2つのシンポジウムのご紹介~1/22ミナセン(みんなで選挙)&1/23市民連合
今晩(2016年1月27日)配信した「メルマガ金原No.2348」を転載します。
なお、「弁護士・金原徹雄のブログ」にも同内容で掲載しています。
2つのシンポジウムのご紹介~1/22ミナセン(みんなで選挙)&1/23市民連合
去る1月22日(土)には、参議院議員会館1階講堂において、「ミナセン(みんなで選挙)」市民勝手連シンポジウム」が開かれ、翌23日(日)には、東京都北区の「北(ほく)とぴあ」において、「安保法制の廃止と立憲主義の回復を求める市民連合」が主催するシンポジウムが開かれました。
この動きのどちらを先にご紹介しようかと悩んだ末に、とりあえず、双方のシンポを報じたニュースにリンクするとともに、前者についてはIWJのダイジェスト映像を、後者についてはUPLAN(三輪祐児氏)のフル動画をご紹介することとしました。
それにしても、12月20日の「市民連合」結成記者会見の時に、最も詳細な会見紹介記事を書いたのが産経ニュース(WEB版)であったのは驚きでしたが、1月23日のシンポジウムについても、産経ニュースが各登壇者ごとに、その発言の要点をまとめた実に詳しい記事をアップしているのにはまたまた驚かされました。
見出し(とリード文)に「安倍政権への“過激”な批判相次ぐ」とあるのは単なるエクスキューズであり、実は産経の中に、「市民連合」の動きに共感している人がいるのではないかという「妄想」を一瞬抱いてしまいそうになりました。
見出し(とリード文)に「安倍政権への“過激”な批判相次ぐ」とあるのは単なるエクスキューズであり、実は産経の中に、「市民連合」の動きに共感している人がいるのではないかという「妄想」を一瞬抱いてしまいそうになりました。
以下、記録にとどめるために、関連サイトにリンクしておきます。全国各地において、7月の参院選でまともな野党議員を1人でも多く当選させたいと奮闘している皆さん(私自身もそうありたいと思っていますが)の参考になればと思います。
【1月22日 「ミナセン(みんなで選挙)」市民勝手連シンポジウム】
(ニュース)
カナコロ(神奈川新聞) 2016年1月23日02時00分
野党共闘へ全国の市民団体が連携 都内でシンポ
田中龍作ジャーナル 2016年1月22日 22:02
市民勝手連がリードする野党共闘 民主党議員に激しい怒号
(ニュース)
カナコロ(神奈川新聞) 2016年1月23日02時00分
野党共闘へ全国の市民団体が連携 都内でシンポ
田中龍作ジャーナル 2016年1月22日 22:02
市民勝手連がリードする野党共闘 民主党議員に激しい怒号
※田中龍作さんの記事のタイトルになっている「民主党議員に激しい怒号」の対象となったのは福山哲朗参議院議員であり、その模様が上記ダイジェスト映像でも見ることができます。誰を非難したいということではありませんが、見ていて心が冷え冷えとしてくるのは致し方ないですね。
【1月23日 「安保法制の廃止と立憲主義の回復を求める市民連合」シンポジウム】
(ニュース)
朝日新聞デジタル 2016年1月24日00時34分
「イヤな時代をどう押し返すか」市民連合がシンポ
(抜粋引用開始)
安全保障関連法に反対する学生団体「SEALDs(シールズ)」や学者の会などの有志で設立した団体「市民連合」が23日、東京都内でシンポジウムを開いた。「イヤな時代をどう押し返すか」と題したパネルディスカッションでは、夏の参院選に向けた議論も交わされた。
オウム真理教のドキュメンタリーを手がけた映画監督の森達也さんは「ひとつに向かう集団化が起き、同調しないものの排除が進んでいる。それはオウム真理教で起きていたことと同じ」と分析。上智大学の三浦まり教授は、学生から「政権への批判は中立的ではないから良くない」と言われたエピソードを紹介。「国家に対する一体感を求めている。そちらにいれば安心できるから」と指摘した。
自民党が改憲の候補に挙げる「緊急事態条項」について、学習院大法科大学院の青井未帆教授は「市民が勉強しなければいけない」と語った。SEALDsメンバーで筑波大院生の諏訪原健さん(23)は「野党共闘ができても参院選での勝利は簡単ではないが、勝つと言い続ける。言葉をどう発していくかで社会は作られるから」。一方で、「選挙で一喜一憂せず、その先の社会をどう描くかも大切だ」と述べた。
(略)
(引用終わり)
産経ニュース 2016.1.24 08:28
【市民連合シンポ詳報】安倍政権への“過激”な批判相次ぐ 「ナチスの手口をまっしぐらに進んでいる」「戦争法が着々と具体化されている」
※発言要約が掲載されているのは以下の方々です。
【戦争させない・9条壊すな!総がかり行動実行委員会・高田健氏】
【民主党・小川敏夫参院幹事長】
【共産党・小池晃政策委員長】
【維新の党・初鹿明博国対委員長代理】
【俳人・金子兜太氏】
【哲学者・柄谷行人氏の講演】
【山口二郎・法政大教授】
【映画監督・森達也氏】
【青井美帆・学習院大法科大学院教授】
【三浦まり・上智大教授】
【シールズメンバー・諏訪原健氏】
【社民党・吉田忠智党首】
【中野晃一・上智大教授】
(ニュース)
朝日新聞デジタル 2016年1月24日00時34分
「イヤな時代をどう押し返すか」市民連合がシンポ
(抜粋引用開始)
安全保障関連法に反対する学生団体「SEALDs(シールズ)」や学者の会などの有志で設立した団体「市民連合」が23日、東京都内でシンポジウムを開いた。「イヤな時代をどう押し返すか」と題したパネルディスカッションでは、夏の参院選に向けた議論も交わされた。
オウム真理教のドキュメンタリーを手がけた映画監督の森達也さんは「ひとつに向かう集団化が起き、同調しないものの排除が進んでいる。それはオウム真理教で起きていたことと同じ」と分析。上智大学の三浦まり教授は、学生から「政権への批判は中立的ではないから良くない」と言われたエピソードを紹介。「国家に対する一体感を求めている。そちらにいれば安心できるから」と指摘した。
自民党が改憲の候補に挙げる「緊急事態条項」について、学習院大法科大学院の青井未帆教授は「市民が勉強しなければいけない」と語った。SEALDsメンバーで筑波大院生の諏訪原健さん(23)は「野党共闘ができても参院選での勝利は簡単ではないが、勝つと言い続ける。言葉をどう発していくかで社会は作られるから」。一方で、「選挙で一喜一憂せず、その先の社会をどう描くかも大切だ」と述べた。
(略)
(引用終わり)
産経ニュース 2016.1.24 08:28
【市民連合シンポ詳報】安倍政権への“過激”な批判相次ぐ 「ナチスの手口をまっしぐらに進んでいる」「戦争法が着々と具体化されている」
※発言要約が掲載されているのは以下の方々です。
【戦争させない・9条壊すな!総がかり行動実行委員会・高田健氏】
【民主党・小川敏夫参院幹事長】
【共産党・小池晃政策委員長】
【維新の党・初鹿明博国対委員長代理】
【俳人・金子兜太氏】
【哲学者・柄谷行人氏の講演】
【山口二郎・法政大教授】
【映画監督・森達也氏】
【青井美帆・学習院大法科大学院教授】
【三浦まり・上智大教授】
【シールズメンバー・諏訪原健氏】
【社民党・吉田忠智党首】
【中野晃一・上智大教授】
冒頭~ 高田 健氏
4分~ 小川敏夫氏(民主党)
7分~ 小池 晃氏(日本共産党)
10分~ 初鹿明博氏(維新の党)
14分~ 金子兜太氏
16分~ 柄谷行人氏 基調講演「憲法9条の今日的意義」
1時間02分~ パネルディスカッション「イヤな時代をどう押し返すか」
司会 山口二郎氏
パネラー 森 達也氏、青井美帆氏、三浦まり氏、諏訪原健氏
2時間03分~ 吉田忠智氏(社民党)
2時間08分~ 閉会挨拶・行動提起 中野晃一氏
(弁護士・金原徹雄のブログから)
2015年12月22日
「安保法制の廃止と立憲主義の回復を求める市民連合」結成記者会見(12/20)を視聴して
2016年1月6日
1月5日・新宿駅西口「安保法制の廃止と立憲主義の回復を求める市民連合」新春大街宣の動画を視聴してこれからを思う
2016年1月13日
「ミナセン(みんなで選挙)」の動きにも注目しています
2015年12月22日
「安保法制の廃止と立憲主義の回復を求める市民連合」結成記者会見(12/20)を視聴して
2016年1月6日
1月5日・新宿駅西口「安保法制の廃止と立憲主義の回復を求める市民連合」新春大街宣の動画を視聴してこれからを思う
2016年1月13日
「ミナセン(みんなで選挙)」の動きにも注目しています