今晩(2013年8月13日)配信した「メルマガ金原No.1450」を転載します。
なお、「弁護士・金原徹雄のブログ」にも同内容で掲載しています。
映画『ひろしま』については、去る2013年6月22日に開催された大阪上映会(於:大阪女学院 ヘールチャペル)をご案内したところですが、その後も全国各地で上映会が開催されているようです。
肥田先生の講演の模様は、IWJ茨城によってユーストリーム中継され、1か月以上が経過した今でも視聴できますが、IWJの中継は原則として「期間限定配信」なので、早めに視聴されることをお勧めします(IWJ会員登録→ http://iwj.co.jp/join/ )。
また、この講演については、「みんな楽しくHappy♡がいい♪」に6回に分けて文字起こしが掲載されています。
沖縄を含めて日本中、被曝を免れるところなどどこにもない、ということについての覚悟を求め、一家をあげての避難(転居)など不可能な多くの人々に、自らの被爆者としての体験を基にした助言を行いつつ、子どもたちの疎開に取り組まない国に対する満身からの怒りを隠さない96歳の肥田先生の一言一言が胸に突き刺さってきます。
一見すると矛盾するかのような発言であっても、聴く者が深く考えをめぐらせば、決して矛盾ではないということが腑に落ちることと思います。