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和歌山弁護士会シンポジウム「空き家問題について考える~現状と対策~」(2018年11月8日@和歌山県民文化会館5階大会議室)のご案内

 2018年9月30日配信(予定)のメルマガ金原No.3286を転載します。
 
和歌山弁護士会シンポジウム「空き家問題について考える~現状と対策~」(2018年11月8日@和歌山県民文化会館5階大会議室)のご案内
 
 昨日から3日連続でお送りする10月・11月の和歌山行事案内その2は、和歌山弁護士会が11月8日(木)に開催するシンポジウム「空き家問題について考える~現状と対策~」(和歌山県民文化会館5階大会議室)です。
 所管する委員会が、公害対策・環境保全委員会なのですが、ついに「空き家問題」は「公害問題」になったのか、という感慨がないこともありません。
 
 ここで、和歌山弁護士会ホームページ・委員会活動報告から、公害対策・環境保全委員会のページをご紹介しましょう。
 
(引用開始)
公害対策・環境保全委員会 2018年(平成30年)度
委員長:北野栄作 副委員長:重藤雅之
1 当委員会の目的
 当委員会は、環境基本法の精神に則り、地域住民の健康及び生活環境を保全するため、公害問題につき調査及び対策を立て、必要な諸活動を行うことを目的とする委員会です。
2 当委員会の過去の主たる活動について
(1)平成10年10月17日、和歌山市民会館市民ホールにおいて、「雑賀崎沖埋め立て問題」のテーマでシンポジウムを開催しました。
(2)平成14年3月22日、きのくに志学メディアアートホールにおいて、「循環型社会をめざして」のテーマでシンポジウムを開催しました。
(3)平成16年11月12日、御坊市民会館において、「使用済み核燃料中間貯蔵施設の安全性を考える」のテーマでシンポジウムを開催しました。
(4)平成18年2月24日、「アスベスト問題110番」を実施しました。
(5)平成20年2月29日、「スギ花粉症被害の実態とその対策を考える」のテーマでシンポジウムを開催しました。
(6)平成20年10月31日、 第3回憲法について考える市民集会「地球環境の危機と環境権について考える」を気候ネットワーク代表の弁護士浅岡美恵氏を招いて当会の憲法委員会と協力し当会主催で開催しました。
(7)平成21年11月4日及び5日、日本弁護士連合会第52回人権擁護大会が和歌山で開催され、そのシンポジウム第2分科会「ストップ地球温暖化~HOTな心でCOOLな選択~」を準備支援しました。
(8)平成22年11月19日、第26回近畿弁護士会連合会人権擁護大会が和歌山で開催され、シンポジウム第2分科会「市民のための公害環境紛争解決制度-使いやすく、科学的な紛争解決をめざして-」を準備支援しました。
(9)平成23年1月27日、「再生可能エネルギーへの転換と推進」のテーマで市民集会を開催しました。
(10)平成25年2月19日、「食品摂取による内部被曝について考える」のテーマでシンポジウムを開催しました。
(11)平成27年2月17日、「PM2.5と大気汚染について」のテーマでシンポジウムを開催しました。
(12)平成29年2月15日、「低周波問題について考える」のテーマでシンポジウムを開催しました。
3 今後の活動について
 平成30年11月8日午後6時から、県民文化会館大会議室において、空き家問題に関するシンポジウムを開催する予定です。その他、環境問題について適宜取り組んで参ります。
(引用終わり)
 
 以上に記載された「過去の主たる活動」のうち、日弁連や近弁連のシンポに協力した(7)、(8)を除く、和歌山弁護士会が単独主催したシンポジウムが、ほぼ2年間隔で開催されていることにお気づきでしょうか?
 実際、充実したシンポを開催するためには、それくらいの周到な準備が必要ということもあるのでしょうが、同委員会には、「いったん委員長に就任したら、シンポジウムを開催してコーディネーターを務めぬ限り、委員長を降りさせてもらえない」という不文律がある(らしい)ということも、その理由の1つでしょう。
 さすがに、委員長が1年交替では、すぐになり手が底をついてしまうという事情と、委員長の「何とか早く後進に道を譲りたい」という思惑との妥協点が、シンポの2年毎の開催ということになっているのではないか?というのが、入会以来30年、一度もこの委員会に配属されたことのない私の勝手な推測です。
 
 それでは、今年のシンポの開催概要をチラシからご紹介します。
 
(チラシから引用開始)
空き家問題について考える~現状と対策~
 
近年、和歌山県の人口及び世帯数は減少し、
実際に居住・使用されていない住宅の数も年々増加しています。
このまま放っておくと、空き家はまずます増加し、
防犯、防災、景観、環境の悪化を来し、
地域住民の生活環境にも悪影響が及びます。
本来、空き家は所有者がきちんと管理すべきものではありますが、
今後、行政や専門家が連携し、空き家の除却・利活用など早急な対策が望まれるところです。
そこで、社会問題となりつつある空き家問題について知っていただきたく、
本シンポジウムを企画しました。
 
2018年11月8日(木) 開場:17時30分 開会:18時00分
和歌山県民文化会館 5階 大会議室(80人収容可能)
 和歌山市松原通1丁目1 電話:073-436-1331
 
入場無料/予約不要
 
基調講演「空き家問題 背景と特措法の意義」
 講師 小川宏樹氏(徳島大学教授・一級建築士
パネルディスカッション「空き家問題の現状と対策」
パネラー
 小川宏樹氏(徳島大学教授・一級建築士
 高橋一輝氏(橋本市建設部建築住宅課)
 松下 誠氏(一班社団法人ミチル空間プロジェクト理事)
 森田拓哉(弁護士・和歌山弁護士会
コーディネーター
 北野栄作(和歌山弁護士会公害対策・環境保全委員会委員長)
 
主催・お問い合わせ
和歌山弁護士会
〒640-8144 和歌山市四番丁5番地 TEL:073-422-4580  FAX:073-436-5322
 
後援 和歌山県
(引用終わり)

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 和歌山弁護士会ホームページの委員会活動報告の内容は、いずれの委員会も、毎年5月に内容を更新することになっていますので、その段階でテーマ、日時、開場が決定済みであったということは、前年度(平成29年度)から準備を積み重ねてきたということでしょう。
 充実した議論が期待できると思いますので、「空き家問題」について関心を持たれている方には是非ご参加いただきたくご案内します。
 
(参考サイト)
空家等対策の推進に関する特別措置法(平成二十六年法律第百二十七号)
○建築物等の外観の維持保全及び景観支障状態の制限に関する条例(平成23年7月7日条例第33号/和歌山県
和歌山市空家等の適正管理に関する条例(平成25年4月1日施行)
橋本市空家等対策計画(平成28年4月施行)
和歌山県空家等対策推進協議会
〇平成30年5月21日締結「和歌山県における空家等相談体制の整備・充実に関する協定書」(一班社団法人和歌山県建築士会、和歌山県司法書士会、公益社団法人和歌山県宅地建物取引業協会、和歌山県土地家屋調査士会一般社団法人不動産鑑定士協会、一班社団法人ミチル空間プロジェクト、和歌山県空家対策推進協議会の間で締結)
 
(弁護士・金原徹雄のブログから/和歌山弁護士会公害対策・環境保全委員会関連)
2013年1月18日
2/19開催予告「食品摂取による内部被曝について考える」(和歌山弁護士会
2015年1月27日
予告2/17シンポジウム「PM2.5と大気汚染について~PM2.5とどうつきあうか~」(和歌山弁護士会
2017年1月20日
2/15「低周波音問題について考える」シンポジウム(和歌山弁護士会)のご案内