2018年12月6日配信(予定)のメルマガ金原No.3353を転載します。
優生保護法 被害者の声を聞く院内集会(2018年12月4日)から~「被害者・家族の会 声明」をご紹介します
集会を告知するチラシからその一部を引用します。
(抜粋引用開始)
優生保護法に関連して被害を受けた方の被害の回復について、現在国で議論が進められています。
今年の10月31日には、与党旧優生保護法に関するワーキングチームによる「基本方針骨子」が、11月7日には、優生保護法下における強制不妊手術について考える議員連盟による「旧優生保護法に基づく優生手術等を受けた者に対する一時金の支給等に関する立法措置について(骨子たたき台(PT試案))」が発表されました。
これらについて、被害を受けた当事者の声を伝えるための院内集会を開きます。
当日は、当事者の声に加えて、被害者と共に活動を続けている「優生手術に対する謝罪を求める会」、そして「全国優生保護法被害弁護団」から、現在の法案骨子について意見を述べ、議員の皆様のご意見もいただきたいと思います。
プログラム
1 被害者から
2 優生手術に対する謝罪を求める会から
4 会場発言
(引用終わり)
一昨日のこの集会の模様は、UPLANさんによる動画(プライバシーに配慮して、被害者の映像は撮影しない等の配慮がなされています)が公開されていますので、ご紹介します。
このような、被害者の声を直接社会や国会議員に届ける機会は貴重なものだと思います。是非ご試聴ください。
20181204 UPLAN【緊急院内集会・記者会見】優生保護法 被害者の声を伝える院内集会(1時間52分)
1分~ 8人の被害者(原告)による発言
31分~ 被害者(原告)による発言(続)
50分~ 優生手術に対する謝罪を求める会から
1時間16分~ 会場発言
被害者・家族の会 声明
(引用開始)
12月4日の院内集会において,被害者・家族の会が結成されました。東京訴訟の原告である北さんと,仙台訴訟の原告である飯塚さんが代表に就任し,会として,以下のような「被害者・家族の会 声明(PDF版)」を発表しました。
被害者・家族の会 声明
2018/12/4
(共同代表北三郎さんから)
国は、悪かったことを認めて、しっかり謝ってほしい。
昔のことだからではなく、きちんと謝ってほしい。
国は、私たちの気持ちを尊重して、私たちが納得できる法律をつくってください。
そして、被害の十分な補償と人権の回復を求めます。
(共同代表飯塚淳子さんから)
多くの人に勇気を持って声を上げて欲しい。
一人でも多くの人に名乗りでてほしい。
情報が届かない人が多くいます。一人でも多くの人に情報が届くようにしてほしい。
最後に、多くの被害者が高齢です。この問題を一日でも早く解決してください。
以上
(引用終わり)
(弁護士・金原徹雄のブログから/旧優生保護法関連)
2018年3月28日
2018年4月3日
放送予告(4/15)NNNドキュメント「57年目の告白 強制不妊 産み育てる尊厳奪われ」
2018年5月17日
2018年6月4日
2018年6月24日
2018年6月27日
2018年7月3日