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2/12「がれき最終決着に向けての全国交流集会」開催

 今晩(2013年2月12日)配信した「メルマガ金原No.1262」を転載します。
 
2/12「がれき最終決着に向けての全国交流集会」開催
 
 本日(2013年2月12日)午後、参議院議員会館において、「がれき最終決着に向けての全国交流集会」が開かれました。
 
 主催の「326政府交渉ネット」サイトから開催案内を引用します。
(抜粋引用開始)
 がれきの広域化は、ようやく音を立てて崩れつつあります。宮城県発の最悪持ち込み先、北九州市へのがれき持込みを断念させ、宮城県発は、女川町から東京都への持ち込みや石巻の廃畳、建設廃材を含め、24年度(25年3月31日)で終息することが分かりました。(東京都の場合、新たに岩手県陸前高田から産廃系の持ち込みが俎上に上っています。)
 岩手県発のがれきも、埼玉県への持ち込みは、昨年12月で終了しました。野
田村からの広域化必要量は、昨年5月には5万トン、8月には1万トン、そして実際に処理してみたら約千トンぐらいだったというのです。必要量は、数か月の間に50分の1です。住民の監視がなければ、数十億円の無駄使いが行われていました。各地で住民監査が行われ、オンブズマンが動き出した結果、どんぶり勘定が出来なくなったと考えられます。
 8000Bq/kgをこえる指定廃棄物を焼却処理するための小型焼却炉を建設す
る福島県動きが出ています。またアスベストも基準を超える個所が17か所も出たことが毎日で報道されました。
 全国の最前線からの報告と問題提起を受け、326政府交渉ネットから全国状
況を踏まえた環境省への質問を含む提案をご相談し、3月の環境省交渉に臨みます。
(引用終わり)
 
 IWJチャンネル5によりユースト中継が行われました。
 
がれき最終決着に向けての全国交流集会(第1部)報告と記者会見
 ※青木泰さんや下地真樹さんらが報告されています。
 
がれき最終決着に向けての全国交流集会(第2部)
 ※冒頭から4分30秒ころまで、和歌山市の内海洋一さんが大阪ガレキ差止め民事訴訟原告団(正式名称はもう少し長いかもしれません)事務局として報告されています(最初の方が少し切れているのが残念)。
 
 なお、青木さんが報告の中で触れられていた昨日(2月11日)の東京新聞・こちら特報部の記事というのはこれですね。
 
「がれき激減で、広域処理の大半が3月末で打ち切り」
 
 震災がれき広域処理問題については、大きな展開があったということが国民に広く知られているとはとても言えません。
 まず第一に、私たちがもっと学ぶためにも、この集会における報告は貴重なものだと思います。