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番組予告「ベイリーとゆいちゃん」(NHKスペシャル@2019年1月27日)

 2019年1月18日配信(予定)のメルマガ金原.No.3396を転載します。
 
番組予告「ベイリーとゆいちゃん」(NHKスペシャル@2019年1月27日)
 
 世の中には、[猫派」と「犬派」と「どちらも嫌い派」の3種類の人がいるらしいのですが、どう考えても、私は「猫派」の家系でした。けれども、6年前に満20歳で家猫を喪ってからは、自分の年齢も考えて、新しいペットは迎えていません。
 とはいえ、我が家に犬がいた時期も、わずかながらにあり、私の小学生から中学生にかけての頃だったでしょうか、紀州犬を2代続けて(母犬と娘犬)飼ったことがありましたが、惜しいことに、いずれも短命でした。
 
 そんな「猫派」の私でも、以下のような番組告知を読むと、「見てみたいな」という気になったりします。
 
NHK総合テレビ 2019年1月27日(日)午後9時00分~9時49分
NHKスペシャル「ベイリーとゆいちゃん」
(番組案内から引用開始)
神奈川県立こども医療センターには、医療現場に常駐するセラピー犬、ベイリーがいる。長期入院で気分が沈みがちな子どもに寄り添い心をいやしたり、手術室に行くのを嫌がる子どもに付き添ったり。ベイリーが関わった患者は9年間で実に3000人以上。ベイリーに始まった医療現場へのセラピー犬の本格的な導入は、今、全国の医療機関へと広がりを見せている。リハビリの現場にセラピー犬が参加すると、患者の回復が早まったり、自閉症児のコミュニケーション能力が向上したりするケースがあることが注目されている。今回、番組では、重い病と決別するため、大手術を受ける少女、ゆいちゃん(10歳)とセラピー犬ベイリーが、心を通わせながら様々な苦難を乗り越えていく日々を追う。さらに、最新科学は『なぜ犬が人間の心を癒やすのか?』その理由を解き明かしつつある。人と犬の間には、種が違うにもかかわらず『互いに愛情を感じ、心を癒やし合う仕組み』が確かに存在することが分かってきたのだ。それは、人と犬が共に歩んだ3万年の“共進化”が生みだした奇跡の絆だった。犬好きの方!必見です。
(引用終わり)
 
 このベイリーが所属する(というのかな)特定非営利活動法人シャイン・オン・キッズのホームページに、昨年の10月、「“名誉ファシリティドッグ”ベイリーの引退セレモニーを行います」というプレスリリースが掲載されていましたので、引用してみます。
 
(抜粋引用開始)
 ファシリティドッグのベイリー(10歳・オス)は、国内初のファシリティドッグとして、平成22年1月より静岡県立こども病院で活動を開始。その後、平成24年7月に神奈川県立こども医療センター(総長:山下純正氏 http://kcmc.kanagawa-pho.jp)に着任し、病院スタッフの一員として、ハンドラー森田優子と一緒に大勢の子どもたちを笑顔にしてきました。
 ベイリーは10歳の誕生日を機に徐々に病棟業務を後任犬のアニー(2歳・メス)に引き継ぎ、最近は“名誉ファシリティドッグ”として病院内ボランティア団体での活動に移行。この度ひとつの節目として引退セレモニーを執り行います。
【日時】10月16日(火)14:00スタート (13:30受付開始)
【場所】神奈川県立こども医療センター体育館 http://kcmc.kanagawa-pho.jp/
 特定非営利活動法人シャイン・オン・キッズ( http://sokids.org/ja/ )が派遣するファシリティドッグは、1年半から2年にわたる特別なトレーニングを積み、治療行為に関わる「動物介在療法」を主体として活動します。今回の引退セレモニーには育成元の「アシスタンスドッグス・オブ・ハワイ」(アメリカ・ハワイ州)の創設者モーリーン・マウラー氏とトレーナーでベイリーのパピーレイザーだったシャロン・ダーキスト氏も、シャイン・オン!キッズ理事長のキンバリー・フォーサイスと共に参加します。
 今までベイリーが病院で出会った子どもの数は、のべ2万人以上。「苦しかった入院生活に彩りを与えてくれた」、「ベイリーが来てくれることが楽しみで乗り越えられた」、「リハビリを頑張れたのはベイリーのおかげ」等、たくさんの声が寄せられています。当日は、お子さんからの感謝のスピーチや、お手紙や絵のご紹介もいたします。
 今後は後任犬のアニー(メス・2歳)にバトンを渡し、ボランティア犬として第二の人生を歩みます。
【ファシリティドッグとは】
 病院に常勤して医療チームの一員として働けるように、専門的なトレーニングを受けた犬です。 ハンドラーとペアになって活動し、単なる患者との触れ合いにとどまらず、小児がんや重い病気の治療にも関わっています。
 日本ではまだ、シャイン・オン!キッズが派遣する静岡県立こども病院と神奈川県立こども医療センターにしか存在しません。(都内公的病院に新規導入準備中)
 ファシリティドッグの大きな特徴は、毎日同じ病院に勤務し、個々のニーズに合わせた活動を行うことです。痛い検査や手術室への付き添い、リハビリ支援なども行います。いろいろな病院や施設を巡回訪問することはありません。
 ときどき訪れて短い時間だけふれ合うのではなく、同じ犬がいつもそこにいて多くの時間を繰り返し過ごせることが、入院治療している子どもたちの心の励みになります。ファシリティドッグプログラムは、歯の妖精「TOOTH FAIRY」プロジェクト(日本歯科医師会協賛・日本財団実施)をはじめ、多くの企業、団体、個人のご支援により運営しています。
(引用終わり)
 
 実は、ベイリーのことは本にもなっているのですね。2011年11月に、岩貞るみ子さんの文、澤井秀夫さんの写真で、小学館から刊行されています。思わずAMAZONマーケットプレイスで注文してしまいました。
 
『ベイリー、大好き セラピードッグと小児病院のこどもたち』
 
 27日の放送までに本も届いているでしょうから、ざっと目を通した上で、番組を視聴できればと思います。