今晩(2014年7月6日)配信した「メルマガ金原No.1779」を転載します。
なお、「弁護士・金原徹雄のブログ」にも同内容で掲載しています。
“リベラル”結集の政界再編を展望する(3人の元民主党議員による鼎談を視聴して)
もっとも、私が書いているメルマガ(ブログ)は、力を入れて書いた「大作」ほど誰も読んでおらず(長いからなあ)、手間をかけずに手短に書いたものは比較的読まれていたりするという傾向があるのですね。
そこで、今日は、7月4日(金)に京都で行われたイベントの中継映像(IWJ京都)をご紹介します。
(IWJの番組案内から引用開始)
2014年7月4日(金)18時より、京都市中京区・ウィングス京都で「理念と政策なき政界再編は日本を潰す」と題したイベントが行われ、民主党に所属していた前国会議員で現在はそれぞれ別の党派に所属する川内博史氏・中村哲治氏・平智之氏が集まり、野党再編をはじめとした日本の政治の現在や民主党政権の実際についてそれぞれの見方から議論を繰り広げた。
【出席者】
(引用終わり)
2012年12月の衆議院総選挙、2013年7月の参議院通常選挙によって民主党が敗北したのは「必然」であったと思いますが、負けすぎたのが大問題だったということに、ようやく多くの国民が気がついてきたものの、これから先の展望が「真っ暗闇」ではないか、と絶望的な気分になっていませんか?
民主党、日本維新の会、結の党、仮にこれが一緒になると想像しろと言われても、私などはあまり想像したくもないですね。ひょっとしたら、大阪のどこかの選挙区から橋下徹が立候補するかもしれないのですよ。そんな政党に投票する気になる訳ないし。
とはいえ、極右政権と対抗するリベラル勢力の結集は待ったなしの課題です。その意味からも、議席を失ったことが多くの人から惜しまれており、捲土重来を期して活動中の3人の元民主党議員(川内さんはまだ民主党員)による鼎談は興味深いものでした。
ただ、前半の鼎談において、具体的に提示されたプランが、鳩山由紀夫・小沢一郎コンビの復活待望論だけだったのには、いささかがっかりしましたが、この2人には、現在の日本の悲惨な政治状況について、それなりの「責任」はとってもらわねばということには同意できないこともありません。
なお、後半の質疑応答での、特に川内さんの積極的な発言には元気づけられました。
是非視聴をお勧めします。