今晩(2016年4月17日)配信した「メルマガ金原No.2429」を転載します。
なお、「弁護士・金原徹雄のブログ」にも同内容で掲載しています。
「市民連合わかやま」の新たなスタート~由良登信(ゆら・たかのぶ)さんとともに
昨年のクリスマスイブの午後、和歌山県庁内の県政記者クラブにおいて、「安保法制の廃止を求める和歌山の会」のメンバーによる記者会見が行われました。
会見で明らかにしたのは、野党各党に対し、2016年夏の参議院議員選挙の和歌山県選挙区に、
① 先の国会で成立した安全保障関連法の廃止
② 集団的自衛権の行使を容認した閣議決定の撤回
③ 日本の政治に立憲主義と民主主義を取り戻すこと
を確約し、その実行を期待できる統一候補を擁立し、各党が協力して選挙に取り組むことなどを申し入れるということであり、その時点で何らかの成算があった訳でも何でもありません。
第一、この時点で既に、日本共産党と民主党(当時)は和歌山県選挙区に独自の公認候補擁立を決定済みであり、野党統一候補を実現するためには、上記2名の候補者の両名とも、もしくは少なくともどちらか一方は必ず立候補を取り下げてもらわねばならず、他の選挙区に比べてもハードルが高い状況であったのです。
しかし、野党共闘(統一候補擁立)を実現できなければ、過去の選挙結果を振り返るまでもなく、事実上、与党の議席を安泰にするという結果を招くことは火を見るよりも明らかであり、そのような事態を許すような余裕は私たちにないと決意した有志による、やむにやまれぬ見切り発車であったと言うべきでしょう。
この12月24日の動きについては、当日のうちに、私のメルマガ(ブログ)でご紹介しました(「安保法制の廃止を求める和歌山の会(仮称)」が野党統一候補の擁立を目指して走り出しました/2015年12月24日)。
それから、御用納めの12月28日までに、民主党、日本共産党、社民党、維新の党の野党4党(「生活の党と山本太郎となかまたち」の県組織はなく、それ以外の「野党」に要請しなかった理由は説明するまでもないでしょう)に要請したところまでは、私の第2ブログ「あしたの朝 目がさめたら(弁護士・金原徹雄のブログ 2)」に一度載せたことがありました(【安保法制の廃止を求める和歌山の会(仮称)暫定ニュース第1号 2015年12月29日】/2015年12月29日)。
しかし、その後、1月30日(土)に「第1回 賛同団体・賛同者のつどい」(於:プラザホープ)を成功裡に開催するなどということはあったものの、暫定ニュース第2号も一向に発行せず、深く静かに潜行していたというのは、ことが具体的な候補者探しという非常にデリケートな段階に入っていたからであることは、多くの方にご理解いただけていたことと思います。
その間の具体的な経緯のうち、私が知っていることもありますが、今は書くべき時期ではないでしょう。
その間の具体的な経緯のうち、私が知っていることもありますが、今は書くべき時期ではないでしょう。
さて、多くの方が統一候補擁立に向けて大きな動きがあったことを知ったのは、4月10日(日)付の毎日新聞朝刊(和歌山版)の記事によってでしょう。
毎日新聞 2016年4月10日 地方版
市民団体、由良氏擁立へ 3野党へ協力を要請/和歌山
(引用開始)
今夏の参院選和歌山選挙区(改選数1)で野党統一候補の擁立を目指している「安保法制の廃止を求める和歌山の会」の候補者選考委員会は9日、民進、共産、社民の3党の県幹部に対し、同会メンバーの弁護士で元和歌山弁護士会会長の由良登信氏(63)を統一候補として擁立したい考えを伝え、協力を要請した。同会は16日に和歌山市内で開く集会で県内の賛同団体・個人の承認を得た上で、記者会見して会の候補者として発表する予定。
同会が具体的な候補者名を3党に伝えたのは初めて。関係者によると、和歌山市内であった会合で同会の豊田泰史共同代表らが3党の県幹部に対し、擁立後の由良氏への政党推薦などを打診した。
新人の坂田隆徳氏(36)の擁立を既に発表している民進党の岸本周平・県連代表は会合後の取材に対し、「会が擁立を決めて正式に要請があってから検討する」と話した。【阿部弘賢】
(引用終わり)
市民団体、由良氏擁立へ 3野党へ協力を要請/和歌山
(引用開始)
今夏の参院選和歌山選挙区(改選数1)で野党統一候補の擁立を目指している「安保法制の廃止を求める和歌山の会」の候補者選考委員会は9日、民進、共産、社民の3党の県幹部に対し、同会メンバーの弁護士で元和歌山弁護士会会長の由良登信氏(63)を統一候補として擁立したい考えを伝え、協力を要請した。同会は16日に和歌山市内で開く集会で県内の賛同団体・個人の承認を得た上で、記者会見して会の候補者として発表する予定。
同会が具体的な候補者名を3党に伝えたのは初めて。関係者によると、和歌山市内であった会合で同会の豊田泰史共同代表らが3党の県幹部に対し、擁立後の由良氏への政党推薦などを打診した。
新人の坂田隆徳氏(36)の擁立を既に発表している民進党の岸本周平・県連代表は会合後の取材に対し、「会が擁立を決めて正式に要請があってから検討する」と話した。【阿部弘賢】
(引用終わり)
個人的には、このタイミングでこの記事が出たことは予想外でしたが、9日の会合を聞きつけて会議室の前で張り込み、会議を終えて出てきた関係者からの取材を試みた(のでしょうね)毎日新聞記者の頑張りを賞賛するしかないでしょうか。
そして、上記記事にある 「16日に和歌山市内で開く集会」というのが、昨日(4月16日)午後2時から、和歌山市勤労者総合センター6階文化ホールで開かれた「安保法制の廃止を求める和歌山の会 第2回 賛同団体・賛同者のつどい」です。
これまでに賛同の意思を表明された98団体及び個人61名に開催を呼びかけたところ、間際のお知らせであったにもかかわらず、110名の方が参加され、会場は熱気と、そして「ほっとした」という安心感の入り交じった雰囲気に包まれて和やかに進行しました。
マスコミ取材は、冒頭の主催者開会挨拶(豊田泰史代表)のみOKとし、それ以降は非公開で行いましたが、参加できなかった賛同団体・賛同者の皆さまのためにも、その概略のみ記録しておきます(司会役の私が作っていた進行メモを基に書き足しました)。
これまでに賛同の意思を表明された98団体及び個人61名に開催を呼びかけたところ、間際のお知らせであったにもかかわらず、110名の方が参加され、会場は熱気と、そして「ほっとした」という安心感の入り交じった雰囲気に包まれて和やかに進行しました。
マスコミ取材は、冒頭の主催者開会挨拶(豊田泰史代表)のみOKとし、それ以降は非公開で行いましたが、参加できなかった賛同団体・賛同者の皆さまのためにも、その概略のみ記録しておきます(司会役の私が作っていた進行メモを基に書き足しました)。
午後2時(実質は5分遅れの和歌山時間)~3時
1 司会 金原徹雄
2 主催者挨拶 豊田泰史代表
※公開はここまでで、マスコミは退席
3 経過報告と提案 豊田泰史代表
4 推薦のことば
① 堀内秀雄氏(和歌山大学名誉教授)
② 前田一彦氏(戦争する国づくりストップ!田辺・西牟婁住民の会)
③ 田村悠紀栄氏(カトリック修道女)
④ 服部涼平氏(和歌山大学4回生)
⑤ 馬場潔子氏(安保関連法に反対するママの会@わかやま)
※他に司会が「9条ママnetキュッと」の笠松美奈さんからのメールを紹介
5 由良登信(ゆら・たかのぶ)氏の推薦受諾と所信の表明
6 会場が満場一致の拍手で由良氏を統一候補として野党に推薦を求めることを承認
7 今後の方針についての説明と活動が新たなステージに入ったことを機に会名称を変更することを豊田代表が提案。新名称を、全国的な動きとの連携も視野に、「安保法制の廃止と立憲主義の回復を求める市民連合わかやま」(略称「市民連合わかやま」)とすることが異議なく了承された。
8 閉会
1 司会 金原徹雄
2 主催者挨拶 豊田泰史代表
※公開はここまでで、マスコミは退席
3 経過報告と提案 豊田泰史代表
4 推薦のことば
① 堀内秀雄氏(和歌山大学名誉教授)
② 前田一彦氏(戦争する国づくりストップ!田辺・西牟婁住民の会)
③ 田村悠紀栄氏(カトリック修道女)
④ 服部涼平氏(和歌山大学4回生)
⑤ 馬場潔子氏(安保関連法に反対するママの会@わかやま)
※他に司会が「9条ママnetキュッと」の笠松美奈さんからのメールを紹介
5 由良登信(ゆら・たかのぶ)氏の推薦受諾と所信の表明
6 会場が満場一致の拍手で由良氏を統一候補として野党に推薦を求めることを承認
7 今後の方針についての説明と活動が新たなステージに入ったことを機に会名称を変更することを豊田代表が提案。新名称を、全国的な動きとの連携も視野に、「安保法制の廃止と立憲主義の回復を求める市民連合わかやま」(略称「市民連合わかやま」)とすることが異議なく了承された。
8 閉会
(抜粋引用開始)
私達「安保法制の廃止を求める和歌山の会」は、昨年12月24日に記者会見を開き、2016年7月の参議院選挙和歌山県選挙区に、
① 先の国会で成立した安全保障関連法の廃止
② 集団的自衛権の行使を容認した閣議決定の撤回
③ 日本の政治に立憲主義と民主主義を取り戻すこと
を確約しその実行を期待できる統一候補を擁立することなどを県内各野党に要請する予定であることを公表し、同月28日までに、民主党、日本共産党、社民党、維新の党の県内野党4党(当時)に上記申し入れを行いました。
その後、1月30日に開催した「第1回 賛同団体・賛同者の集い」などを通じ、県内の多くの団体・個人の皆様から、「何としても統一候補を擁立して欲しい」という熱い要請や叱咤の声をいただき、当会としても鋭意、上記条件に合致する候補の擁立に向けた努力を重ねてまいりました。
その結果、ようやく当会として、参院選和歌山県選挙区において、与党候補に対抗して闘うことのできる統一候補として、野党各党に推薦を要請できる人物にめどをつけ、来る4月16日(土)午後2時より、和歌山市勤労者総合センター6階文化ホールにおいて、「第2回 賛同団体・賛同者の集い」を開催し、正式に決定する見通しとなりました(同「集い」につきましては、冒頭の主催者代表挨拶の部分のみ公開し、その後は非公開として取材はご遠慮いただく予定です)。
つきましては、上記「集い」終了後、下記日程で記者会見を行い、「集い」での決定内容等についてご報告したいと思いますので、何卒ご出席をよろしくお願いします。
(引用終わり)
私達「安保法制の廃止を求める和歌山の会」は、昨年12月24日に記者会見を開き、2016年7月の参議院選挙和歌山県選挙区に、
① 先の国会で成立した安全保障関連法の廃止
② 集団的自衛権の行使を容認した閣議決定の撤回
③ 日本の政治に立憲主義と民主主義を取り戻すこと
を確約しその実行を期待できる統一候補を擁立することなどを県内各野党に要請する予定であることを公表し、同月28日までに、民主党、日本共産党、社民党、維新の党の県内野党4党(当時)に上記申し入れを行いました。
その後、1月30日に開催した「第1回 賛同団体・賛同者の集い」などを通じ、県内の多くの団体・個人の皆様から、「何としても統一候補を擁立して欲しい」という熱い要請や叱咤の声をいただき、当会としても鋭意、上記条件に合致する候補の擁立に向けた努力を重ねてまいりました。
その結果、ようやく当会として、参院選和歌山県選挙区において、与党候補に対抗して闘うことのできる統一候補として、野党各党に推薦を要請できる人物にめどをつけ、来る4月16日(土)午後2時より、和歌山市勤労者総合センター6階文化ホールにおいて、「第2回 賛同団体・賛同者の集い」を開催し、正式に決定する見通しとなりました(同「集い」につきましては、冒頭の主催者代表挨拶の部分のみ公開し、その後は非公開として取材はご遠慮いただく予定です)。
つきましては、上記「集い」終了後、下記日程で記者会見を行い、「集い」での決定内容等についてご報告したいと思いますので、何卒ご出席をよろしくお願いします。
(引用終わり)
記者会見は、
1 豊田泰史代表からこれまでの経過と「つどい」の結果を報告
2 堀内秀雄氏が推薦人を代表して推薦理由を述べる
3 「つどい」発言者の内、服部涼平さんと馬場潔子さんに記者会見でもコメントしてもらう
4 由良登信氏による意向表明
5 質疑応答
という流れで約1時間行われました。
既にネットで読める記事もいくつかアップされていますが、その中からご紹介すべきなのはやはり毎日新聞ですかね。
1 豊田泰史代表からこれまでの経過と「つどい」の結果を報告
2 堀内秀雄氏が推薦人を代表して推薦理由を述べる
3 「つどい」発言者の内、服部涼平さんと馬場潔子さんに記者会見でもコメントしてもらう
4 由良登信氏による意向表明
5 質疑応答
という流れで約1時間行われました。
既にネットで読める記事もいくつかアップされていますが、その中からご紹介すべきなのはやはり毎日新聞ですかね。
毎日新聞 2016年4月17日 地方版
市民連合が由良氏擁立を表明 3野党、一本化に温度差 /和歌山
(引用開始)
今夏の参院選和歌山選挙区(改選数1)で野党統一候補の擁立を目指している「安保法制の廃止を求める和歌山の会」は16日、同会メンバーの弁護士、由良登信氏(63)を会の候補者に決定したと発表した。週明けにも野党各党に推薦を要請する方針だが、各党の受け止めには温度差があり、今後民進党の対応が鍵となる。
同日和歌山市内であった集会で正式決定。会の名称も「安保法制の廃止と立憲主義の回復を求める市民連合わかやま」に変更した。
ただ、一本化には民進、共産の両党が既に擁立を表明している新人候補者の取り下げが必要になるが、各党の考え方の溝はまだ埋まっていない。発表を受け、共産党の下角力県委員長が「政権打倒のために統一候補は必要。ぜひ実現させたい」と意気込む一方、民進党の岸本周平県連代表と社民党の出口征二県連幹事長は「正式な要請を受けた段階で検討したい」と慎重な姿勢を崩していない。
市民連合の豊田泰史代表は「あくまでも由良氏を統一候補として選挙戦に臨みたい。(両党にも)協力してもらえるという感触を得ている」と期待をにじませた。【倉沢仁志、阿部弘賢】
(引用終わり)
テレビ和歌山ニュースと朝日新聞(和歌山版)から、由良登信氏の発言を紹介した部分を引用しておきます。
市民連合が由良氏擁立を表明 3野党、一本化に温度差 /和歌山
(引用開始)
今夏の参院選和歌山選挙区(改選数1)で野党統一候補の擁立を目指している「安保法制の廃止を求める和歌山の会」は16日、同会メンバーの弁護士、由良登信氏(63)を会の候補者に決定したと発表した。週明けにも野党各党に推薦を要請する方針だが、各党の受け止めには温度差があり、今後民進党の対応が鍵となる。
同日和歌山市内であった集会で正式決定。会の名称も「安保法制の廃止と立憲主義の回復を求める市民連合わかやま」に変更した。
ただ、一本化には民進、共産の両党が既に擁立を表明している新人候補者の取り下げが必要になるが、各党の考え方の溝はまだ埋まっていない。発表を受け、共産党の下角力県委員長が「政権打倒のために統一候補は必要。ぜひ実現させたい」と意気込む一方、民進党の岸本周平県連代表と社民党の出口征二県連幹事長は「正式な要請を受けた段階で検討したい」と慎重な姿勢を崩していない。
市民連合の豊田泰史代表は「あくまでも由良氏を統一候補として選挙戦に臨みたい。(両党にも)協力してもらえるという感触を得ている」と期待をにじませた。【倉沢仁志、阿部弘賢】
(引用終わり)
テレビ和歌山ニュースと朝日新聞(和歌山版)から、由良登信氏の発言を紹介した部分を引用しておきます。
テレビ和歌山ニュース 2016-04-16(土) 19:42
市民団体が参院選の統一候補を推薦
(抜粋引用開始)
記者会見した由良氏は「統一候補で参議院議員選挙に勝ち、安保法制の廃止を求めていくという市民の思いを受け止める必要があり、そう思ってきた私自身がそれを受け止められればと決意した。憲法を無視する政権を主権者、国民として放っておけない」と話しました。
(引用終わり)
朝日新聞(和歌山版) 2016年4月17日(日)
由良氏擁立する市民ら 団体の名称を変更し「市民連合わかやま」
(抜粋引用開始)
由良氏は「戦争する国に突っ走るのか、憲法9条を持つ平和国家として世界と交渉していくのか岐路に立っている。参院選勝利のため、野党は私に一本化してくれると期待している」と話した。
(引用終わり)
由良氏擁立する市民ら 団体の名称を変更し「市民連合わかやま」
(抜粋引用開始)
由良氏は「戦争する国に突っ走るのか、憲法9条を持つ平和国家として世界と交渉していくのか岐路に立っている。参院選勝利のため、野党は私に一本化してくれると期待している」と話した。
(引用終わり)
なお、記者会見における質疑応答を除く前半部分の動画を、(発言者の了解を得て)西郷章さんがFacebookにアップされています。音量レベルは低いので、少し聞きづらいかもしれませんが、豊田代表、堀内先生、服部さん、馬場さん、そして由良弁護士の発言を確認することができます。
さて、ここまで由良登信弁護士の人となりや業績などについては全然触れてきませんでした。ひとつには、私たち弁護士にとって、あまりに身近な存在であり、あらためて紹介するまでもないような気分になってしまいやすいということがある他、経歴や活動歴を書き出そうとすると相当膨大なことになってしまいますので(昨日、つどいや記者会見で配られたプロフィールは何とA4版3枚にびっしり書き込まれていた)、いずれ由良弁護士からプロフィールのデータを送ってもらって、別の機会に紹介しようと思います。
以下には、昨日配布されたプロフィールのごく一部だけ抜き書きしておきます。
由良登信(ゆら・たかのぶ)
1952年6月4日生まれ 63歳
和歌山県御坊市出身 同市在住 (事務所は和歌山市)
和歌山県立日高高校、中央大学法学部卒業
1984年 司法試験合格
1986年 司法修習修了(38期) 弁護士登録して和歌山弁護士会に入会
(主な経歴)
元和歌山弁護士会会長
元日本弁護士連合会常務理事
元日本弁護士連合会消費者問題対策委員会副委員長(消費者信用部会長)
元和歌山県消費生活審議会副会長
(現在)
和歌山弁護士会憲法委員会委員長
日本弁護士連合会憲法問題対策本部委員
憲法9条を守る和歌山弁護士の会会員
反貧困ネットワークわかやま代表
生きるためのなんでも相談村実行委員会委員長
全国クレサラ・生活再建問題対策協議会幹事
1952年6月4日生まれ 63歳
和歌山県御坊市出身 同市在住 (事務所は和歌山市)
和歌山県立日高高校、中央大学法学部卒業
1984年 司法試験合格
1986年 司法修習修了(38期) 弁護士登録して和歌山弁護士会に入会
(主な経歴)
元和歌山弁護士会会長
元日本弁護士連合会常務理事
元日本弁護士連合会消費者問題対策委員会副委員長(消費者信用部会長)
元和歌山県消費生活審議会副会長
(現在)
和歌山弁護士会憲法委員会委員長
日本弁護士連合会憲法問題対策本部委員
憲法9条を守る和歌山弁護士の会会員
反貧困ネットワークわかやま代表
生きるためのなんでも相談村実行委員会委員長
全国クレサラ・生活再建問題対策協議会幹事
ほか多数
由良弁護士は、私より2歳年上で、弁護士としては3年先輩になります。「消費者問題の由良」「過労死の由良」「環境問題の由良」などとして様々な分野で活躍してこられた他、「憲法問題の由良」ということでいえば、和歌山県下各地からの講師要請に、日程のやりくりさえつけば基本的にどこにでも行くという姿勢を貫き、休みの日にはそこら中を講演で飛び回っているという印象があります。
昨日配布されたプロフィールにも、「橋本市、紀の川市、有田市、金屋町(現在の有田川町)、湯浅町、広川町、御坊市、日高町、美浜町、みなべ町、田辺市、龍神(現在の田辺市龍神村)など県下各地でも講師活動をしてきました。」と書かれていました。もちろん、和歌山市内での講師活動は数知れずです。
憲法問題の学習会講師を頼まれた和歌山の弁護士は、まず由良弁護士に最新の資料とレジュメを送ってもらって安心する(?)と言われています(私のところに頼んでくる者がめったにいないのは、人徳の差というものでしょう)。
昨日配布されたプロフィールにも、「橋本市、紀の川市、有田市、金屋町(現在の有田川町)、湯浅町、広川町、御坊市、日高町、美浜町、みなべ町、田辺市、龍神(現在の田辺市龍神村)など県下各地でも講師活動をしてきました。」と書かれていました。もちろん、和歌山市内での講師活動は数知れずです。
憲法問題の学習会講師を頼まれた和歌山の弁護士は、まず由良弁護士に最新の資料とレジュメを送ってもらって安心する(?)と言われています(私のところに頼んでくる者がめったにいないのは、人徳の差というものでしょう)。
毎日新聞が伝えるように、状況は必ずしも楽観できるとは言い切れませんが、他に選択肢はあり得ないと(少なくとも私たちは)信じていますので、由良さんとともに当初に掲げた目標、すなわち、
① 先の国会で成立した安全保障関連法の廃止
② 集団的自衛権の行使を容認した閣議決定の撤回
③ 日本の政治に立憲主義と民主主義を取り戻すこと
の実現に向けて全力を尽くしたいと思います。
もちろん、皆さん1人1人のご支援とご協力がなければ絶対に実現できません。何卒よろしくお願いします。
② 集団的自衛権の行使を容認した閣議決定の撤回
③ 日本の政治に立憲主義と民主主義を取り戻すこと
の実現に向けて全力を尽くしたいと思います。
もちろん、皆さん1人1人のご支援とご協力がなければ絶対に実現できません。何卒よろしくお願いします。