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「憲法と平和・原発・沖縄問題を考えるシンポジウム」@2/4アバローム紀の国(和歌山市)へのお誘い~森ゆうこ参議院議員を迎えて

 今晩(2017年1月17日)配信した「メルマガ金原No.2694」を転載します。
 なお、「弁護士・金原徹雄のブログ」にも同内容で掲載しています。
 
憲法と平和・原発・沖縄問題を考えるシンポジウム」@2/4アバローム紀の国(和歌山市)へのお誘い森ゆうこ参議院議員を迎えて

 一昨日、2月4日(土)に開催される「地球塾vol.4/使うエネルギーからつくるエネルギーへ/話し手:中島敦司和歌山大学システム工学部教授」をご紹介した際、「私としても、参加したいのはやまやまながら、この日の午後は、弁護士会の研修を欠席してでも参加しなければと考えている企画がアバローム紀の国であり(これも近々ご紹介します)、地球塾との掛け持ちができるかどうかやや心許ないところです。」と書きましたが、今日はその同じ日のもう1つの企画のご紹介です。
 まずは、本日付でマスコミ各社に送ったプレスリリースを引用します(私が送ったのですが)。

(引用開始)
        
憲法と平和・原発・沖縄問題を考えるシンポジウム
              開 催 の お 知 ら せ
 
                    憲法と平和・原発・沖縄問題を考える
                    シンポジウム実行委員会
 
 私たちは、日本及び和歌山の未来にとって、何よりも、市民の人権・個人の尊厳が尊重される社会でなければならないと確信します。けれども、私たちを取り巻く現実の社会には、これまで考えられなかったような、憲法の基本原理を蔑ろにする風潮が蔓延し、そのことは「平和・原発・沖縄」などの諸問題に集中して表れています。
 私たちは、そのような問題意識から、下記内容でシンポジウムを開催することとしました。基調講演では、参院選及び知事選において、市民自らの参加によって政治を変えるたかかいを成功させた新潟から、
その中心となって活躍された森ゆうこ参議院議員にお話いただくこととなっています。
 また、第2部シンポジウムでは、「平和・原発・沖縄」を中心に、問題解決のために私たち自身がいか
に行動すべきか議論していただきます。
 報道機関各社におかれましては、本シンポジウムの趣旨をご理解の上、事前告知や当日の取材・報道を
何卒よろしくお願い申し上げます。

                                          

憲法と平和・原発・沖縄問題を考えるシンポジウム
日 時 2017年2月4日(土)13時30分~16時(開場13時)
場 所 アバローム紀の国 2階 鳳凰の間
       和歌山市湊通丁北2丁目1-2
第1部 基調講演「新潟選挙でのたたかい」
     ~新潟選挙の勝利から和歌山の未来を考える~
       講師 森ゆうこ さん(参議院議員
第2部 シンポジウム「憲法と平和・原発・沖縄問題を考える」
       コーディネーター 堀内秀雄 さん(和歌山大学名誉教授)
       シンポジスト
        森ゆうこ さん
        伊藤 宏 さん(和歌山信愛女子短期大学教授)
        松永久視子 さん(安保関連法に反対するママの会@わかやま)
                服部涼平 さん(WAASA(和大有志の会))
参加費 無料
主  催 憲法と平和・原発・沖縄問題を考えるシンポジウム実行委員会
連絡先  あすか綜合法律事務所
         和歌山市六番丁24 ニッセイ和歌山ビル11階
         TEL:073-433-3980
(引用終わり)
 
 昨年7月の参院選において、全国32の1人区全てで、まがりなりにも野党統一候補が擁立され、その内11の選挙区において野党候補が勝利を収めました。明らかに「東高西低」という結果でしたが、中でも、新潟県選挙区において、立憲野党4党(民進、共産、社民、生活)から推薦を受けて無所属で立候補し、大激戦の末に自民党現職を破って国政に復帰した森ゆうこさんの闘いはまことに印象的でした。
 さらに、森議員は、10月16日に投開票が行われた新潟県知事選挙においては、泉田裕彦前知事の路線を引き継ぎ、東電柏崎刈羽原発の再稼働に慎重な姿勢を示す米山隆一候補(共産、社民、自由推薦)の選対本部長を引き受け、再び勝利を勝ち取ったことは全国的に大きな反響を呼びました。
 今回は、森ゆうこさんをお招きできるということから、急遽実行委員会を結成してのシンポジウムを開
催することになったものです。
 「新潟のたたかいから学びたい」という多くの方のご来場をお待ちしています。
※参考サイト:森ゆうこ公式ホームページ
 
 とはいえ、私自信が当初の企画に関わっていたわけではないので、シンポジウムのテーマが「平和・原発・沖縄」というもの凄く「欲張った」ものになった経緯は正直よく分かりません。どう収拾をつけるのだろうか?コーディネーターの堀内秀雄先生のお手並みに期待というところですね。
 なお、森さん以外の3人のシンポジストの皆さんについて簡単にご紹介しておきます。
 
【伊藤宏さん】
 私のメルマガ(ブログ)の「伊藤宏さん(和歌山信愛女子短期大学教授)が西谷文和さんと語る「現場記者が見てきた『原子力ムラ』」ほか~「自由なラジオ LIGHT UP!」最新アーカイブを聴く(027~030)」という記事をご記憶の方もおられるかもしれませんね。
 そこでもご紹介しましたが、新聞うずみ火ホームページに掲載されているプロフィールを再掲します。勤務校がいまだに前任校のままなのは早く訂正して欲しいですけど。
(引用開始)
1962年10月埼玉県生まれ。てんびん座 元共同通信記者
共同通信青森支局時代、六ヶ所村核燃料サイクル基地問題の取材中、警備員ともみ合う反対派をフェン
スの内側から見ている自分に気づき、「自分の居場所は違う」と直感。その日のうちに辞表を書いたという「熱い記者魂を持った男」である。専門は原子力報道の検証だが、好きな怪獣ゴジラをテーマにした論
文も。高校、大学時代に相手を一発で止めた強烈なタックルは原子力政策の矛盾追及に向けられる。
(引用終わり)
 また、現在の本務校である和歌山信愛女子短期大学ホームページに掲載されている研究者情報も再掲します。
(引用開始)
学位 修士(新聞学)
所属 生活文化学科 生活文化専攻
職名 教授、入試部長
研究教育分野 ジャーナリズム論、メディア論、地域社会論、社会学科学技術社会論
研究内容・研究テーマ 原子力報道の検証、原子力政策および地域振興策等の検証
主な研究業績
【著書】
一揆・青森の農民と「核燃」』(築地書館
『子どもへの視点』(聖公会出版)
『国際堺学を学ぶ人のために』(世界思想社
関西電力原発』(西日本出版社
【論文】
「日本の原子力報道・朝日新聞は1970年代の原子力論争をいかに報道したか」(修士論文
「新聞は「4・26」をどう伝えてきたか・マス・メディアにとってのチェルノブイリ」(『科学・社会
・人間』99号)
福島第一原発事故以降の原子力報道・事故後3ヶ月間の新聞社説の論調から見えてくること」(プール
学院大学研究紀要第52号)
所属学会 日本マス・コミュニケーション学会、日本ビジネス実務学会、日本NIE学会
(引用終わり)
 ところで、YouTubeアカウントがいったん無効になっていた「自由なラジオ LIGHT UP!」ですが、よう
やく新アカウントで再アップされました。伊藤宏さんが出演された回にあらためてリンクしておきます。
第30回 2016.10.25
現場記者が見てきた『原子力ムラ』。~矛盾に直面する地元、そして都会の無関心~
PERSONALITY 西谷文和
GUEST 伊藤宏さん(和歌山親愛女子短期大学教授・元共同通信記者)


 
【松永久視子さん】
 多方面で活躍する松永久視子さんをどう紹介したものか、正直迷います。「転職してきちゃった!和歌山にお嫁に来ちゃった!という方の交流会を定期的に開催している“転勤☆ズ”」の松永さんとして知っているという人もいるでしょう。
 あるいは、最近ではアカペラコーラスグループ「みかんこ」の松永さんとしてお馴染みという方もおられるかもしれませんね。
 ここでは、2015年7月12日に、和歌山城西の丸広場において和歌山弁護士会が開催した「憲法違反の「安保法制」に反対する7・12和歌山大集会&パレード」でスピーチし、併せて無伴奏で『平和の琉歌』と『翼をください』を歌い上げる松永さんの動画をご紹介します(下村雅洋さん撮影)。
 当日は単に「和歌山市在住の2児の母」として紹介されましたが、その後、「安保関連法に反対するママの会@わかやま」のメンバーとしても大活躍されています。
7月12日、和歌山弁護士会主催「憲法違反の安保法制に反対する7.12和歌山大集会&パレード」2部

※松永さんは11分頃からの出演です。
 
【服部涼平さん】
 服部さんについては、シンポのチラシには「WAASA(和大有志の会)」と書かれているだけなので、知らない人は「何それ?」かもしれませんが、正式名称を書けば、
 安全保障関連法制の廃止を求める和歌山大学有志の会
 (略称:WAASA = Wakayama-u Association Against Security Acts)
なのです。
 私でも、ホームページで確認しなければ正確には言えませんが。
 服部さんは、既に解散したSEALDs KANSAIのメンバーとしても積極的に活躍されましたが、その活動の一端を、ご本人の了解を得て私のブログでご紹介したことがあります。
2016年1月24日
障がい児教育を学ぶ学生の立場から~「SEALDs KANSAI 安保関連法の廃止を求める京都デモ」(2015年12月20日)でのスピーチのご紹介

 そのスピーチの一部が以下の動画で試聴できます(11分19秒~15分49秒)。
安保関連法の廃止を求める京都デモ/SEALDs KANSAI - 2015.12.20 京都市