今晩(2017年5月11日)配信した「メルマガ金原No.2809」を転載します。
なお、「弁護士・金原徹雄のブログ」にも同内容で掲載しています。
選挙の応援などは別として、講演などのために和歌山を訪れる著名な政治家の内、自由党(現在、衆議院議員2名、参議院議員4名が所属)議員の存在感はなかなかのもので、昨年2月の山本太郎さん(当時は「生活の党と山本太郎となかまたち」)、今年2月の森ゆうこさんに続き、いよいよ小沢一郎さんが6月10日に和歌山で講演されます。
同日、自由党和歌山県総支部連合会の結成大会が開かれるのに合わせての来和です。
主催の自由党和歌山県総支部連合会結成準備会の中心メンバーから広報への協力依頼があり、メルマガ(ブログ)でお知らせすることとするものです。
前々から述べているとおり、私は選挙権を行使できる年齢に達して以降ずっと、「選挙には必ず行く無党派」であり続けています。
私には私なりの政党に対する評価はあり、その時々の情勢により、戦略的投票を行うことも躊躇しないということでやってきました。
私の「現在の」自由党(こう言わないと、鶴保庸介氏を最初に参議院議員に当選させたのも「旧」自由党でしたからね/小沢さんには、元秘書の現状について「落とし前」をつけてもらわねば、というのが私の思いです)に対する評価は、小なりと言えども、立憲野党グループの中で重要な位置を占めている政党というものであり、今日のメルマガ(ブログ)で小沢一郎さん講演会をお知らせするのも、そのような立場からです。
(引用開始)
平成29年5月3日
代 表 小 沢 一 郎
平成29年5月3日
代 表 小 沢 一 郎
日本国憲法が施行されて、本日で70年を迎えた。
確かに普段国民が憲法そのものを意識する機会は決して多いとはいえない。しかし、憲法と立憲主義の精神が、この国と、国民の生活全体を支える欠くことのできない基盤となっていることはいうまでもない。
我々が、日々自由に活動できるのも、自由に発言・表現できるのも、すべて憲法の保障によるものであり、憲法記念日は、そうしたことを国民一人ひとりが改めて噛み締める良い機会である。
しかし、同時に、憲法と立憲主義は現在、これまでにない最大の危機を迎えている。安倍政権は、現行憲法が戦後の「押しつけ」であるとして肯定的な評価を与えないばかりか、安保法制の強行採決に見られたように、あからさまに憲法をないがしろにする政治姿勢を続けている。
そもそも総理は、信じがたいことであるが、「憲法で国家権力を縛るというのは絶対王政時の旧い考え方」と国会で答弁するなど、現行憲法と立憲主義を全く理解しておらず、この総理が提唱する憲法改正など、考えただけでも恐ろしいことである。
すなわち、国民主権、基本的人権の尊重、平和主義、国際協調主義の四原則をしっかりと守るため、国家権力の暴走を食い止めることこそ憲法の本質なのであり、これを全く理解せず、情緒的な反立憲主義の立場をとる安倍政権下での憲法改正は、全く認められない。
このまま安倍政権による憲法軽視、権力の濫用・私物化を認めていけば、この国の立憲主義も、議会制民主主義もいずれ必ず終焉を迎える。我々は絶対的にそれを阻止すべく、この国の将来のため、引き続き徹底的に安倍政権に対峙していきたい。
(引用終わり)
同じ5月3日、衆議院議員289名、参議院議員123名の国会議員が所属する(両院議長は除く)自由民主党の安倍晋三総裁は、党内手続さえ無視して、「憲法は、国の未来、理想の姿を語るものです。私たち国会議員は、この国の未来像について、憲法改正の発議案を国民に提示するための、「具体的な議論」を始めなければならない、その時期に来ていると思います。」「新しく生まれ変わった日本が、しっかりと動き出す年、2020年を、新しい憲法が施行される年にしたい、と強く願っています。私は、こうした形で国の未来を切り拓(ひら)いていきたいと考えています。」(「第19回公開憲法フォーラム」に送ったビデオメッセージから)と公言しました。
私は、この安倍晋三氏からの宣戦布告を受けて立つ陣営には、小沢一郎氏、山本太郎氏、森ゆうこ氏ら自由党の面々の力が是非とも必要だと思っています。
選挙の際に自由党に投票するかどうかは別として(私自身、確言しかねます)、6月10日の小沢一郎代表講演会は得難い機会だと思いますので、ご都合がつけば是非参加されますようにお勧めします。
選挙の際に自由党に投票するかどうかは別として(私自身、確言しかねます)、6月10日の小沢一郎代表講演会は得難い機会だと思いますので、ご都合がつけば是非参加されますようにお勧めします。
なお、付言すると、自由党和歌山県総支部連合会結成準備会から伺ったところでは、民進党、共産党、社民党、それから市民連合わかやまから来賓挨拶が行われる予定ということでした。
さらに蛇足ながら、会場のルミエール華月殿の宴会場は、一番広い部屋でも、その収容人数は最大160名ですから、本当に希望者全員が入りきれるのだろうか?と私は本気で心配しています。(別室に同時中継で動画を配信する手配をしておかなくても良いのだろうか?)
自由で公正な社会をめざして
一部の人やアメリカのための安倍政治にNO!
一部の人やアメリカのための安倍政治にNO!
一般の方、他の政党支持者の方など、多くの皆さまのご参加をお待ちしています。
2017年6月10日(土)開場:午後1時 開演:午後2時
場所 ルミエール華月殿
和歌山市屋形町2丁目10番地 TEL:073-424-9392
資料代 500円(大学生以下無料)
資料代 500円(大学生以下無料)
駐車場に限りがあるため、バス等のご利用または周辺駐車場のご利用をお願いします。
■お問合せ 090-8520-7957(神領美紀)・090-7757-1959(内海洋一)
jiyuto.wakayama@gmail.com
■主催 自由党和歌山県総支部連合会結成準備会
■後援 小沢一郎さんの講演実行委員会
(引用終わり)
※本日掲載したチラシは、訂正前の初版であり(私が貰っていたのはこれ)、その後、「参加費」→「資料代」と訂正されています。訂正された確定版が入手でき次第、ブログ掲載のチラシは差し替えることにします。
(弁護士・金原徹雄のブログから)
2016年1月16日
山本太郎参議院議員トークライブ和歌山(2016年2月7日)のご案内
2016年11月27日
11/26自由党大阪府総支部連合会(大阪府連)総会開催~小沢一郎氏語る
2017年2月5日
「憲法と平和・原発・沖縄問題を考えるシンポジウム(基調講演:森ゆうこ参議院議員)」2017年2月5日@和歌山市を振り返る