wakaben6888のブログ

憲法を大事にし、音楽を愛し、原発を無くしたいと願う多くの人と繋がれるブログを目指します

 今晩(2013年6月21日)配信した「メルマガ金原No.1394」を転載します。
 なお、「弁護士・金原徹雄のブログ」にも同内容で掲載しています。
 
コラボレーション“明日の自由を守る若手弁護士の会”+“大島史子さん”+“きいこちゃん”
 
 今年(2013年)の1月、まだ弁護士になって間のない司法修習60期代の若手弁護士が中心となり、「明日の自由を守る若手弁護士の会」が結成されました。
 公式サイト( http://www.asuno-jiyuu.com/ )に掲載された「立ち上げにあたって」には次のようなアピールが書かれていました。
 
(引用開始)
みなさんは知っていますか?
政権を取り戻した自由民主党が、どのような憲法改正案を公表しているか。
2012年4月に自民党が発表した憲法改正案、これは、私たち若手法律家にって、深い衝撃を与えるものでした。
なぜなら、この憲法改正案が、民主主義国家であれば当然に保障されると考え
られてきたものや、戦後70年近くにわたって日本に当たり前に存在したものを、大きく変えようとするものだったからです。
たとえば、「すべて人間は生まれながら自由・平等で、幸福を追求する権利をも
つ」という考え方を否定して、国が私たちの権利を容易に制限できること。
たとえば、「国家権力を縛る憲法」から「国家が人を縛る憲法」へと変貌している
と。
たとえば、戦力の放棄をやめ、強大な権限をもつ「国防軍」の創設を宣言し、他
の戦争に参加できる態勢を整えること。
たとえば、「緊急事態」には、内閣が私たちの人権を大幅に制限できること。
知っていますか? 自民党がこのような憲法改正を実現しようとしていること。
知っていますか? もしこのような改正案が現実のものとなったとき、私たちの生活・
未来が大きく変わってしまう可能性があるということ。
憲法は、普段の生活には顔を出さないけれど、実は私たちが自分らしく生きること、幸せに生きることととても深く関係しています。私たちは、自分たちの未来を自分たちで決められるこの社会を守るために、自民党の憲法改正案の内容とその怖さを知ってもらいたいと思っています。そして、一人ひとりに考えてもらい、みなさんに話合ってもらうことを願っています。そのため私たちは、未来を担う若手法律家として、あらゆる行動をとることを決意し、この会を立ち上げました。
(引用終わり)
 
 「その意気や良し!」と、入会資格のない(司法修習51期以降の弁護士に入会が呼びかけられてます/ちなみに私は41期)私はつぶやきながら、自分なりに出来ることをやろうと思っているところです。
 
 同会の活動については、上記公式サイトやFacebooktwitterなどをご覧ください。 
 今日は、同会が発行して好評を博している紙芝居「王様をしばる法~憲法のはじまり~」とパンフレット「憲法が変わっちゃったら、どうなるの?~自民党案シミュレーション~」が、音声付きで You Tube にアップされていますので、これをご紹介することとしました。
 絵本とパンフレットを朗読した声の出演者は、本メルマガ読者にはお馴染みだと思いますが、「みんな楽しくHappy♡がいい♪」の管理人「きいこちゃん」なのです!
 
 「みんな楽しくHappy♡がいい♪」という楽しげなブログ・タイトルの下に書かれた「2011年3月11日。その後私は変わりました。」という文章を初めて読んだ時、「これは私の気持ちそのものだ」と思ったことが昨日のことのように思い出されます。
 あれから2年以上、「きいこちゃん」は初志を曲げず、毎日営々として価値ある映像の文字起こしを中心にブログの更新を続けています。
 「ぼちぼちいこか。。。」が更新を停止している現在、かけがえのない貴重なサイトです。
 
 それでは、「きいこちゃん」の朗読による2本の作品を、大島史子さんによる素敵な絵とともにご覧ください。これをパソコンにダウンロードして、プロジェクターやモニターで上映することもできそうですね。
 
「王様をしばる法~憲法のはじまり~」(6分31秒)
作:明日の自由を守る若手弁護士の会
絵:大島史子
声:きいこちゃん
 
「憲法が変わっちゃったら、どうなるの?~自民党案シミュレーション~」(5分54秒)

 

作:明日の自由を守る若手弁護士の会
絵:大島史子 
声:きいこちゃん