wakaben6888のブログ

憲法を大事にし、音楽を愛し、原発を無くしたいと願う多くの人と繋がれるブログを目指します

“くまの”からの便り~7/13くまの平和の風コンサート~(新宮市)

 

 今晩(2014年7月19日)配信した「メルマガ金原No.1791」を転載します。
 なお、「弁護士・金原徹雄のブログ」にも同内容で掲載しています。
 
“くまの”からの便り~7/13くまの平和の風コンサート~(新宮市
 
 私のメルマガ(ブログ)は、全国的な問題についての情報や意見を発信する一方、憲法境を守ろうとする地元(和歌山県)の動きを出来るだけご紹介したいと考え、しばしば企画のご案内などをしてきました。
 しかし、私自身、ご紹介した企画の全てに参加できるはずもなく、また、参加した企画につい
ても、なかなか詳細なレポートを書く時間がとれず、Facebook のタイムラインに写真を1、2枚投稿して責めを果たしたような気になっていることもしばしばで、「これではいけない」と思ってきました。
 
 そういう意味から、「“9条ママnetキュッと”結成記念おはなし会」における坂本フジヱさんの講演が、東条雅之さん撮影による素晴らしい映像となって、誰もが視聴できるようになったことはとてもありがたく、早速、昨日ご紹介したという次第です。
 
2014年7月18日
91歳の助産師 坂本フジヱさんが地元田辺で語った「平和でこその命」(7/13“9条マ
マnetキュッと”結成記念おはなし会)
 
 ところで、「“9条ママnetキュッと”結成記念おはなし会」が田辺市で開かれていた同じ日の同時刻頃、三重県に隣接した新宮市新宮市福祉センターでは、熊野地方(和歌山及び三重)に住む音楽と平和をこよなく愛する人々による手作りコンサート「くまの平和の風コンサート」が開催されていました。
 事前にお知らせしたメルマガ(ブログ)記事及びコンサート・チラシは以下のとおりです。
 
2014年7月2日
7/13はくまの平和の風コンサート(新宮市)&松元ヒロ・ソロライブ(和歌山市
 
コンサート・チラシ
 
 そして、このコンサート企画の中心となったお1人である松原洋一さん(紀宝9条の会)から、以下のような、コンサートの楽しい様子を彷彿とさせるメールを頂戴しましたので、松原さんのご了解を得て、“くまの”からの便りをご紹介しようと思います。
 併せて、松原さんのメールでご紹介のあったブログや映像などもご覧いただきながら、“くまの”
から届いた「平和の風」を皆さんとご一緒に感じられればと思います。
 
 なお、当日の出演者の皆さんをチラシからご紹介しておきます。
 
出演者のみなさん(出演順)
わがらーず(フォークソング/歌い続けて?十年)
今泉仁一郎(ギターで自由に)
惣坊やよい(認定歌唱療法士/楽しく歌いましょう)
まぜっこスピリット(フォークソング/あのヒット曲も)
オカモトユースケ(トリオでオリジナルソングを)
MIYOSI(ピアノ/ショパンからアナと雪の女王まで)
熊野四人衆(フォークソング/またまた出没!?)
♪みんなでご一緒に・・・

(松原洋一さんから金原宛2014年7月15日付メールより引用開始)
金原先生 いつもありがとうございます。
そして精力的な配信、本当にご苦労様です。
 
13日の「戦争まいしょーれ!くまの平和の風コンサート」無事終了しました。
実数で約120人の方々の来場がありました。紀南、熊野両地方紙も翌日の社会面1、2面
の準トップ扱いで写真2枚を添えて記事を掲載してくれました。
 
メルマガ読者の井上高志のブログでは映像をアップ、わがらーずのメンバーでもあり ミュージックカフェのマスターでもある「ユタ」氏のブログ「面白いほど過ぎていく 毎日」では当日の様子が綴られていますのでご一読・ご視聴ください。
 
7組が正味15分ずつ受持ち、自画自賛ではありませんが、本当にバラエティ豊かに純粋にコンサートとしても楽しんでいただけた内容だったと思います。まさにボランティアで出演のご協力いただいた皆さんにあらためて感謝です。
 
僕たちや井上さんたちはメッセージ色の強いオリジナルのフォークを、
手慣れたギターの即興インストや集団的自衛権云々はよくわからないといった感じの若い3人組のバンドも新鮮なオリジナルソングを聞かせてくれました。
平和と名の付くこれまでのイベントには快く参加していただいているMIYOSIさんはさすがピアノの
先生だけあって、 弘法筆を選ばずのごとく見事なピアノさばきで聴かせてくれました。
歌唱療法士の惣坊さんは「青い山脈」「青い空は」といった平和を訴えるポジティブな選曲で身
体を使って動かしながら会場を盛り上げてくれました。
そして「みんなで歌おう」の前に熊野四人衆のユニットで『教訓1』を歌いプログラムを締めました。
フォークの代表曲ですが、マスコミであまり流れなかったせいか意外にご存知でない方も多いように見受けました。帰り際、「最後から2番目の曲、よかったねえ」(『教訓1』のこと)という声をかけてもらいました。
 
いつもより若い方々の姿も目立って、コンサートという気軽さとともに、この問題の関心の高さ、不安が結構広がっているといった印象をうけました。運営カンパも予想以上にたくさんご協力いただき、有難かったです。
 
この週末は、年に2回やっっている「新曲コンサート」の第10回目があります。
曲はまだ出来ていません。大変です。『ゼロの夏』というタイトルと詞が少しできていますが・・・。ど
うなることやら。
 
というわけで、不十分ですがご報告まで。
またよろしくお願いします。
(引用終わり)
 
 松原さんが紹介されている井上高志さんとユタさんのブログは以下のとおりです。
 
「井上高志のブログ」
7月14日 くまの平和の風コンサート・新宮福祉センター 歌53・「まるで洪水のように」
7月15日 歌54・「この青い空の下で」(くまの平和の風コンサート、新宮にて)

「面白いほど過ぎていく毎日」
7月14日 くまの平和の風
 
 最後に、上記ブログ内で紹介されていた「わがらーず」(のピックアップメンバーと言うべきなのでしょうか)の当日の演奏を、私のメルマガ(ブログ)でもご紹介しておきましょう。
 
わがらーず 『まるで洪水のように』 作詞作曲:西岡たかし
 
わがらーず 『この青い空の下で(2014年バージョン)』 作詞作曲:濱  豊
 
わがらーず 『この世界から』 作詞作曲:松原洋一
(歌詞)
今も世界のどこかで 悲しみが渦巻いている
青い地球の大地に 赤い血が流れている
憎しみが暴力を 暴力が憎しみを
この果てしない 愚かな繰り返しだけど
人はいつまで続けるのだろうか この世界から
※戦争を(戦争を) なくしたい(なくしたい)
  平成を(平和を) 築きたい(築きたい)
  戦争につながる すべてのものを
  私たちは(私たちは) 許さない 
 
ヒロシマのある国で 平和への希望を語り
9条のある国で 戦争はしないと誓った
あやまちを忘れ去り 置き去りにされる命
また銃を取れと 死神たちがささやくけど
人はどれだけ強くなれるのか この世界から
※(くりかえし) 
 
この世界から
戦争を(戦争を) なくしたい(なくしたい)
平和を(平和を) 築きたい(築きたい)
この空につながる すべての人と
私たちは(私たちは) 生きていきたい
  生きていきたい  生きていきたい
 
 向かって左側が松原洋一さん、右側がユタさん(濱豊さん)です。ちなみに、松原さんは「D51工房(でごいちこうぼう)」という印刷屋さん(紀宝町)を経営、ユタさんは、同じく紀宝町でミュージック・カフェ「Folks」を経営しておられます。