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石川康宏氏(神戸女学院大学教授)講演「参院選後の憲法と生活の行方~これからの運動の重点を考える~」(8/28)を視聴する~参院選後の学習会 講師養成講座 その1

 今晩(2016年8月28日)配信した「メルマガ金原No.2552」を転載します。
 なお、「弁護士・金原徹雄のブログ」にも同内容で掲載しています。
 
石川康宏氏(神戸女学院大学教授)講演「参院選後の憲法と生活の行方~これからの運動の重点を考える~」(8/28)を視聴する~参院選後の学習会 講師養成講座 その1

 一昨日(8月26日)のメルマガ(ブログ)で書いたとおり、私は、10月22日(土)14:00~、和歌山市中央コミセンにおいて、「参院選後の改憲の動きと私たちの課題」という演題で講演することになっています。主催は「憲法を生かす会 和歌山」で、旧知の西郷章さんからの依頼なので気安く引き受け、演題についても「全部お任せ」で了解したのですが、よく考えてみると、ここ何年か、私が講師を頼まれた憲法学習会のテーマの主要なものは、
 自民党改憲案(日本国憲法改正草案)批判
 安保法制(戦争法)批判
というものであり、いわば法律論という弁護士にとっての「得意分野」でした。

 10月に頼まれている演題の内、「改憲の動き」については、自民党改憲案を中心に据え、これに秋の臨時国会招集後の両院憲法審査会での動きなどに目配りしておくということ位で何とかなるかとは思うのですが(それ以上求められても能力的に無理)、「参院選後の」「私たちの課題」については、もろ、政
治情勢の分析を踏まえた「運動論」となるわけで、これはどちらかというと「不得意分野」なのですよね。

 とはいえ、今さら演題を変更する訳にもいかないし、ぼちぼち私自身が勉強していかねばということで、「参院選後の学習会 講師養成講座 その1」として、神戸女学院大学教授の石川康宏さんが、本日(8月28日)、「九条の会.ひがしなだ」主催の学習会「参院選後の憲法と生活の行方~これからの運動の重点を考える~」で行った講演の模様が、IWJ兵庫によって中継され、アーカイブを視聴できますのでご紹介することとします。
 学習会のチラシには、「参議院選挙を受けて、「憲法改正」の動きはどうなるか。そして、私たちの生活の行方は。これからの私たちの運動の重点はどうあるべきか。考えてみることにしたいと思います。」と書かれており、今の私にとってぴったりの講演内容のようなので、しっかり勉強したいと思います。も
ちろん、聴いた内容をそのまま話すということではありませんけどね。
 
 なお、石川康宏さんの名前が目に飛び込んできたのは、石川先生が大学の同僚であった内田樹さんとの共著(往復書簡)として発表されて話題を呼んだ『若者よ、マルクスを読もう 20歳代の模索と情熱』(元版:かもがわ出版、文庫版:角川ソフィア文庫)を、私が今また読み返している最中だからでもあります。

 
 それでは、今日の石川先生の講演動画をご紹介します。
 
 
 私なりに、10月22日の講演会に備えて準備しますけど、長谷部恭男先生(9月30日/和歌山弁護士会)と木村草太先生(10月29日/和歌山県保険医協会)にはさまれて講演するって、まいりましたね。
 
 

(付録)
『希求』 演奏:長野たかし&森川あやこ