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憲法を大事にし、音楽を愛し、原発を無くしたいと願う多くの人と繋がれるブログを目指します

「第13回憲法フェスタ(守ろう9条 紀の川 市民の会)」(2016年11月3日)で憲法漫談「これがアベさんの本音だ」を楽しもう!

 今晩(2016年9月7日)配信した「メルマガ金原No.2562」を転載します。
 なお、「弁護士・金原徹雄のブログ」にも同内容で掲載しています。
 
「第13回憲法フェスタ(守ろう9条 紀の川 市民の会)」(2016年11月3日)で憲法漫談「これがアベさんの本音だ」を楽しもう!

 2015年の創立以来、私も運営委員に名前を連ねる「守ろう9条 紀の川 市民の会」(紀の川北岸に居住する和歌山市民で構成)は、おおむね毎年秋(最近では「文化の日」~日本国憲法公布記念日~前後)に「憲法フェスタ」(於:河北コミュニティセンター)を開催してきました。
 私のメルマガ(ブログ)でも、予告記事やレポートなどをその都度書いてきていますので、参加したことのない方にもお馴染み(?)ではないかと思います。
 「憲法フェスタ」でどんなことをやっているのか、最近5年間の、午後からのメイン会場(2F多目的ホール)での企画をご紹介しましょう。
 
2015年11月3日 第12回
第1部 「みんなで歌おう」 歌唱指導:増田美穂さん
第2部 「地域から声をあげる(映像を交えて)」
第3部 講演「「戦争法制」で日本はどんな国になるのか―私たちはどう対抗すべきか―」
      講師:高作正博さん(関西大学教授・憲法学)
 
2014年11月8日 第11回
第1部 祈りの歌の会「みかんこ」feat.歌舞 ミニコンサート
第2部 【実践報告】かぜのこ保育園より~保護者会活動での平和のとりくみ~
第3部 講演「ちょっと待った!集団的自衛権~日本を戦争する国にさせない~」
      講師:清水雅彦さん(日本体育大学教授・憲法学)
 
2013年11月3日 第10回
第1部 「折り鶴」の歌~楠見子連れ9条の会バージョン~
第2部 「一小学生の戦争体験~7・9和歌山大空襲を中心にして」
      お話:堀井雅文さん(市小路(いちしょうじ)在住、元小学校教諭)
第3部 講演「安倍政権は憲法をどう変えようとしているのか」
      講師:羽柴 修さん(弁護士・兵庫県弁護士9条の会代表呼びかけ人)
 
2012年11月3日 第9回
第1部 こどもたちの歌 紀の川スナメリ合唱団
第2部 講演「改憲派憲法を変えて日本をどんな国にしようとしているのか」
      講師:吉田栄司さん(関西大学教授・憲法学)
 
2011年11月3日 第8回
第1部 東北大震災・台風12号紀南大災害 被災地支援活動特別報告
      お話:酒井 豊さん(和歌山大学大学院生/経済学研究科)
第2部 なつおmeets南風 ミニコンサート
第3部 講演「原発依存から脱して自然エネルギーヘ」
      講師:岩本智之さん(元京都大学原子炉実験所教員)
 
 以上のとおり、音楽はほぼ必ずプログラムに入れるのが慣例となっており、今年は、「HAPPY BIRTHDAY 憲法 in Wakayama」に3年連続出演を果たしている親子バンド「M&N」に出演を快諾いただいたのですが、その後、ユニット名が「M&N」から「Crowfield(クロウフィールド)」に変わりました。みなさんの姓が「烏野(からすの)」だからという、非常にシンプルな命名です。
 おそらく、必ず歌ってくれるだろうオリジナル曲『この島~憲法9条のうた~』は、和歌山城西の丸広
場での2014年(娘さんとのデュオ)、2015年(息子さんも加わった3人編成)の演奏がYouTube視聴できます。
 ここでは、2015年の演奏をご紹介しておきます。
 
この島~憲法9条のうた by m&n @Happy Birthday 憲法 in Wakayama 2015(3分49秒)
 

 「Crowfield(クロウフィールド)」の改名後最初の演奏だったと思われる7月30日(土)午後の「2016平和のための戦争展わかやま」ピースライブは、所用のため(放送大学単位認定試験!)残念ながら聴けなかったのですが、息子さんのれなん君が念願のボーカルをとれたのかどうか気になります。11月3日の河北コミセンでの演奏が楽しみです。
 
 そして、音楽の後は、講演を聴いて憲法を学ぼうというのがここ最近の例だったのですが、今年は新機軸を打ち出しました。なんと、憲法漫談「これがアベさんの本音だ」~演者はコバヤンこと小林康二さん(お笑い集団「笑工房」代表)~を上演します。
 いやあ、どんなステージになるのでしょうか?
 以下に、「小林康二」「憲法漫談」をキーワードにヒットしたサイトをご紹介しておきます。
 
 
神戸新聞NEXT 2015/11/6 17:44
憲法漫談 各地で引っ張りだこ 安保関連法きっかけに 平和の大切さ説く

(抜粋引用開始)
 幼いころ、大阪大空襲を経験。自宅は焼失し、川に飛び込んで猛火から逃れた。終戦翌年の1946年
に小学校入学、47年施行の日本国憲法を学んだ。
小林康二イラスト② 労働組合の専従職員を約30年勤め上げ、「人生後半を輝いて生きたい」と54歳で退職。興味があっ
たお笑いの世界に飛び込もうと、シナリオ学校で学んで落語作家に転身した。
 98年、落語家らとともにお笑い集団「笑工房」を設立。労組経験を生かし、過労死防止を訴える落語「エンマの怒り」、団結の大切さをテーマにした落語「政やんのリストラ」、税を扱った漫談「消費税で
暮らしアタフタ」といった作品を次々に創作した。
(略)
 笑工房の代表でもある小林さんが近年、力を入れるテーマは「憲法改正」。3年前、自民党自衛隊を「国防軍」に改めることなどを盛り込んだ憲法改正草案を発表したのをきっかけに、自ら漫談の舞台に立
ち始めた。
 「笑いを交え、分かりやすく憲法改正を伝えたい」。十数冊の憲法解説書を読み込み、台本を作成。黄
色いジャケットに黒の帽子という阪神タイガースカラーで登場し、観客を独自の世界に引き込む。
 漫談の中には必ず憲法前文の暗唱を盛り込み、理念を伝える。「子どものころは勉強が大嫌いでしたけ
ど、その気になれば、70歳すぎても覚えられるもんです」
 作品は、「高倉健のような男」と紹介される、小林さん扮(ふん)するコバヤンが遠い親戚の「アベさ
ん」を訪ね、憲法改正の狙いを聞くという内容。コバヤンとアベさんの掛け合いで、改正に伴う懸念を浮き彫りにしていく。(略)
(引用終わり)
 
毎日新聞(秋田) 2016年5月4日
憲法記念日 理解深まる憲法漫談 秋田で落語作家ユーモアたっぷり

(抜粋引用開始)
 憲法記念日の3日、「平和憲法をまもる県民集会」が秋田市文化会館(山王7)であった。護憲団体「憲法改悪反対県センター」が主催。落語作家の小林康二さんが「憲法漫談」を披露し、約600人が笑い
ながら、憲法への理解を深めた。
 小林さんは、労働や平和問題をテーマとした漫談や落語に取り組む「笑工房」(大阪市)の代表。「日本国憲法には終戦後の日本国民の平和への思いがこもっている」と真面目な口調で切り出すと、一人二役
形式で、安倍政権の憲法解釈を念頭に、ユーモアたっぷりの漫談を展開した。(略)
(引用終わり)
 
 今年の憲法記念日に秋田で600人、すごい!
 同じ年の憲法公布記念日(11月3日)がお客さんパラパラでは寂し過ぎるので、600人とは言わな
いけど(そんなに来られたら入りきらない)、せめて200人は来て欲しいなあ(河北コミセンの多目的ホール公式定員は280人)。
 
 以上の多目的ホールでの午後からのメイン企画の他にも、午前中から様々な企画を用意しています。会員でなくてもどなたでも参加できます。和歌山市内のコミセンの中では、駐車場はぐんと広い方です。南海紀ノ川駅のすぐ近くです。和歌山バスのバス停が目の前にあります。入場無料・予約不要です。どうです、行きたくなったでしょう?お待ちしています!
 
 以下に、チラシ記載情報を転記します。
 
チラシから引用開始)
[チラシ表面]
第13回 憲法フェスタ
9条をまんなかに~えがこう平和への道~
開催日:2016年11月3日(木・祝)
会場:河北コミュニティセンター

   (和歌山市市小路192-3
入場無料 予約不要 
会員でなくてもどなたでもご参加いただけます!
 
メイン会場(2F多目的ホール
【開始】14:00【終了】16:30頃

第1部 親子バンド「Crowfield」
「HAPPY BIRTHDAY 憲法 in Wakayama」に「M&N」として出演していたバンドが改名し「Crowfield」になりました。「この島~憲法9条のうた~」など、吟味した平和の歌を届けます。
 
第2部 憲法漫談「これがアベさんの本音だ」
演者 コバヤン こと 小林康二氏 (お笑い集団「笑工房」代表)
2012年、自民党憲法9条2項に「国防軍保持」を明記した改憲草案を発表して以降、「秘密保護法」「集団的自衛権」「戦争法」と続き、安倍首相は明文改憲を「私の在任中に成し遂げたい」と言い放ちました。平和憲法が風雲急を告げ、改憲反対のたたかいも急を要しています。
私は、この憲法漫談「これがアベさんの本音だ」を、彼らが何を狙っているかをとことん調べ、バカバカしいセリフも真剣に、「ベタ」なギャグも大真面目に、3年の歳月を経て仕上げました。皆さんに笑っていただき、アベさんの「本音・本心・夢・願望」を阻むたたかいに、少しでもお役に立つことが出来れば、こんなに嬉しいことはございません。
「笑工房」 
http://show-kobo.co/
 
映像の部屋(2F活動室小) 上映時間:10:30~12:40
─── DVD上映 ───
「速報 辺野古のたたかい」
辺野古新基地は「戦争する国」を実現するために造られようとしているものです。映画『アメリカばんざ
い』の藤本幸久監督らが撮影した昨年6月から11月までのたたかいのドキュメンタリー映像です。昨年の憲法フェスタで上映したものの続編です。
 
展示の部屋(2F活動室大1) 10:00~13:45
地域のみなさんの文化作品、絵・書・写真・絵手紙・リフォーム・手芸・陶芸などの展示と、交流・おし
ゃべりの場です。喫茶コーナーもあります。
 
リサイクルひろば(2F活動室大2) 10:15~13:00
今年も「リサイクルひろば」やります。着なくなった服や雑貨などを、袋持参でもらいにきてください。(申し込み不要) 譲ってくださる方も募集しています。お子さん連れも大歓迎!
 
写真展示(2F多目的ホール) 10:00~14:00
ヒロシマナガサキ 原爆と人間」
被爆と被曝の実相を示す35枚の写真パネルです。原爆・原発と人間は共存できません。
 
主催:守ろう9条 紀の川 市民の会  
お問合せ先:073-462-0539 原
 
[チラシ裏面]
出演者ご紹介
☆親子バンド「Crowfield(クロウフィールド)」
お父さんの烏野政樹(からすの・まさき)さんと娘さんの「えなさん」に加え、昨年からは息子さんの「れなん君」も出演するようになりました。親子ならではのハーモニーを聞かせてくれます。
☆小林康二(こばやし・やすじ)さん
●1939年大阪生まれ。24歳から31年間労働組合専従職。
●1994年54歳で組合専従職を退任し第二の人生目標を実現すべく大阪シナリオ学校の演芸台本コースに入学。98年10月に庶民を励ます笑いを創造する笑集団・笑工房を設立。現在、笑工房代表取締役社長。関西演芸作家協会会員。落語作家。
●著書:『労働組合と中小企業問題』(旬報社)『活かそう労働組合法』(連合通信社)『地球のすみずみに元気の出る笑いを』『漫談で斬る!自民党改憲案=これが彼らの本音だ』(新日本出版社
)他
労働組合、労働者を対象に「笑いと今日の社会と組合と」、定年を数年後に控えた人を対象に「60歳は3度目の成人式」、さらに、憲法漫談「これがアベさんの本音だ」等の笑公演で東奔西走の日々。
 
<河北コミュニティセンターへのアクセス>
所在:和歌山市市小路192-3 TEL:073-480-3610 (駐車場あり)
●南海紀ノ川駅下車徒歩3分(改札を出て左折し120m、左折し踏切を越え180m、右側)
和歌山バス 六十谷線(川永団地⇔南海和歌山市駅)梶取東バス停下車すぐ
 
お知らせ
①11月3日当日、託児のご希望がある場合は10月20日(木)までにご相談ください。相談先:09
0-3709-7136(馬場)
②補聴器を使用されている方がよりクリアにお聞きいだけるように、会場に『磁気ループ』を設置します。使用できる補聴器は「Tモード」「MTモード」です。
 
            「第13回憲法フェスタ」へのご参加のお願い
                     守ろう9条 紀の川 市民の会 代表 原 通範
 私たちの「憲法フェスタ」も、回を重ねて13回目を迎えることとなりました。『9条をまんなかに~えがこう平和への道~』を合言葉に、広く平和の問題を考えるとともに、交流と親睦を深める恒例の行事として毎年実施してきました。
 今年の「第13回憲法フェスタ」は、例年のように「展示の部屋」「映像の部屋」「リサイクルひろば」の企画を実施するとともに、メイン会場では例年とは少し趣向を変えて、お笑い集団「笑工房」代表・小林康二さんに憲法漫談「これがアベさんの本音だ」を演じていただきます。楽しく笑って聞いていただく中で、安倍首相が狙う改憲の本音はどこにあるのかをしっかりとご理解いただけるものと思います。
 7月の参議院選挙の結果、自民・公明・おおさか維新などの改憲勢力は改憲発議に必要な3分の2の議席を衆参両院で占めることになりました。今、日本国憲法は戦後最大の危機となっています。憲法改悪を絶対にさせないために、多数のみなさまのご参加をお待ちしております。
(引用終わり) 
 

(付録)
If I Die Young by m&n @Happy Birthday 憲法 in Wakayama 2015