wakaben6888のブログ

憲法を大事にし、音楽を愛し、原発を無くしたいと願う多くの人と繋がれるブログを目指します

「安倍9条改憲NO!3000万署名達成へ~「九条の会」集会」(2018年4月7日@北とぴあ・さくらホール)を視聴する

 2018年4月21日配信(予定)のメルマガ金原No.3124を転載します。
 
「安倍9条改憲NO!3000万署名達成へ~「九条の会」集会」(2018年4月7日@北とぴあ・さくらホール)を視聴する
 
 開催されたのは2週間前のことですが、今でもご紹介する価値はあるだろうと思い、ブログで取り上げることにしました。4月7日(土)午後2時から、東京都北区の「北とぴあ・さくらホール」で開かれた「安倍9条改憲NO!3000万署名達成へ~「九条の会」集会」です。
 2時間半余りに及ぶ動画が、FmATVchからYouTubeにアップされていましたのでご紹介します。
 講演会やシンポジウムではなく、リレートーク方式による集会なので、各発言者の視聴のための目安時間が分かれば便利でしょうから、以下に掲げておきました。ご活用いただければと思います。
 
FmATVch 180407九条の会講演会(2時間38分)
冒頭~ 司会 小澤隆一氏(九条の会事務局、東京慈恵医科大学教授)
0分~ 報告 小森陽一氏(九条の会事務局長、東京大学教授)
9分~ 澤地久枝氏(九条の会呼びかけ人、作家)
17分~ 愛敬浩二氏(九条の会世話人名古屋大学教授)
31分~ 池内了氏(九条の会世話人名古屋大学名誉教授)
37分~ 池田香代子氏(九条の会世話人、ドイツ文学翻訳家)
44分~ カンパのお願い 小澤隆一氏 
46分~ 司会(交替) 高田 建氏(九条の会事務局)
46分~ 伊藤千尋氏(九条の会世話人元朝日新聞記者)
53分~ 清水雅彦氏(九条の会世話人日本体育大学教授)
1時間02分~ 山内敏弘氏(九条の会世話人一橋大学名誉教授)
1時間11分~ Milk(弥勒)による演奏
1時間24分~ 3000万署名の取り組み報告/各地の九条の会より
 1時間25分~ 日の出九条の会(東京都)
 1時間31分~ 九条の会ネットワーク北海道
  1時間36分~ 緑区九条の会」連絡会(さいたま市
 1時間44分~ 北杜九条連絡会(山梨県
 1時間52分~  東北六県市町村長九条の会
 2時間00分~ 厚木市九条の会ネットワーク(神奈川県)
 2時間07分~ 愛知宗教者九条の会
 2時間14分~ 九条の会八重山沖縄県
 2時間24分~ ねりま九条の会(東京都)
2時間31分~ 提言 高田 健氏
 
 九条の会の呼びかけ人(澤地さんだけですが)や世話人の皆さんのリレートークも、耳を傾ければ、ためにはなるお話揃いだとは思いますが、全国各地の9条の会からの「3000万署名の取り組み報告」こそ、この集会の聴き所であったと思います。
 今まさに3000万人署名に取り組んでいる方々が参考にできる取組もきっとあると思いますので、是非、動画の1時間24分以降の部分にご注目ください。
 
 なお、集会の最後の部分、高田健さんが報告の中で触れられていた日本青年団協議会の「憲法改正に関する要望書」が気になり、同協議会(日青協)のホームページを閲覧してみたのですが、見つけられませんでした。
 ただ、「安倍9条改憲NO!全国市民アクション」ホームページに掲載された「3000万人署名 各地でこんな取組みが――④」というニュース(PDF)に以下のような記事が掲載されていましたので、ご参考までに引用してご紹介します。
 
(引用開始)
日本青年団協議会が「憲法改正に関する要望書」
 日本青年団協議会日青協)常任理事会は4月6日、「憲法改正に関する要望書」を各政党に出しました。要望書は、「戦後、荒れ果てた故郷を目のあたりにした青年たちは『青年は二度と銃を取らない』と固く誓い合い、全国各地で青年団が結成されていきました」とし、「平和と民主主義を希求する青年団の理念から、現在政府与党内にて進められている憲法改正への動きに対し、懸念を表明します」と述べ、憲法9条への自衛隊明記論に対し、「改憲を通じ『戦争できる国』への指針を取ることがあってはならないと確信」を表明。また、緊急事態条項についても、「民主主義の後退につながっていく」とし、「既存の法整備で十分に対応しうる」と疑問を呈しています。
 これらの見解を詳しく述べたうえで、「①戦争できない国づくりをすすめるためにも、今般の第9条の改憲に反対するとともに、第9条をいかし平和な社会の実現を目指すことを求めます。②緊急事態に際しては現状の規定で対応が可能であり、緊急事態条項の新設を見送ることを求めます。③改憲に際しては主権者たる国民が十分に議論したうえで行われるよう、しっかりとした条件整備を求めます」という3項目を要望しています。
 日青協は「仕事をしながら地域活動している青年たちの団体」(HP)で、「地域青年団の上部組織ではない」とされていますが、その意見表明は大きな社会的影響力を持っています。
(引用終わり)