2019年5月20日配信(予定)のメルマガ金原No.3419を転載します。
実は、5月3日の“HAPPY BIRTHDAY 憲法 in Wakayama 2019”の会場で、松浦さんからチラシを受け取りながら、忘れるともなく忘れてしまっていたものです。以前のように「ブログ毎日更新」を続けていれば、いつも「何か取り上げるべき材料はないだろうか?」と考えていましたので、早速紹介していたはずなのですが、いかんせん、「毎日更新」を止めてしまったため(5月になってからまだ3本しか書いていない)、こういう事態となってしまったのでした。
さて、松浦さんから、この講演会にいての参加要請書の文書ファイルも送られてきましたので、それをまずお読みいただくことにしましょう。
(引用開始)
講演会開催のお知らせ
平素は私たちの活動にご理解ご協力をいただき誠にありがとうございます。
皆様もご承知のとおり生石山高原周辺に巨大風力発電建設計画が発表されて1年半が経過しました。その間、環境影響評価の配慮書、方法書等について事業者から当該地域に対しての住民説明会が開催されました。
今年3月26日にはパシフィコ・エナジー株式会社からパシフィコ・エナジー和歌山西部洋上風力発電事業に係る計画段階環境配慮書が提出され、5000KW~12000KW級の風力を御坊市、日高町、美浜町の海上に150基建設したいとの案が出されています。
しかし、環境省が2017年度に作成した「風力発電施設から発生する騒音等への対応について」の中身では、「風力発電施設から発生する超低周波音・低周波音と健康影響については、明らかな関連を示す知見は確認できなかった」ということになっており、風力発電施設から発生する低周波音20HZ以下については配慮する必要がないとなっています。
低周波音被害と騒音被害の症状は全く異なっており、対策も異なります。
和歌山県では風力発電施設近辺の方たちが被害を受け、低周波音被害特有の症状を訴えておられます。低周波音域20HZ以下を配慮しなくてよいということは風力発電の周辺で低周波音被害に苦しんでおられる方たちには配慮しなくてもよいということになります。
事業者の説明会でも低周波音被害が無いかのごとく説明が進められてきています。
住民が間違った判断をしないためには、本当のことを知る以外にないと考えています。
このたび、医学的な立場からと工学的な立場から低周波音問題を考察していきたいと別紙の日程で講演会を企画しました。
一人でも多くの方に講演会にご参加いただけるよう、お知り合いの方にお声かけを
よろしくお願いいたします。
風力発電の被害をを考える会・わかやま
世話人代表 松浦攸吉
電話 073-451-5960
(引用終わり)
それでは、その講演会の内容については、チラシ記載情報を転記してご紹介しましょう。
(チラシ記載情報から引用開始)
2019年5月25日(土)13時~16時
会場 県民交流プラザ・和歌山ビッグ愛9階会議室C
和歌山市手平2丁目1-2(☎073-435-5200)
講師 翁長 博(おなが ひろし)氏
工学博士
住環境の低周波音問題研究会 代表
講師 汐見幹夫(しおみ みきお)氏
医学博士
主催:風力発電の被害を考える会・わかやま
連絡・問い合わせ先:☎073-451-5960(松浦)
(引用終わり)
私にしても、これ以上の情報の持ち合わせはないのですが、さらに関連情報を集めたいという方のために、リニューアルされた「風力発電の被害を考える会・わかやま」ホームページをご紹介しておきます。