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菅義偉官房長官から臨時国会召集決定要求を行った野党に対する通知書(9/22)から読み取れること

 2017年9月24日配信(予定)のメルマガ金原.No.2945を転載します。
 なお、「弁護士・金原徹雄のブログ」にも同内容で掲載しています。
 
菅義偉官房長官から臨時国会召集決定要求を行った野党に対する通知書(9/22)から読み取れること
 
 積極的に活用しているというほどではありませんが、私もFacebookTwitterのアカウントを作り、毎日ブログ更新情報を発信しています。
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 そして、FacebookTwitterを通じて知る情報というのももちろんあります。今日は、昨日、そのような方法を通じて知った情報を、記録にとどめるという趣旨で取り上げたいと思います。
 まず、私がSNSを通じて知った情報というのは以下のものです。
 
(引用開始)
野党が、憲法53条に基づき臨時国会召集を要求したのが6月22日。3カ月も店ざらしにしたあげく、こんな紙を持ってきた。これで冒頭解散なら、憲法と国会をこんなにバカにした話はない。
(引用終わり)
 
 このtweetに添付された画像に写っている管官房長官名の文書を書き写しておきます(原文は縦書き)。
 
(引用開始)
内閣閣第一四四号
  平成二十九年九月二十二日
 
                         内閣官房長官  菅   義 偉
 
衆議院議員 野 田 佳 彦 殿
衆議院議員 志 位 和 夫 殿
衆議院議員 小 沢 一 郎 殿
衆議院議員 照 屋 寛 徳 殿
 
 さきに、貴殿方を代表とする安住 淳君外百十九名の方々から衆議院議長を経由して内閣総理大臣宛て臨時国会の召集要求書の提出がありましたが、政府は、来る九月二十八日に、臨時国会を召集することを決定いたしましたから、ご了承願います。
(引用終わり)
 
 上記管官房長官名義の文書については、志位和夫日本共産党委員長Twitterで述べていた感慨に同感の意を表すれば良いようなものですが、やや蛇足めくものの、知っておいた方が良いと思われる補注を若干加えておきます。
 その上で、上記文書は、憲法違反を何とも思わない内閣が存在したという明白な証拠として後世に残すべき歴史的文書だと思いますので、拡散にご協力いただければ幸いです。
 
〇この文書の宛先が、日本共産党志位和夫委員長、自由党小沢一郎(共同)代表と、それぞれ党首宛になっているのに、民進党野田佳彦前幹事長、社民党照屋寛徳国対委員長となっているのは、憲法53条後段に基づく臨時国会(条文上は「臨時会」)の召集決定の要求は、「いづれかの議院の総議員の四分の一以上の要求」をもってすることになっており、今回も、衆参両院で、それぞれ「総議員の四分の一以上」による要求書を提出していることから、衆議院については、要求書提出時の蓮舫代表が参議院議員であった民進党は当時の野田幹事長が、また、党首が国会に議席を有しない社民党福島みずほ副党首は参議院議員)は照屋寛徳国対委員長が、それぞれ衆議院における代表となっていたことによります。
 
憲法第53条に基づき臨時国会召集を要求 野党4党(民進、共産、自由、社民)幹事長・書記局長会談
「記者会見終了後、4党の幹事長・書記局長はそろって川端達夫衆院副議長に臨時国会召集要求書を提出した。また、参院民進、共産、希望、沖縄の風の4会派が臨時国会召集要求書を郡司彰副議長に提出した。」
※金原注 参院の「希望」とは、もちろん噂される小池新党(希望の党)とは全く関係のない、自由党社民党の合同会派「希望の会」のことです。それにしても紛らわしい。
 
〇報道によると、一昨日(9月22日)の持ち回り閣議により、9月28日に臨時国会を召集することが決定されたとのことですが、「議院の総議員四分の一から臨時会の召集を要求し、内閣が臨時会の召集を決定したときは、即日、内閣総理大臣からその旨議長宛に通知するのを例とする。」(「衆議院先例集昭和30年2月版」「一二 議院の総議員四分の一以上の要求又は内閣の必要に基き、臨時会が召集される。」より)とありますので、おそらく、9月22日のうちに、内閣から(管官房長官名でしょう)衆参両院議長宛に、「政府は、来る九月二十八日に、臨時国会を召集することを決定いたしましたから、ご通知致します。」というような文書を送っていることでしょう(読んでいないので、内容については保障できませんが)。
 そして、上記「先例集」には書いていませんが、召集要求を行った議員の代表宛にも、今回のような通知書を届ける例になっているのでしょう。
 しかし、翻って考えてみると、臨時国会(臨時会)の憲法上の召集根拠は53条の以下の規定です。
「内閣は、国会の臨時会の召集を決定することができる。いづれかの議院の総議員の四分の一以上の要求があれば、内閣は、その召集を決定しなければならない。」 
 臨時国会が召集されるのは、「いづれかの議院の総議員の四分の一以上の要求」があった場合(53条後段)、もしくは「内閣が」必要であると判断して「召集を決定」した場合(53条前段)の2つだけです。
 今度召集される第194回国会(臨時会)の召集根拠は、憲法53条前段なのか、それとも後段なのか、どちらなんでしょう?こんなこと、誰も考えていないんだろうか?
 いずれにせよ、9月22日付の管官房長官の4野党に対する文書の内容からは、今度の臨時国会召集の根拠は、憲法53条後段だと言っているように読み取るのが普通でしょう。でも、それってあり得ない!
 各議院の「総議員の四分の一以上」が臨時会の召集決定を要求したのが今年の6月22日ですよ。これを丸々3か月間放置しておいて、「政府は、来る九月二十八日に、臨時国会を召集することを決定いたしました。」って、盗っ人猛々しいというか何というか、言葉もありません。
 たしかに、日本国憲法53条には、「~日以内に」というような、召集決定を行う期間を限定する規定はありませんが、内閣が好き勝手に時期を決められるなどという解釈はあり得ません。
 悪評紛々たる自民党の日本国憲法改正草案(2012年4月)ですら、「いずれかの議院の総議員の四分の一以上の要求があったときは、要求があった日から二十日以内に臨時国会が召集されなければならない。」と改正することを提言しており、その理由として、Q&Aにおいて、「「臨時国会の召集要求権を少数者の権利として定めた以上、きちんと召集されるのは当然である」という意見が、大勢でした。」と説明されているほどです。
 あらゆる観点から見て、安倍内閣による臨時国会召集要求の3か月間の放置は、明白な憲法違反として、全ての国民が認識し、記憶すべきことです。 
 
〇しかも、安倍内閣が、野党による憲法53条後段に基づく臨時国会召集要求を無視して放置したのはこれが初めてではありません。2015年1月に召集された通常国会は、何としても安保法制2法を通過させたいという政府・与党の思惑により、9月27日までという大幅な会期延長がなされ、混乱のうちに安保法制が9月19日未明に可決されたことはよくご記憶のことと思いますが、通常国会閉会後の10月21日、野党5党(「維新の党」というのがあったのですね)が憲法53条後段に基づく臨時国会召集要求を行いましたが、安倍内閣はこれを無視し、翌年1月の通常国会まで、ついに臨時国会の招集決定を
行いませんでした。
 私は、多分、安倍内閣憲法の規定を無視するだろうという予想の下(そういう報道もなされていましたし)、過去の先例に比べてどうなのかということをざっと調べ、召集決定要求のあった10月21日のうちにブログを書きました(憲法53条後段に基づく臨時会召集要求と国会の先例について)。
 その結論部分を抜粋して引用しておきます。
 
(引用開始)
 憲法53条後段による臨時会召集要求が行われながら、召集に至らなかった先例は、いずれも衆議院解散総選挙後に召集された特別会の会期が終了した後の召集要求であったこと、要求が行われた時点で既に11月に入っていたことが認められます。
 これに対し、もしも伝えられるように、安倍政権が臨時会の召集を決定せず、次の国会は来年1月に召集される常会となったと仮定すると、おそらく、日本国憲法施行後、常会から次の常会までの間に、臨時会も特別会も全く召集されなかった初の例となるものと思われます。
(略)
 第13回と第14回の常会が連続していますが、これは1955年に廃止された常会の「前倒し」召集の規定に基づくものであって、特殊な例外です。
 たしかに、「いづれかの議院の総議員の四分の一以上の要求」があった場合でも、「〇〇日以内に、その召集を決定しなければならない」という定めはありませんから、内閣に、それなりの裁量の余地があることは憲法も容認していると解すべきなのでしょう。
 しかしながら、もしも安倍政権が臨時会の召集を決定しなければ、過去の先例を超え、召集要求から次期常会が召集されるまでの最長日数記録を更新することはほぼ確実です。
 しかも、解散総選挙があった訳でもないのに、常会から常会の間に臨時会を1度も召集決定しなかった初の例となる訳です。
(引用終わり)
 
〇伝えられるところでは、9月28日(木)に召集される臨時国会では、首相による所信表明演説は行われず、即日解散されると伝えられています。先例によれば、臨時国会召集日に、本会議すら開かれず、衆議院議長応接室に各会派の代表議員が集められ、解散詔書衆議院議長が朗読することによって解散となった例(1986年6月・第二次中曽根内閣)などもあるようです。
 けれども、今回、安倍内閣が冒頭解散をやろうとしている臨時国会というのは、内閣の意思で召集を決定した臨時国会憲法53条前段)ではなく、あくまで、6月22日に行われた野党からの請求(憲法53条後段)によって召集決定を義務付けられた臨時国会のはずですよね(参照:冒頭で紹介した管官房長官の4党代表宛9月22日付通知書)。それにもかかわらず、一切審議をすることなく冒頭解散する(まだ任期は1年以上残っているのに)というのですから、志位委員長ならずとも、「憲法と国会をこんなにバカにした話はない。」と言いたくなるのが当然です。
 
〇まとめ
 今日、長々と書いてきたことを要約しておきます。今後の街頭でのアピール行動などの参考にしていただければと思います。
 
1 9月22日持ち回り閣議での、9月28日に臨時国会を召集するとした決定は、日本国憲法53条後段により、衆参各院の「総議員の四分の一以上の要求」があった場合に内閣に義務付けられた決定である。9月22日付菅義偉内閣官房長官から衆議院4野党代表に対する通知書がそのことを裏付けている。
2 上記衆参各院の「総議員の四分の一以上の要求」がなされたのは、本年6月22日のことであり、安倍内閣が、憲法で義務付けられた召集の決定を行った9月22日までの間に3ヶ月の期間が経過していた。これは、過去の先例から考えても、何の合理的説明もなし得ない憲法違反の行為(不作為)であると言わざるを得ない。
3 しかも、ようやく召集される臨時国会の冒頭で、所信表明演説すらすることなく解散すると伝えられており、憲法53条後段に基づいて召集された臨時国会において、全く審議をする機会を与えないという、二重の意味で憲法の趣旨を没却した行為に及ぼうとしている。
4 その安倍首相が率いる自民党は、来る総選挙において、自衛隊明記の改憲を公約に盛り込むのではないかと伝えられている。そのこと自体の問題性も重要であるが、過去のいかなる政権も行ったことのない憲法違反・憲法無視を平然と行う政権・与党に、改憲を主張する資格などないことを広くアピールしなければならない。

安保法制の廃止まで忘れてはならない大事なこと(5党合意+閣議決定)~付「戦争法・共謀罪の廃止と安倍内閣退陣を求める大集会」(9/19)

 2017年9月23日配信(予定)のメルマガ金原.No.2944を転載します。
 なお、「弁護士・金原徹雄のブログ」にも同内容で掲載しています。
 
安保法制の廃止まで忘れてはならない大事なこと(5党合意+閣議決定)~付「戦争法・共謀罪の廃止と安倍内閣退陣を求める大集会」(9/19)
 
 いわゆる安保法制2法(「我が国及び国際社会の平和及び安全の確保に資するための自衛隊法等の一部を改正する法律案」及び「国際平和共同対処事態に際して我が国が実施する諸外国の軍隊等に対する協力支援活動等に関する法律案」)が国会で成立した2015年9月19日から、はや2年が経過しました。
 昨年の3月29日に施行されて以降、南スーダン派遣の陸上自衛隊施設部隊に「駆け付け警護」等の新任務が付与されたり、護衛艦(ヘリコプター空母)「いずも」に米艦防護が命じられるなど、着々と安保法制に基づく実績作りが行われています。
 
 私自身、2年前の9.19直後、何をしていたかと振り返ってみると、普通の人とは少し毛色の変わった作業に熱中していたことを思い出します。 
 皆さんは、2015年9月19日未明に参議院本会議で法案が採択される3日前の9月16日、与党の自由民主党公明党、野党の日本を元気にする会、次世代の党、新党改革という5党が「平和安全法制についての合意書」を締結し、翌9月17日、参議院・我が国及び国際社会の平和安全法制に関する特別委員会における採決に際し、上記5党合意と同趣旨の附帯決議が行われ、さらに、法案成立直後の9月19日に行われた持ち回り閣議において、「5党合意の趣旨を尊重し、適切に対処するものとする。」ことを内容とする「平和安全法制の成立を踏まえた政府の取組について」という閣議決定が行なわれたことをご記憶でしょうか?
 何しろ、与野党合意とはいえ、野党3党は議員数1名~5名の弱小政党ばかり、しかも元自民党議員も多いということから、野党の一部も賛成しており、審議は十分に尽くしたという形を整えるために利用されただけ、という見方が多かったのもやむを得ないところであり、私自身も当初はあまり関心を持てませんでした。
 ところが、10月第1週のビデオニュース・ドットコム(ニュース・コメンタリー)の神保哲生さんと宮台真司さんによるトークを視聴したことをきっかけとして考えを改め、「5党合意」をしっかりと読み込もうと決意し、何と10回にわたって連載(内8回分で逐条解説を試みた)したものでした。
 私を駆り立てたものは何だったのか。
 連載の最終回「私はこう読んだ(総集編)」(2015年10月25日)、末尾の「おわりに~5党合意をどう活かすか」において、私は以下のように述べていました。やや長くなりますが引用します(この総集編だけ「である」調で書いたのでした)。
 
(引用開始)
 参議院・我が国及び国際社会の平和安全法制に関する特別委員会で、安全保障関連2法案が強行採決される前日の9月16日に、自由民主党公明党、日本を元気にする会、次世代の党、新党改革の5党間で締結された「平和安全法制に関する合意事項」については、締結直後の冷ややかな雰囲気も過ぎ去り、いまやほとんどの国民が忘れてしまっているのではないかと思える今日この頃である。
 実際、「5党合意」でGoogle検索をかけてみても、合意直後の当事者による発信や報道を除けば、私の連載「安保法制:「5党合意」「附帯決議」「閣議決定」をどう読むか」が上位でヒットするありさまである。
 私自身、神保哲生氏と宮台真司氏によるニュース・コメンタリーを視聴して、はじめて「これはしっかり読み込まねば」と気がついた始末であるから偉そうなことは言えないが。
 もちろん、5党合意と一口に言っても、様々な内容を含んでおり、各条項の解釈にしても、必ずしも断定しかねる曖昧さを残すものも少なくない。それに、私自身、浅学非才の故に、思わぬ検討不足や勘違いをしている可能性も十分にある。従って、多くの人が「5党合意を自分はこう読んだ」という意見を次々と発表してくれることが一番良いと思っている。
 安保関連法制自体を廃止できる時がくれば、「5党合意」はその意味を失うが、それまでにあとどれだけの期間を要するのか誰にも分からない。それまでにも、生身の自衛官が危険な戦地に派遣される可能性は(法律の施行後は特に)常に存在する。そうである以上、自衛隊の戦地派遣を阻止する、あるいはせめて抑制するために使える手段はどんなものでも総動員しなければならない。私が5党合意の注釈をしつこく続けたのはそのためであった。
 このまことに中途半端と言えば中途半端な5党合意が、もしかすると将来、思わぬ効力を発揮する場面があるかもしれない(それが良いことなのかどうかは別論として)。
(引用終わり)
 
 「安保関連法制自体を廃止できる時がくれば、「5党合意」はその意味を失うが、それまでにあとどれだけの期間を要するのか誰にも分からない。」ことが、10回に及ぶ連載を続けさせるモチベーションとなったのでした。
 「5党合意」の中身をここで繰り返すことはしませんが、末尾にリンクした連載の、逐条解説(第2回~第9回)はともかくとして、出来れば第1回(資料編)第10回(総集編)だけでも読んでいただけるとまことに幸いです。
 
 ところで、「安保法制:「5党合意」「附帯決議」「閣議決定」をどう読むか」シリーズへの反響はどうだったかというと、少なくとも私の知る限り、全くありませんでした。まあ、私のブログを読んでくれる人自体がとても少ない上に、中身が地味ですからね。
 
 さて、それから2年、相変わらず安保法制は廃止できておらず、いつ廃止できるのかも分かりません。その間、5党合意に加わった3野党の内、1つは党名変更を繰り返し、議員数を2人まで減らしながらも存続していますが(次世代の党→日本のこころ)、残る2つ(日本を元気にする会、新党改革)に至っては既に存在しません。わずかに「5党合意」の中にその名称をとどめるのみ、と言っては失礼かもしれませんが、少なくとも私にとっての両政党に対する記憶はそのようなものです。
 しかしながら、2015年9月19日の閣議決定「平和安全法制の成立を踏まえた政府の取組について」を変更する閣議決定はいまだ行われていません。仮に安倍内閣が後継の自公政権に交替したとしても、最低限、この閣議決定を守るように求めることは必要です。そのためにも、とにかく「忘れない」ことが大事です。
 
 そして、「安保法制の廃止」を求め続けることの重要性もまた、言うまでもないことです。その決意を再確認するため、去る9月19日に国会議事堂正門前で行われた「戦争法強行採決から2年、戦争法・共謀罪の廃止と安倍内閣退陣を求める大集会」(主催:戦争させない・9条壊すな!総がかり行動実行委員会/参加者:1万0500人と発表)での各登壇者のスピーチをご紹介しますので、是非視聴願います。オープニングアクトの歌を除くスピーチ部分だけなら、約1時間程度です。
 いくつも動画がアップされていますが、ここでは、1本にまとまっている「Makabe Takashi」さんによる動画と、発言者ごとに13分割された「The River」さんの動画をご紹介することにします。是非、集会を追体験し、「安保法制の廃止」を求め続ける意識を高めましょう。
 
【Makabe Takashiチャンネル】
戦争法強行採決から2年、戦争法・共謀罪の廃止と安倍内閣退陣を求める大集会 2017年9月19日(1時間32分)

冒頭~ 〈プレ・コンサート〉なりぞうさん【1/13】(17分38秒)
18分~ 司会者からのお知らせ
20分~ 開会 
22分~ コール (1)
36分~ 〈メッセージ代読〉小沢一郎衆議院議員自由党共同代表)
39分~ 福島瑞穂参議院議員社民党副党首)
46分~ 高田健さん(解釈で憲法9条を壊すな!実行委員会)
53分~ コール (2)
57分~ 佐藤学さん(安全保障関連法に反対する学者の会・学習院大学教授)
1時間03分~ 澤口香織さん(安保関連法に反対するママの会@大田)
1時間13分~ 山口あずささん(安保法制違憲訴訟の会事務局次長)
1時間20分~ 〈行動提起〉福山真劫さん(戦争をさせない1000人委員会)
1時間29分~ コール (3) ~ 閉会
 
【The Riverチャンネル】
〈プレ・コンサート〉なりぞうさん【1/13】(17分38秒)

コール (1)【2/13】(4分59秒)

小川敏夫参議院議員民進党)【3/13】(3分40秒)

志位和夫衆議院議員日本共産党委員長)【4/13】(6分22秒)

〈メッセージ代読〉小沢一郎衆議院議員自由党共同代表)【5/13】(2分41秒)

福島瑞穂参議院議員社民党副党首)【6/13】(7分19秒)

高田健さん(解釈で憲法9条を壊すな!実行委員会)【7/13】(6分49秒)

コール (2)【8/13】(2分45秒)

佐藤学さん(安全保障関連法に反対する学者の会・学習院大学教授)【9/13】(6分00秒)

澤口香織さん(安保関連法に反対するママの会@大田)【10/13】(10分08秒)

山口あずささん(安保法制違憲訴訟の会事務局次長)【11/13】(6分42秒)

〈行動提起〉福山真劫さん(戦争をさせない1000人委員会)【12/13】(8分52秒)

コール (3) ~ 閉会【13/13】(2分49秒)

 
(弁護士・金原徹雄のブログから/「安保法制:「5党合意」「附帯決議」「閣議決定」をどう読むか」シリーズ)
2015年10月4日
2015年10月5日
2015年10月7日
2015年10月9日
2015年10月11日
2015年10月13日
2015年10月15日
2015年10月18日
2015年10月20日
2015年10月25日

「沖縄とともに生きる やんばるの生命の話」(10/14宮城秋乃さん講演と10/15親子自然観察会10/15)のご案内(主催:ゆいま~る和歌山)

 2017年9月22日配信(予定)のメルマガ金原.No.2943を転載します。なお、「弁護士・金原徹雄のブログ」にも同内容で掲載しています。
 
「沖縄とともに生きる やんばるの生命の話」(10/14宮城秋乃さん講演と10/15親子自然観察会10/15)のご案内(主催:ゆいま~る和歌山)
 
 今日も和歌山での企画案内をお送りします。参加が難しい遠方の方には「ごめんなさい」なのですが、日本各地でも同種の企画は可能で、現に開催されているところもあるようですから、まだのところはご参考に。
 
 この企画は、知り合いの松永久視子さんからお知らせいただいて知りました。松永さんは、「転勤ズ」のというか、「祈りの歌の会 みかんこ」のというか、「安保関連法に反対するママの会@わかやま」のというか、とにかくご紹介すべき肩書きがあり過ぎて、どれにしたらいいか分からないほど多方面で活躍されている方ですが、今度はそれに、「ゆいま~る和歌山」の、という肩書きが加わったようなのです。
 前置きはこれくらいにして、いただいたチラシ記載情報を転記します。
 
チラシから引用開始)
沖縄とともに生きる
やんばるの生命の話
 
2017年1014日(土)14:00~16:00(開場13:30)
会場/和歌山市中央コミュニティセンター 
      和歌山市三沢町1丁目2番地アクセス
 
オープニング演奏/森本商店 うた・三線ほか
講演/「やんばる高江・安波の生き物たち」
講師/宮城秋乃さん
      チョウ類研究者・日本鱗翅(りんし)学会会員
 
 地球儀をぐるりと回してみると、沖縄県と同じ緯度のところは、どこも乾燥地帯。
 湿潤で、生物多様性に満ちたやんばるの森は、奇跡と言うほかありません。
 この奇跡の森が壊されようとしています。
 生き物が好きでたまらない、若き昆虫(蝶)学者・宮城秋乃さんをお招きし、やんばるの素晴らしさと今を話していただきます。
 
主催/ゆいま~る和歌山
連絡先/和歌山市松原通3-20 県教育会館内 電話/073-423-2261
ゆいま~る和歌山は、沖縄に思いを寄せる活動を行っていきます。ただ今仲間募集中。
 
親子自然観察会
わんぱく公園園長・有本智さん、宮城秋乃さんといっしょに
定員10組(先着順)小雨決行・雨天中止
2017年1015日(日)10:00~11:30
海南市わんぱく公園(海南市大野中995-2)
昆虫が専門のお二人といっしょに。 
もち物:水筒、虫あみ・虫かご(あれば)
服装:長ズボン、スニーカーもしくは長靴
参加無料
お申し込み・お問合せは松永まで
メール:kokekumi86@yahoo.co.jp Tel:090-8481-0553
(引用終わり) 
 
 最初にこのチラシを拝見した時、講師の「宮城秋乃さん」というお名前はすぐにはぴんと来なかったのですが、「やんばる」「高江」「チョウ類研究者」というキーワード、そして背景の写真(多分、やんばるの森)を眺めていると、すぐに思い出した映画がありました。それは、今年の2月26日(日)、和歌山市勤労者総合センターで上映会が開かれた『いのちの森 高江』(謝名元慶福監督)というドキュメンタリー映画で、少し遅れて行った私は、満員の観衆とともに(多分立ち通しで)画面に見入っていたのですが、その中に登場した若きチョウ類研究者の女性「アキノ隊員」が、今回の講師・宮城秋乃さんということです。
※2月26日の上映会を告知した私のブログ
※「アキノ隊員」も登場する映画『いのちの森 高江』のプロモーションビデオ

 
 松永さんから、今回の講演会開催に至った経緯を説明するメールを送っていただいたのですが、最初の構想では、3月11日前後に開催している「フクシマを忘れない!原発ゼロへ 和歌山アクション」や5月3日開催の「HAPPY BIRTHDAY 憲法 in Wakayama」の「沖縄版」を企画できないか?というところから検討が始まったらしいのですが、さすがにいきなり大規模なフェスタは難しいということで、第1回企画は講演会ということになったようです。
 その第1回の講師として、チョウ類研究者の宮城秋乃さんを招き、さらに講演会の翌日には、海南市のわんぱく公園で「親子自然観察会」も開くというところに、松永さんをはじめとする企画運営委員(と言うのでしょうか?伝え聞くお名前は、かねてよく存じ上げており、とても信頼できる方々ばかりです)の皆さんの、かねてから沖縄の基地問題について関心が高い層の人たちだけではなく、自然が好き、生き物が好き、という多様な人に関心をもって参加してもらいたいという熱い思いが感じられます。
 是非1人でも多くの方に広めていただき、会場がいっぱいになることを願っています。
 ただ、私にとって問題なのは、当日、12時半まで大阪市で抜けられない会議があることで、とても開演の14時には間に合わないということです(何とか後半だけでも参加できればと思うのですが)。
 
 以下、今回の企画の参考となるサイトをいくつかご紹介しておきます。当日までの「予習」にご活用ください。
 
(参考サイト)
※宮城秋乃さんの公式ホームページ。10月14日・15日の和歌山での企画についてもアップされています。
 
 
※このページに掲載された宮城秋乃さんのプロフィールを引用します。
(引用開始)
宮城秋乃 1978年生まれ 沖縄県浜比嘉島出身
沖縄県内の森林性のチョウの生態を研究。主に、沖縄県指定天然記念物のフタオチョウとアサヒナキマダラセセリ、準絶滅危惧種リュウキュウウラボシシジミ、生態不明種ミヤコホソコバネオオハナノミを調査。2011年の秋より、東村高江・国頭村安波の米軍ヘリパッド建設地周辺の生物分布と、ヘリパッド建設や米軍機の飛行が野生動物に与える影響を調査。2017年、新崎盛暉平和活動奨励基金で活動が評価され助成交付者に選ばれる。日本鱗翅学会・日本蝶類学会会員。
ブログ「アキノ隊員の鱗翅体験」http://akinotaiinnnorinshitaiken.ti-da.net/ で沖縄の昆虫、自然、環境問題、昆虫イベントのお知らせを配信中。
著書 「ぼくたち、ここにいるよ 高江の森の小さないのち」「浜比嘉島の昆虫」等
(引用終わり)
 
 
 

市民連合「総選挙における野党協力を求める緊急アピール」を発表

 2017年9月21日配信(予定)のメルマガ金原.No.2942を転載します。
 なお、「弁護士・金原徹雄のブログ」にも同内容で掲載しています。
 
市民連合「総選挙における野党協力を求める緊急アピール」を発表
 
 9月28日召集予定の臨時国会冒頭での衆議院解散が確定的という情勢の下、本日(9月21日)、市民連合(安保法制の廃止と立憲主義の回復を求める市民連合)が、「総選挙における野党協力を求める緊急アピール」を発表し、記者会見を開きました。
 とりあえず、そのアピール全文と記者会見の動画をご紹介します。
 
(引用開始)
 安倍晋三首相が9月末の臨時国会冒頭に衆議院を解散することが確定的となりました。森友・加計疑惑を隠蔽するために、所信表明演説も野党による代表質問もなしに解散を行う可能性さえ指摘されており、自己保身だけを目的とした大義なき解散・総選挙は、国会論戦を一貫して軽視してきた安倍政権による一連の憲法破壊の仕上げとも言うべき暴挙です。
 北朝鮮の「脅威」に多くの国民が恐怖を抱いている状況を奇貨として、解散総選挙を行い、憲法改正に必要な議席を確保するという安倍首相の策略は、ある意味でナチスの手口を想起させるものであり、日本の立憲民主政治は最大の危機に直面しています。
 日本の憲法と民主主義が守れるかどうかの瀬戸際において、立憲主義の価値を共有し、共通政策の確認を行ってきた野党は、小異にこだわり分断されてはなりません。立憲4野党が協力し、国民に対して民主主義を守るための選択肢を提示できなければ、悔いを千載に残すことになります。安倍政権下での改憲発議によるこれ以上の憲法破壊を許さないために、立憲4野党は大同につく決断をすべきだと訴えます。野党が協力するならば、私たち市民も全力を挙げて共に闘います。
2017年9月21日
安保法制の廃止と立憲主義の回復を求める市民連合
(引用開始)
 
市民連合 総選挙における野党協力を求める緊急アピール会見 2017年9月21日(55分)

冒頭~ 山口二郎さん(市民連合呼びかけ人、立憲デモクラシーの会共同代表、法政大学教授)
7分~ 高田健さん(市民連合呼びかけ人、戦争させない・9条壊すな!総がかり行動実行委員会共同代表)
12分~ 長尾詩子さん(市民連合呼びかけ人、安保関連法に反対するママの会)
16分~ 中野晃一さん(市民連合呼びかけ人、立憲デモクラシーの会呼びかけ人)
22分~ 山口二郎さん
25分~ 質疑応答
 
 冒頭の山口二郎さんの発言によれば、来週前半にも、4野党が共有すべき具体的な政策提言を含む市民連合からの「要請書」を各野党に提出するということです。その「要請書」も、公表され次第、ブログでご紹介します。
 
 さて、和歌山1区はどうなるんだろうか。同区の現職議員(民進党)のFacebookページに、積極的にネトウヨばりの反民進党コメントを投稿する人の方ばかり向いていたら、離党するしかないでしょうけどね。けれども、反民進党の極論を得々としてコメント欄に書き込むような人の票だけで当選を重ねたなどと、よもや思っていないでしょうね、岸本さん。

平和のうちに生きる権利を求めて~森松明希子さんの「ともに生きる未来を!さようなら原発さようなら戦争全国集会」(2017年9月18日@代々木公園)での訴え

 2017年9月20日配信(予定)のメルマガ金原.No.2941を転載します。
 なお、「弁護士・金原徹雄のブログ」にも同内容で掲載しています。
 
平和のうちに生きる権利を求めて~森松明希子さんの「ともに生きる未来を!さようなら原発さようなら戦争全国集会」(2017年9月18日@代々木公園)での訴え
 
 今日は、昨日お送りした「「ともに生きる未来を!さようなら原発さようなら戦争全国集会」(2017年9月18日@代々木公園)の動画を視聴する」からのスピンオフで、森松明希子さん(原発賠償関西訴訟原告団代表、東日本大震災避難者の会Thanks&Dream(サンドリ)代表)による約10分のスピーチを文字起こししました。
 おそらくスピーチ用の原稿は用意してあったと思いますが(左手に、原稿かな?と思われる紙を持っていた)、終始原稿に目を落とすことはありませんでしたので、表現が重複する部分があったり、文章のつながりが曖昧になる箇所もあったりで(話すつもりだったことが「飛んだ」のかもしれません)、森松さんご本人も、文字起こしなどされては迷惑かもしれません。
 けれども、森松さんにとって、2人の子どもを連れて福島県から大阪に避難してからの6年半は、「平和とは何か?」「平和のうちに生存する権利とは何か?」を考え続けた6年半だった訳で、自らの血となり肉となった平和的生存権を多くの人に理解して欲しい、その権利の確立、具体化に一歩でも近付けたいという思いがほとばしったスピーチとしてとても感銘を受けました。
 森松さんの後ろで、「福島原発刑事訴訟支援団」の横断幕を持ってずっと立っておられた武藤類子さんは、冷静かつ論理的な語り口のうちに聴き手の心を震撼させる「スピーチの名手」ですが、森松さんは、武藤さんとはまた別種の持ち味で、熱く自らの思いをストレートに訴えるタイプだと思います。
 文字起こしは文字起こしとして、是非、動画によって森松さんのスピーチを「体感」していただければと思います。昨日ご紹介した3種類の動画のうち、森松さんの発言が非常にクリアに聴き取れるのは、UPLAN(三輪祐児)さんによるものです。寄りの絵で、森松さんの表情が良く見える「ken23qu」さんの動画と併せてご紹介しておきます。
(付記)どうしても聴き取れず、私が適当に文章を埋めたところが1箇所あることをお詫びします(さて、どこでしょう?)。
 
20170918 UPLAN ともに生きる未来を!さようなら原発さようなら戦争全国集会・ライブ・デモ

※森松さんのスピーチは1時間08分~1時間18分です。
 
2017.09.18 ともに生きる未来を!さようなら原発 さようなら戦争全国集会【集会本編】

※森松さんのスピーチは20分~30分です。
 
 全国からお集まりの平和を愛する皆さん、こんにちは。福島県から大阪に2人の子どもを連れて避難を続けています、森松明希子と申します。6年半前、私の子どもは0歳と3歳、そして3.11、原子力発電所の事故、福島県で被災しました。多くのここにお集まりの皆さんがこの6年半のあいだ、全国に散らばる福島原発事故の避難者の人たちを受け入れ、手を広げて、そして支え、各地で起こる原子力発電所の存在、再稼働についても、声を上げてくださいました。
 皆さん、今、この国は平和ですか?平和であると世界に胸を張って言えますか?(「言えない」との声)2人の子どもを連れて福島から大阪に6年半避難をし続けている私は、この6年半のあいだ、平和のうちに生きていると実感したことは一度もありません。「平和のうちに生きる権利」も、この国が世界に誇る日本国憲法平和憲法の一番最初の前文に書いてあります。全世界の国民は、「恐怖と欠乏から免かれ、平和のうちに生存する権利を有する」と、前文で高らかにうたい、13条で個人の尊厳を尊重することを最高法規にしながら、生存権、生きる権利を憲法上保障していますが、福島事故を経験して、この国は、6年半のあいだ、本当に「平和のうちに生存する権利」を最優先に、人の命や健康を最も大切にする社会という方向に舵を切って進めて行けているでしょうか。私は、そうは思いません。(「そうだ」の声)私は、2人の子どもを福島から避難をさせて、大阪に避難をさせて、放射線被ばくの恐怖からは、一時的に避難をさせることが出来ています。でも私は、たまたま6年半前に福島で被災をして、私の子どもだけが、はるか遠く離れた大阪で被ばくを免れたらそれでいいとは思えないのです。福島の子どもも、避難できた子どもも、それから今ここの東京にいる、日本全国に、いえもっと広く地球規模で考えれば、世界で次の世代を担うのは、次の世代、子どもたちなんです。子どもたちの命と健康を一番に考えるような、そういう方向に、原子力発電所の事故を経験しているのに、舵を切れていないことを証明し続けている6年半でもあったというのではないでしょうか。(「そうだ」の声と拍手)
 「平和のうちに生存する権利」は、何度も申し上げますが、憲法で保障された基本的人権なのです。人の命よりも、命と健康よりも、最優先で大切にされなければいけない価値は他にないのです。(「そうだ」の声と拍手)基本的人権を尊重して、生きてこそ、健康で生きてこそ、次の子どもに、次の世代にバトンを渡してこそ、そういうふうな方向に社会を進めて行くことが、私たち、3.11後を生きる大人の責任だと私は思います。(「そうだ」の声と拍手)
 皆さん、「平和のうちに生存する権利」、「平和のうちに生きる権利」ということを、今この、この場で、こんなにたくさんの人たちが、原子力災害を通じても、思いを寄せることで一致表明できるのです。今日は、福島の中からも、そして全国に散らばっている避難者たちも、被災者たちも、多くの人たちが会場にもいてくださって、でも、何に一番励まされるかというと、この会場で、佐藤(和良)さん、そして福島から避難をしている私に、福島原発事故の被害の実相を少しでも一緒に共有してくださろうという熱い皆さんのこの眼差しと思いが一番被災地の人たちに励ましとなり、そして、前向いて歩ける本当の意味での復興の希望になるのです。「復興のために」とか、「原発止めたら経済は」とか、そういうまやかしにだまされてはいけないと思うのです。(拍手)
 原子力発電所がひとたび事故を起こしたら、ばらまかれるものは放射能なんです。紛れもなく、放射性物質が空気中、土壌を汚染し、そして海洋を汚します。全世界の皆さんに対して、日本は、汚染物質をまき散らしていることをまずは謝罪するべきです。(「そうだ」の声と拍手)その上で、多くの心を寄せてくださる世界の知見を集めて、子どもたちの未来や健康を守る、そういうふうに舵を切る。
 そして何よりも、私が先ほど皆さんに、「皆さん、平和ですか?」と尋ねました。皆さん、平和とは何ですか?私は、この6年半、平和とは何かと思った時に、平和とは日常の平穏な暮らしそのもの、日々の日常そのものだということを、福島原子力発電所原発事故を通して、身をもって体感しました。それは、72年前、先の戦争で、戦争を経験された方もこの会場にはたくさんいらっしゃると思います。逃げることが許されない、逃げずに火を消せ、お国のために全体主義的な思想に覆われて、そして思考停止を全国民に強いて、そして判断能力を一切封じて、言論も封じて、そして行き着いたのが先の太平洋戦争でした。そのことを、私たちは学ぶべきだし、私たちは学んでいます。
 もう一つ言うならば、原子力発電所が事故を起こして、拡散をしてばらまくものは放射能。70年前、終戦を迎えるにあたって、最後に広島と長崎で落とされた原子力爆弾、爆弾で落とされてばらまかれたものも放射能なんです。この国は、広島、長崎、そして福島を経験しているのに、この国民は黙って、それでもなお原子力発電所にしがみつくのか、それとも、そこまで手を切って、違う方向に進み出すのかは、私たち自身に問われている問題だと、避難をしている私自身も思っています。(拍手)
 そういう観点から、福島原発事故の被災者は、つまりは、核被害者と同じなんです。世界に対して、恥ずかしくない行動を、私は1人の大人としてとりたい、そのように思います。皆さんも、この国に生きる人は、おそらく本当の意味で、平和を愛する人たちだと私は信じています。ですから、どうぞご一緒に、そして、放射線被ばくから免れ、健康を享受する権利というのは、人の命と健康に直接関わる権利です。その権利を侵害し続けているのが今なおひとつも収束をしていない東京電力福島第一原子力発電所原子力惨事です。原子力過酷事故です。そのことを皆さん、胸に思いながら、原子力発電所を再稼働していくのか、本当に止めていくのか。
 そしてこの判決もくだります。今週の金曜日(注:9月22日)です。千葉(注:原発賠償請求千葉訴訟)の判決がおり、10月には、生業(なりわい)訴訟という、福島での民事訴訟の判決もおります。そのような形で、全国には、皆さんの応援を受けながら、原子力発電所を、本当にどういう被害なのかというのを一緒に共有しながら、それは平和につながる道なのです。そのことを、今日私は皆さんとご一緒に確認をしたくて、これまで6年半、長いあいだ、福島のことを、そして避難者のことを支えていただいていました。でも、それでは今私たちに出来ることは、福島原発事故の被災者に出来ることは、被害の実相を、つまり原子力発電所の、平穏な生活、普通の人々の暮らしを奪う原子力発電所の事故がどういうものであるか、それは明らかに、平和を脅かすことを、福島事故は、平和と共存できない原子力発電所ということを、証明し続けているということを確認させていただきたいと思います。(拍手)その上で、ご一緒に、これからも皆さんと共に、私も世界に向けて平和を、そして放射線被ばくから免れ、健康を享受するという、憲法の前文にも書いてある「平和に生きる権利」というのを一緒に勝ち取っていきたいというふうに思っています。ありがとうございました。これからもよろしくお願いします。(拍手)福島のことにずっと思いを寄せて、放射能に対してきちんと向き合ってください。よろしくお願いします。ありがとうございました。(拍手)
 
(弁護士・金原徹雄のブログから/森松明希子さん関連)
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「ともに生きる未来を!さようなら原発さようなら戦争全国集会」(2017年9月18日@代々木公園)の動画を視聴する

 2017年9月19日配信(予定)のメルマガ金原.No.2940を転載します。
 なお、「弁護士・金原徹雄のブログ」にも同内容で掲載しています。
 
「ともに生きる未来を!さようなら原発さようなら戦争全国集会」(2017年9月18日@代々木公園)の動画を視聴する
 
 台風18号が列島を襲った3連休の最終日(9月18日)、北海道には2度にわたって上陸したようですが、それ以外の地域では、台風一過の青空が広がったところも多かったようで、私の住む和歌山市でも、シュプレヒコールのないデモ(政治をなおそうデモ)が午後3時から行われ、私も参加して、先導車(サウンドカー)の上からスピーチするという初めての経験をさせてもらいました(「政治をなおそうデモ」(2017年9月18日)に参加して/2017年9月18日)。
 このデモの参加者は、私がカウントしたところでは、掛け値なしの実数90人でしたが、同じく台風一過となった東京の代々木公園で開かれた「ともに生きる未来を!さようなら原発さようなら戦争全国集会」(主催:「さようなら原発」一千万署名 市民の会、協力:戦争させない・9条壊すな!総がかり行動実行委員会)には、主催者発表で9500人の皆さんが参加されました。
 和歌山市のデモ参加者90人、代々木公園の集会参加者9500人を「少ない」と言うのは簡単ですが、その場に身を置いた1人として、主催者の努力・工夫の一端を知るだけに、とても評論家にはなれそうもありません。自分自身の努力の不足をまずは反省しなければ、というところでしょうか。
 
 さて、この集会及びデモについても、YouTubeに動画をアップしてくださっているところが複数ありますので、追体験するためにご紹介します。
 まず、1本にまとまったものとして、UPLAN(三輪祐児)さんの動画です。
 
20170918 UPLAN ともに生きる未来を!さようなら原発さようなら戦争全国集会・ライブ・デモ(3時間03分)

冒頭~ 代々木公園内の様子(移動撮影)
司会 木内みどりさん
2分~ EFP(アンサンブル・フォー・ピース) ライブ
20分~ 松崎ナオさん ライブ
49分~ 開会挨拶 落合恵子さん(作家)
57分~ 佐藤和良さん(福島原発刑事訴訟支援団団長)
1時間08分~ 武藤類子さん(福島原発告訴団団長) ※一言だけですが
1時間08分~ 森松明希子さん(原発賠償関西訴訟原告団代表) 
1時間19分~ 徳光清孝さん(原水爆禁止佐賀県協議会会長) ※玄海原発について 1時間24分~ カンパ要請 菱山南帆子さん(戦争させない・9条壊すな!総がかり行動実行委員会)
1時間25分~ 趙博(チョウ・パギ)さん うた
1時間33分~ 福山真劫さん(戦争させない・9条壊すな!総がかり行動実行委員会共同代表)
1時間41分~ 山城博治さん(沖縄平和運動センター議長)
1時間52分~ 閉会挨拶 鎌田慧さん(ルポライター)
1時間58分~ コール 菱山南帆子さん
2時間01分~ “We shall overcome” リード:山城博治さん
2時間03分~ PANTAさん うた
2時間07分~ デモ スタート
 
 もう1つ、「ken23qu」さんによる3分割の動画をご紹介します。「UPLAN」さんの動画は終始引き気味の絵なので、登壇者の表情が分かりにくいという点があるのですが、こちらの「ken23qu」さんの絵の方が寄り気味で、表情が分かりやすいですね。ただ、音声については、「UPLAN」さんの方が幾分聴き取りやすいでしょうか。
 
2017.09.18 ともに生きる未来を!さようなら原発 さようなら戦争全国集会【さようなら原発ライブ@野外ステージ編】(49分)

司会 木内みどりさん
1分~ EFP(アンサンブル・フォー・ピース) ライブ
18分~ 松崎ナオさん ライブ
2017.09.18 ともに生きる未来を!さようなら原発 さようなら戦争全国集会【集会本編】(1時間27分)

司会 木内みどりさん
冒頭~ 開会挨拶 落合恵子さん(作家)
8分~ 佐藤和良さん(福島原発刑事訴訟支援団団長)
19分~ 武藤類子さん(福島原発告訴団団長) ※一言だけですが
19分~ 森松明希子さん(原発賠償関西訴訟原告団代表) 
30分~ 徳光清孝さん(原水爆禁止佐賀県協議会会長) ※玄海原発について 
35分~ カンパ要請 菱山南帆子さん(戦争させない・9条壊すな!総がかり行動実行委員会)
36分~ 趙博(チョウ・パギ)さん うた
44分~ 福山真劫さん(戦争させない・9条壊すな!総がかり行動実行委員会共同代表)
53分~ 山城博治さん(沖縄平和運動センター議長)
1時間04分~ 閉会挨拶 鎌田慧さん(ルポライター)
1時間10分~ コール 菱山南帆子さん
1時間13分~ “We shall overcome” リード:山城博治さん
1時間15分~ PANTAさん うた
1時間21分~ 趙博(チョウ・パギ)さん うた
2017.09.18 ともに生きる未来を!さようなら原発 さようなら戦争全国集会【渋谷コース・デモ行進編】(25分)

 
 もう1つだけ、「shusei ch1」さんによる動画をご紹介しておきます。オープニング・コンサートとクロージング・コンサート、それと山城博治さんのスピーチとうたを別建てにした上で、集会の本体部分は、[手話付き]として、発言者と手話通訳者を同一画面に納め、やや斜めからの映像ではありますが、手話も読み取れるようにと努力した動画です。
 
[手話付き]「ともに生きる未来を!さようなら原発 さようなら戦争全国集会」2017.9.18 @代々木公園(1時間18分)

司会 木内みどりさん
冒頭~ 開会挨拶 落合恵子さん(作家)
8分~ 佐藤和良さん(福島原発刑事訴訟支援団団長)
19分~ 武藤類子さん(福島原発告訴団団長) ※一言だけですが
19分~ 森松明希子さん(原発賠償関西訴訟原告団代表) 
30分~ 徳光清孝さん(原水爆禁止佐賀県協議会会長) ※玄海原発について 
35分~ カンパ要請 菱山南帆子さん(戦争させない・9条壊すな!総がかり行動実行委員会)
36分~ 趙博(チョウ・パギ)さん うた
44分~ 福山真劫さん(戦争させない・9条壊すな!総がかり行動実行委員会共同代表)
53分~ 山城博治さん(沖縄平和運動センター議長)
1時間04分~ 閉会挨拶 鎌田慧さん(ルポライター)
1時間10分~ コール 菱山南帆子さん
1時間12分~ “We shall overcome” リード:山城博治さん
1時間16分~ デモ
 
 同じ9月18日に全国で行われた取組のうち、私は、和歌山市で「政治をなおそうデモ」という、若い人たちが企画・準備した、シュプレヒコールがなく(「どうしてもやりたい」という子どもの願いをかなえて1回だけやりましたけど)、参加者が次々とマイクを持って、自分の考えていること、訴えたいことをスピーチするというスタイルのデモに参加し、「こういうスタイルもいいなあ」と思っていたのですが、今日は、東京代々木公園で行われた「ともに生きる未来を!さようなら原発さようなら戦争全国集会」の動画を視聴して、登壇された皆さん、佐藤和良さん、森松明希子さん、福山真劫さん、山城博治さんらのテンションの高さに圧倒されました。
 昨日の和歌山でのデモとのあまりの落差に呆然とする気持ちもありつつ、「どちらもありだよね」という、やや優等生的ではあるものの、そうとしか言いようのない感想が去来しています。
 特に、森松明希子さんは、「平和のうちに生きる権利」を、裁判を通じて、また裁判外でも訴え続け、少しでもその確立に努力するのが自分の使命だと思い決した力強さを改めて確認できる素晴らしい10分間(少しオーバー?)のスピーチでした。原発賠償関西訴訟の弁護団員という立場からのひいき目ではなく、是非、多くの方に視聴していただきたいと思います(私のお勧めは、「shusei ch1」さんによる手話付きの動画です)。

 

(弁護士・金原徹雄のブログから/森松明希子さん関連)
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9条の会共同講演会「安倍改憲を許すな!!」(愛敬浩二名古屋大学大学院教授@11/4和歌山県JAビル)のご案内

 2017年9月18日配信(予定)のメルマガ金原.No.2939を転載します。
 なお、「弁護士・金原徹雄のブログ」にも同内容で掲載しています。
 
9条の会共同講演会「安倍改憲を許すな!!」(愛敬浩二名古屋大学大学院教授@11/4和歌山県JAビル)のご案内
 
 私のブログは、主に和歌山で開催される興味深い行事(憲法原発関連が多いけれど、それに限定する訳ではない)を案内するという情報提供も重要な目的の1つであると考えています。
 正直、「和歌山ネタ」をアップした時は、顕著にブログへのアクセス数が低下しますが、「まあ、仕方がない」と腹をくくっています。
 今日お届けするのも、和歌山市で11月4日に開催される憲法講演会のお知らせです。
 まずは、チラシ記載情報を読んでいただきましょうか。
 
チラシから引用開始)
9条の会共同講演会
安倍改憲を許すな!!
2017年114日(土)午後2時30分~
和歌山県JAビル 11階会議室(JR和歌山駅前)

演題/自衛隊憲法に明記させてはならない」
講師/愛 敬 浩 二 先生
 名古屋大学大学院法学研究科教授(憲法学)
プロフィール
 早稲田大学大学院法学研究科博士課程修了。博士(法学)。信州大学教育学部助教授、名古屋大学大学院法学研究科助教授等を経て、現職。著書は『3.11と憲法』『立憲主義復権憲法理論』『改憲の何が問題か』など多数。2016年9月より「九条の会世話人
 
 安倍政権は東京都議選で惨敗し、支持率も急降下しましたが、改憲の野望は捨てていません。自衛隊を9条3項に明記するという彼らの戦略は、一応、戦争法制定の時の「解釈改憲ではなく正々堂々と改憲を問え」「憲法専守防衛しか認めていない」といった批判への応答にもなっており、戦争法廃止・憲法9条を守ろうという私たちに分断のくさびを打ち、「加憲論」の公明党の賛成が得やすい非常に周到な計画になっています。自衛隊の9条3項への明記は、1項、2項を空文化することになります。戦後72年間、戦争でひとりの外国人も殺さず、ひとりの日本人も戦死させていない「戦争しない国・日本」を破壊することになります。安倍改憲は、何としても阻止しなければなりません。「9条の会合同講演会」への多数のご参加を呼びかけます。
 
入場無料
 
呼びかけ団体
岩出市九条の会●きび9条の会●9条ネットわかやま●九条の会・うちた●九条の会・きし●九条の会・わかやま●9条を守れ「戦争法」廃止海南海草共同センター●「九条を守ろう」那賀郡の会●キリスト者9条ネット和歌山●憲法9条を守る有田共同センター●憲法九条を守るわかやま県民の会●雑賀9条の会●四ヶ郷9条の会●名草9条の会●広川憲法9条の会●守ろう9条 有功・直川の会●守ろう9条 紀の川 市民の会●よみきかせ9条の会和歌山●和歌山うたごえ九条の会和歌山県自治体関係者九条の会和歌山市ひがし9条の会●和歌山司法9条の会●和歌山市役所・水道局退職者9条の会●和歌山障害者・患者九条の会●和歌山中央医療生協・九条の会
 
お問い合せ/
〒640-8137 和歌山市吹上1-5-13-304 柏原卓(九条の会・わかやま) TEL:073-427-5205
(引用終わり)
 
 「立憲デモクラシーの会」呼びかけ人、「国民安保法制懇」メンバー、「九条の会世話人などとして知られる名古屋大学の愛敬浩二(あいきょう・こうじ)先生(憲法学)の講演会が開かれるというのはとても楽しみなことで、是非多くの方にご参加いただきたいのですが、この講演会には、普通の講演会とは異なる特色があります。
 ・・・と言っても、一般の聴衆には関係のない、ごく局所的な「特色」ですけどね。
 
 チラシをご覧になって、「主催団体がどこかが書かれておらず、多くの「9条の会」が呼びかけ団体として表示されているな。」「そういえば、チラシの最初に「9条の共同講演会」と書いてあるな。」と気がつかれたでしょうか。
 その間の経緯については、今回の企画の中心となった「九条の会・わかやま」事務局か
ら、「和歌山市およびその周辺の「9条の会」御中」として発出された昨年11月6日付の文書をお読みいただくのが最も良いと思い、「九条の会・わかやま」事務局にお願いして、文書のデータをご提供いただきましたので、ご紹介します。
 
2016年11月6日付
九条の会・わかやま」事務局から和歌山市およびその周辺の「9条の会」宛
「9条の会」が一緒になって元気が出る取り組みをしませんか「相談会」のご案内
(抜粋引用開始)
 日頃のご奮闘ご苦労様です。さて、2015年9月の戦争法成立、2016年7月の参院選での改憲勢力3分の2の議席獲得という事実の上に、南スーダンPKO派遣の自衛隊に「駆けつけ警護」の任務を付与して戦闘行為に自衛隊を投入しようとするなど、危険な憲法破壊の動きが進められ、さらに、安倍政権は明文改憲をも狙っています。今こそ世論を大きく結集してこの動きを止めなければなりません。
 こうした情勢の中で、それぞれの「9条の会」の取り組みが重要ですが、現実問題として、個々の「9条の会」単独では進め難い状況にあるのも事実です。和歌山県の中部(田辺市周辺)・南部(新宮市周辺)では共同した活動がありますが、北部ではこれまでありませんでした。そこで今回、和歌山市と周辺の「9条の会」が力を合わせた取り組みの可能性を相談し合う会を企画しました。
 会が単独ではできなくても共同すればできることがあるのではないか、という趣旨で自由に話し合いたいと考えています。相談会の前に、由良登信弁護士に講演をしていただく予定です。
 下記の要領で開催させていただきますので是非ご参加ください。各会から複数名のご参加をお願いいたします。
            記
日時:2016年12月4日(日)午後2時~4時30分
会場:新橘ビル8階会議室
      和歌山市美園町5-1-2(JR和歌山駅前、JAビル隣)
参加呼びかけ対象:紀の川市岩出市和歌山市海南市海草郡有田市、有田郡の「9条の会」(「9条センター」を含む)
(引用終わり)
 
 「九条の会・わかやま」事務局からのこの呼びかけがきっかけとなり、「9条の会共同講演会」が実現することになったのですが、具体的な企画については、やはり「九条の会・わかやま」事務局が中心になって提案した模様です。この時期に、愛敬先生を講師に招いて「9条加憲論」の危険性をテーマとした講演会を開くというのは、とても時宜に適った素晴らしい企画だと思います。
 たとえ、その前日(11月3日)、「守ろう9条 紀の川 市民の会」が第14回憲法フェスタを開き、同じ名古屋大学憲法を講じる本秀紀(もと・ひでのり)先生を講師に招いて、事実上同じテーマについて講演していただくという企画を先に考えていた、という事情があったにせよです(今年の憲法フェスタ(11/3守ろう9条 紀の川 市民の会)は本秀紀(もと・ひでのり)さん~歌う憲法学者が語る9条と自衛隊/2017年9月15日)。
 「九条の会・わかやま」事務局としても、「守ろう9条 紀の川 市民の会」の企画(本先生を招くという)を知らなかった訳ではないのですが、どうしても講師や会場の日程が合うのが「11月4日」しかなかったということらしいです。
 
 ところで、「九条の会・わかやま」事務局からの呼びかけの文章の中にある、「和歌山県の中部(田辺市周辺)・南部(新宮市周辺)では共同した活動があります」というのは、田辺近辺の様々な団体が共同して開催している「紀南ピースフェスタ~つながる命のために~」、そして、新宮・熊野地方の諸団体が結成している「くまの平和ネットワーク」による企画のことを指しており、これらの企画については、私のブログでもたびたびご紹介しています。
 このような共同の取組みを毎年実行している地域は他にもありますが、和歌山市ではそのような動きはありませんでした。おそらく、単独で著名な講師を招いた講演会を主催する団体がいくつかあるということが、かえって共同企画をやろうという気運が盛り上がりにくかった要因かもしれません。
 「9条の会」の中にも、「守ろう9条 紀の川 市民の会」のように、大胆にも(!)県外から著名な憲法研究者をお招きしているところもありますが、人的、財政的事情から、単独ではそのような企画は手に余るというところも多いはずで、そこに注目して、「「9条の会」が一緒になって元気が出る取り組み」を提案した「九条の会・わかやま」事務局の慧眼に敬意を表したいと思います。
 願わくは、この企画が大成功して所期の目的を達し、「是非来年以降も頑張って共同企画をやろう」という気運が盛り上がりますように。そして、その際には、「守ろう9条 紀の川 市民の会」の憲法フェスタと、せめて1週間以上の間隔を置いてくださるように、是非お願いしたいと思います。
 
(弁護士・金原徹雄のブログから/安倍改憲メッセージ関連)
2017年6月16日
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「共謀罪は廃止できる!9・15大集会」&デモ大成功!~動画で追体験しましょう

 2017年9月17日配信(予定)のメルマガ金原.No.2938を転載します。
 なお、「弁護士・金原徹雄のブログ」にも同内容で掲載しています。
 
共謀罪は廃止できる!9・15大集会」&デモ大成功!~動画で追体験しましょう
 
 今年の2月6日からスタートした共謀罪シリーズの第37回、6月15日の法案成立後に限れば5本目の記事となります。
 先月(8月)27日のシリーズ第36回で予告した「共謀罪は廃止できる!9・15大集会」が、一昨日(9月15日)、日比谷野外音楽堂に3000人の参加者が集まって開催され、集会後のデモも含め、共謀罪廃止を大きくアピールできましたので、その模様を伝える動画を視聴することによって多くの方に追体験していただき、共謀罪廃止へのモチベーションをあらためて高めたいと思います。
 
 いろんな方が集会やデモの様子を撮影してアップしてくださっていますので、複数ご紹介することにします。
 まず、集会とその後のデモまで1本にまとまっているのが、「Makabe Takashi」さんと「UPLAN(三輪祐児)」さんによる動画です。
 
未来のための公共 #個人の権利と自由を求める銀座デモ 共謀罪は廃止できる!9・15大集会 2017年9月15日(2時間33分)

冒頭~ プレ企画 制服向上委員会ミニライブ
16分~ コール練習 山崎友代さん(共謀罪NO!実行委員会)
17分~ 開会 司会 馬場ゆきのさん、谷虹陽さん(未来のための公共)
19分~ 主催者挨拶 山口薫さん(アムネスティ・インターナショナル日本)
アピール「共謀罪は廃止しなくてはならない」
 24分~ 海渡雄一さん(弁護士、共謀罪NO!実行委員会)
 29分~ 有田芳生参議院議員民進党
 45分~ 渡辺浩一郎(元)衆議院議員自由党
 49分~ メッセージ(糸数慶子参議院議員沖縄の風))代読
51分~ コール1 山崎友代さん(共謀罪NO!実行委員会)
53分~ カンパ要請 金智子さん(反差別国際運動) 
共謀罪廃止のための連絡会」参加団体から
 55分~ 芹澤齊さん(自由人権協会代表理事
 59分~ 篠田博之さん(日本ペンクラブ言論表現委員会)
 1時間03分~ 野平晋作さん(ピースボート共同代表)  
 1時間07分~ 満田夏花さん(国際環境NGO FoE Japan事務局長)
 1時間10分~ 近藤恵子さん(女性と人権全国ネットワーク 共同代表)
 1時間13分~ 三澤麻衣子さん(共謀罪対策弁護団事務局長)
 1時間16分~ 内田雅敏さん(戦争させない・9条壊すな!総がかり行動実行委員会)
 1時間20分~ 岩崎貞明さん(日本マスコミ文化情報労組会議
1時間22分~ 集会宣言 纐纈美千世さん(日本消費者連盟事務局長)    
1時間24分~ デモ説明 盛本達也さん(戦争させない・9条壊すな!総がかり行動実行委員会)
1時間26分~ コール2 山崎友代さん(共謀罪NO!実行委員会)
1時間29分~ デモ
 
20170915 UPLAN【野音集会と銀座デモ】共謀罪は廃止できる9.15大集会(2時間27分)

冒頭~ 制服向上委員会ミニライブ
16分~ コール練習
18分~ 共謀罪は廃止できる!9・15大集会
1時間23分~ 集会終了・デモ出発
 
 次に、制服向上委員会ライブと集会が1本にまとまっている(デモはなし)動画として、「ken23qu」さんのものをご紹介しておきます。
 
2017.09.15 共謀罪は廃止できる!9・15大集会(1時間29分)

冒頭~ 制服向上委員会ミニライブ
18分~ コール練習
20分~ 共謀罪は廃止できる!9・15大集会
 
 発言者ごとに細切れでアップしてくれている(手間がかかったでしょうね)「The River」さんの動画もありました。
 ここでは、纐纈美千世さんによる集会宣言と、5分割された集会後のデモの様子をご紹介します(デモの映像はこれが一番クリアかも)。
 ところで、盛本達也さんによるデモ説明によると、デモ隊はおおむね5つのグループに分けられていたようで、先頭から、①市民・NGO団体、②未来のための公共、③市民・NGO団体、④戦争をさせない1000人委員会、⑤共同センターという順番でした。「The River」さんの5分割デモ動画の2本目と3本目が「未来のための公共」グループで、そのSEALDs風としてお馴染みになったスタイルは、やはり、その他のグループとはかなり異質ですね。
 
2017.09.15「共謀罪は廃止できる!9.15 大集会」:〈集会宣言〉纐纈美千世さん (日本消費者連盟事務局長)【19/29】(2分10秒)

2017.09.15「共謀罪は廃止できる!9.15 大集会」: 銀座デモ (1)【21/29】(6分46秒)

2017.09.15「共謀罪は廃止できる!9.15 大集会」: 銀座デモ (2) - 未来のための公共【22/29】(25分33秒)

2017.09.15「共謀罪は廃止できる!9.15 大集会」: 銀座デモ (3) - 未来のための公共【23/29】(17分11秒)

2017.09.15「共謀罪は廃止できる!9.15 大集会」: 銀座デモ (4)【24/29】(1分41秒)

2017.09.15「共謀罪は廃止できる!9.15 大集会」: 銀座デモ (5)【25/29】(0分57秒)

 
(弁護士・金原徹雄のブログから/共謀罪シリーズ)
2017年2月6日
レファレンス掲載論文「共謀罪をめぐる議論」(2016年9月号)を読む
2017年2月7日
日弁連パンフレット「合意したら犯罪?合意だけで処罰?―日弁連は共謀罪に反対します!!―」(五訂版2015年9月)を読む
2017年2月8日
「共謀罪法案の提出に反対する刑事法研究者の声明」(2017年2月1日)を読む
2017年2月10日
海渡雄一弁護士with福島みずほ議員による新春(1/8)共謀罪レクチャーを視聴する
2017年2月21日
共謀罪をめぐる最新ニュース、動画、声明のご紹介
2017年2月23日
日本弁護士連合会「いわゆる共謀罪を創設する法案を国会に上程することに反対する意見書」(2017年2月17日)を読む
2017年2月24日
「安倍政権の横暴を許すな!」連続企画@和歌山市のご案内~3/3共謀罪学習会&3/25映画『高江―森が泣いている 2』上映と講演
2017年2月28日
共謀罪をめぐる最新ニュース、動画、声明のご紹介vol.3
2017年3月1日
ついに姿をあらわした共謀罪法案(組織的な犯罪の処罰及び犯罪収益の規制等に関する法律等の一部を改正する法律案)
2017年3月3日
「共謀罪」阻止の闘いは“総がかり”の枠組みで~全国でも和歌山でも
2017年3月4日
共謀罪をめぐる最新ニュース、動画、声明のご紹介vol.4

2017年3月6日
共謀罪に反対するのも“弁護士”、賛成するのも“弁護士”
2017年3月8日
共謀罪をめぐる最新ニュース、動画、声明のご紹介vol.5~「テロリズム集団その他」のまやかし

2017年3月9日
3月9日、和歌山で共謀罪に反対する街頭宣伝スタート~総がかり行動実行委員会の呼びかけで
2017年3月17日
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2017年3月21日
閣議決定された「共謀罪」法案~闘うための基礎資料を集めました
2017年3月31日
2017年4月7日
2017年4月14日
共謀罪をめぐる最新ニュース、動画、声明のご紹介vol.9~民科法律部会の声明を読む
2017年4月18日
声明「許せない「共謀罪」」~「「大逆事件」の犠牲者を顕彰する会」が引き継ぐ「志」
2017年4月26日
緊急開催!和歌山弁護士会「共謀罪法案(テロ等準備罪)を考える県民集会」(5/10@プラザホープ)
2017年4月27日
高山佳奈子京都大学大学院教授による共謀罪法案についての参考人意見陳述(2017年4月25日・衆議院法務委員会)を読む

2017年5月9日
「共謀罪」阻止のために~5/9WAASA学習会で話したこと、6/11くまの平和ネットワーク講演会で話すべきこと

2017年5月17日
「共謀罪」をめぐる5月16日の動きを動画で振り返る~衆議院法務委員会参考人質疑、日比谷野音大集会、立憲デモクラシーの会シンポ

2017年5月20日
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2017年5月22日
「共謀罪」法案の衆議院における修正案(可決)を読む
2017年6月6日
予告・「共謀罪」って何?こんなにある問題点!(講師:金原徹雄弁護士)@新宮市(6/11)と真宗大谷派による共謀罪法案反対声明(5/18)
2017年6月7日
国際ペン会長声明「共謀罪は日本の表現の自由とプライバシーの権利を侵害する」&加藤健次弁護士による現状分析
2017年6月10日
2017年6月11日 
2017年6月15日
「共謀罪」法案の参議院採決は違法だ(付・日弁連、市民連合、日本ペンクラブなどによる抗議声明)

2017年6月19日
「学者の会」呼びかけ人一同が発表した「共謀罪法案の強行採決に対する抗議声明」(6/18)を読む
2017年6月26日
2017年8月27日

「市民と歩む図書館~図書館が変わる!?~」(9/30山本健慈さん&渡部幹雄さん/和歌山市勤労者総合センター)のご案内

 2017年9月16日配信(予定)のメルマガ金原.No.2937を転載します。なお、「弁護士・金原徹雄のブログ」にも同内容で掲載しています。
 
「市民と歩む図書館~図書館が変わる!?~」(9/30山本健慈さん&渡部幹雄さん/和歌山市勤労者総合センター)のご案内
 
 知人の木下さんから、興味深い企画(講演会というのかシンポというのか)のご案内をいただきましたので、是非皆さまにもご参加いただきたく(当然私も参加するつもりです)、ご案内することとしました。
 その企画とは、「市民と歩む図書館~図書館が変わる!?~」というもので、前和歌山大学学長の山本健慈さん(現国立大学協会専務理事)と、和歌山大学教授で同大学図書館長の渡部幹雄さんのお2人がダブル講師を務められます。
 図書館運営の実情に精通し、しかも、図書館の将来像を語っていただくのに相応しい方ということで出演交渉されたのだと推測しますが、よく実現しましたね。実行委員会の皆さんの頑張りに敬意を表します。
 
 なお、チラシには詳しく書かれていませんが、伝え聞くところでは、第一部では、2人の講師が、ご自身の図書館運営体験を基に30分ずつ程度の基調講演をされ、第二部では、いくつかのテーマを設定して、お2人からご意見を伺うというもののようです。第二部にコーディネーターが用意されるのか、それともお2人の事実上の「対談」というスタイルになるのかは、当日行ってみてのお楽しみということにしましょう。
 
 以下に、チラシ記載情報を引用します。
 
チラシから引用開始)
市民と歩む図書館
~図書館が変わる!?~
 
2019年、和歌山市民図書館が南海電鉄和歌山市駅に移転し、新図書館が開館します。地域の人々に愛される図書館づくりに関わってこられたおふたりのお話をお聞きしましょう。
図書館に対するイメージが変わるかもしれません。
 
日時:2017年9月30日(土)
     14:00~16:00(13:30開場)
会場:和歌山勤労者総合センター 6階 文化ホール
       和歌山市西汀丁34番地 市役所西隣(電話:073-433-1800)
 
講師 山本 健慈(ヤマモトケンジ)さん
       前和歌山大学学長、国立大学協会専務理事
    渡部 幹雄(ワタナベミキオ)さん
       和歌山大学教授、同附属図書館長
 
参加費無料:予約不要:どなたでも参加できます♪
お気軽にぜひご参加ください。
 
主催「市民と歩む図書館~図書館が変わる!?~」開催実行委員会
問合せ:090-1071-8074(木下)
(引用終わり)
 
 ところで、和歌山大学前学長の山本健慈先生といえば、感銘深く読ませていただいた卒業式式辞を2年続けてブログでご紹介したり、和歌山大学退任から国立大学協会専務理事就任までのわずかの時期に、青年法律家協会和歌山支部の講演会で講師をお願いしたりという具合に、色々とご縁があるのですが、今回の企画を耳にするまでは、山本先生と図書館の結びつきということは考えたことがありませんでした。
 山本先生といえば、和歌山大学での教育・研究活動の傍ら、お住まいの大阪府泉南郡熊取町でアトム共同保育所(現アトム共同保育園)の運営に関わってこられたことはよく知られていますが、町立熊取図書館についても、「図書館の運営に関して、図書館長の諮問に応じるとともに、図書館の行う図書館奉仕について図書館長に意見を述べる」図書館協議会の委員長として長年関与してこられたことを知りました。30日には、そのような経験を踏まえて、様々なご意見を伺えるのではないかと思います。
 
 また、和歌山大学教授、同大学図書館長の渡部幹雄先生が、非常にユニークなキャリアを積まれた図書館作りのエキスパートであることは、今回、ネット検索をして初めて知りました。
 和歌山大学公式サイトの研究者情報には経歴が載っていなかったため、複数のソースからの情報をまとめてみると、渡部先生の経歴は、「1953年11月、大分県緒方町(現在、豊後大野市緒方町)生まれ。東京学芸大学大学院修了。1989年東京都国立市民俗文化財調査員。1990年大分県緒方町立歴史民俗資料館学芸員。1994年長崎県森山町教育委員会参事。2000年滋賀県愛知川町立図書館長を経て、2008年滋賀県愛荘町教育長。2012年和歌山大学図書館長、教授。」ということになるでしょうか。
 3つの公立(町立)図書館の立ち上げを担われるという希有の経歴を積み重ね、ここ数年は、和歌山の地で大学図書館の改革に取り組んでおられます。
 渡部先生は、様々なところから講演を依頼されてお話されているようで、ネットにアップされた講演録も2つ見つけましたので、(参考サイト)としてリンクしておきました。
 
 さて、和歌山市で図書館の未来を考えるとすると、2年後に開館する新しい和歌山市民図書館が、指定管理者によって運営されるということを無視する訳にはいきませんが、今回の企画は、直接には「公立図書館と指定管理者制度」を考えるというものではありません(多分そのはずです)。
 それよりも、まずは、図書館とはどのようなものであるべきか、どのようなものになり得るのか、その理念を語っていただきたいと、私は願っています。
 そのような理想の図書館を作ろうとした場合に立ちふさがる障害は何か、それを克服するためにどうすれば良いのか、私たち市民にどのようなことが出来るのか、そのようなことを考えるヒントが得られれば、大成功だろうと思います。
 もちろん、私たち自身は、そのような学びを通じて、「公立図書館と指定管理者制度」についての認識を深めることも出来るはずです。
 多くの方のご参加をお願いします。
 
(参考サイト)
※2016年3月5日 山本健慈氏講演のレポート
※2014年9月28日 渡部幹雄氏講演(第1部)等のレポート
※2008年5月24日 滋賀県愛荘町教育長当時の渡部幹雄氏による講演録 
私立大学図書館協会 2015年度第2回研究会での渡部幹雄氏の講演録
 
(弁護士・金原徹雄のブログから/山本健慈さん関連)
2014年3月27日
2015年2月6日
2015年3月25日
 
(弁護士・金原徹雄のブログから/図書館問題関連)
2017年8月12日

今年の憲法フェスタ(11/3守ろう9条 紀の川 市民の会)は本秀紀(もと・ひでのり)さん~歌う憲法学者が語る9条と自衛隊

 2017年9月15日配信(予定)のメルマガ金原.No.2936を転載します。
 なお、「弁護士・金原徹雄のブログ」にも同内容で掲載しています。
 
今年の憲法フェスタ(11/3守ろう9条 紀の川 市民の会)は本秀紀(もと・ひでのり)さん~歌う憲法学者が語る9条と自衛隊
 
 私も運営委員の一員として企画に関わってきた「守ろう9条 紀の川 市民の会」がお招きした憲法研究者の皆さんの講演内容を、同会運営委員でもある南本勲さんが、「九条の会・わかやま」事務局として、同会の会紙に掲載してきた講演要旨にリンクしてご紹介したものです。
 「守ろう9条 紀の川 市民の会」では、毎年春に総会、秋(11月3日に会場が押さえられればその日にするのが慣例)に憲法フェスタを開催し、そこで記念講演をお願いしているのですが、今年の春の総会(2017年4月1日)で講演していただいた立命館大学教授の植松健一先生を、私が駅まで車でお送りする途中、次の憲法フェスタの記念講演をお願いする候補者に話が及び、「秋の憲法フェスタでは、だいたい音楽の要素も盛り込むのが例となっています。」というようなことから、音楽を得意とする憲法研究者として、志田陽子先生(武蔵野美術大学教授)などが話題に上った後、植松先生から、「歌う憲法学者ということでいえば、名古屋大学の本秀紀(もと・ひでのり)先生のギター弾き語りは見事ですよ。」というご推薦(?)があり、次の「守ろう9条 紀の川 市民の会」の運営委員会の席上、私がその話を披露すると、「早速、本先生にお願いしてみよう」と衆議一決したという次第です。
 もちろん、「歌う憲法学者」という評判だけでお願いした訳ではなく、法学館憲法研究所サイトの「今週の一言」コーナーに掲載された本先生の文章「憲法研究者〈全国出前講師団〉結成!いつでもどこでも講師の出前承ります」の内容に感銘を受けたこと、本先生のお話されている以下の動画を視聴して、難しいことでも分かりやすくかみ砕いて説明していただけるのではないか、などと考えて講師をお願いすることにしたのでした。
 
「プロフェッショナルに聞く自民党改憲草案」①緊急事態条項(憲法学者・本秀紀さん)(20分)
 

 
 ということで、今年も11月3日(金・文化の日)、いつもと同じ和歌山市河北コミュニティセンターを会場として、「第14回憲法フェスタ 9条をまんなかに~えがこう平和への道~」を開催します。
 以下に、チラシ記載情報を転記します。1人でも多くの方に参加いただきますよう、よろしくお願いします。
 付言すると、今年の「11月3日」は、「安倍9条改憲NO!全国市民アクション」から、以下のような「行動提起」がなされている特別な一日なのでした。
「当面11月3日は、東京は午後2時(14時)開始で、10万人を超える規模で国会包囲の大行動に取り組みたいと思います。全国にも、連携した集会・行動に、100万人を超える皆さんの参加を募ること、成功させることを、今日の時点で確認をし、皆さまとともに準備を進めてまいりましょう。」(9月8日のキック・オフ集会での戦争させない・9条壊すな!総がかり行動実行委員会共同代表の小田川義和さんによる行動提起から)
 とにかく、目指す目的は共通なのですから、和歌山市河北コミセンに集った方も、「100万人」の一部に是非カウントしてもらうことにしましょう。
 
チラシから引用開始)
-表面-
第14回 憲法フェスタ 9条をまんなかに~えがこう平和への道~
 
開催日:2017年11月3日(金・祝)
会  場:河北コミュニティセンター
      (和歌山市市小路192-3<アクセスは裏面>)
入場無料 予約不要
会員でなくてもどなたでもご参加いただけます!
 
メイン会場(2F多目的ホール
【開始】14:00 【終了】16:30頃
第1部 治安維持法犠牲者親族のお話
 治安維持法現代版・共謀罪法の廃止を目指して、「治安維持法による弾圧はどんなものだったか」を和歌山県出身の弾圧犠牲者・戸台俊一氏の甥の戸台敏治さんからお話しいただきます。
第2部 講演「安倍政権の9条破壊を許さない~海外で戦争する『自衛隊』は認められない~」
 講師 本 秀紀(もと・ひでのり)さん
     (歌う憲法学者名古屋大学大学院教授・憲法学)
 安倍首相は5月3日、ビデオメッセージで、「2020年を新しい憲法が施行される年にしたい」「9条1項、2項を残しつつ、自衛隊憲法に明文で書き込む」と言っています。3項に自衛隊を書き込むと、1項、2項が存在する意味がなくなり、戦争法が施行された今、海外での無制限な武力の行使という大改悪になります。
 歌う憲法学者の異名をとる本先生の歌も楽しみながら、安倍改憲を許さないために何をすべきかを学びたいと思います。
 
映像の部屋(2F活動室小)
上映時間 ①10:00~11:05 ②11:15~12:20
DVD上映「高江-森が泣いている2」
 沖縄・高江で、立ち入りを禁止して、米軍北部訓練場の内側で進むヘリパッド建設の実態を伝えるドキュメンタリー映像。藤本幸久・影山あさこ共同監督作品。あなたも現場の目撃者です。
協賛:和歌山県平和フォーラム
※注 和歌山県平和フォーラムが上映権付で購入したDVDを、同フォーラムのご協力を得て上映します。
 
展示の部屋(2F活動室大1)10:00~13:45
 地域のみなさんの文化作品、絵・書・写真・絵手紙・リフォーム・手芸・陶芸などの展示と、交流・おしゃべりの場です。喫茶コーナーもあります。
 
リサイクルひろば(2F活動室大2)10:15~13:00
 今年も「リサイクルひろば」やります。着なくなった服や雑貨などを、袋持参でもらいにきてください。(申し込み不要)譲ってくださる方も大募集。
 
写真展示(2F多目的ホール)10:00~14:00
ヒロシマナガサキ 原爆と人間」
 被爆と被曝の実相を示す35枚の写真パネルです。原爆・原発と人間は共存できません。
 
主催:守ろう9条 紀の川 市民の会  お問合せ先:073-462-0539 原
 
-裏面-
出演者ご紹介
治安維持法犠牲者親族(戸台敏治さん)のお話
 戸台敏治さんの叔父・戸台俊一(としいち)氏は戦前、コップ(日本プロレタリア文化連盟)の財政出版部長として活動し、宮本百合子とも親交がありました。1934年1月に検挙され、その年の10月まで、留置場で拷問を受けました。戸台俊一氏がお兄さんに出した手紙が残されています。その手紙を中心に、戸台俊一氏が行なっていた活動・人となりをお話しいただきます。
☆本 秀紀(もと・ひでのり)さん
 1988年03月 名古屋大学法学部卒業
 1993年03月 名古屋大学大学院法学研究科博士課程単位取得
 1994年04月 名古屋大学法学部助教
 1996年05月 法学博士(名古屋大学
 2004念04月 名古屋大学大学院法学研究科教授
 著書は『政治的公共圏の憲法理論』『現代政党国家の危機と再生』(いずれも日本評論社)など多数。
 民主政の憲法理論を追究するとともに、憲法のこころを実現するために、「愛知憲法会議事務局長」「あいち九条の会事務局次長」などさまざまな活動に取り組んでおられます。また、「歌う憲法学者」との異名をとられています。もちろん、「憲法フェスタ」でも歌っていただきます。
 
<河北コミュニティセンターへのアクセス>
所在:和歌山市市小路192-3 TEL:073-480-3610 (駐車場あり)
南海本線 紀ノ川駅下車徒歩3分(改札を出て左折し120m、左折し踏切を越え180m、右側)
和歌山バス 六十谷線(川永団地⇔南海和歌山市駅)梶取東バス停下車すぐ
 
お知らせ 
①11月3日当日、託児のご希望がある場合は10月20日(木)までにご相談ください。相談先:090-3709-7136(馬場)
②補聴器を使用されている方がよりクリアにお聞きいだけるように、会場に『磁気ループ』を設置します。使用できる補聴器は「Tモード」「MTモード」です。
 
                    「第14回憲法フェスタ」へのご参加のお願い
                     守ろう9条 紀の川 市民の会 代表 原 通範
 私たちの「憲法フェスタ」も回を重ねて14回目を迎えることとなりました。『9条をまんなかに~えがこう平和への道~』を合言葉に、広く平和の問題を考えるとともに、交流と親睦を深める恒例の行事として毎年実施してきました。
 今年の「第14回憲法フェスタ」は、例年のように「展示の部屋」「映像の部屋」「リサイクルひろば」の企画を実施するとともに、メイン会場の第1部は、治安維持法の現代版と言われる「共謀罪法」の廃止を目指し、戦前の治安維持法弾圧の実態はどんなものであったかを、犠牲者の親族の方からお話しいただきます。第2部は、「歌う憲法学者」の異名をとる名古屋大学教授・本秀紀氏に「安倍政権の9条破壊を許さない~海外で戦争する『自衛隊』は認められない~」と題して講演をしていただきます。
 東京都議会議員選挙で惨敗した自民党ですが、安倍政権はまだ、改憲の策謀を捨てていません。今や、憲法改悪阻止に最大限の力を注ぐ時です。憲法改悪を絶対に許さないために、多数のみなさまのご参加をお待ちいたしております。
(引用終わり)

第14回憲法フェスタ(チラシ・表)第14回憲法フェスタ(チラシ・裏)