今晩(2013年5月2日)配信した「メルマガ金原No.1343」を転載します。
なお、「弁護士・金原徹雄のブログ」にも同内容で掲載しています。
是非1人でも多くの方にご参加いただきたくご案内します。
そして、一度長谷川さんのお話を伺ってみたいと思っていたところ、意外なところから講演会のお誘いがあったのです。
今年の3月22日、大阪市西成区で居酒屋を営んでいるという一面識もない女性から私の事務所に1通のFAXが届きました。何でも、私のブログを読んでFAXを送ってくださったということでした。
その方は、3・11以後、仲間の皆さんとカンパを集めて被災地に送る活動を始め、それが縁となって2011年12月に長谷川健一さんの講演会を西成で開催され、以後、長谷川さんとの交流を深めて継続的に飯舘村への支援活動をされているとのことでした。
そして、本年5月下旬に再び長谷川さんの講演会を開催することになったについては、その前後に「関西周辺で、講演会をしてくださる方々を探しています」「金原さんの周辺で一度講演会を開催していただけないでしょうか?」というご相談でした。
そこで、早速、私の周囲の皆さんに検討をお願いした結果、「にんにこ被災者支援ネットワーク・和歌山」が開催を引き受けてくださることになったという次第です。
以上のとおり、私は単にとりつぎ役を務めただけですが、思い切って私に連絡してくださった西成の「はなまま」さん(twitterハンドルネーム)や「にんにこ被災者支援ネットワーク・和歌山」の皆さんの協力によって長谷川さんの講演会が実現する運びとなり、本当に嬉しく思っています。
是非、多くの方に飯舘村の実情を知ってもらいたいですね。
以下に、講演会のチラシを貼り付けておきますので、この情報の拡散をよろしくお願いします。
(チラシ2から引用開始)
酪農家 長谷川健一さんをお迎えして
長年、飯舘村で酪農を営んでいた長谷川さんは、酪農を「休止する」という苦渋の決断を下しました。出荷制限の為、原乳をしぼっては捨てざるをえない日々。我が子同然に育ててきた牛たちに十分な餌を与える事もできず、次第にやせ細り、結局別れなければならなかったという現実。
事故後に自ら撮り続けた村の映像をまじえながら、飯舘村の現状や長谷川さんの思いを語っていただきます。
長谷川さんは2011年7月5日を皮切りに、これまでも全国各地でたくさんの講演活動を行ってこられています。その原動力となっているのは友人であった相馬市の酪農家が「原発さえなければ」とベニヤ板に書き残し「自死」したことでした。命の尊さ、大切さ。現在、同じ日本の中で起こっている真実をぜひ多くの方に知っていただき、わたしたちは何をしていくか?わたしたちはどう生きるのか?を考え繋がっていける場となればと思います。
たくさんの方のご来場をおまちしております。
長谷川健一さんプロフィール
1953年、福島県飯舘村生まれ。酪農家として牛や猪を飼い暮らしてきた。福島第一原発事故による放射能汚染を知り、いち早く区長を務める。飯舘村前田地区の住民集会を開いて現状を説明し、被曝を避けるための対処法を知らせた。以後、飯舘村の映像を記録し続け、日本はもとより海外にも出かけて飯舘村で起きていることを知らせる活動を展開している。
著書
日時 2013年5月25日(土)
18:30 開場
19:00 長谷川健一さん講演会
20:30 質疑応答
21:00 終了
場所 中央コミュニティセンター3階多目的ホール
和歌山市三沢町1-2
073-402-2678
参加費 500円(高校生以下無料)
※長谷川さんの資料代、交通費に充てさせていただきます。
お問い合わせ 080-2449-5300(富士原)
主催 にんにこ被災者支援ネットワーク・和歌山( http://ninnico.jp/ )
(引用終わり)
(付記)
和歌山より先に決まっていた大阪西成での講演会は和歌山の翌日に開かれます。
日時 2013年5月26日(日)午後2時30分~
参加費 500円
主催 西成青い空カンパ