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「原子力防災 見直しの課題」(原子力資料情報室第81回 公開研究会)

 今晩(2013年2月8日)配信した「メルマガ金原No.1258」を転載します。
 
「原子力防災 見直しの課題」(原子力資料情報室第81回 公開研究会)
 
 去る2月2日(土)午後、東京都渋谷区のカタログハウス「セミナーホール」において、原子力資料情報室主催による第81回公開研究会として、「原子力防災 見直しの課題」と題した講演会が行われました。
 講師は、「はんげんぱつ新聞編集委員」「自治労脱原発ネット・アドバイザー」の末田一秀さんでした。
 
 講演の模様が録画で視聴できます。(2時間13分06秒)
 
 当日末田さんが使われた資料はこちらです。
 
 公開研究会の事前告知文を引用します。
(引用開始)
 2012年10月31日に原子力規制委員会は「原子力災害対策指針」をとりまとめました。対策の範囲は、原発からおおむね30キロ圏へと広げられましたが、それだけ多くの人を複数の自治体にまたがって避難させる具体的な計画を立てるのは容易ではありません。甘い避難の基準が導入されようとしています。指針に従って各自治体は今年度中には防災計画の改訂あるいは新規に策定することが迫られています。
 原子力防災見直しの問題点と私たちは何を求めていけばよいのかを考えます。
 ぜひご参加ください。
(引用終わり)
 
 末田さんは大阪府に務める公務員でもあり、和歌山で2011年10月に行われた「放射能がれき け入れるべきか否か」という学習会でも講師を務めてくださいました。
 
 末田さんは「環境と原子力の話」というご自身のホームページも運営しておられ、貴重な論考を読むことができます。
 
 実は、この「原子力災害対策指針(改定原案)」については、現在、パブリック・コメントが募集されており、しかも募集期間わずか2週間、締切が2月12日(火)という慌ただしさです。
 インターネットから、意見提出フォームで送信しようという人にはまだ少しは時間が残されています。
 1日か2日でパブコメに応募したいという人のために、原子力資料情報室が、「わたしもあなたも防災計画ビギナー?!防災計画を考えるための解説メモ」というページを急遽アップしてくれました。
 原子力資料情報室のスタッフが送った意見も掲載されていますので、これらを参考に是非パブコメに意見を送りましょう。
 

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