2018年12月13日配信(予定)のメルマガ金原No.3360を転載します。
今日は、正直言って、長目のブログを書いている時間がないので(最近はそういう日が多い)、目に付いた動画を備忘のために取り上げておこうと思います。
私は、参議院東京選挙区の有権者ではないものの、来年夏の参議院議員通常選挙では、何としても山本太郎さんに再選を果たしてもらいたいと願っている、おそらく全国にたくさんいるはずの応援者の1人です。もちろん、同じ選挙区の吉良よし子議員をはじめ、私が是非当選して欲しいと思っている議員は他にもたくさんいますけどね。
ところで、ここ3週間ほどの間に、山本太郎議員の行動や発言を私のブログで紹介したことが、以下のとおり3度もありました。
2018年11月22日
2018年12月2日
「市民と野党の勝利をめざそう!in 参議院選東京選挙区」(2018年11月28日)を視聴する
2018年12月9日
今日は、直接的には11月22日の「山本太郎参議院議員による街頭記者会見を視聴する(11/20@赤羽、11/2@落合、10/22@なんば、10/11@藤沢)」の「続き」なのですが、12月8日未明に与党席に向かって「賛成する者は二度と保守と名乗るな。保守と名乗るな。官邸の下請け。経団連の下請け。竹中平蔵の下請け。」「この国に生きる人々を低賃金競争に巻き込むのか。世界中の低賃金競争に。恥を知れ。二度と保守と名乗るな。保身と名乗れ。保身だ。」と叫んでから2日余り後の12月10日(国会が閉会した日)夜に行った街頭宣伝ということで、興味を惹かれたということもあります。
まず、その動画(なにぬねノンちゃんねる)をご紹介します。
山本太郎街宣 中野(1時間38分)
山本太郎さんの街頭宣伝では、まず聴衆の中から、苦言・提言・質問などを求め、それがあれば、そのテーマについて語っていくというスタイルがとられています。
ということで、動画を探してみると、ありました。「経団連の下請け。竹中平蔵の下請け。」「この国に生きる人々を低賃金競争に巻き込むのか。世界中の低賃金競争に。恥を知れ。」という「叫び」をさらに詳しく知りたいという方は、動画の以下の部分をご覧ください(主にパワーポイントのボード見出しを引用しています)。
59分~
経団連提言「今後の労働者派遣制度のあり方について」(2013年7月)
経団連提言「外国人受け入れ問題に関する提言」(2004年4月14日)
1時間02分~
日本の「外国人技能実習生制度」世界から批判
失踪技能実習生の失踪動機
外国人技能実習生の受入れ企業、法令違反は過去最多を更新中
失踪した技能実習生の聴取票によると
外国人技能実習生が2015年~17年の3年間に計69人が亡くなっていた
なぜそこまで急ぐのか?「半年遅れれば、それらの方は帰ってしまう」と山下法務大臣が答弁
国際的な「移民」の定義
移民流入により国内労働者の雇用が減少-英・政府諮問機関レポート(2012年)
ジョージ・ボージャス教授(米・ハーヴァード大学教授)の研究
1時間10分~
外国人の雇用促進団体の顧問にも・・「あの方」の名前が
特定技能は「派遣労働者」形態でも可能
1時間13分~
外国人人材を受け入れに関して 経団連 中西会長の発言
経団連は政治に対して「提言」という名の命令を行い叶えている
派遣法改正
消費税
武器輸出
憲法改正(発議用件緩和など)
カジノ
TPP
原発再稼働
1時間16分~
ではどうするか?
最後に、私が山本太郎議員のオフィシャルサイトを閲覧しても、積極的に行っているはずの街頭演説の予定が全然掲載されていないのは何故だろう?とかねて疑問に思っていたことについて、山本議員自身がブログで説明されている文章を発見しましたのでご紹介しておきます。
山本太郎オフィシャルブログ 2018年11月2日
お詫び
(引用開始)
最近、事務所に、 「なぜ街頭宣伝の事前告知をやらないのか」、 とのお問い合わせを多く戴くようです。
ターミナル駅など大きな街宣現場が廻らない場合に限って、ボランティア登録下さっている方々と、 ネットワーク会員の方々には事前にお知らせはしていますが、一般的には SNS などでの事前告知は秋からの街宣では、ほぼ行っていません。
理由は、たまたま通りがかった人々が、どれくらい足を止めて聞いてくれるかの、リアルを把握するためです。
そのためには、ゲリラ街宣しかないのです。(行政に許可が必要なものに関しては当然申請は行っています)
大々的に事前告知をするやり方もありますが、おなじみの聴衆を多く集めても、世の中は変わりません。
偶然通りかかった人々が、足を止め、手を上げて、直接質問して下さったり、マイクは握らなくとも、耳を傾けて下さる。
支持者以外でどれ位の方々が興味を持って戴けるかを知る重要性を考え、現在は無告知街宣の期間です。
そうやって、自分たちの置かれた立場を理解し、伝え方や考え方などにも工夫が生まれる大切な機会です。
これほど勉強になることはありません。
生で聴きたい、と思って下さっている方々や、直接聞きたい、言いたい、とお考えの皆様には、ご不便をおかけいたしますが、また事前告知をするヴァージョンでの街宣も行いますので、それまでお待ち戴ければ幸いです。
(引用終わり)