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「原発がこわい女たちの会ニュース」第96号が届きました

 今晩(2015年12月28日)配信した「メルマガ金原No.2318」を転載します。
 なお、「弁護士・金原徹雄のブログ」にも同内容で掲載しています。
 
原発がこわい女たちの会ニュース」第96号が届きました

 松浦雅代さんから、「原発がこわい女たちの会ニュース」の第96号が届きました。松浦さんが編集後記で「こんなに年が押し迫っているときにパソコンに向かって女の会ニュースを作成するのは初めてです。」と書かれているように、12月24日という「年末も押し迫った常識外れなこの時期に」「高浜原発3・4号機の再稼働スケジュールに配慮した、結論ありきの決定」(弁護団声明)を福井地裁が出したために、高浜原発再稼働目前という状況で2015年が暮れようとしています。
 しかし、松浦さんも書かれているとおり、「へこたれたら負けます。」
 「原発がこわい女たちの会ニュース」第96号を読んで、闘志をかき立てて新年を迎えましょう。
 

原発がこわい女たちの会ニュース NO96号・2015年09月28日発行
事務局 〒640-0112和歌山市西庄1024-15 TEL・FAX073/451/5960松浦雅代方
原発がこわい女たちの会ブログ 
http://blog.zaq.ne.jp/g-kowai-wakayama/
 
        大飯原発3・4号機及び高浜原発3・4号機運転差止仮処分
          申 立 人 声 明
 
 司法よ!おまえもか・・・と言わざるを得ない「決定」に対し、強い憤りを覚えました。
 
 しかしながら、わたしたちは決して負けたわけではありません。
司法が、三権分立の砦を守り切れず、政府と原子力ムラに負けてしまっただけのことです。
 
 こんな情けない「決定」を出さざるを得なかった裁判官のみなさんもさぞや、後味の悪い想いに駆られていることでしょう。
裁判官自らが、法の番人であることを放棄し、国民の権利である基本的人権を踏みにじったのですから・・・
裁判官がつけているバッジは、三種の神器のひとつである八咫(やた)の鏡をかたちどったものです。
鏡が非常に清らかで、はっきりと曇りなく真実を映し出すことから、八咫(やた)の鏡は、裁判の公正を象徴しているものと言われています。
福井地裁の裁判官のみなさんのバッジは、きっと曇っていたのかもしれません。
 
 わたしたちの弁護団の意見陳述は、どのような秤ではかろうとも、「正義」であり、科学的根拠に基づいたプレゼンテーションは、関西電力をはるかに凌駕するものでした。
その真実をどのような天秤にかけてはかれば、このような「決定」を下すことができるのか信じられません。
 
 わたしたちは今日この日の「怒り」をエネルギーにして、「正義は勝つ!」その日まで、さらに闘い続けます。
 
 全国からご支援してくださったみなさま
わたしたちの闘いはこれからも続きます。
転んでも転んでも立ち上がり続けることこそが、市民運動であり、草の根運動の真の姿です。福島原発事故を風化させないために、そしてわたしたちの未来を担うこどもたちに「核のない世界」をプレゼントできるその日まで、ともに闘いぬきましょう。
 
     2015年12月24日
    
                大飯・高浜原発運転差止仮処分申立人一同
 
今大地晴美・水戸喜世子・高橋秀典・松本なみほ・西村敦子・水戸晶子・長谷川羽衣子・石森修一郎・松田正
 
 

福島の原発事故によって膨大な放射能がばらまかれました。避難した人たちも残った人たちも、今でも、苦難と不安の中で日々を送っています。この福島の現実を無視して原発を再稼働させる人々への怒りをバネに原発廃炉へ!

<以下、ここ数週間の経過です。は市民側の動き>
12月1日の議会初日に高浜町長が賛同表明をするとの情報があり
 ▲11月27日高浜町長に再稼働表明しないように緊急要請書を提出(91団体で;提出団体に原発がこわい女たちの会も入っています)
12月3日 高浜町長再稼働に同意表明 
 ▲「避難計画を案ずる関西連絡会」で抗議声明を出す
12月17日 福井県議会が再稼働に同意。
12月18日 政府は原子力防災会議(議長は安倍晋三首相)を開き、再稼働手続きが進む関西電力高浜原発の周辺自治体の避難計画を了承(計画了承は事実上、再稼働手続きの一環)。首相は、「具体的で合理的」と評価し「万一、事故が起きた場合、政府が責任をもって対処する」と述べた。
12月19日 福井県原子力安全専門委員会の「審議とりまとめ」が出る。(基準地震動700ガルは過小評価だと委員の一人が報告書を厳しく批判したが無視)
 
▲審議前に要望書を出す
12月20日 林幹雄経済産業大臣福井県を訪れ西川福井県知事と面会。林経済産業相は「安全対策や事故時の対応に国が責任を持つ」と語った。
 
▲12月22日 「関西広域連合委員会委員」宛の署名提出(16日~21日6日間のネット署名+紙署名で5086筆)
 
▲12月22日 京都府知事宛に再稼働反対の要請を申し入れ。京都府庁にて記者会見。
12月22日 福井県西川知事が再稼働に同意表明。
 
▲「避難計画を案ずる関西連絡会」で抗議声明を出す。
12月24日 福井地裁関西電力高浜原発3、4号機の再稼働を禁じた4月の同地裁の仮処分決定を取り消した。大飯原発3、4号機の運転差し止め仮処分申請も却下。
手続き上の出来レースを観ているようでした。最後に、司法は福島の事故後の司法としての責任を放棄した、としか思えません。
12月24日 関西広域連合が国に対して申し入れ。
関西広域連合の副連合長は仁坂和歌山県知事です。申し入れ文を同封します)
関西広域連合ホームページ
(金原注 福井地裁決定については、私のブログ(高浜原発3号機・4号機運転差止め仮処分を取り消した福井地裁決定~「コピペ決定」という河合弘之弁護団長の断言は正しい
/2015年12月26日)をご参照ください)
 

避難計画では住民の安全は守れない!
原子力防災は廃炉しかない!
  
 福島県の面積は広い。和歌山県の面積の3倍あります。それは福井県京都府滋賀県大阪府の一部を合わせてようやく福島県と同程度の面積になります。
原子力防災は廃炉しかない! 原発から30kmまでの避難計画は各都道府県がすることになっています。高浜原発から約30キロ圏内に福井・京都・滋賀の25万人以上が暮らしています。その人口割合は京都府が51%、滋賀県が23%、福井県が26%です。京都府福井県より避難住民が多くなるわけです。また京都府舞鶴市の一部は5㎞圏内にあります。福井県の知事と関電は、再稼働の判断は福井県と高浜町だけで十分、と言って、今回も福井県内でも再稼働の判断は高浜町だけでした。再稼働の同意権は福井以外に、最低30キロ圏内の京都や滋賀にもあって当然だと思います。「事故が起きた場合、政府が責任をもって対処する」と安倍首相が言っても、事故が起きれば国は責任を取らないのは福島の事故の状況を観ればよくわかります。 

 さらに高浜原発では、福島県原発事故を無視したとしか考えられない事故想定と被ばく評価が登場しました。国と関西電力の被ばく評価は驚くほど過小評価です。放射能放出率は、福島原発事故の千分の1以下。原発から5㎞地点で1㍉シーベルト以下(7日間屋外・実効線量)。聞いて絶句しました。またもや安全神話です。各地の住民説明会等では被ばくは大したことないと宣伝しています。


 詳しくは「避難計画を案ずる関西連絡会」のパンフを読んでください。(同封)

 「福島原発事故の実態と被害を無視/高浜原発3.4号の再稼働を止めよう」で前文は福井県知事の同意前のものですが中身は変わりません。
 再稼働反対の理由 ●安全性―1~4 ●避難計画―1~5と説明しています。


高浜原発再稼働反対リレーデモに参加して
 
 福井県の高浜原発から大阪市の関電本店前まで200㌔のリレーデモ、主催したのは「高浜・関電本店リレーデモ」実行委員会
 この夏、高浜町で開かれ私たちも参加させてもらった「若狭の未来を語るつどい」の木原壯林さんらのグループです。(本会ブログ8月25日号参照)
 リレーデモは、11月8日に高浜原発をスタートし、途中経由する市町村役所に対しては再稼働に反対してほしい旨の申し入れを行いながら、小浜、熊川宿、近江今津、大津、京都、高槻などを経て、最終日20日が吹田から大阪市の関電本店がゴール。小浜や熊川宿は、つい数か月前訪れた記憶に新しい地名。電車バスではあまりの近さに驚いたところだが、人力で歩くとなるとこれは大変だろう。

午後の部、いよいよ出発 私が参加したのは最終日20日の午後です。このデモコースは吹田駅前から歩いてきた人たちを迎えて、大阪市天六の公園を出発。そのまま南下して大阪城近くの大阪府庁へ、官庁や商業施設の林立する大阪中心部を通って大阪市役所を経て、中之島西寄りにある関電本店前まで。(大阪府庁大阪市役所へは代表が申し入れを行った)
 所要時間3時間、この日の歩数計では20,000歩、ざっと10キロ近くの距離を歩いたということでしょうか。リレーデモ全体からすれば20分の1にも満たない距離なのですが、反原発の意思をずっと受け繋いでいるという連帯意識を感じながら歩きました。
 「高浜原発再稼働反対」「もんじゅ廃炉」「全ての原発廃炉」のシュプレヒコールをあげながらひたすら歩く。チラシ班は沿道の人にチラシを配りながら。観光バスの中から小学生たちがデモ隊に手を振ってくれる。「どうしょうもない核のゴミという負の遺産をこれ以上増やしたくない」という思いで手を振り返しました。
そびえる関電本店ビルと集まり始めた参加者 関電到着の後、真向いの歩道で関電包囲集会を待つ間、参加者とおしゃべり(世間話)。デモの全行程のうち1日を除いてずっと参加したという猛者と偶然隣り合わせ、道中記を聞くことができました。同年配の若くもない女性ですが、京都の自宅から日参されたとのこと。雨の日が大変で、足元がずぶ濡れるよりはマシ、と長靴で歩かれたそうです。長靴はいて長距離を?!やりますねえ!よくやりましたねえ、12日間も!
 関電本店では代表者が、八木誠社長に宛てて「高浜原発3,4号機の再稼働をしないで下さい、所有する全ての原発の即時廃炉を決定して下さい」の申し入れ。代表団が書面を読み上げている最中、関電の担当者はかかってきた携帯電話に出て会話を始めるという無礼ぶりだったそう。

 次の文は申し入れ書の一節ですが、分かりやすくまとめられているので上げておきます。
≪(関電経営陣は)原発が人類の手に負えない使用済み核燃料を残し、不幸にして起こった事故の終息は極めて困難な装置であり、使用済み核燃料の保管まで考えれば、経営的にも成り立たない発電法であることを重々知っていながら、自分たちの任期中には事故は起こらないだろうと願望し、「今さえよければよい、自分たちさえよければよい」という経営をやっているのです。事故による被害の時間的・空間的(著者注:付け加えるなら、投入されるであろう税金の)甚大さを考えるとき、犯罪といわれても仕方がありません。
 なお、貴社や政府が再稼働を強行しようとしている高浜原発3,4号機の廃炉には今がチャンスです。それは貴殿も良くご存じのように、原子炉中の核燃料の放射線量および発熱量は、3年あるいは4年以上の運転停止によって、かなり減少しているからです。しかし、再稼働すれば、元に戻ります。≫
 
 関電前到着後の集会についても少し報告します。
 関電前の歩道及びポケットパークでは、16時から金曜抗議行動にリレーデモが合流して前段集会が行われたのち、18時30分から関電包囲大集会が始まりました。呼びかけ人の一人、小林圭二さん(元京大原子炉実験所)の挨拶に続いて、福井から大阪までの各地実行委員会からの発言、川内原発・九州リレーデモや本日の申し入れの報告などがありました。
 次に「原子力発電に反対する福井県民会議」から中嶌哲演さん、宮下正一さんは、電力消費地帯に住む1500万人の関西と、人口15万人の若狭の連帯を訴えられました。また若狭の原発で事故避難の実効性のなさとともに、もっと大変になるのは避難計画のらち外にある30キロ圏外ではないか、と発言されました。その通りだと思いました。
 高浜仮処分裁判の原告、水戸喜世子さんは、裁判の見通しについて報告をされました。リレーデモの田舎みちでおばちゃん達が手を振ってくれるのに会って「再稼働反対の世論60%以上」の数字を実感した、というお話も印象的でした。
 さらに集会では、ストップ・ザ・もんじゅの活動、福島の事故からの避難者や労働者、学生などからたくさんの報告がなされ、リレー呼びかけ人の木原壯林さんが締められ、最後に参加者全員で関電本店ビルに向かってシュプレヒコールして、20時過ぎに閉会となりました。暗い、狭い、夜遅い集会でしたが、1000人ぐらいの熱気のあふれる集まりでした。(sora)
(なお、本文は11月25日のブログに掲載しています)
 

小児甲状腺がんの多発

約3か月ごとに福島県民健康調査の専門家会議が開かれています。9月30日現在の最新のデータがでました。それによると、甲状腺がん悪性・悪性疑いが152人になりました。このように、小児甲状腺がんが多発していることに、なんとも言えない痛みを感じながら何とか出来ないか考えています。
 
OurPlanet-TV による福島県民健康調査の専門家会議から引用しておきます。
甲状腺がん悪性・悪性疑い152人〜福島県民健康調査
投稿日時: 土, 11/28/2015 - 03:13

 
甲状腺検査結果東京電力福島第一原発事故後、福島県が実施している「県民健康調査」の検討委員会が30日、開催され、当時18歳以下だった子どもを対象に行っている甲状腺検査の結果などが公表された。検査を実施している福島県立医大によると、2011年から今年9月30日までの間に、152人の子どもが甲状腺がんの悪性または悪性疑いと診断された。
 
今回の検討委員会では、2011年から2013年までの先行検査(1巡目)については口頭のみでのデータ公表となった。福島県立医大の大津留晶教授の説明によると、先行検査で、甲状腺がんの悪性または悪性疑いと診断された子どもは、良性結節と確定診断を受けた1人を除き、1人増の113人となった。また手術を終えて甲状腺がんと確定した子どもは2人増え100人となった。
 
また本格調査(2巡目)で、悪性または悪性疑いと診断された子どもは、新たに9人増えて39人となり、そのうち15人が手術を終えて、甲状腺がんと確定した。穿刺細胞診で悪性と診断された39人のうち、先行検査でA判定だった子どもは37人で、前回A1と診断された19人にはまったく所見はなかったという。子どもたちの年齢は、事故当時6才から18才で、摘出された甲状腺がんは最大30.1ミリだった。
 

<報告> 
国相手の大飯原発裁判の原告として(松浦雅代)

 12月21日15:00からの第16回法廷に参加してきました。
 抽選があるために14:45分までに大阪の裁判所前に行きました。
 15:00から始まりましたが被告の準備書面に対しての反論。設置許可基準規則55条にかんする争点について原告側弁護士の大橋さゆりさんが反論しました。それで次の日程3月26日を決めて終わりです。いつもですがあっけなく終わります。
 法廷終了後、報告、交流会がAP大阪淀屋橋で開かれてゲストの青田由幸さんの講演「南相馬の逃げ遅れた人々」をお聞きしました。青田由幸さんは、震災直後、全国の市町村で唯一個人情報開示の下、南相馬市内に取り残された障害者の安否確認、生活支援を行った方です。
 “そして だれも いなくなってしまった”7万人の人口から1万人へ
  誰が残るのかといえば 逃げられないひとたち。
 青田さんのお話をお聞きして、原発震災では、要支援者(障害者や高齢者)の避難は想像以上に大変だと思いました。

『原発震災、障害者は… 消えた被災者』
 著書は青田由幸・八幡隆司お二人です。
 解放出版社2014年7月25日発行。定価1200円+税

 

 会員の古田伊公子さんから手紙が届きました。
 ことし5月の佐藤栄佐久氏の講演の中で触れられていた福島県只見町の水力発電の被害の映像を観て、是非行ってみたいと11月に福島に行った時に立寄ったそうです。とても遠かったけど、お蕎麦がおいしかったそうです。
 また、皆さんに紹介してほしい本があるということで、「毒ガスの島」の紹介メモが入っていました。“読みながら原発作業員の方々へ心を馳せるフルタ”と記されていました。

『毒ガスの島』 樋口健二写真・文 
 こぶし書房(増補新版)2015年6月30日刊です。定価2400円+税
旧日本軍 毒ガス製造工廠・大久野島。そこで働いていた労働者、学徒の戦後を追う。棄民たちの記録。
毒ガスの島
樋口 健二
こぶし書房
2015-06-25
 
  

身近な放射線健康被害について
崎山比早子氏の講演会を開催します
2016年1月17日13:30~16:00
会場ビック愛9階A会議室
参加協力券500円(チラシ同封)
主催 子どもたちの未来と被ばくを考える会  
協賛 原発がこわい女たちの会 他
 崎山氏は国会事故調査委員をされましたので、チェルノブイリ事故後、電事連がどのような手を使ってきたのかを調べています。福島事故後の復活した原子力ムラの動きが、少しはわかるのではないでしょうか。
(金原注 上記講演会の詳細については私のブログ(崎山比早子氏講演会@和歌山市(1/17)「身近な放射線と健康被害について」のご案内/2015年11月30日)をご参照ください)。
 

福島は5年たった今も、まだ原子力緊急事態宣言が発令されたままです。従来の法令は停止されています。汚染は少なくとも数十年に亘って続くため、今後も長い間緊急事態宣言は解除されません。このようななかで、子どもたちを被ばくからいかにして守れるのか。状況はとてつもなく困難です。
 

10月29日「避難の権利」を求める全国避難者の会が設立されました。
共同代表にうのさえこさんと中手聖一さん 骨抜きにされている「避難の権利」を何とかしないとの思い。やっと一歩踏み出しました。
 

<記>
 こんなに年が押し迫っているときにパソコンに向かって女の会のニュースを作成するのは初めてです。関西電力と政府のシナリオに合わせて高浜原発再稼働同意劇場は進められました。福島事故は何もなかったかのような報道。私も含むみなさんの記憶の中からも福島は薄れているのです。それを政府や電力会社はよく見抜いてるように思いました。
 12月9日広島、長崎両市長が国に対してインドとの原子力協定交渉の中止を要請しました。少しうれしくなりましたが、そんな要請を聞く耳持たない安倍体制です。へこたれたら負けます。良い年をお迎えください。(松浦雅代)
 

(付録)
『We Shall Overcome 大きな壁が崩れる』 日本語詞・演奏:中川五郎
 

崎山比早子チラシ