※Facebookにも同内容で掲載しています。
半田滋さんのブックレット『台湾有事で踏み越える専守防衛~敵基地攻撃能力と日米一体化~』(頒価100円)のご紹介
「東京新聞論説兼編集委員」であった半田滋さんの肩書きに「元」がつき、まず「防衛ジャーナリスト」という表記になったのはいつからだったでしょうか。著書に記載されたプロフィールでは、この他に「獨協大学非常勤講師」と「法政大学兼任講師」などが付け加えられています。
その半田さんは、少なくとも2度講演のために和歌山に来ておられ、その都度お話する機会がありました(以下のブログ参照)。
2014年4月26日
半田滋さんの講演から学んだこと(付・半田滋さんの論説『首相の奇妙な状況認識』を読む)
2016年7月30日
戦地からの“最愛の妻”への手紙~「2016平和のための戦争展わかやま」から
上記ブログでご紹介しているとおり、半田さんの最初の和歌山での講演会は、2014年4月25日に青年法律家協会和歌山支部が主催した「憲法を考える夕べ」でしたが、実は今年(2022年)の4月28日(木)、8年ぶりに青法協和歌山支部が半田さんにご講演をお願いしています。コロナの状況を見極めながら開催方法を検討中ということでまだチラシは出来ていませんが、4月28日午後6時からの予定を空けておいていただけると幸いです。
さて、今日は、その半田さんが書かれたブックレット『台湾有事で踏み越える専守防衛~敵基地攻撃能力と日米一体化~』(立憲フォーラムブックレット/36頁/2022年1月刊/頒価100円)のご紹介です。
以下に目次を引用します。
1 はじめに
2 冷戦終結と安全保障関連法を受けた自衛隊の変容
3 奄美、沖縄侵攻を想定した日米共同訓練
4 米軍が利用する「南西諸島のミサイル網」
5 米国の対中政策の変化
6 台湾有事が「6年以内」の理由
7 安全保障関連法による日本の「巻き込まれ」
8 英空母打撃群がインド太平洋へ
9 英国が日本の防衛力を重視する理由
10 EU各国が視線を向けるインド太平洋
11 中国に「けんか腰」で向き合うのか
12 米国が中国に核兵器使用を検討した過去
13 政権の重鎮さえ理解していない安全保障関連法
14 現実味を増す敵基地攻撃能力の保有
15 国家安全保障戦略、防衛大綱、中期防を3点セットで改定へ
16 防衛費を対GDP比2%以上に急増
17 平和的な問題解決の道を探れ
本書は、半田さんが東京高裁に提出するための追加意見書として執筆された論考に加筆して完成したものだそうで、近時の我が国の防衛政策をめぐる様々な情勢を、事実を踏まえながら俯瞰するというもので、とにかく分かりやすい。是非みんなが1冊手許に置いてひもといていただければと思います。
それに何より安い!
しかも10冊(これでも1,000円)以上の注文で送料無料になります。
是非何人かでまとまって購入されてはいかがでしょうか。
注文方法は半田滋さんのFacebookでも紹介されていました。
[ブックレット注文方法]
1冊100円で10冊から送料無料。
申し込みは立憲フォーラムへ(担当・福田誠之郎さん)
メール:fukuda@haskap.net
FAX:03-3303-4739
私も50冊注文して事務所に届いています。私の事務所まで取りに来ていただける便宜のある方はご連絡ください。
(参考動画)
岡山弁護士会・シリーズ憲法講演会No.28「敵基地攻撃と日米一体化~踏み越える専守防衛~」
※2月5日(土)に岡山弁護士会で行われた半田滋さんの講演会です。半田さんの講演部分は19分~です。