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wakaben6888のブログ

憲法を大事にし、音楽を愛し、原発を無くしたいと願う多くの人と繋がれるブログを目指します

必読!市民連合から4野党への要望書(付・6/12に和歌山のゆら登信さんと市民連合が政策協定に調印します)

政治 社会
 今晩(2016年6月8日)配信した「メルマガ金原No.2481」を転載します。
 なお、「弁護士・金原徹雄のブログ」にも同内容で掲載しています。
 
必読!市民連合から4野党への要望書(付・6/12に和歌山のゆら登信さんと市民連合が政策協定に調印します)

 参院選の公示(6月22日)まであと2週間となりましたが、昨日(6月7日)、野党共闘のための大きな動きがありました。
 市民連合(安保法制の廃止と立憲主義の回復を求める市民連合)から、民進党日本共産党社会民主党生活の党と山本太郎となかまたちの野党4党に対し、「野党4党の政策に対する市民連合の要望書」が提出され、これに4党の党首(社民党は幹事長)が署名しました。
 以下に、要望書の全文を引用するとともに、共同記者会見の動画をご紹介します。
 
 これまで、その名のとおり、「安保法制の廃止と立憲主義の回復」を第一に主張してきた市民連合が、それ以外の政策ビジョンを具体的に明確にして野党4党に要望し、4党も「要望を受け止め」ることを約した意義は決して小さくないと思います。今はまだこれが「4党共通公約」とはなっていませんが、私たち市民の力で、事実上の4党共通公約化させるのが理想です。そして、とりわけ若い有権者に、このビジョンをどれだけ伝えられるか?1人1人が頑張るしかないですね。
 
 しかし、中央が共闘の姿勢を示しても、地方までその意思が貫徹されるのだろうか?という不安を抱える和歌山から眺めると、昨日の4党代表による署名と記者会見の様子は実に眩しいものがあります。
 
市民連合の政策要望書に対する野党4党代表と市民連合との共同記者会見 2016年6月7日(40分)

1分~ 司会 佐藤学氏(学者の会) 
1分~ 経過説明 山口二郎氏(立憲デモクラシーの会・学者の会)
4分~ 要望書の内容説明 諏訪原健氏(SEALDs)
8分~ 西郷南海子氏(安保関連法に反対するママの会)
11分~ 4党代表署名
14分~ 岡田克也氏(民進党代表)
16分~ 志位和夫氏(日本共産党委員長
19分~ 又市征治氏(社会民主党幹事長) 
21分~ 小沢一郎氏(生活の党代表)
23分~ 記念撮影
26分~ 記者会見
 
野党4党の政策に対する市民連合の要望書
(引用開始)
 来る参議院選挙において、以下の政策を掲げ、その実現に努めるよう野党4党に要望します。
 
I 安全保障関連法の廃止と立憲主義の回復(集団的自衛権行使容認の閣議決定の撤回を含む)を実現すること、そのための最低限の前提として、参議院において与党および改憲勢力が3分の2の議席を獲得し、憲法改正へと動くことを何としても阻止することを望みます。
 
 上記のIに加えて、市民連合は、個人の尊厳の擁護を実現する政治を求める市民連合として、以下のⅡをすべての野党が実現するよう要望します。
 
Ⅱ すべての国民の個人の尊厳を無条件で尊重し、これまでの政策的支援からこぼれおちていた若者と女性も含めて、公正で持続可能な社会と経済をつくるための機会を保障することを望みます。
 日本社会における格差は、もはや経済成長の阻害要因となっています。公正な分配・再分配や労働条件を実現し、格差や貧困を解消することこそが、生活者の購買力を高め、健全な需要を喚起し、持続可能な経済成長を可能にします。
 誰もが自由で尊厳ある暮らしを送ることができる公正で健全な社会モデルへの転換を図るために、格差のひずみがとりわけ集中してきた若者や女性に対する差別の撤廃から、真っ先に着手していく必要があります。
 
1.子どもや若者が、人生のスタートで「格差の壁」に直面するようでは、日本の未来は描けません。格差を解消するために、以下の政策を実現することを望みます。
 保育の質の向上と拡充、保育士の待遇の大幅改善、高校完全無償化、給付制奨学金奨学金債務の減免、正規・非正規の均等待遇、同一価値労働同一賃金、最低賃金を1,000円以上に引き上げ、若いカップル・家族のためのセーフティネットとしての公共住宅の拡大、公職選挙法の改正(被選挙権年齢の引き下げ、市民に開かれた選挙のための抜本的見直し)
2.女性が、個人としてリスペクト(尊重)される。いまどき当たり前だと思います。女性の尊厳と機会を保障するために、以下の政策を実現することを望みます。
 女性に対する雇用差別の撤廃、男女賃金格差の是正、選択的夫婦別姓の実現、国と地方議会における議員の男女同数を目指すこと、包括的な性暴力禁止法と性暴力被害者支援法の制定
3.特権的な富裕層のためのマネーゲームではダメ、社会基盤が守られてこそ持続的な経済成長は可能になります。そのために、以下の政策を実現することを望みます。
 貧困の解消、累進所得税、法人課税、資産課税のバランスの回復による公正な税制の実現(タックスヘイブン対策を含む)、今回のTPP合意反対、被災地復興支援、沖縄の民意を無視した辺野古新基地建設の中止、原発に依存しない社会の実現へ向けた地域分散型エネルギーの推進
 
  2016年6月7日
 
 私たちは、以上の政策の実現のために、参議院選挙での野党の勝利に向けて、各党とともに全力で戦います。
 
安保法制の廃止と立憲主義の回復を求める市民連合(呼びかけ5団体有志)
戦争させない・9条壊すな!総がかり行動実行委員会」有志:高田健、福山真劫、小田川義和
SEALDs(自由と民主主義のための学生緊急行動)有志:奥田愛基、諏訪原健
安全保障関連法に反対する学者の会有志:広渡清吾、佐藤学
立憲デモクラシーの会有志:山口二郎、中野晃一、青井未帆
安保関連法に反対するママの会有志:西郷南海子、町田ひろみ、長尾詩子
 
 上記要望を受け止め、参議院選挙勝利に向けて、ともに全力で戦います。
 
民進党代表 岡田克也
日本共産党委員長 志位和夫
社会民主党党首吉田忠智) 又市征治 ※吉田党首からは後日ご署名いただきます。
生活の党と山本太郎と仲間たち代表 小沢一郎

(引用終わり)
 
 ところで、市民連合は、中央での野党4党への働きかけと並行して、特に32の1人区における野党統一候補との間で積極的に政策協定を締結し、独自に「推薦」を行ってきました。
 けれども、私の地元・和歌山県選挙区では、市民連合わかやまが、弁護士のゆら登信(たかのぶ)氏を推薦し、野党各党にも推薦を要請した結果、日本共産党生活の党と山本太郎となかまたち社会民主党の3党からは推薦を得たものの、民進党は、独自候補を下ろす(衆院選和歌山2区に転身させる)という事実上の協力を行いながら、かたくなにゆら氏を推薦しないという態度をとり続けており、4党間の選挙協力未成立ということで、市民連合の一人区マップでは、香川、佐賀とともに、最後まで「共闘の兆し」(黄色)に分類されていたのですが、気がついてみると、いつのまにか「統一候補決定」に昇格(?)していました。
 おそらく市民連合としても、「これ以上待てない」と見切ったのでしょう。
 
 ということで、来る6月12日(日)午後3時30分から、ゆら登信(たかのぶ)氏と市民連合との間で政策協定が調印されることになり、市民連合からは、立憲デモクラシーの会呼びかけ人でもある西谷修さん(立教大学特任教授)が和歌山まで来てくださることになりました。
 さらに、同日午後4時30分から、調印式に出席した皆さんが、JR和歌山駅前で、街頭報告演説会を行うことが予定されていますので、和歌山の皆さん、12日(日)は是非和歌山駅前(正面西口側)に集まってください。
 以下に、政策協定調印式・記者会見・街頭報告演説会を案内するために昨日発信したプレスリリースの本文を引用しておきます。なお、発信者は市民連合わかやまです。
 
(引用開始)
 私たち「市民連合わかやま」(安保法制の廃止と立憲主義の回復を求める市民連合わかやま)が、来たるべき参議院選和歌山県選挙区において、与党候補に対抗できる統一候補として、ゆら登信(たかのぶ)氏を推薦し、その後、社会民主党日本共産党生活の党と山本太郎となかまたちの3党からもご推薦いただいたことは、皆さまご承知のとおりです。
 そして、このたび、「野党共闘」実現を精力的に呼びかけてきた「市民連合(安保法制の廃止と立憲主義の回復を求める市民連合)」とゆら登信(たかのぶ)氏が政策協定を結び、「市民連合」としてゆら氏を推薦いただける運びとなり、以下のとおり調印式を行い(公開)、引き続き記者会見を行いますので、取材方を何卒よろしくお願い致します。
                     記
日 時 2016年6月12日(日)午後3時30分~
場 所 新橘ビル 8階 A会議室(JR和歌山駅前)
      和歌山市美園町5-1-2
出席者(予定)
 ゆら登信(たかのぶ)氏
 西谷 修氏(立教大学特任教授、市民連合、立憲デモクラシーの会呼びかけ人)
 大野 至氏(関西市民連合、SEALDs KANSAI)
 豊田泰史 市民連合わかやま代表
 ほか
備 考 
 上記政策協定調印式・記者会見に引き続き、午後4時30分ころより、JR和歌山駅前付近において、上記出席予定者による街頭報告演説会を行う予定ですので、こちらの方も取材をよろしくお願いします。
(引用終わり)