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放送予告6/3『沖縄を叫ぶ~彫刻家・金城実~』(ETV特集)

 今晩(2017年5月28日)配信した「メルマガ金原No.2826」を転載します。
 なお、「弁護士・金原徹雄のブログ」にも同内容で掲載しています。
 
放送予告6/3『沖縄を叫ぶ~彫刻家・金城実~』(ETV特集

 昨年10月22日には、「参院選後の改憲の動きと私たちの課題」と題した講演会の講師に私を招いてくださり(主催:憲法を生かす会 和歌山)、また、それに先立つ同年9月には、私のメルマガ(ブログ)に『ドジョウスクイ半生記』という自伝を寄稿してくださるなど、様々にお世話になっている旧知の西郷章さんが、関西地区の「憲法を生かす会」の企画で沖縄を訪問された模様を、精力的にFacebookで発信さ
れています。
 特に、動画については、いずれも「公開設定」となっており、西郷さんらも座り込みに参加した5月1
9日のキャンプシュワブ・ゲート前の機動隊との緊迫したやりとりや、不当逮捕者即時釈放を求める抗議行動の様子が撮影されています。
 
 
 これらの動画の中に、彫刻家の金城実(きんじょう・みのる)さんのアトリエを訪問した際の数分間の映像もあり、そこで、6月3日(土)のETV特集で、金城さんを取り上げた番組が放送されることが紹介されています。
 
 西郷さんからも是非視聴して欲しいというご案内がありましたので、上記ETV特集の番組案内を引用します。
 
NHK Eテレ
本放送 2017年6月3日(土)午後11時00分~午前0時00分
再放送 2017年6月8日(木)午前0時00分~1時00分(水曜深夜)
ETV特集『沖縄を叫ぶ~彫刻家・金城実~』

「沖縄や戦争、人間をテーマに作品を作ってきた彫刻家・金城実(78歳)。圧倒的な存在感で迫る作品、
その思想はどう形作られてきたのか。型破りな人生を見つめる。
 沖縄や戦争、人間の尊厳をテーマに創作を続けてきた彫刻家・金城実(78歳)。「芸術は解放の武器たりうるか」と自らに問いかけ、差別や貧困の現場に身をおいてきた。70年代には作品をアトリエから持ち出してキャラバンを行い、闘う芸術家として知られるようになる。圧倒的な存在感で迫る彫刻作品。沖縄から東京、大阪、そしてふたたび沖縄へ。人びととの出会いの中で育まれた思想。その型破りな日々と人生を見つめる。」

 最後に、西郷さんの最近のFacebookへの投稿を見ていた所、私の名前が出てきて驚きました。
「過日沖縄に行ったときに、座り込みに加わるときに着て行きました。もう、4年~5年前に金原先生から買ったものでしたが、大変役に立ちました。シャツの裏側には小さな字ですが「辺野古」と書いてある芸術的な?シャツだとおもいます。」

 思い出しました。2010年10月30日に開催された「Peace Music Festa!辺野古2010」の公式Tシャツです。たしか、赤と黄色の2色があり、西郷さんは赤、私は黄色を買ったのでした。実は、この年の「Peace Music Festa!辺野古」に何とか参加したいと考えた私は、前売券を購入しただけではなく、実行委員会の資金作りに協力しようと、私も登録している「9条ネットわかやまML」を通じてTシャツの共同購入を呼びかけ、西郷さんをはじめとする多くの方にご協力いただいたのでした。たしか、この年の8月に行われた紀州踊りに出演した「九条連」の面々のうち、何人かはこの辺野古Tシャツを着ての参加で
あったと思います。
 それほど準備万端の用意をしながら、結局、あまりの体調不良のために、私は参加は見送らざるを得ま
せんでした。
 「Peace Music Festa!辺野古」自体、2010年以降、開催されていないようで、そう考えると、返す返すも残念ですが、私が共同購入を斡旋したTシャツが、7年の時と空間を隔て、辺野古に出現して基地反対を訴えるのに一役買ったのですから、もって瞑すべしかもしれません。

(付記)
 和歌山や西郷さんにもご縁のある吉沢正巳さん(希望の牧場)と金城実さんとの交流については、以下
のサイトなどをご覧ください。
2015年6月28日 知足美加子
沖縄の彫刻家・金城実「台風のあとのクワの芽」 

山本宗補の雑記帳 2015年7月23日 (木)
新刊(反核)、コラボ(反戦)、沖縄(反米軍基地・反原発)をまとめて紹介