読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

wakaben6888のブログ

憲法を大事にし、音楽を愛し、原発を無くしたいと願う多くの人と繋がれるブログを目指します

「大川談話」採用の勧め~続・あなたも「安倍談話」が書ける!

政治 歴史
 今晩(2015年1月28日)配信した「メルマガ金原No.1984」を転載します。
 なお、「弁護士・金原徹雄のブログ」にも同内容で掲載しています。
 
 
 来たるべき「安倍談話」がどのようなものになるのかについては、多くの人が重大な懸念を抱きながら注目していますが、他方、「懸念」というよりは、ある意味、彼らから見れば当然の「期待」をいだきながら、新たな「安倍談話」の発表を待っている人々がいるはずです。
 そういう人々の言説を知りたければ、「安倍晋三Facebook」で検索し、
首相個人のFacebookタイムラインを開き、投稿に書き込まれたコメントの数々を読んでみることをお勧めします(精神衛生に良いとは
言えませんので読み過ぎにご注意を)。
 
 ところが、ただ単に待っているだけではあきたらず、積極的に「このような談話を出すべし」と(1年半も前から)提言している人がいるのですね。
 「幸福実現党」創立者兼総裁の大川隆法氏がその人です。
 同党公式サイトのトップページには、目立つバナーが6個設けられていますが、その内の左上にあるバナー
「大川談話―私案―(安倍総理参考)」と題されており、クリックしてみると、そこには「大川談話―私案―」と題された新談話が掲載されるとともに、「大川隆法総裁は2013年7月26日、政府の歴史認識を示す新たな談話の参考となるよう、『大川談話-私案-』を発表しました。安倍首相には、『大川談話』をもとに新たな談話を発表し、正しい歴史観に基づく日本の姿勢を明らかにするとともに、自虐史観の払拭を図るよう強く要望します。」
との説明文が添えられていました。
 
 そこで、興味津々でその「大川談話-私案-」なるものを読んでみました。
 皆さんにも是非ご一読をお勧めしたいと思います。
 
(引用開始)
大川談話-私案-(安倍総理参考)
 わが国は、かつて「河野談話」(一九九三年)「村山談話」(一九九五年)を日本国政府の見解として
発表したが、これは歴史的事実として証拠のない風評を公式見解としたものである。その結果、先の大東亜戦争で亡くなられた約三百万人の英霊とその遺族に対し、由々しき罪悪感と戦後に生きたわが国、国民に対して、いわれなき自虐史観を押しつけ、この国の歴史認識を大きく誤らせたことを、政府としてここに公式に反省する。
 先の大東亜戦争は、欧米列強から、アジアの植民地を解放し、白人優位の人種差別政策を打ち砕くとと
もに、わが国の正当な自衛権の行使としてなされたものである。政府として今一歩力及ばず、原爆を使用したアメリカ合衆国に敗れはしたものの、アジアの同胞を解放するための聖戦として、日本の神々の熱き
思いの一部を実現せしものと考える。
 日本は今後、いかなる国であれ、不当な侵略主義により、他国を侵略・植民地化させないための平和と
正義の守護神となることをここに誓う。国防軍を創設して、ひとり自国の平和のみならず、世界の恒久平和のために尽くすことを希望する。なお、本談話により、先の「河野談話」「村山談話」は、遡って無効
であることを宣言する。
                             平成二十五年 八月十五日
(引用終わり)
 
 私はこれを一読し、標題を「安倍内閣総理大臣談話」、末尾の日付を「平成二十七年八月十五日」と変更しただけの「安倍談話」を想像してみました。
 そうすると、過去の安倍晋三氏の言動から推察し得る「真意」に実に忠実な「談話」ではないかと感心
しました。
 もちろん、このままでは安倍首相の気に入る「談話」にならないだろうとは思います。ここには、「ひた
ぶるに、ただひたぶるに」とか「孜々(しし)として」とか「おのがじし」などという安倍首相好みの用語は全く使われておらず、実にそっけない文体であるという難点があります。ただし、そういうことならスピーチライターの谷口智彦氏に頭をひねってもらえば良いだけのことで、致命的な難点ではありません

 さらに言えば、一箇所くらい「反省」という言葉を、形ばかりでも入れておかねばならない位のことは
、いくら安倍首相でも考えるでしょう。

 私は、そのような最低限の手直しをしただけの「安倍談話」を、是非8月15日に発表して欲しいものだと思
います。
 安倍首相にそれ位のことでもしてもらわなければ、そしてそれによる世界からの反応を実感しなければ
、多くの日本人の目を覚まさせることなど不可能ではないか、などと思いわずらう今日この頃です。

 
(参考サイト)

慰安婦関係調査結果発表に関する河野内閣官房長官談話
「戦後50周年の終戦記念日にあたって」(いわゆる村山談話)