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「原発さよなら行進@和歌山 vol.4」に100人が参加

 本日(2013年5月5日)配信した「メルマガ金原No.1346」を転載します。
 なお、「弁護士・金原徹雄のブログ」にも同内容で掲載しています。
 
原発さよなら行進@和歌山 vol.4」に100人が参加
 
 昨日(2013年5月4日)午後2時から、和歌山城西の丸広場をスタート・ゴール地点とする「原発さよなら行進@和歌山 vol.4」が行われました。奥野亮平さん、麻美さんご夫婦が主催する手作りデモも、はや4回目となったのですね。
 今回は、奥野さんから「5月4日にやります!」という告知があったのがほぼ2週間
前(?)という慌ただしさで(私が「Facebookで知ったのが4月20日)、何しろ5月3日・憲法記念日の「憲法9条を守り生かそう わかやまアピール行進」の準備にてんやわんやであったため、今回は広報にもほとんど協力できず、4月27日(連合系)、5月1日(全労連系)のメーデー以来、いささか「デモ疲れ」している人も多いのではないかと心配していましたが、県外から駆けつけた人を含め、総数100人、うち子どもたちが13人という多数の参加者がありました。
 回を重ねて4回目ということもあって、みんな自分のペースで無理せずアピールするペースがつかめてきたのかな、と思います。
 今回も非常に良い雰囲気の「行進」でした。
 以下、今回私の目に付いた点を素描風に。
 
○今回初めて参加という人に何人か気がつきましたが、これは良い傾向だと思います。毎回、何人かは「初参加」の人に来てもらえるような工夫や声かけが必要なのでしょうね。
 
○今回のコールは、シンプルな大坂方式でいくということで、「原発いらない」「再稼働反対」だけというスタイルでした。これなら誰でも「コール役」が出来るから、次回からは、次々と参加者が交代で「コール役」を務めていっても良いかもしれませんね。みんなが主体的に楽しめるし、次もまた参加したいと思えるし、これは良いアイデアかもしれない。
 
○今回も、原発イランウータンをあしらった特製横断幕を持って先頭を踊り通した松永久視子さん。彼女のFacebookによると、行進終了後、ご主人とお子さんは和歌山城の天守閣にのぼって行ったのに、久視子さんは疲労回復のために同行しなかったとか。「コール役」のように次々と交代というのは無理としても、先導役にも2、3人は交代要員をスタンバイさせておくべきでしょうね。
 
○昨年10月7日の第2回に続き、唯一無二の全国反原発デモ映像記録作家・秋山理央さんが再び取材に訪れてくださいました。相変わらず、その身ごなしの素早さは神出鬼没、まさに「神の領域」に足を踏み入れている風情があります。和歌山城でやっている「城プロジェクト」の「くノ一」たちに、身のこなし術を伝授していただきたい位です、とFacebookに書いたところ、早速、西郷章さんから以下のようなコメントが寄せられました。
 
(西郷章さんのコメント引用開始)
「忍法瞬間移動の術」。私が勝手に作った術名ですが、忍者というか牛若丸とい
うか、こちらと思えばまたあちらと、目にもとまらぬ早技です。警察の目の前で道路にスライディングしてびっくりしました。足を骨折しないようにプロテクターを装着して、さながら改造人間のいでたちです。今日の撮影画像を見たいと言ったら名刺を下さいました。
(引用終わり)
 
 そして、その撮影画像「5.4脱原発デモ『原発さよなら行進@和歌山 vol.4』 - TwitNoNukes和歌山」が早くも You Tube にアップされています(6分45秒)。
 これを観るだけでも、「一体いつのまにあんな場所まで移動して撮影していたのだろう?」と驚くようなアングルが出てきます。
 
 ご参考までに、私が以前ブログで秋山さんを取り上げた記事「秋山理央さんの『脱原発デモ』遠征動画」もご紹介しておきます。
 
(付記)
 5月5日付の朝日新聞和歌山版に、「原発さよなら行進」が大きく取り上げらました。担当したのは雨宮徹記者ですが、5月3日「楠見子連れ9条の会」を取り上げた宋潤敏(そんゆんみん)記者といい、今の朝日新聞和歌山総局の第一線の記者は期待できる人材が揃ったのかもしれませんし、彼らが書いた記事が掲載にこぎつけたということは、上司に人を得ているのかもしれません。
 「改憲の危機」「原発再稼働の危機」が目の前に迫った今だからこそ、朝日聞和歌山には(もちろん本社にも)頑張ってもらいたいものです。
 
朝日新聞 和歌山版 2013年5月5日
原発いらない」市民デモ 和歌山で100人
(抜粋引用開始)
和歌山市の和歌山城周辺で4日、政党や政治団体ではなう、一般市民が主催する「脱原発」を訴えるデモがあった。呼びかけ人は、紀の川市のデザイナー奥野亮平さん(32)。インターネットや口コミを通じ約100人が参加し、沿道の人々にメッセージを伝えた。
ネット・口コミで集結
 和歌山城周辺も行楽客や家族連れでにぎわう大型連休の真ん中。西の
丸広場で奥野さんが声を上げた。
「地震が世界各地で起きてます。淡路でもありました。これが大飯原発(福
井県)のそばだったらと思ってぞっとして、急きょ今日のデモにありました」
 午後1時半の集合時間には20~30人だった参加者。午後2時、「NO原発」と書かれた小さな横断幕を先頭に広場を出発すると、行進の列はいつ間にか約100人にふくれあがった。
 1時間ほどで和歌山城を一周する間、「シンプルがいい」という奥野さんの
考えで「原発いらない」「再稼働反対」の二言だけをコールした。参加者は拳を突き上げるだけでなく、沿道の人にピースサインを示したり、手を振った
り。楽器を鳴らす人や踊りながら歩く人の姿も見られた。
(中略)
 奥野さんは「ごく自然に、いろんなことに想像力を持ってもらえたらいい。原発問題を生活の一部の問題と思ってもらえるよう底上げ出来たらうれしい」。
 奥野さんの活動に関する情報はブログ「Twit No Nukes 和歌山」に掲載
されている。ttp://blog.goo.ne.jp/tnnwkym
(雨宮徹
(引用終わり) 
 

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