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シンポジウム「徹底検証 いま、日本の政治をどう変えるか―さよなら安倍政権」(安全保障関連法に反対する学者の会)を視聴する  

 2018年7月9日配信(予定)のメルマガ金原No.3203を転載します。
 
シンポジウム「徹底検証 いま、日本の政治をどう変えるか―さよなら安倍政権」(安全保障関連法に反対する学者の会)を視聴する
 
 去る7月7日(土)午後1時30分から、明治大学リバティタワー1階1011教室(266名収容)において、安全保障関連法に反対する学者の会が主催するシンポジウム「徹底検証 いま、日本の政治をどう変えるか―さよなら安倍政権」が開催されました。
 登壇者は、
  経済:浜 矩子氏(同志社大学教授)
  憲法水島朝穂氏(早稲田大学教授)
  社会政策:大沢真理氏(東京大学教授)
  外交:遠藤誠治氏(成蹊大学教授)
  知性・メディア:西谷 修氏(立教大学特任教授)
  教育:佐藤 学氏(学習院大学特任教授)
という錚錚たる顔ぶれで、否が応にも期待がたかりますよね。
 チラシに、わざわざ会場が「266名収容」であると明示しているのは、「せっかく来場してもらっても、席がないかもしれません」という事前のお断りかな?と思いましたもの。
 
 ということで、動画がアップされたら是非ご紹介しようと思っていたところ、「Makabe Takashi」さんのYouTubeチャンネルにアップされているのを見つけました。
 冒頭の広渡清吾先生(東京大学名誉教授)による開会挨拶の中で、「もっと広い会場を借りることが出来れば良かったんですけども、こういう風になってしまってまことに申し訳ありません」という言及がありましたので、予想通り、立ち見が出る状況になったのではないかと推測します。
 
 以下に、チラシに記載された開催趣旨を引用します。
 
(引用開始)
  安倍政権は、内政と外交を破局と破滅の袋小路へと追い込んでしまいました。このシンポジウムでは、安倍政権の諸政策を、経済、憲法、社会政策、外交、メディア、教育の面から徹底検証し、ポスト安倍政権において追求すべき、まっとうな政治の姿を探ります。
(引用終わり)
 
 これを読んで、まさに「学者の会」が主催するのにうってつけのテーマであると感心しました。
 それでは、3時間に及ぶ長時間のシンポジウムですが、是非時間を作って視聴されますようお薦めします。
 
徹底検証 いま、日本の政治をどう変えるか-さよなら安倍政権 安保関連法に反対する学者の会 2018年7月7日(2時間59分58秒)
冒頭~ 開会挨拶 広渡清吾氏(東京大学名誉教授)
第1部 基調報告
8分~ 水島朝穂氏(早稲田大学教授)
※水島先生は、6月下旬、松山市で講演された翌日、岡山理科大学獣医学部(学校法人加計学園が運営)を視察され、本日付のご自身のホームページの中の「今週の直言」にレポートを書かれています。同学部が愛媛県今治市で今年の4月に開校したことは知っていても、その実態がうなのか、詳しい情報は全然知らなかったのですが、水島先生は、獣医師の息子として生まれながら、その跡継ぎにはならずに憲法研究者になり、先生の息子さんは獣医学部を出て獣医師になっているということで、まさにレポーターとしてはうってつけの方であるわけで、必読です。
「ゆがめられた行政」の現場へ?獣医学部新設の「魔法」(2018年07月09日)
 もう1編、水島先生が言及されたご自身の論考(「世界」の今年1月号に掲載)も「今週の直言」に掲載されています。これも必読でしょう。
「フェイク改憲」に対案は不要――「改憲論戯」からの離脱を(2018年03月19日)
27分~ 遠藤誠治氏(成蹊大学教授)
42分~ 浜 矩子氏(同志社大学教授)
58分~ 大沢真理氏(東京大学教授)
1時間12分~ 佐藤 学氏(学習院大学特任教授)
1時間34分~ 西谷 修氏(立教大学特任教授)
第2部 パネルディスカッション
1時間55分~ コーディネーター 広渡清吾氏
1時間56分~ 水島朝穂
1時間59分~  遠藤誠治氏
2時間02分~ 浜 矩子氏
2時間06分~ 大沢真理
2時間08分~ 佐藤 学氏
2時間20分~ 水島朝穂
2時間25分~ 遠藤誠治氏
2時間28分~ 浜 矩子氏
2時間32分~ 大沢真理
2時間34分~ 佐藤 学氏
2時間39分~ 会場発言
2時間48分~ まとめ 広渡清吾氏
2時間55分~ 安保法に反対するオール明治の会からのアピール
※2018年5月16日・法政大学田中優子総長「自由で闊達な言論・表現空間を創造します」を支持する明治大学「自由な学問と知的活力のある大学へ(学長・学部長声明)」が紹介されました。
 田中優子総長の声明はこちらです。
「自由で闊達な言論・表現空間を創造します」(2018年05月16日)