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特定秘密保護法案に反対する緊急行動への参加呼びかけ(in和歌山)

 今晩(2013年11月18日)配信した「メルマガ金原No.1547」を転載します。
 なお、「弁護士・金原徹雄のブログ」にも同内容で掲載しています。
 
特定秘密保護法案に反対する緊急行動への参加呼びかけ(in和歌山)
 
 今週中にも衆議院での採決が強行されるのではないかと伝えられている特定秘保護法案ですが、何としても廃案に追い込むための世論を盛り上げるべく、各地取組が続いています。
 私の地元和歌山での向こう約1週間の予定を(既に告知済みのものもありますが)まとめてご案内します。
 ただし、以下は県庁所在地・和歌山市での行動予定のみであり、申し訳ありまんが、県下各地での組情報は含まれていません。
 
秘密保護法案阻止 緊急宣伝行動
日時 2013年11月21日(木)16時30分~17時30分
場所 JR和歌山駅西口
(金原からのコメント)
 和歌山県革新懇、安保県民会議の呼びかけによる宣伝行動です。17時30分から、同じ場所で引き続き「全労連・憲法全国キャラバン」(かがやけ憲法!国縦断キャラバンin和歌山)が行われるようです。
 明らかに「全労連系」の宣伝行動ですが、別に全労連と何の繋がりもない方でっても、趣旨に賛同して1人でも多くの方が参加されればと思い、ご案内することとしました(残念ながら私自身は所用のため参加できませんが)。 
 
○ストップ!秘密保護法案 緊急集会
日時 2013年11月23日(土)18時00分~
場所 和歌山市勤労者総合センター6F
     アクセス http://www.wakayamasc.or.jp/map.html
主催 Stop!秘密保護法わかやま共同行動
連絡先 073-425-9411(日本国民救援会和歌山県本部)
 国民の目、耳、口をふさぐ「特定秘密保護法案」。国民の大きな危惧の声をよそに、安倍政権はこの国会での成立を狙っています。日本弁護士連合会、日本ペンクラブ、憲法・マスコミ論研究者、歴史研究者などから反対の声が上がり、「朝日」「毎日」なども反対の社説をかかげています。世論を急速に広げるため、県内各界から、法案の危険性を訴えます。
(金原からのコメント)
 法律家3団体や全労連、日本国民救援会などで組織する「Stop!秘密保護法 共同行動」が製作したリーフレット「戦争は秘密から始まる」は、私のメルマガ(ブログ)でもご紹介しました(特定秘密保護法に反対するために利用できる配布物について)。
 「Stop!秘密保護法わかやま共同行動」は、その「和歌山版」のようなものなのだろうと思います(多分)。
 
秘密保護法」に反対する市民集
日時 2013年11月26日(火)18時00分~20時30分(開場17時30分)
場所 和歌山弁護士会館4階講堂
     アクセス http://www.wakaben.or.jp/intro/address.html
講演 「特定秘密保護法案の危険性」
講師 日弁連秘密保全法制対策本部事務局次長
    弁護士 太田健義(おおたたけよし)氏(大阪弁護士会
入場無料・予約不要
主催 和歌山弁護士会
連絡先 073-422-4580(和歌山弁護士会
 国民に知られたくない情報が隠蔽される可能性があり、さらに指定された情報を漏らしたり、知ろうとするものを厳罰に処するという「特定秘密保護法案」が国会に提出され、安倍政権は12月6日の会期末までに成立させようとしています。
 憲法で保障された基本的人権を侵害し、国民主権を無視し、議会制民主主義を空洞化することになる「秘密保護法案」の制定を断固阻止しなくてはなりません。
 つきましては多くの市民の皆様にこの法案の危険性を知らせるために市民集を開催いたします。ぜひご参加をお願いいたします。
(金原からのコメント)
 本「市民集会」については、既に「会長声明」とともに本メルマガ(ブログ)でご紹介していますが(和歌山弁護士会特定秘密保護法案に反対する会長声明」と11/26市民集会の開催について)、チラシが出来上がってきましたのであらためてご案内します。
 http://blog.livedoor.jp/wakaben6888/archives/34071397.html
 なお、午後6時には会館正面玄関のシャッターが下りている可能性がありますので、その際は、裏口から入館して直接エレベーターで4Fまでお上がりください。
 
 11月21日から26日にかけての和歌山市での主な行動予定でした。21日の駅前宣伝行動はともかく、23日と26日の集会は「一緒に出来なかったの?」という声が私の耳に入ってきており、正直なところ、私もそう思います。
 少人数の集会を2回やる位なら、結集して少しでも多くの人を集め、そこに対マスコミ広報も集中するというのが(こんな短期決戦ならなおさら)正しい戦略というものでしょう。
 もっとも、どちらの企画についても、私のところには決定した後に情報が入ってきたのですが、それぞれの内情も少しは推測がつく立場であり、「仕方がないかなあ」思わないではないものの、「これまでならともかく・・・」、今後は、弁護士会も含めて「結集」を目指す方向性が絶対に必要な時期になっていると思います。
 昨日のメルマガ(ブログ)でもご紹介しましたが(大阪弁護士会「シンポジウム 集団的自衛権について考える」(11/16)を視聴する)、11月21日に日比谷野外音楽堂で開催される「STOP!『秘密保護法』11.21大集会」(呼びかけ5団体:新聞労連、平和フォーラム、5・3憲法集会実行委員会、秘密法に反対する学者・研究者連絡会、秘密法反対ネット)を、日本弁護士連合会が「後援」し、員に参加を呼びかけているというのも、おそらく新しい動きではないかと思います。
 「特定秘密保護法案」と「安全保障会議設置法改正案」の後には、「国家安全保障基本法案」という“日本国憲法効力停止法(日本版・全権委任法)”が控えています。
 「これまでならともかく・・・」、これからは、過去の経緯や少々の立場の相違を超えた「結集」が是非とも求められることになります。
 ・・・というような問題意識は多くの人が共有していると思うものの、私を含め、なかなか行動がともなわないのが現実なのですが。
 

 


(付録)
日弁連 テレビCM Bタイプ(笑顔のオフショット)』