今晩(2017年5月26日)配信した「メルマガ金原No.2824」を転載します。
なお、「弁護士・金原徹雄のブログ」にも同内容で掲載しています。
木戸季市氏(日本被団協事務局次長)講演(7/8プラザホープ)とヒバクシャ国際署名~核戦争防止和歌山県医師の会2017年平和講演会
核戦争防止和歌山県医師の会は、毎年の総会開催時に、一般市民に公開された平和講演会を同時に開催する例となっており、私も、毎年とはいきませんが、かなり参加させていただいています。
私がメルマガ(ブログ)を書き始めて以降に限定しても、
核戦争防止和歌山県医師の会は、毎年の総会開催時に、一般市民に公開された平和講演会を同時に開催する例となっており、私も、毎年とはいきませんが、かなり参加させていただいています。
私がメルマガ(ブログ)を書き始めて以降に限定しても、
2011年7月9日
アーサー・ビナードさん(詩人)講演
2013年7月6日
馬場朝子(ばばともこ)さん(元NHKディレクター)講演
2016年6月11日
映画『放射線を浴びたX年後』二部作上映と伊東英朗監督(南海放送ディレクター)講演
などに参加しています(もっとも、昨年は同日実施されたサウンドデモに参加するため、映画の2本目は見ていない~中抜け~でしたけど)。
アーサー・ビナードさん(詩人)講演
2013年7月6日
馬場朝子(ばばともこ)さん(元NHKディレクター)講演
2016年6月11日
映画『放射線を浴びたX年後』二部作上映と伊東英朗監督(南海放送ディレクター)講演
などに参加しています(もっとも、昨年は同日実施されたサウンドデモに参加するため、映画の2本目は見ていない~中抜け~でしたけど)。
―核兵器のない世界を
原爆の被害とは、「72年間1 日も絶えることなく、いまもつづいている被害」なのです。2020年のNPT再検討会議に向けて、被爆者の皆さんが初めて核兵器廃絶署名(ヒバクシャ国際署名)を呼びかけました。
木戸さんに被爆者の皆さんの思いを語って頂きます。
講師 木戸季市 氏 (日本被団協事務局次長)
プロフィール
1940年、長崎に生まれる。1945年8月9日、長崎市旭町(爆心から2km)の路上で被爆。
1991年、岐阜県原爆被爆者の会結成に参加し、現在まで事務局長。
2008年から日本被団協事務局次長。
2010年NPT再検討会議ニューヨーク行動では、日本被団協代表団の事務局長をつとめ、代表団帰国後も5月末まで 一人ニューヨークに残って活動した。
2015年NPT再検討会議ニューヨーク行動でも、事務局長をつとめた。
2016年に被爆者が呼びかけた「ヒロシマ・ナガサキの被爆者が訴える核兵器廃絶国際署名」では、同署名推進連絡会の事務局メンバーとして活動している。
岐阜聖徳学園大学短期大学部名誉教授。
プロフィール
1940年、長崎に生まれる。1945年8月9日、長崎市旭町(爆心から2km)の路上で被爆。
1991年、岐阜県原爆被爆者の会結成に参加し、現在まで事務局長。
2008年から日本被団協事務局次長。
2010年NPT再検討会議ニューヨーク行動では、日本被団協代表団の事務局長をつとめ、代表団帰国後も5月末まで 一人ニューヨークに残って活動した。
2015年NPT再検討会議ニューヨーク行動でも、事務局長をつとめた。
2016年に被爆者が呼びかけた「ヒロシマ・ナガサキの被爆者が訴える核兵器廃絶国際署名」では、同署名推進連絡会の事務局メンバーとして活動している。
岐阜聖徳学園大学短期大学部名誉教授。
講師のお名前をどう読むのか、気になって調べてみたところ、以下の朝日新聞の記事に読み方が掲載されていました。下のお名前は「すえいち」とお読みするようです。
朝日新聞デジタル 2016年03月30日
「世界を核廃絶へ向ける」 日本被団協
(抜粋引用開始)
「あなたの署名が国際政治を動かし、命輝く青い地球を未来に残す」。日本原水爆被害者団体協議会(日本被団協)が4月から核兵器廃絶条約の制定を求める署名を世界に呼びかける。同様の署名活動を進める国内外の団体に一本化を働きかけ、2020年までに数億人分の署名をめざす。
日本被団協が23日、東京都内で開いた会見。代表委員の岩佐幹三(みき・そう)さん(87)は被爆から70年たち「風化と闘わないといけない時期にある。世界の世論を核廃絶に向けたい」と語った。事務局次長の木戸季市(すえ・いち)さん(76)は「被爆者は、生きている間に核兵器をなくしたいと思っている。人生の総仕上げとして取り組みたい」と決意を述べた。
呼びかけ文では、核兵器を「地球を死の星にする悪魔の兵器」と指摘。今も後障害にさいなまれ、子孫への影響を不安に感じながら生きてきた被爆者として、後世の人々が再び、生き地獄を体験することがないよう核兵器廃絶の条約を結ぶ必要があるとする。
(略)
近く、国内外の消費者団体や宗教団体、法曹団体などと連絡会(仮称)を結成し、運動を進める方針。若者や海外在住者も参加しやすいよう、インターネットを通じた署名も検討するという。
核兵器廃絶を目指す国内外の首長でつくる平和首長会議なども、核兵器禁止条約の早期実現を求める署名活動を展開している。日本被団協事務局長の田中熙巳(てる・み)さん(83)は「日本被団協の訴えに一本化して賛同してもらい、大きな運動に広げていきたい」と話した。(岡本玄)
(引用終わり)
「ヒバクシャ国際署名」の公式WEBサイトはこちらです。
WEBからも署名できますが、「注:署名は2020年までに一人一回 WEBか紙どちらかのみ、です。」となっていますのでご注意ください。
最後に、ヒバクシャ国際署名の署名用紙の内容を引用します。
WEBからも署名できますが、「注:署名は2020年までに一人一回 WEBか紙どちらかのみ、です。」となっていますのでご注意ください。
最後に、ヒバクシャ国際署名の署名用紙の内容を引用します。
ヒバクシャ国際署名
(引用開始)
被 爆 者 は
核 兵 器 廃 絶 を
心 か ら 求 め ま す
(引用開始)
被 爆 者 は
核 兵 器 廃 絶 を
心 か ら 求 め ま す
人類は今、破壊への道を進むのか、命輝く青い地球を目指すのか岐路に立たされています。1945年8月6日と9日、米軍が投下した2発の原子爆弾は、一瞬に広島・長崎を壊滅させ、数十万の人びとを無差別に殺傷しました。真っ黒に焦げ炭になった屍、ずるむけのからだ、無言で歩きつづける人びとの列。生き地獄そのものでした。生きのびた人も、次から次と倒れていきました。70年が過ぎた今も後障害にさいなまれ、子や孫への不安のなか、私たちは生きぬいてきました。もうこんなことは、たくさんです。
沈黙を強いられていた被爆者が、被爆から11年後の1956年8月に長崎に集まり、日本原水爆被害者団体協議会(日本被団協)を結成しました。そこで「自らを救い、私たちの体験を通して人類の危機を救おう」と誓い、世界に向けて「ふたたび被爆者をつくるな」と訴えつづけてきました。被爆者の心からの叫びです。
しかし、地球上では今なお戦乱や紛争が絶えず、罪のない人びとが命を奪われています。核兵器を脅迫に使ったり、新たな核兵器を開発する動きもあります。現存する1万数千発の核兵器の破壊力は、広島・長崎の2発の原爆の数万倍にもおよびます。核兵器は、人類はもとより地球上に存在するすべての生命を断ち切り、環境を破壊し、地球を死の星にする悪魔の兵器です。
人類は、生物兵器・化学兵器について、使用・開発・生産・保有を条約、議定書などで禁じてきました。それらをはるかに上回る破壊力をもつ核兵器を禁じることに何のためらいが必要でしょうか。被爆者は、核兵器を禁止し廃絶する条約を結ぶことを、すべての国に求めます。
平均年齢80歳を超えた被爆者は、後世の人びとが生き地獄を体験しないように、生きている間に何としても核兵器のない世界を実現したいと切望 しています。あなたとあなたの家族、すべての人びとを絶対に被爆者にしてはなりません。あなたの署名が、核兵器廃絶を求める何億という世界の世論となって、国際政治を動かし、命輝く青い地球を未来に残すと確信します。あなたの署名を心から訴えます。
2016年4月
呼びかけ被爆者代表
坪井直、谷口稜曄、岩佐幹三【以上、日本原水爆被害者団体協議会(日本被団協)・代表委員】
田中熙巳【日本被団協・事務局長】
坪井直、谷口稜曄、岩佐幹三【以上、日本原水爆被害者団体協議会(日本被団協)・代表委員】
田中熙巳【日本被団協・事務局長】
郭貴勲【韓国原爆被害者協会・名誉会長】
向井司【北米原爆被害者の会・会長】
向井司【北米原爆被害者の会・会長】
森田隆【ブラジル被爆者平和協会・会長】
サーロー・セツコ【カナダ在住】
サーロー・セツコ【カナダ在住】
山下泰昭【メキシコ在住】
<この署名は、国連に提出します>
私は被爆者の訴えに賛同して署名します
(以下略)
(引用終わり)