wakaben6888のブログ

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“チームお笑い国際便”アフガンを行く

 今晩(2014年8月19日)配信した「メルマガ金原No.1822」を転載します。
 なお、「弁護士・金原徹雄のブログ」にも同内容で掲載しています。
 
“チームお笑い国際便”アフガンを行く

 去る6月28日、私の地元(自宅から車で5分!)、和歌山市の河北コミュニティセンターに
おいて、少し珍しい「寄席」が開かれました。
 私が書いた告知記事を読んでくださった方もおられるかもしれません。
 
 
CIMG2294 その記事でご紹介したとおり、落語家の笑福亭鶴笑さん、桂三金さん、マジシャンの阪野登さんの3人が、ジャーナリストの西谷文和さんをガイド役(?)として、アフガニスタンに「笑いと支援物資」を届けようという“チームお笑い国際便”を結成し、その資金集めのためのチャリティ-寄席が各地で開催されたという訳です(写真は河北コミセンでパペット落語を熱演する鶴笑師匠です)。
 チラシに書かれた笑福亭鶴笑さんの文章を再掲します。
 
笑福亭鶴笑 落語家
 この地球に、今なお戦争や紛争が続いてます。僕は戦争を知らずに育ちました。しかし戦
争しか知らない子ども達がいます。子どもは笑って育たなあかんと思います。子ども達に笑顔を届けたい。異文化交流で一緒に笑えば間違った偏見もなくなります。世界の皆が笑って仲良く暮らせる時代が来てほしい。ある意味世界で一番危険な場所、「アフガンでの落語会」が平和へのメッセージだと信じます。我々個人の力では行く事すら難しいです。皆様のお力が必要です。我々をアフガンに行かせてください。
 
 その“チームお笑い国際便”が、去る8月11日から17日までの1週間、カブールを訪問して「アフガニスタン寄席」を興業(?)し、「笑いと支援物資」をアフガニスタンの子どもたちに届けるという大きな成果を上げ、3人とも無事帰国されました。
 なお、西谷さんは、まだカブールにとどまり、取材を続行されているようです。
 
 この“チームお笑い国際便”アフガニスタン訪問の模様が、西谷文和さんのブログ(イラクの子どもを救う会ブログ)に掲載されていますので、是非お読みください。
 だいたい、西谷さんは、日本にいる時はほぼ全くブログを更新しないのに(twitterは熱心に発信されていますが)、海外に出たとたんにめちゃくちゃ「筆まめ」になるという特性があり、おかげで、このブログのアーカイブは、「西谷文和の見た現代の戦争―誰が犠牲になるのか?」と私が勝手に名付けたような、貴重な情報の集積庫となっています(是非みんなに紹介して
欲しい)。
 
 それでは、西谷文和さんの文章で追体験する「“チームお笑い国際便”アフガンを行く」です。どうぞお読みください。
 
2014年8月11日 カブール初日 2014 
 
 なお、“チームお笑い国際便”公式Facebook には、西谷さんのブログを始め、メンバーのブログ更新情報も随時掲載されています。
 
 上記Facebookでも予告されていますが、来る10月7日(火)午後6時30分から、天満天神繁昌亭において、「チームお笑い国際便『アフガン報告会』ー全員無事でした(仮)?-」が開かれます(前売2,000円、当日2,500円)。ご都合のつく方は是非どうぞ。
 

(付録)
『世界』 作詞作曲:ヒポポ田 演奏:ヒポポフォークゲリラ