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予告11/20~25「-フクシマと生きる-ベアトラム・シラー写真展」(ギャラリー砌@東大阪市)

 今晩(2013年11月19日)配信した「メルマガ金原No.1548」を転載します。

 なお、「弁護士・金原徹雄のブログ」にも同内容で掲載しています。


予告11/20~25「-フクシマと生きる-ベアトラム・シラー写真展」(
ギャラリー砌@東大阪市


 「フクシマの今」を撮影した写真については、このメルマガ(ブログ)でも何度かご紹介してきました(「100人の母たち」は福島とは限らず子どもを連れて避難した母たちが撮影対象ですが)。


「100人の母たち」スライドショー&トークセッション(in北九州市)

「豊田直巳フォト語り・3.11後のフクシマを歩く。」(週刊通販生活)

長谷川健一さん(飯舘村)が伝えたいこと

ダミール・サゴルジ氏が写し撮った2013年9月のフクシマ(40枚の写真)


 写真家が対象に寄り添い一瞬を切り取った1枚の写真に、動画では伝えきれない「永遠」と「真実」が結晶して見る者を感動させずにはおかないことがあります。


 このたび、和歌山県田辺市の寺井拓也さんから、以下の写真展のご案内をいただきました。


フクシマと生きる- ベアトラム シラー 写真展

2013年11月20日(水)~25日(月)

於:ギャラリー 砌 migiri

  大阪府東大阪市上石切町1丁目3-24

   (近鉄石切駅より徒歩約3分)
  営業時間 AM11時~PM6時
  tel 0729-87-3600

  公式サイト


 寺井さんから私宛のメールの一部をご紹介します。


(引用開始)

 ところで、フクシマの写真展が下記の要領で大阪で開催されます。

 このベアトラム シラー さんはドイツ人で、私の所属する「つゆくさと大地の会」代表・奥野佳代さん(龍神村)のお嬢さんの夫でいらっしゃいます。現在は大阪に在住し、事故後たびたび福島に入り、写真を撮ってこられています。昨年の「紀南ピースフェスタ」でもその写真展をさせて頂いたところです。福島の現地に密着した写真で心を引きつけるものでした。来年の「紀南ピースフェスタ2014」でも予定(検討中)しているところです。

 会場が大阪なので和歌山から距離があるのですが、ご参考にご紹介させて頂きます。

(引用終わり)


 「紀南ピースフェスタ2012」で写真展が行われたということですが、私は「2011」と「2013」には参加したものの、「2012(上富田)」には伺っておらず、また、今年10月に開催された「Art in 龍神村」でもベアトラム・シラーさんの作品展があったようですが、これも行きたいとは思いながら所用のために行けずということで、残念ながら、私自身はまだシラーさんの写真を見たことがないのです。


 それでも、メルマガ(ブログ)でご紹介しようと思ったのは、信頼する寺井さんからのご紹介ということももちろんですが、もう一つ、ネット検索したところ、かつて開かれたベアトラム・シラーさんの写真展「W・I・N・G~光と影でとらえた福祉の原風景~」(於:海岸通ギャラリーCASO@大阪市港区)を紹介したギャラリーのサイトが見つかり、そこに掲載された何枚かの写真から、私の心に直接飛び込んでくる“何物か”を感じたことによります。


 また、シラーさんは、この一連の写真により、「ミオ写真奨励賞2010」を受賞されています。


 ギャラリーCASOサイトに掲載されたシラーさんの略歴を引用します。


ベアトラム・シラー Bertram Schiller

1976  Hamburg(ドイツ)生まれ
1996 - 1999 石工修業
2005 Alanus University of Arts and Social Sience 彫刻科 卒業
2006 来日
  「特定非営利活動法人W・I・N・Gー路をはこぶ」で働く

'03 アートプロジェクト"Bayerstrasse" (ドイツ)
'04 芸術のオリンピック"Artiade"Athne(ギリシャ
   招待作家に選出
'04 アートプロジェクト"MOORROOM"(ドイツ)
'05 グループ展"Irgendwo im Niegendwo"  Kurten (ドイツ)
'06 不二画廊 二人展
'07 新風舍写真賞 奨励賞受賞
'07 不二画廊 個展"Bilder"
'08 不二画廊 個展"Alltagskost"
'09 不二画廊 個展"Still"
'10 不二画廊 個展
MIO写真奨励賞 入選


 上記写真展「光と影でとらえた福祉の原風景」の撮影対象となったと思われる「特定非営利活動法人W・I・N・Gー路をはこぶ」「社会福祉法人ゆうのゆう」公式サイトはこちらです。


 上記期間中、ご都合のつく方には、是非ギャラリー砌(みぎり)に足を運んでいたきたく、お勧め致します。


(追記/必見!)

 以上の内容でメルマガを配信した後になって気がついたのですが、ベアトラム・シラーさんの公式サイトがあり、そのサイトで、上にご紹介した「W・I・N・G~光と影でとらえた福祉の原風景~」及び「フクシマと生きる」のために撮影された作品が相当数公開されていました。

 もちろん、ネット上で見るのと、実際に印画紙に焼き付けられた作品として鑑賞するのでは、受ける感銘が違うことは当然ですが、東大阪市まで出かけることが困難な方は、是非このサイトでじっくりとシラーさんの作品をご覧になっていただきたいと思います。


公式サイト

Gallerys

 “Live with Fukushima”(140枚)

 “W.I.N.G”(38枚)


 なお、「ギャラリー砌(みぎり)」サイトに掲載されていた告知には、以下のように記載されていました。


フクシマと生きる 写真展

2013年11月20日[水]→ 11月25日[月]

ベアトラム シラー

作品販売の収益の一部は寄付いたします。