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放送予告「大丈夫。のはずが...西日本豪雨半年 暮らしと教訓(仮)」(NNNドキュメント@2019年1月20日)

 2019年1月7日配信(予定)のメルマガ金原.No.3385を転載します。
 
放送予告「大丈夫。のはずが...西日本豪雨半年 暮らしと教訓(仮)」(NNNドキュメント@2019年1月20日
 
 2019年、初のTVドキュメンタリー番組の紹介は、NNNドキュメントです。
 
日本テレビ系 2019年1月21日(月)午前0時55分~(20日深夜)【拡大枠】
NNNドキュメント「大丈夫。のはずが...西日本豪雨半年 暮らしと教訓(仮)」
(番組案内から引用開始)
2018年7月に起きた平成最悪の豪雨災害、西日本豪雨。犠牲者は220人を超え未だ行方不明者も。特に被害の大きかった広島、岡山、愛媛は、それぞれ、土砂災害、堤防決壊、ダム放流と災害に特徴を持つ。歴史的にも繰り返されてきた災害で、なぜ逃げられなかったのか?家族を亡くし家を失った被災者のこれからの暮らしはどうなるのか?この事は、私たちに何を警告するのか?広島、岡山、愛媛の3局共同制作で総力取材する。
(引用終わり)
 
 以上の「3局共同制作」ということで思い出すのは、テレビ朝日系のドキュメンタリー番組枠「テレメンタリー」において、西日本豪雨災害について、被災地元放送局が制作した以下のような番組を放送したことです。
 
9月2日「道は濁流になった」制作:広島ホームテレビ
9月9日「ダムに沈められた町」制作:愛媛朝日テレビ
9月22日「自治体の悲鳴~水害列島日本~」制作:九州朝日放送(福岡県東峰村
12月9日「灯りを奪われた町で」制作:瀬戸内海放送岡山県倉敷市真備町
 
 NHKのような大組織とは異なり、民放ネットワークの場合、地方放送局それぞれが独自取材して制作した番組を放送することになるのですから、各局の災害に対する取材者としての向き合い方にも差異があって当然です。
 NNNドキュメントでも、これまで西日本豪雨災害を取り上げてこなかった訳ではなく、9月10日には、広島テレビが制作した「すべて土砂に埋まった...西日本豪雨 奪われた暮らし」を放送しています。
 ところが、今度放送される「大丈夫。のはずが...西日本豪雨半年暮らしと教訓(仮)」は、広島テレビ西日本放送南海放送の「3局共同制作」で、【拡大枠】(通常30分枠のところ、多分1時間枠になるのではと思います)ということですから、テレメンタリーのように、各放送局がそれぞれ個別の番組を制作するというのではなく、共同して1本のドキュメンタリー番組にするというのですから、どういう視点で番組としての統一性を出すのか、ディレクターの手腕が期待されます。
 もしかしたら、3局それぞれ、全国ネットではなく、自局単独ローカルで放送した番組素材があり、それを再編集しつつ、追加取材を行って仕上げたのかもしれませんが、大いに関心を持って視聴したいと思います。