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Facebookで振り返る「フクシマを忘れない!原発ゼロへ 和歌山アクション2017」

 今晩(2017年3月13日)配信した「メルマガ金原No.2750」を転載します。
 なお、「弁護士・金原徹雄のブログ」にも同内容で掲載しています。
 
Facebookで振り返る「フクシマを忘れない!原発ゼロへ 和歌山アクション2017」

 昨日(3月12日)、和歌山城西の丸広場で開催された「フクシマを忘れない!原発ゼロへ 和歌山アクション2017」の写真レポートをお送りします。
 内容は、昨日のうちにFacebookに投稿した写真アルバム(全部で16)のテキスト部分を転載し、必要な修正・補充を行い、さらにブログ版には、各アルバムごとに写真を1枚ずつセレクトして掲載するというものです。なお、オリジナルのアルバムには、原則として複数の写真を掲載していますので、そちらの方も閲覧していただけるように、Facebookアルバムにもリンクしてあります(ブログ版をお読みの方は、各テーマごとのタイトル部分をクリックしてください)。Facebookのアルバムや個々の写真には、色々参考となるコメントも寄せられていますので、是非そちらの方にも目を通していただければと思います。
 
【フクシマを忘れない!原発ゼロへ 和歌山アクション2017/開会】
 好天に恵まれた3月12日(日)午前10時から、和歌山城西の丸広場において、今年で5回目を迎える「フクシマを忘れない!原発ゼロへ 和歌山アクション2017」が開催され、多くの方にお越しいただくことができました。ご来場いただいた皆さま、出演、登壇していただいた皆さま、ブース出展(店)にご協力いただいた皆さまに、実行委員の一人として、心よりお礼申し上げます。
 後片付けが一段落した午後4時過ぎに会場から歩いて自分の事務所に戻り、撮影した130枚近くの写真を整理した上で、順次、Facebookに写真レポートをアップし、あわよくば今晩中に、それをメルマガ&ブログに転載できればいいなと考えています。果たして、要領良く作業がはかどるでしょうか(結局、ピックアップした写真のトリミング作業に時間がかかり過ぎたのが原因か、時間切れで翌日回しになりました)。
DSCN1060 まずアルバム第1弾は「開会」を宣言する司会の松永久視子さん(子どもたちの未来と被ばくを考える会)です。もっとも、正式の「開会宣言」は、オープニングの紀州五十五万石の演奏が終わった後に行われたような気もしますが、ご紹介する写真は、松永さんによる最初の(?)開会宣言の模様です。
 ところで、松永さんの後ろに何やら怪しげなギタリストが立っていますが、この後すぐオープニングで演奏することになっていた紀州五十五万石のメンバーで、ステージネームは「ベム」だそうです。もっとも、ステージを降りると、某環境NGOの代表理事和歌山大学システム工学部教授です。
 あと2枚の写真は、開会前に撮影したスナップで、1枚はミニ機関車が果たして運行できるかどうか悪戦苦闘中の小谷英治さん。もう1枚は共謀罪反対を訴える日本国民救援会和歌山県本部と国賠同盟和歌山県本部の合同ブースです。
 なお、当日の来場者に配布されたプログラムをPDF化しましたのでご覧ください。
 
【フクシマを忘れない!原発ゼロへ 和歌山アクション2017/オープニング(紀州五十五万石)】
 今年のオープニングを飾ったのは、「フクシマを忘れない!原発ゼロへ 和歌山アクション2015」以来2年ぶりの登場となった紀州五十五万石です。怪しいギタリストのステージネームが「ベム」だということは先ほどご紹介しましたが、残る2人にもちゃんとステージネームがあり、女性ヴォーカリストは「ベラ」、男性パーカッション奏者は「ベロ」だそうです。うーん、どこかで聞いたような。
DSCN1066 演奏されたのは、スリーマイル島原発事故が起きた1979年、マジソン・スクエア・ガーデンで開催された「NO NUKES」コンサートでジョン・ホールらが歌った“Power”。この曲が、英語原詞と日本語詞の両方で歌われました。来場者に配布された歌詞カードもPDF化しておきます。
 なお、私がこの3人のステージネームを知ったのは、5月28日(日)にライブハウスOLDTIMEで開かれる「第一回 ラブ&ピースライブ和歌山~平和を祈るコンサート~」のチラシに書かれた出演者紹介欄を読んでのことでした。「平和を祈るコンサート」については、昨日(3月12日)のメルマガ(ブログ)でご紹介していますので(速報・第一回 ラブ&ピースライブ和歌山~平和を祈るコンサート(5/28@ライブハウスOIDTIME))、是非ご参照ください。
 それにしても、開会草々、来場者全員に「Power」を注入しようというメンバーの気合いは凄かったですね。
(付記)
 歌詞カードには書かれていませんでしたが、“Power”の日本語詞を書かれたのは、メンバーの「ベラ」こと「歌舞」こと「にしでいづみ」さんだそうです。歌舞さんから歌詞カードの文書ファイルを送っていただきましたので、その日本語詞をご紹介します。
【POWER】(日本語バージョン)
太陽の チカラと
絶え間ない 水の流れを
 (2:寄せては返す波のチカラを)
生きとし生けるもので 分かち合おう
 (2:溢れる恵みをみんなで 分かち合おう)
吹き続ける 風のチカラ
燃える薪の炎のぬくもり
原子力の毒のチカラなンて要らない
 (2:もう迷わず…いま すぐ 原発止めよう
   太陽と風 水と大地
   自然のチカラでともに生きてゆこう)
誰だって 必要だよ
暗やみや寒さの中では
何かのチカラを借りて生きている
鳥たちが 歌う森
虫たちが 息づく大地
魚たちの 泳ぐ水
みな 未來へとつなごう
 
【フクシマを忘れない!原発ゼロへ 和歌山アクション2017/実行委員会あいさつ(西郷章さん)】
DSCN1071 東日本大震災及び福島第一原発事故による犠牲者に対して「黙祷」を捧げた後は実行委員会からの開催あいさつです。昨年は私が務めましたが、毎年交替した方が良いだろうということで、今年は西郷章さん(憲法を生かす会 和歌山)にお願いしました。西郷さんは、東京電力福島第一原発事故から6年が経過した現時点で、なお解決のめどがつかない問題の数々を指摘しながら、私たちがどのような心構えで何に取り組んでいかねばならないかを、原稿も手に持つことなく(偉い!)表明されました。
 なお、開会した10時過ぎには、既に会場には多くの方が詰めかけてくださっていました。間違いなく、昨年よりは多かったと思います。
 
【フクシマを忘れない!原発ゼロへ 和歌山アクション2017/全体集会(松本佳充さん)】
 今年の全体集会のメインスピーカーにお招きしたのは、原発事故当時、福島県立双葉高校に勤務しておられた元高校教諭の松本佳充(まつもと・よしみつ)さんでした。
DSCN1076 松本さんは、スピーチの時間も限られていることから、ご自身の原発事故直後の体験と、高校の生徒たちが原発事故によってどのような影響を被ったのかという2点に絞ってお話されました。
 ここで、私が拙い要約をするよりも、本部テント横の展示ブースに、松本さんが撮影された数々の写真とともに掲示された「福島第一原発事故6日間の検証 大混乱 必死の脱出 3月11日(金)~16日(水)」(松本さん自身が書かれたもの)を撮影しましたので、それをお読みいただければと思います。
 ただ一つだけとても心に残った言葉をご紹介するとすれば、「仮設住宅や仮設校舎という言葉があるが、そこで生活し、学んだ者にとって『仮』ということはない」でした。
 また、そのブースには、松本さん自身が書かれた文章が3点、印刷されて自由に持ち帰れるようになっていました。この3点も、松本さんのご許可をいただいた上でPDF化しましたので、是非お読みください。
「迷犬タロの物語」
「学校を返せ ふる里を返せ」
「原発ゼロの未来を」
 
【フクシマを忘れない!原発ゼロへ 和歌山アクション2017/アピール・パレード】
DSCN1090 全体集会終了後、いつものようにアピールパレードに出発です。もちろん、西の丸広場を空にして出かける訳にはいきません。デモ隊が帰ってくれば、すぐにブース(模擬店)を開いて飲食サービスを提供できるようにしなければなりませんし、本部の留守番要員も必要、午後すぐにステージ本番のある出演者はリハーサルをしなければならないとかもありますので。私がカウントしたところでは、300人近くの方々が約1時間のアピールパレードを歩き通されました。行程は、いつものように、西の丸広場→砂の丸広場横→追廻門→県庁前交差点(左折)→三年坂→関西電力和歌山支店前→屋形町交差点(左折)→三木町交差点(左折)→けやき大通り→西の丸広場です。全体スケジュールから考えると、もう少し短めのコースにしたい気持ちもありつつ、関西電力前を行進しない訳にはいかないだろうということで、ずっとこの1時間コースになっているのだと思います。
 ちなみに、今年のコーラーは、松永久視子さんと服部亮平さんが務めてくださいました。例年よりややアップテンポだったでしょうか・・・と私がFacebookに書いたのは、スタート早々のコールを聞いて「早い!」と思った印象からのことで、その後、断続的に聞いていたコールは、当初のように「早い!」とは思わなくなりましたので、すぐにコーラーの方で軌道修正されたのかもしれません。それに、「早い」とか「遅い」というのは、慣れや年齢によって受け取り方が相当違いますからね。
 なお、なぜ「断続的」かというと、適当な撮影ポイントに先回りするため、デモ隊から離れて近道を走ることが何度かあったからです。公式記録員(?)もなかなか大変です。
 
【フクシマを忘れない!原発ゼロへ 和歌山アクション2017/昼休みは模擬店が大繁盛】
DSCN1116 デモ隊が西の丸広場に帰り着いたら、模擬店その他のブースが営業スタートです。皆さん、1時間も歩き通し、コールし通しで、ちょうどお腹がぺこぺこ。まずはお腹がふくれそうなものを提供するお店の前に列が出来たのも当然でしょう。どんなお店が出ていたのかは、プログラムの中のブース配置表をご覧ください。
 ちなみに、私の昨日の昼食は、自ら予算1000円以内と設定した上で、熟慮の末(?)「梅乃や」のお好み焼き(500円)、和歌山地区労の水餃子(5個200円)、和教組のおでん(3個200円)、フィニッシュはけいじん舎のコロッケ(1個100円)でした。
 
【フクシマを忘れない!原発ゼロへ 和歌山アクション2017/お隣はフリーマーケット】
DSCN1118 ところで、今日、西の丸広場の西隣りでは、和歌山城の「おもてなし忍者」隊員も呼び込みに精を出すフリーマーケットが開かれていました。私は西の丸広場の実行委員で、自分のところの催し物を見るのに忙しく、隣のフリーマーケットをのぞきにいくような時間はありませんでしたが(それでも写真は撮ってきた)、どうやらフリマ目当てに来られたお客さんの一部は、紀北農芸高校の和太鼓演奏や、円香さんの素晴らしい歌声に引きつけられ、結構、西の丸広場の方にも足を運んでくれたのではないかと思います。そういう人たちがどれほど原発問題について関心を持ってくれたかは分かりませんが、これは「怪我の功名」以上だったかもしれません。
 
【フクシマを忘れない!原発ゼロへ 和歌山アクション2017/昼休みに輪投げに挑戦】
DSCN1123 12時半から紀北農芸高校の和太鼓演奏が始まると聞いていましたので、大急ぎでお腹を満たしつつ、いくつかのブースに顔を出した中に、私も世話人の一人に名前を連ねている(と思う)「子どもたちの未来と被ばくを考える会」のブースで、1回50円の輪投げに挑戦しました。同会が輪投げで出展するたびに私も挑戦するのですが、今回は3つも的中!しました。これはなかなかの成績ですね。
 なお、あと2枚の写真は、コーナーリングを断念し、直線コースだけでの営業運転を目指すSL運行係の小谷さんの奮闘ぶりです。もっとも、煙が濛々と舞い上がり、近くで食事をしていた人たちはさぞ迷惑だったことでしょう。
 
【フクシマを忘れない!原発ゼロへ 和歌山アクション2017/紀北農芸高校和太鼓部】
 和歌山県下の高校の中でも、その和太鼓部の技倆が群を抜いていることで知られる紀北農芸高校。今年は「フクシマを忘れない!」に同校和太鼓部が出演してくださいました。
DSCN1133 出演する都度、メンバーの人数も変動するようで、今日は数名という比較的小規模の編成での演奏でしたが、人数なりにしっかりとした迫力をかもしだし、多くの観客を引きつけていました。実際、西隣りで行われていたフリーマーケットのお客さんも、この和太鼓の演奏に引きつけられて、西の丸広場に入ってきた人が結構いたのではないでしょうか。
 なお、次に紀北農芸高校和太鼓部が西の丸広場に登場するのは、5月3日に開催される“HAPPY BIRTHDAY 憲法 in Wakayama 2017”だと聞いています。その出来たばかりのチラシが、「フクシマを忘れない!」のプログラムに挟み込んで配布されていましたので、これもPDF化しました。5月3日の演奏も楽しみです。
 
【フクシマを忘れない!原発ゼロへ 和歌山アクション2017/円香(まどか)】
DSCN1142 西の丸広場の歌姫といえば「ナツオ」さんにとどめをさすと私は思っていますが、今年の「フクシマを忘れない!」には、新星「円香(まどか)」さんが登場してくれました。昨年3月に紀美野町のりら創造芸術高等専修学校(昨年4月からりら創造芸術高等学校)を卒業したばかりの19歳。お父さんがギター伴奏を務めてのステージです。何より、その透き通るような清浄な声質と確かな音程に驚かされます。これからますます表現力に磨きがかけられていくと思いますので、今後が楽しみですね。
 なお、演奏した6曲の正確な曲名を、演奏終了後、円香さん本人に教えてもらいました。
 公式YouTubeチャンネルに、今年1月26日のライブで演奏した6曲がアップされており、昨日も演奏された曲については、YouTubeでの演奏にリンクしておきますので、是非お聴きください。
1 飛行機雲
2 しあわせの歌

3 500マイル

4 声


5 The Water Is Wide

6 Prey for Love
 
【フクシマを忘れない!原発ゼロへ 和歌山アクション2017/コント&絵本の読み聞かせ】
 今年のステージ企画は、新機軸として、コントと絵本の読み聞かせをプログラムに盛り込みました。
DSCN1153 まず、コントは「子どもたちの未来と被ばくを考える会」から、3人の共同代表の内、松永久視子さんは司会、芝野絢子さんは後の1分間アピールに登場するからということでしょうか、松浦雅代さん(共同代表)、松浦攸吉さん(事務局長)という熟年ご夫婦が、高浜原発美浜原発に扮して登場するという意表をつく出し物で、予備知識がなかった聴衆はさぞ驚いたことでしょう(私は、ある程度心の準備がありましたけど)。
 しかし、全ての原発廃炉を目指さねばならないという気迫は間違いなく伝わったことでしょう。
 あと、読み聞かせの方ですが、読まれた絵本は、昨年の全体集会のゲスト・吉沢正巳さんの「希望の牧場」を題材とした、その名も『希望の牧場』で、子どもたちが熱心に聴き入っていました。
 
【フクシマを忘れない!原発ゼロへ 和歌山アクション2017/ついにミニSLが走った!】
DSCN1163 3年前にも西の丸広場にミニSLがやってきたのですが、とうとう動かず、実際に子どもたちを乗せて走ったのはミニ新幹線でした。
 今年も、試運転の段階で脱線が続き、「これは走らせるのは無理では?」という悲観論が流れたのですが、小谷英治さんの執念か、直線コースを往復するということに運行計画を縮小し、どうにかこうにか西の丸広場でミニ蒸気機関車が子どもたちを乗せて走りました!営業距離(?)は短かったものの、間違いなく走りました。ということで、その証拠の写真をお届けします。
 
【フクシマを忘れない!原発ゼロへ 和歌山アクション2017/なつおmeets南風】
 西の丸広場のイベントになくてはならない歌姫「ナツオ」さんが今年も帰って来ました。しかも、昨年に続き、田辺から笠松美奈さん、南健二さんの来援を得て、「なつおmeets南風」としての登場でした。
DSCN1171 プログラムは、1曲目だけはナツオさん1人での演奏、2曲目以降は3人のユニットでの息の合った演奏でした。ところで、ナツオさんは一家でアピールパレードに参加していましたが、いつリハーサルをやったんだろう?まさかぶっつけ本番では?
 演奏された5曲は以下のとおりです。Facebookにアップする際は、4曲目だけ、ナツオさんから「沖縄の歌」という紹介があっただけで、「たしかに聴いたことがある」と思いながら、曲名が思い出せなかったのですが、松永久視子さんがコメント欄で、Coccoさんの『ジュゴンの見える丘』だと教えてくださり、「そうだった」と思い出しました。
 上関原発に反対する祝島を訪問して笠松美奈さんが作った『スナメリ泳ぐ海』の次に『ジュゴンの見える丘』を歌うことにしたのは、ナツオさんだけではなく、3人の共通した思いでしょうし、その思いは私たちも共鳴するものであるはずです。
 昨日のメルマガ(ブログ)で、三木久美夫さんが企画された「第一回 ラブ&ピースライブ和歌山~平和を祈るコンサート」をご紹介したところですが、2011年だったか2012年だったか、私自身、ごく親しい人たちに「『ジュゴン・スナメリ音楽祭』をやりませんか?」という提案をしたことがありました。もっとも、単なる思いつきの域を出るものではありませんでしたけど。今なら、もう少し具体的な相談ができるかもしれない、などと思ったりします。
 なお、昨日演奏された曲目のうち、「なつおmeets南風」の演奏がYouTubeで聴ける2曲にはリンクしておきました。
1 至福の日
2 そろそろ

3 スナメリ泳ぐ海

4 ジュゴンの見える丘
5 サンシャイン
 
【フクシマを忘れない!原発ゼロへ 和歌山アクション2017/1分間アピール】
DSCN1178 いよいよプログラムも最後に近づき、実行委員会構成団体からの1分間アピールです。もっとも、とても1分間で収まっているとは思えない人がいるのもいつものことですが。
スピーチされたのは以下の団体でした。
1 原発を止めよう和歌山市民の会(古梅敏彦さん)
2 子どもたちの未来と被ばくを考える会(芝野絢子さん)
3 楠見子連れ9条の会(馬場潔子さん)
4 原水爆禁止和歌山県協議会(白井春樹さん)
5 原発をゼロにする和歌山県民の会(東山邦夫さん)
※東山さんの写真を取り損なって失礼しました。東山さんは、アピールパレードの先頭3人の向かって右側に写っています。
 
【フクシマを忘れない!原発ゼロへ 和歌山アクション2017/フィナーレ】
 10時から始まった「フクシマを忘れない!原発ゼロへ 和歌山アクション2017」も、午後3時前には全てのプログラムが滞りなく終了し、フィナーレは「うたごえオールスターズ」とともに『故郷(ふるさと)』を歌いました。楽譜と歌詞はプログラムに印刷されています。
 2014年に飯舘村からの避難者が暮らしておられる仮設住宅を訪問し、ドジョウスクイを披露した西郷章さんから、アコーディオンで『故郷』の伴奏をした際、皆さん、3番の「志を果たして いつの日にか帰らむ」が歌えなかったという話を伺ったことがあります(参照「西郷章さんの『私はなぜ福島でドジョウスクイをすることになったのか~3.11反原発福島行動’14への参加報告記~』」/2014年3月22日)。
 そのような思いも踏まえた上での『故郷』だと思い、私も一緒に歌いました。
 ところで、「うたごえオールスターズ」が歌うステージの前でポーズをとる少女が1人。私は、この子が20年後に、何代目かの「西の丸広場の歌姫」となることは間違いないのではないかと思っているのです(Facebookには、彼女のママからのコメントが載っています)。
DSCN1183