wakaben6888のブログ

憲法を大事にし、音楽を愛し、原発を無くしたいと願う多くの人と繋がれるブログを目指します

もう一度ご紹介「ラジオフォーラム」

 今晩(2013年2月15日)配信した「メルマガ金原No.1265」を転載します。
 
もう一度ご紹介「ラジオフォーラム」
 
 メルマガ金原No.1227として「1/12スタート!『ラジオ・フォーラム』(ラヂオきしわだ)」に注目しよう」という記事を配信したことはご記憶のことと思います(2012年1月9日)。
 
 番組がスタートした直後の1月16日に、運営主体である「ラジオ・アクセス・フォーラム」が発表したリリースをお読みください。
(引用開始)

報道ラジオ番組『ラジオフォーラム』放送スタート!
2013年1月16日
 全国のコミュニティFM32局(2013年1月16日現在)とカナダの日本語放送局を
ネットして、新しい番組「ラジオフォーラム」(週1回1時間番組)が始まりました。

 この番組は「ラジオにジャーナリズムを」をテーマに、市民のスポンサーによる放送への参加をめざして、一般社団法人「ラジオ・アクセス・フォーラム」が、運営・制作するものです。同法人は、2012年9月末で打ち切られた毎日放送(大阪府)ラジオの報道番組「たね蒔きジャーナル」の存続運動の中から生まれました。「たね蒔きジャーナル」は2009年から始まり、小さなニュースの「たね」を丹念に取材して報道してきました。特に東日本大震災後は「東京電力福島第一原発」事故について、小出裕章・京都大学原子炉実験所助教が連日のようにゲスト出演して、その真実を伝え続け、関西圏だけでなく全国から注目され、聴かれる番組となりました。

 同番組が9月で打ち切られるという情報が流れると、全国から「番組を続けてほしい」という声が寄せられ、5000人を超える存続署名とともに「番組のスポンサーとなって支えたい」という市民から、1,003万円もの寄金が寄せられました。

 残念ながら「たね蒔きジャーナル」は2012年9月末で打ち切られ、番組が存続しなかった場合には「寄金はお返しします」という当初からのお約束通り、返金作業が行われて昨年11月にすべて完了しました。
 その一方で「寄金は返さなくていいから、たね蒔きジャーナルの精神を引き継ぐよ
うな番組を作ってほしい」という多くの声が寄せられました。そして866万円の大切なお金が基金化されて、番組存続運動を担ったメンバーによって一般社団法人「ラジオ・アクセス・フォーラム」が作られ、新番組「ラジオフォーラム」を制作することになりました。

 番組は大阪と東京で月2回ずつ制作・録音され、石丸次郎(ジャーナリスト・アジアプレス)、今西憲之(ジャーナリスト)、西谷文和(ジャーナリスト)、湯浅誠(社会運動家・元政府参与)、石井彰(放送作家)の5人が週替りでパーソナリティーを担当します、毎回ゲストを迎えて、日本と世界の今を見つめて語り合っていきます。また小出助教が毎週電話で出演して、福島原発事故の現状と原子力発電の危険性について語っていきます。また番組からの発信を目指して、全国各地の小さいけれど大事な活動を続けているNPOや市民の活動を伝えていくつもりです。
 ラジオ離れが進む現在、市民がスポンサーとなって、小回りがきくラジオの特性を
最大限に活かした報道ジャーナリズム番組の制作と放送に、ぜひご注目ください。
 なお放送は33局での放送(各局で放送日と放送時間は異なりますので、それぞ
れの局にお問い合わせください)と同時にインターネット放送「サイマルラジオ」でも放送します。

 ラジオ・アクセス・フォーラム運営委員会
(引用終わり)
 
 以上にあるとおり、以前メルマガを書いた時点では、番組は「ラヂオきしわだ」で制作し、他のコミニュティFMでもネットされるのかと思っていたのですが、「ラジオ・アクセス・フォーラム」が独自に制作し、これを契約しているコミュニティFMに提供して放送してもらうということのようです。
 
 ただ、私の住んでいる和歌山市もそうですが、地元で放送してくれるFM局がない場合には、インターネットが頼りです。
 ネットで視聴するためには、大きく分けて2つの方法があります。
 
○国内35局、海外1局のネット局の中には「サイマルラジオ」でインターネット中継を聴くことができる局がいくつかあります。そこで、「サイマルラジオ」で聴ける局とその放送時間を確認し、都合の良い時間に放送される局をインターネットで聴取するという方法があります。
 放送局一覧はこちらです。
 
○もう一つの方法は、制作している「ラジオ・アクセス・フォーラム」自体が、その公式サイト及び You Tube チャンネルで公開するのを待って聴取するという方法です。これであれば、時間に縛られることなく、いつでも聴くことができます。
 ネット公開のポリシーはこのように説明されています。
(引用開始)
・現在YouTubeなどインターネットの動画サイトにおいて、第1回目の放送がアップされていますが、これらはリスナーの方による非公式の公開です。番組を制作する当団体(ラジオ・アクセス・フォーラム)が管理するものでも、公開を許諾したものでもありません。
・当団体からの公式なWeb公開は当面、公式Webサイトまたは公式のYouTubeャンネル上で行い、各回とも放送開始日の翌週末を予定しております。第1回目の放送は1月18日(金)にWeb公開の予定です。これは「ラジオフォーラム」を放送していただいている各局のオンエア日時が異なり、各回の最終放送日が過ぎてからWebサイトに公開する必要があるためです。
(引用終わり) 
 公式Webサイト
 ※右側の「放送一覧」から聴取したい回を選んでクリックします。
 公式 You Tube チャンネル
 
 最後に、既に公開されている第5回までご紹介しておきます。
 
第1回
パーソナリティ:石丸次郎、今西憲之、西谷文和
ゲスト:小出裕章さん(京都大学原子炉実験所助教)
 
第2回
パーソナリティ:石井彰(放送作家)
ゲスト:小室等さん(フォークシンガー)
 
第3回
パーソナリティ:今西憲之(ジャーナリスト)
ゲスト:吉富有治さん(ジャーナリスト)
 
第4回
パーソナリティ:湯浅誠(活動家、社会運動家)
ゲスト:マエキタミヤコさん(サステナ代表、広告クリエイティブ・ディレクター)
 
第5回
パーソナリティ:西谷文和(ジャーナリスト)
ゲスト:岡 真理さん(京都大学教授)