね?(見落としているのかもしれませんが)。
 
 とりあえず、東京新聞の報道をご紹介しておきます。
(引用開始)
出馬予定者 初の討論会 2012年11月26日
 東京都知事選の立候補予定者による合同討論会が二十五日夜、千代田区であった。主な立候補予定者が公開の場で討論するのは初めて。
 自由報道協会(東京)の主催。都副知事の猪瀬直樹(66)、前日本弁護士連合会会長の宇都宮健児(65)、元自民党総務会長の笹川尭(77)、発明家の中松義郎(84)、前神奈川県知事の松沢成文(54)の五氏が出席した。
 猪瀬氏は被災地支援や東京電力改革などの実績を紹介し、石原都政を「都の財政再建を果たした」と評価。宇都宮氏は脱原発の推進や福祉予算の充実を掲げ「生活者の視線で政策を実現する」と訴えた。
 笹川氏は「同世代の石原慎太郎氏の辞職は残念。孤独死などないよう人間の絆を大切にする」。中松氏は「東京の経済産業を活性化させたい」と話した。松沢氏は「肥大化した都庁はもっと改革できる」と話し、女性の副知事登用も約束した。
(引用終わり)
 
 ただ、こう通り一遍ではあまり参考にならないかもしれません。
 それなら、ユースト中継を全部視聴すればよいようなものの、さすがに2時間以上の録画を通しで視るのはしんどいので、田中龍作ジャーナルの記事をご紹介しておきます。なかなか鋭く猪瀬直樹候補の原発に対する態度を追及しています。
 その末尾の部分だけ引用します。
(引用開始)
 猪瀬副知事が本音を出すのは、それから間もなくだった。フリーランスの大川豊(大川興業総裁)氏が「東京をどんな都市にしたいか?」と質問すると、猪瀬氏は「電気の輝きを維持しなければいけない」と答えたのだった。
 宇都宮氏は「住んで良かったと思える街。高い建物(高層ビル)があっても路上生活者がたくさんいるような街は幸せじゃない」。
 猪瀬氏はさすが石原前知事の後継者らしく開発に重きを置き、強者の論理を振りかざす。
 貧困問題に長年取り組んできた宇都宮氏は、開発よりも生活していくことが大事、と説いた。
(引用終わり)