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シンポ「今こそ辺野古に代わる選択を」&アミタフ・アチャリア氏講演「今、東アジアの安全保障を考える」~NDの2つの企画を視聴する

 今晩(2017年5月27日)配信した「メルマガ金原No.2825」を転載します。
 なお、「弁護士・金原徹雄のブログ」にも同内容で掲載しています。
 
シンポ「今こそ辺野古に代わる選択を」&アミタフ・アチャリア氏講演「今、東アジアの安全保障を考える」~NDの2つの企画を視聴する

 今日は、今週、東京で立て続けに行われた新外交イニシアティブ(ND)の2つの企画を、UPLAN配信の動画でご紹介します。
 それにしても、23日(火)にシンポジウム「今こそ辺野古に代わる選択を~NDからの提言~」を、そのわずか3日後の26日(金)にアミタフ・アチャリア氏(アメリカン大学名誉教授/元国際関係学会会長)講演会「今、東アジアの安全保障を考える-「力の外交」に対峙するには-」を開催するというのですから、事務局長の猿田佐世さんをはじめとするスタッフのバイタリティは凄い!と感嘆しきりです。くれぐれも健康には留意されますように。

 なお、23日のシンポについては、このメルマガ(ブログ)で予告記事(「今こそ辺野古に代わる選択を~NDからの提言~」と同東京シンポジウム(5/23)のご紹介/2017年5月18日)を書いており、「提言」そのものや沖縄シンポの動画もご紹介していますので、是非ご参照ください。

(予告文書から引用開始)
 
沖縄の強い反対にもかかわらず,辺野古の基地建設が強行されようとしています。
 日本政府は「辺野古が唯一の普天間移設の選択肢」と主張し続けていますが、これは、軍事・防衛の観点から見て正しいのでしょうか。
 NDでは過去3年間、海兵隊の展開について、米側の資料やアメリカの専門家の意見も踏まえた検討を行ってきました。本年2月、その成果をまとめた研究報告書を完成。今回は、沖縄の最新情勢に触れながら、報告書に基づき「辺野古が唯一の選択肢」という政府見解を検証します。提言については、ワシントンでの発表も近く予定しています。
 提言はこちらからお読みいただけます。
●パネルディスカッション登壇者:
・柳澤 協二(ND評議員/元内閣官房副長官補)
・屋良 朝博(ND評議員/元沖縄タイムス論説委員
・半田 滋(東京新聞論説兼編集委員
〇コーディネーター
・猿田 佐世(ND事務局長/弁護士)
(引用終わり)
 
動画 20170523 UPLAN 今こそ辺野古に代わる選択を~NDからの提言~(1時間42分) 
 
冒頭~ 猿田佐世氏
8分~ 屋良朝博氏
49分~ 柳澤協二氏
58分~ 半田滋氏
1時間06分~ パネルディスカッション
 
2017年5月26日(金)18:00~(衆議院第一議員会館 国際会議室)
アミタフ・アチャリア氏(アメリカン大学名誉教授/元国際関係学会会長)講演会(東京)「今、東アジアの安全保障を考える-「力の外交」に対峙するには-」


(予告文書から引用開始)
 
近年、米国のリバランス政策、および、中国の一帯一路政策などによりアジアにおける米中の主導権争いが進みつつある。また、トランプ政権発足後「力による外交」の風潮がより強まり、これまで以上にアジア地域における緊張が高まっていると報じられている。
このようなアジア情勢に対し、アミタフ・アチャリア氏は、国際秩序を単に「パワーバランス」とみなすのではなく、「セキュリティ・エコシステム(Security Ecosystem / 安全保障の生態機構)」という概念により、地域の安定を図るべきと提唱する。「エコシステム」においては、構成要素が相互に支え合って存在しており、重要な要素を一つでも失うと全体の安定を害することになる。
 現在の東アジア情勢に平和をもたらすための鍵は何か、東アジアの地域統合ASEAN東南アジア諸国連合)を専門とするアチャリア氏の見解を伺う。トランプ政権下の米国の軍事戦略や日本の果たすべき役割等についてもワシントンの現状を踏まえながらお話しいただく予定である。
■登壇者プロフィール:
・アミタフ・アチャリア氏(アメリカン大学名誉教授/元国際関係学会会長)
 アメリカン大学国際関係学部の名誉教授であり、現在清華大学(中国)の国際関係学部でも教鞭をとる。過去に英・オックスフォード大学のクリステンセン・フェローとして任命され、南アフリカのロードス大学で”ネルソン・マンデラ客員教授として勤めたことがある。また、最も国際関係の分野で評価され、影響力のある国際関係学会(International Studies Association, ISA)で、非西欧人として初めて会長を務めた。
 主著に、”The End of American World Order” (アメリカ世界秩序の終焉)、”Constructing a Security Community in Southeast Asia” (東南アジアの安全保障コミュニティー) などがあり、東南アジアの地域統合に関する著作を多数執筆している。
コーディネーター
・猿田 佐世(ND事務局長/弁護士)
(引用終わり)
 
動画 20170526 UPLAN アミタフ・アチャリア「今、東アジアの安全保障を考える-「力の外交」に対峙するには-」(1時間53分)

冒頭~ 猿田佐世氏
6分~ アミタフ・アチャリア氏講演