本日(2013年2月16日)配信した「メルマガ金原No.1266」をお届けします。
緊急!署名へのご協力のお願い「“重水素実験”を認めないよう求める署名」
小出裕章さんも、その危険性に警告を発しておられます。
最近の発言を「小出裕章(京大助教)非公式ブログ」からご紹介します。
2013年2月2日 愛知県小牧市での講演及びインタビュー(文字起こし掲載)
動画(講演)
動画(インタビュー)
2013年2月6日 【ペイフォワード環境情報教室】第17回(文字起こし掲載)
動画(音声)
「重水素実験」を計画している核融合科学研究所は、「大学共同利用機関法人 自然科学研究機構 核融合科学研究所」というのが正式名称のようで、要するに、京都大学原子炉実験所と似たような組織なのでしょうかね?(適当な思いつきなので信用しないでください)。
その中の「重水素実験の概要とその安全性について」には、以下のような記載があります。
(引用開始)
発生するトリチウムは僅かですが、トリチウム除去装置を通し、90%以上を回収・処理します。除去しきれなかった分は、研究所の管理値(法令の25分の1)以下であることを確認してから、排気塔から放出します。その影響は、研究所の門衛所のところにずっと立っていても、体内に元々あるトリチウムの15分の1以下です。中性子は実験建屋のコンクリート壁で遮へいします。
(引用終わり)
「90%以上を回収・処理」と言われても、残りは「排気塔から放出」されるというのですから、正直と言えば正直ですが、地元住民が反対するのももっともですね。
実は、昨日(2月15日)、私が事務所で執務中に岐阜県の女性からお電話があり、「多治見を放射能から守ろう市民の会」が核融合科学研究所の重水素実験に反対する署名活動をしており、締切の2月20日が迫っているのだけれど、ブログで署名を呼びかけてもらえないだろうか?というご依頼がありました。
メルマガの読者こそ226人おられますが、私のブログ(弁護士・金原徹雄のブログ)への訪問者はせいぜい1日20人程度だし、もう一つのブログ(wakaben6888のブログ)を合わせても大した数にはならないと思いますが、そんな私にまで協力要請の電話をかけてこられた女性(声の感じでは、多分子育て中のお母さんではないかと推測されました)の必死の思いに胸を打たれました。
「多治見を放射能から守ろう市民の会」公式サイト
「署名用紙」ダウンロード
「電子署名」
※電子署名フォームのリンク先URLをクリックされると、「5年後10年後 子どもたちが健やかに育つ会」のトップページが表示されるかもしれません。その場合、同ページの左欄(メニュー)の下から4項目「重水素実験調印反対署名」をクリックしていただくと署名フォームとなりますのでよろしくお願いします。
あるいは、「多治見を放射能から守ろう市民の会」公式サイトに貼られている電子署名へのリンクから入る方法もあります。
集約日である2月20日までに署名を集めて用紙を届けるのは時間的に難しいと思いますので(今日、明日で集めて18日発送なら間に合うかな)、ご賛同いただける方は、是非「電子署名」にご協力をお願いします(私も署名しました)。