今晩(2013年1月18日)配信した「メルマガ金原No.1237」を転載します。
2/19開催予告「食品摂取による内部被曝について考える」(和歌山弁護士会)
和歌山弁護士会に公害対策・環境保全委員会という委員会があります。
上記ホームページの委員会活動報告にも記載されているとおり、これまでも数多くのシンポジウムを開催してきました。
そして、このたび、以下のとおり、「食品摂取による内部被曝について考える」ためのシンポジウムを開催することとなりましたのでご案内します。
チラシはこちら。
(チラシより引用開始)
食品摂取による内部被曝について考える
福島第一原子力発電所の事故により、大量の放射性ヨウ素、放射性セシウムなどの放射性物質が放出され、土壌、河川、海洋が放射性物質に汚染された結果、基準値を超える食品が流通するという事態も生じました。
低線量被曝での健康影響は、科学者の中でも意見がわかれていますが、その危険性は無視できません。現在の食品中の放射性セシウムの基準値は本当に妥当なものなのか、食品の検査体制はどのようにしていくべきか、過度の不安や心配をしないためにどのような社会を築いていくべきか等、食品摂取による内部被曝に関する問題点を考えることにしました。
と き 2013年(平成25年)2月19日(火)
開場:午後5時30分
開演:午後6時
ところ 和歌山ビッグ愛(和歌山市手平二丁目1-2)
6階 会議室(602号、603号)(135人収用可能)
●入場無料
●予約不要
基調講演「食品摂取による内部被曝のしくみ」
講師 岩本智之(いわもと・さとし)氏(元京都大学原子炉実験所教員)
パネルディスカッション「基準値及び検査の問題点」
パネラー
岩本智之(いわもと・さとし)氏(元京都大学原子炉実験所教員)
金田直樹(かねだ・なおき)氏(消費者庁消費者安全課企画官)
湯浅友美(ゆあさ・ともみ)氏(放射能から命を守りたい集いin和歌山代表)
コーディネーター 西 直哉(にし・なおや)(和歌山弁護士会 公害対策・環境保全委員会委員長)
主 催 和歌山弁護士会(担当:公害対策・環境保全委員会)
お問い合わせ TEL.073-422-4580
(引用終わり)
私も和歌山弁護士会の会員ではありますが、平成元年に弁護士になって以来、公害対策・環境保全委員会の委員になったことは一度もなく、上記シンポについても、チラシに記載されている以上の情報の持ち合わせはありません。
ただ、パネラーとして登壇してくれる「子育て中のお母さん」に心当たりはないだろうか?という西委員長からの相談に少し乗っただけです。
余談ながら、私が西委員長に対し、放射能から命を守りたい集いin和歌山の湯浅友美さんが適任ではないかと回答しようと思っていた矢先、同じ和歌山弁護士会主催(憲法委員会が担当)の市民集会「オスプレイも原発情報も隠される!?~秘密保全法制の危険性と問題点~」のパネラーに湯浅さんが決まったという話を聞いて茫然とした・・・というような裏話もあるのですが、結局、他に適任者がいないということで、当初の予定通り(?)湯浅さんにお願いすることになったようです。
なお、他のパネラーの皆さんについても一言ずつ。
岩本智之さんに和歌山弁護士会の公害シンポのパネラーをお願いするのは2回目で、前回は、平成16年11月12日、御坊市民会館において開催されたシンポジウム「使用済み核燃料中間貯蔵施設の安全性を考える」でした。
コンテンツの中には「食品と放射能Q&A」などもあり、この問題に関する国の基本的なスタンスが分かります。
日本弁護士連合会は、昨年、食品と放射性物質に関して以下の会長声明を発出しています。
2012年2月24日
2012年5月11日