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予告・シンポジウム「戦後70年 今この国はどこへすすもうとしているのか」(3/21戦争をさせない和歌山委員会)

 今晩(2015年3月6日)配信した「メルマガ金原No.2021」を転載します。
 なお、「弁護士・金原徹雄のブログ」にも同内容で掲載しています。
 
予告・シンポジウム「戦後70年 今この国はどこへすすもうとしているのか」(3/21戦争をさせない和歌山委員会)

 3月21日(土)に和歌山市で開催されるシンポジウムをご案内します。
 以下にチラシの記載内容をご紹介しますが、どんな内容になるか、想像つきますか?
 
チラシ文字情報から引用開始)
シンポジウム
戦後70年
今この国はどこへ
すすもうと
しているのか
 
 安倍政権は、特定秘密保護法の制定、さらに集団的自衛権の行使はできないと確立されている憲法解釈を、閣議決定で覆した。戦争に参加する道を開き、戦後70年の平和の歴史を踏みにじろうとしている。この暴挙に抗議とストップとの思いを込めてのトークセッション。あなたの心に風穴を開ける炸裂トークに参加しませんか。
 
基調提案 岸本周平衆議院議員
コーディネーター
 金原徹雄(弁護士)
パネリスト 
 牧 宥惠(画僧)
 岡本端子(子どもNPO和歌山県センター理事長)
 岸本周平衆議院議員)       
 
2015年3月21日(土)
時間/13:00~15:30
   (受付開始/12:30~)
場所/和歌山県民文化会館 特設会議室(3階)
入場無料
 
■主催/戦争をさせない和歌山委員会  ■後援/和歌山毎日広告社
■お問い合わせ先/和歌山県平和フォーラム
 和歌山市久右衛門丁24-1自治労会館3階 TEL:073-425-4180 
(引用終わり)
 
 和歌山県平和フォーラムの藤原慎一郎さんから、「戦争をさせない和歌山委員会の主催で3月にシンポを計画しているのでコーディネーターとして手伝って欲しい」との要請があり、検討中の招聘候補者の中に辻元清美衆議院議員の名前があったので、私は賛意を示した上で、「いっそ自民党世耕弘成内閣官房副長官(参議院議員)に『辻元議員と対論して欲しい』と出演要請したらどうか」と提案したのでした。正直、実現可能性はほとんどないとは思いましたが、万一実現すれば、マスメディアもきっと取材に来るでしょうし、良い企画だと思ったのですがね。まあ、この2人の対論を仕切る能力が私にあったかは疑問なのですが。

 結局この企画は「一場の夢」に終わったようで、藤原さんから「出演者が決まりました」という連絡があったのが、上記の3名の方々という次第です。
 
 事務局から事前に私に相談があったのは、シンポジウムのタイトルをどうするか?ということについてでしたが、忙しい3人のパネリストが顔を揃えられるのは、どうせシンポ当日だろうし、皆さんがどんな話をしても包摂できるような大きなテーマが良いでしょうということで(大風呂敷とも言えますが)、事務局案通り、「戦後70年 今この国はどこへすすもうとしているのか」になったのです。
 そう、コーディネーターといいながら、私自身、どういう方向でパネリストに話をしてもらうのかについて、明確なシナリオなどまだ全然出来ていないのです。 
 
 ということで、パネリスト関連のホームページやブログを閲覧しながら、(もうあまり時間はないけれど)構想を練らねばと思っています。
 
岸本周平オフィシャルサイト
岸本周平BLOG
「戦後70年の歴史認識―皇太子殿下の記者会見」
(抜粋引用開始)
 終日、衆議院予算委員会で来年度予算案の審議をしています。
 私の質問の際もそうでしたが、安倍総理の不誠実な答弁が物議を醸しています。
 歴史認識問題についても、正直なお答えをいただくことはありません。
 昨日の、皇太子殿下のお誕生日の記者会見を引用します。
『先の大戦において日本を含む世界の各国で多くの尊い人命が失われ,多くの方々が苦しい,また,大変悲しい思いをされたことを大変痛ましく思います。~(中略)~
 私自身,戦後生まれであり,戦争を体験しておりませんが,戦争の記憶が薄れようとしている今日,謙虚に過去を振り返るとともに,戦争を体験した世代から戦争を知らない世代に,悲惨な体験や日本がたどった歴史が正しく伝えられていくことが大切であると考えています。』
 素晴らしいお言葉だと思います。
 一国の宰相たるべき人には、熟読玩味していただきたい。
(引用終わり)
 
宥恵三昧 西遊舎 画僧 牧宥恵オフィシャルホームページ
心のおき処「毎日新聞」
2015年2月17日 「無縁の慈悲」はごどこに

(引用開始)
 正義を振りかざして集団化することで、この日本は多くの失敗(第二次世界大戦など)をしてきたのではなかったのか、という危惧を心配性の僕は持つのである。
 「テロに屈するな」のワンフレーズだけで外交をやられ、「それはおかしい」と言うことが逆におかしな眼で見られるという正義が大道を歩くことが怖い。
(引用終わり)