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「政治をなおそうデモ3」へのお誘い~「フクシマを忘れない!原発ゼロへ 和歌山アクション2018」はこのデモで締める

 2018年3月5日配信(予定)のメルマガ金原.No.3097を転載します。
 
「政治をなおそうデモ3」へのお誘い~「フクシマを忘れない!原発ゼロへ 和歌山アクション2018」はこのデモで締める
 
 今年の「フクシマを忘れない!原発ゼロへ 和歌山アクション2018」は、従来の和歌山城西の丸広場から和歌山市勤労者総合センターに会場を移しただけではなく、アピールパレード(デモ)についても、和歌山大学の学生やママの会有志らが作る「政治をなおそうデモ実行委員会」に任せる(ほぼ丸投げと言ってもよい?)という英断(でしょう)を行ったことは、既にブログでご紹介したとおりです(3月11日(日)は「フクシマを忘れない!原発ゼロへ 和歌山アクション2018」(和歌山市勤労者総合センター)~吉田千亜さんの講演ほか盛り沢山/2018年2月21日)。
 
 昨日、「政治をなおそうデモ実行委員会」の満留澄子さんから、出来上がったばかりのフライヤーのデータと実行委員会からの参加呼びかけの文章が届きましたので、早速、ご紹介することとします。
 何しろ、本番まであと「6日!」ですからね。遅過ぎないかとも思いますが、直前であっても、この案内が目に留まって「参加したい」と思ってくださる方が1人でもいてくださることを信じてご案内します。
  まずは、服部涼平実行委員長からの参加の呼びかけです。
 
(引用開始)
各 位
                                2018年3月2日
                       『政治をなおそう』デモ実行委員会
                            実行委員長 服部涼平
 
         3・11『政治をなおそうデモ』へ多くのご参加をお待ちしています
 
  早春の候、皆様におかれましてはますます御健勝のこととお慶び申し上げます。
  昨年12月の「政治をなおそうデモ2 あなたも、わたしも大切にされる社会へ」を終え、より「デモ」という意思表示の方法を効果的なものにするには、よりわかりやすくテーマをしぼることと、多くの参加者とともにデモを行うことだと話し合い、「フクシマを忘れない!原発ゼロへ 和歌山アクション2018」実行委員会事務局へ申し出、今回コラボ企画が実現しました。
 今年の原発ゼロ和歌山アクション集会のメイン企画は、「その後の福島 なぜ原発事故は終わらないのか」をテーマに、フリーライターで2児の母である吉田千亜さんに講演を行っていただきます。午前の企画も様々ですので皆様方も参加を予定されていることと思います。(勤労者総合センター6F文化ホール/和歌山市西汀丁34/吉田さんの講演は13:40~)
 講演後に行う政治をなおそうデモは、メインテーマを「東日本大震災から7年 和歌山から 今 できること」とし、サウンドカーからのスピーチは、御坊市から中間貯蔵施設建設問題について、昨年国連で採択された核兵器禁止条約について、学生の立場から等を予定しています。
 初春の昼下がり、ぜひ音楽を楽しみながら歩き、おしゃべりしたり、東北、福島に思いを寄せることで和歌山から今できることを一緒に考えましょう。
 貴団体のご協力を、どうぞよろしくお願い申し上げます。
                                      記
「政治をなおそうデモ3 東日本大震災から7年 和歌山から今できること」
  日 時:3月11日(日)
        15:30 和歌山市役所前スタート
        16:30 県立体育館前ゴール(流れ解散)
  
「フクシマを忘れない!原発ゼロへ 和歌山アクション2018」チラシもご参照ください。
 
                                                                            以上
(引用終わり)
 
 続いて、デモのフライヤー(表・裏)の記載内容をご紹介します。可愛いイラストを含め、デザインは実行委員会のメンバーの手になるものだと聞いています。
 
(チラシ文字情報から引用開始)
-チラシ表面-
政治をなおそうデモ3
東日本大震災から7年 和歌山から 今 できること。
 
2018.3.11(Sun:荒天中止)
 15:30 デモスタート(和歌山市役所前)
 16:30頃 解散予定(県立体育館前)
 
和歌山市役所前からJR和歌山駅に向かってけやき大通りを進み、駅手前を左折して県立体育館前まで。スピーチと音楽を聴きながら、話ながら、一緒に歩きましょう。
 
-チラシ裏面-
                東日本大震災から7年 和歌山から 今 できること。
 
 一人では微力でも、人と人がつながればできることがあります。3月11日は、いっしょに歩きませんか?
 東日本大震災から7年経ちました。ふとした時に「東北って今どうなってるのかなあ。」と考える方もいるのではないでしょうか。震災の影響で困っている人のために何かしたいと思っても、やり方もわからないし、日々の生活で手いっぱいでなかなか手をつけられない。知ろうと思っても、ネットや本、一体なにから見たらよいのかわからない。という晴れない思いを多くの人がもっていることと思います。
 「こういうサイトがあって、東北にこういう支援ができるらしいよ。みんなでやろうよ。」「復興状況って今どうなってるか、知ってる?」「震災に関する本で読みやすいおすすめの本教えて。」などお互いに聞き合い、教え合って、遠く離れた和香山から「微力だけど、確かにできること」を見つけませんか?
 「東日本大震災から7年 和歌山から 今 できること。」では、東日本大震災で亡くなられた方々を追悼するとともに、「自分たちの街と日本の未来を考える日にしようよ。」というメッセージを、街を歩いてアピールします。震災に関するスピーチと、音楽を聴きながら、参加者同士が交流しつつ歩きます。2011年から7年後の2018年3月11日に、復興支援、原発問題、南海大地震の防災、台湾や熊本での地震、これからの和歌山と日本のことを考え、行動する機会にしましょう。
 子どもや大人、みんなで話せばいいアイデアが見つかるはず。ぜひあなたのアイデアを聞かせてください。
(引用終わり) 
 
 「政治をなおそうデモ3」という命名から分かるとおり、今回のデモは、2017年9月18日の「政治をなおそうデモ」、同年12月10日の「政治をなおそうデモ2~あなたも、わたしも、大切にされる社会へ」に続く3回目という位置付けであり、当然、前2回と同様にシュプレヒコールはありません。
 過去2回の「政治をなおそうデモ」に参加した方には説明するまでもありませんが、初めての参加者には、非常に新鮮な体験だと思いますよ。
 私自身、シュプレヒコール付きのデモも必要だと思っていますし、嫌いではありませんが、「政治をなおそうデモ」のような、スピーチや音楽に耳を傾け、時には一緒に歩いている人と交流したりするスタイルのデモも、十分に「あり」だと思います。
 過去2回の参加者も、未体験の方も、是非3月11日の「政治をなおそうデモ3
東日本大震災から7年 和歌山から 今 できること。」にご参加いただきたいと思います。また、ご自身は他用のために参加できない場合にも、是非周りの方にこの情報をお知らせください。よろしくお願いします。
 
 それから、「フクシマを忘れない!原発ゼロへ 和歌山アクション2018」では、午前中に以下のような企画を用意しています。
 
(チラシから引用開始)
3.11と私
7年前の3月11日以降、あなたは何を感じ、考えるようになりましたか?断捨離?エコ?食べ物?防災?・・・
死生観なんかも変化したかもしれません。
7年前のあの出来事が私たちのくらしに与えたアレコレを見つめ直してみませんか?色んな人の感じ方、その後の生き方を知ることで、また新たに見えてくることがあるかもしれません。
どなたでもお気軽にお越しください。
*ゲストスピーカー:にんにこ被災者支援ネットワーク・和歌山 代表 富士原史香さん
・・・3.11以降、保養キャンプの実施や、災害被災地への支援を行っています。
*会場:3階和室
*参加費:無料
*事前申込:不要
Facebookイベントページ
 
「被災地の今」の報告会&キッズスペース(飲み物つき)
〇子ども達みんなで遊ぼう!
エコかるた(景品つき) 絵本の読み聞かせ
〇親子で簡単な防災グッズを作ろう!
ゴミ袋のカッパ、新聞紙のスリッパ
〇宮城、福島の被災地を見学した和歌山大生社会科学研究会有志からの報告もあります。〇子ども連れ大歓迎!
もちろん大人の方だけでも大歓迎!
・会場:6階文化ホール
・参加費:無料
・事前申込:不要
・主催:新日本婦人の会 和歌山県本部、和歌山大学社会科学研究会有志
 
原発関連DVD上映
4階視聴覚室 
(引用終わり)
 
 また、午後からは、フリーライターの吉田千亜さんによる講演「その後の福島 なぜ原発事故は終わらないのか」が行われます。
 Facebookイベントページも立ちあがっていますのでご覧ください。
(引用開始)
日時 2018年3月11日(日)13:30~15:20
場所 和歌山市勤労者総合センター6階文化ホール
    〒640-8227 和歌山県 和歌山市西汀丁34
※金原注 13時30分からまず事務連絡と開会挨拶があるので、吉田さんの講演自体は13時40分開始の予定です。終了が15時20分と決まっているのは、もちろん、15時30分に「政治をなおそうデモ3」が和歌山市役所前から出発するからです。
 
「母子避難」について、レポートを続けてきた フリーライター 吉田千亜さんをお迎えし講演会を開催します。
吉田千亜さんは、東日本大震災後、放射能汚染と向き合う母親たちの取材を続け、原発事故と母親たちを取材した季刊誌「ママレポ」を始め、「ルポ母子避難(岩波新書)」等を発刊。また、週刊誌 女性自身でのレポートでご存知の方もおられるかもしれません。
「母親たち」という生活者の視点で切り取られた3.11。今和歌山に生きる私たちにも共感できることが沢山あると思います。ぜひ知って欲しい、福島の今。
今あらためて、吉田千亜さんのお話を聞きつつ、「あれから」「今」を考えてみませんか。
 
参加費:無料 事前予約:不要 お子様連れ歓迎♪
託児もあります(3月5日までに073-423-2261までご予約ください)
 
主催 フクシマを忘れない!原発ゼロへ 和歌山アクション2018実行委員会 
連絡先:和歌山市松原通3-20 和歌山県教育会館内 TEL:073-423-2261
(引用終わり)
 
 午前中の企画、午後からの吉田千亜さん講演会、そして今日ご紹介した「政治をなおそうデモ3 東日本大震災から7年 和歌山から今できること」。
 多くの団体や個人が、それぞれ自分の得意な分野で力を合わせて準備している今年の「フクシマを忘れない!原発ゼロへ 和歌山アクション2018」。西の丸広場から勤労者総合センターへ会場を移したことを、単に「規模縮小」ということではないと私は思っています。様々な個人が、グループが、「自分たちに何が出来るだろうか」と考え、企画し、準備している内容を、何度かに分けてブログでご紹介してきました。それをしっかりと受け止めながら読んでくださった方なら、きっと私の意見に同意していただけるのではないかと期待しています。
 是非、3月11日にお会いしましょう。
 
(弁護士・金原徹雄のブログから/「政治をなおそうデモ」関連)
2017年8月25日
9/18 政治をなおそうデモ (@和歌山市)に参加しよう!~シュプレヒコールのないデモだけど
2017年9月18日
「政治をなおそうデモ」(2017年9月18日)に参加して
2017年11月20日
12/10政治をなおそうデモ2(@和歌山市)に参加しよう!~あなたも、わたしも、大切にされる社会へ
2017年12月10日
希望の37人が参加して大成功!「政治をなおそうデモ2」
2017年12月14日
増補版・希望の37人が参加して大成功!「政治をなおそうデモ2」

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