今晩(2014年1月18日)配信した「メルマガ金原No.1609」を転載します。
なお、「弁護士・金原徹雄のブログ」にも同内容で掲載しています。
いのちの誕生
私のメルマガ(ブログ)のタイトルでトータル6文字というのは、もしかすると「最少記録」かもしれません。しかし、今回は「いのちの誕生」以外のタイトルは思いつきませんでした。
これは、昨年(2013年)11月16日に書いた「『スナメリ泳ぐ海』から世界を見たら」の続編でもあります。
11月16日のウェディング・パーティにおいて、出産予定日が12月23日であると公表した笠松誠司さん、美奈さんご夫婦に、待望の男の子が生まれたという知らせが友人たちのもとに届いたのは、三が日も過ぎた1月4日のことでした。
母子ともに元気という第一報にほっとして間もなく、生まれたばかりの赤ちゃん(優生~ゆうき~くん)を抱く美奈さんの写真がフェイスブックにアップされ、友達みんなが幸せのお裾分けをいただきました。
そして、今日(2014年1月18日)アップされた東条雅之さんのスナメリチャンネル・ブログによれば、「いのちの誕生。友達の出産に立ち会い、撮影させて頂きました。お母さん(みなちゃん)、お父さん(かっさん)、ご家族の皆さん、おめでとうございます!!映画では『いのち』をテーマにしているので、いのちの誕生の場を撮影したいと思っていましたが、こればかりはご縁だと思っていました。今回は素晴らしいご縁を頂きました。心から感謝。ありがとうございます」とあり、友人たちが出産間もなく目にしていた写真は東条さんが撮影したものであったことが分かりました。
東条さんの文章に出てくる「映画」とは、現在、東条さんが製作中のドキュメンタリー映画『祝福(いのり)の海』のことで、完成作品の中で、この「いのちの誕生」がどのような映像となって現れるのか、非常に楽しみです。
坂本さんについては、2011年6月12日に放映された「情熱大陸/助産師坂本フジヱ」をご覧になった方もおられるかもしれませんね。
また、話題を呼んだ坂本さんのメッセージ集を読まれた方もおられるかもしれません。
最後に、東条さんがブログで紹介された坂本フジヱさんの言葉と、それをうけての東条さんの思いをご紹介します。
誕生した「いのち」が「愛」によって育まれていくという環境が、当たり前に全ての子どもたちに保障されることを心から祈ります。
(引用開始)
「46億年前に地球ができた。そこへ、生きとし生けるものの始まりが点として現れて、海の中でいろんな姿に変わっていって、人間になるまでに38~40億年かかったと言われているんです。その長い道のりを、お腹の赤ちゃんは38~40週で再現する。だから一週間に一億年の進化をとげてるんです。」
「私、いつもお母さんのお腹を触って言うのは、お腹に手は届くんやで、でもお腹の中で起こっている現象は宇宙の彼方です。」
神秘としか言いようがない、いのちの奇跡の物語。映画でどこまで描けるか。また、子育てについてもこんなアドバイス。
「0歳~1歳までは、愛を与えて、与えて、与えきっていいんです。そうすれば、素直ないい子に育ちますよ。そして、赤ちゃんをかわいく思うために、完璧主義にならず、しんどさのない子育てをしてください。」
坂本さんは、世で起こる悲惨な事件などは幼少期に愛を受けなかったことが大きな原因ではないかと話されていました。
僕もそう思います。親の愛が深ければ、自信が生まれ、他人も愛することができる。そして、育った環境によって、その人にとっての「正しい」「間違い」が形作られるのだと思います。ある人にとって正しいことも、ある人にとっては間違いである。だから、相手を否定するのではなく、相手の背景を知って理解すること。正しい間違いで争うのではなく、その人が「大切に」しているものを理解し尊重することが重要なのだと。最近つくづく思っていることです。
医学が主役のお産ではなく、赤ちゃん主体の自然なお産をしたい方はぜひ坂本さん(坂本助産所)に出会ってみてください。自然なお産が平和な世界をつくる。大げさではなく、そう思います。
(引用終わり)
「私、いつもお母さんのお腹を触って言うのは、お腹に手は届くんやで、でもお腹の中で起こっている現象は宇宙の彼方です。」
神秘としか言いようがない、いのちの奇跡の物語。映画でどこまで描けるか。また、子育てについてもこんなアドバイス。
「0歳~1歳までは、愛を与えて、与えて、与えきっていいんです。そうすれば、素直ないい子に育ちますよ。そして、赤ちゃんをかわいく思うために、完璧主義にならず、しんどさのない子育てをしてください。」
坂本さんは、世で起こる悲惨な事件などは幼少期に愛を受けなかったことが大きな原因ではないかと話されていました。
僕もそう思います。親の愛が深ければ、自信が生まれ、他人も愛することができる。そして、育った環境によって、その人にとっての「正しい」「間違い」が形作られるのだと思います。ある人にとって正しいことも、ある人にとっては間違いである。だから、相手を否定するのではなく、相手の背景を知って理解すること。正しい間違いで争うのではなく、その人が「大切に」しているものを理解し尊重することが重要なのだと。最近つくづく思っていることです。
医学が主役のお産ではなく、赤ちゃん主体の自然なお産をしたい方はぜひ坂本さん(坂本助産所)に出会ってみてください。自然なお産が平和な世界をつくる。大げさではなく、そう思います。
(引用終わり)