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青井未帆氏と山口二郎氏のダブル講演録を読む(商社九条の会・東京&損保9条の会)

 今晩(2016年4月15日)配信した「メルマガ金原No.2427」を転載します。
 なお、「弁護士・金原徹雄のブログ」にも同内容で掲載しています。
 
青井未帆氏と山口二郎氏のダブル講演録を読む(商社九条の会・東京&損保9条の会)

 私が、「メルマガ金原」で配信した記事を、即座に「弁護士・金原徹雄のブログ」に転載するようにな
ったのは2013年1月からのことですが、それ以降、「商社九条の会・東京」ホームページに掲載された講演録(文字起こし)をメルマガ(ブログ)で紹介したことがどれだけあったか調べてみたところ、巻末にリンクしたとおりです(漏れがあるかもしれません)。
 実際に講演会が開催されてから、その講演録のPDFファイルが同会ホームページの「活動記録」のコーナーに掲載されるまでには何ヶ月かかかるのが普通ですが、それだけ待ってでも、講演を文字化した講演録を律儀に作ってくれる「商社九条の会・東京」の姿勢には感嘆しきりなのです。
 YouTubeをはじめとする動画サイトが普及し、早ければその日か翌日には講演会の全編がインターネット環境で視聴できることが珍しくなくなった現在、「商社九条の会・東京」のポリシーは、かえってその輝きを増していると思います。
 
 今日ご紹介しようとするのは、昨年の11月21日に、「商社九条の会・東京」と「損保9条の会」が
共催した「STOP アベ政治~安保法制は違憲!民主主義と平和の再生のために」におけるダブル講師、青井未帆学習院大学教授と山口二郎法政大学教授による講演記録です。
 まずは、記録の目次部分を引用しましょう。各講演の構成がよく分かると思います。 
 
講演記録 2015年11月12日開催
STOP アベ政治~安保法制は違憲!民主主義と平和の再生のために
商社九条の会 第35回企画(「損保9条の会」との共催)
青井未帆教授・山口二郎教授の講演
 
※この講演録は、講演内容を録音したものから、事務局の責任で文章化し、見出し・小見出しを付けて編集し、青井・山口両講師に補筆訂正をしていただいたものです。
目 次
講師紹介(司会)
青井未帆氏講演:安保法制は「一見極めて明白に違憲」―どうするか
 今は立憲主義の危機
 砂川判決の中身
 憲法解釈のプロは「安保法制は違憲
 多元的な憲法秩序の破壊
 自律性を失っている国会
 それはおかしいと言い続ける「市民」を作り、それを次世代に引き継ぐ
 市民社会に於ける楽観論と悲観論
 改憲論の中身と憲法9条の下で得た自由
 憲法13条を口実にする議論にも要警戒
 どうすればよいかー一つは違憲訴訟、最後は市民の力
山口二郎氏講演:戦後民主主義と平和を再生する
 はじめにーパリのテロの問題について
 日本国憲法の成り立ちと歴史の断絶性
 戦後の体制はどうやって作られてきたか
 安倍政治が猛威を振るうに至った理由―民主党の自滅・小選挙区制・政治主導
 今は多数の専制、反知性主義
 安保法制は立憲主義の破壊
 ファシズム=戦争は平和・自由は隷属・無知は力
 安保法制反対運動は新しい政治運動・政治文化を創り出した
 最後は選挙で安倍政権を倒すこと
質疑応答
 青井未帆講師の応答
  法の支配について
  緊急権条項について
  憲法9条と13条の関連
  参議院選挙で多数をとれば
  違憲訴訟について
  参議院での議事録の捏造について
 
山口二郎講師の応答
  メディアの問題
  安倍政治の本質―国内でのナショナリズムと対米従属
  ポピュリズムと民主主義
  戦前と戦後の連続性はあるか
  9条を実現するにはビジョンが必要
  野党の結集と民主党の現状
 
 冒頭の司会者による進行の説明から考えて、全体では最低でも2時間半は要したであろう講演会を、文字化されたものに目を通す際には、速読、熟読、様々な読み方が都合により選択できますし、気になるところは、何度でも読み返すことも容易です。
 動画などとはまた違った、講演録ならではの利点は多いのです。
 是非、両講師の講演録全体をお読みいただきたいのですが、以下には、私が特に感銘深く読んだ箇所を引用したいと思います。

 青井未帆さんの講演の中から私が抜粋したのは、いわゆる「創憲論」「新9条論」と言われるものに対する違和感、それから9条の解釈に13条を流し込むことに対する警戒感を語った部分であり、実は、どう考えるべきか、私が今非常に悩ましいと思っている部分なのです。今月30日に和歌山市で講演される青井未帆さんですが(主催:青年法律家協会和歌山市支部)、この問題について触れられるかどうか、個人的には注目しています。
 
青井未帆氏:安保法制は「一見極めて明白に違憲」―どうするか
(抜粋引用開始)
 憲法改正論盛んになりつつあるわけですよね。その一方で創憲論とか言われることも、これが昔よりも
、ちょっと前よりも注目を集めるようになっていると。
 9条を今までの、昨年の閣議決定、7 月1日の閣議決定よりも前の、政府解釈にしてしまおう、憲法9条専守防衛を定める、自衛隊を定める条文に変えてしまったほうがいいんじゃないか、あるいは憲法から削除してしまったほうがいいんじゃないかとか、こういうような議論も最近活発になされているところで
すよね。
 そこの次に書いたところですが、現状をぎりぎり、今維持されている現状を維持することと、あるいはちょっと前までの政府解釈ではなく憲法の通説と言われるような解釈に留まること、これちょっと括弧に置くとして、現状維持することと改正をすること、どっちがナイーブなのかと言うことがポイントなんじ
ゃないですかね。
 今の状態、9条の下で自衛隊がある、これ変えてしまえばいいんじゃないか、専守防衛を書きこめばいい
んじゃないかと、これは思ったよりも簡単なことではないと言うことを本日申し上げたいと思います。
 と申しますのも、豊下楢彦先生などが実録、昭和天皇実録等も駆使されて、いろいろと資料を集められておっしゃっていることでもありますけれども、やはり日本国憲法の9 条と言うものが成立したことの背景には、象徴天皇制の維持ということが間違いなくあったわけで、その象徴天皇制の維持と共に沖縄を切り離すと言うこと、そういう決断をしたと言うこともあるわけで、だとするとこの 9条に自衛隊を書き入
れると言うことだけ一つだけ取ってみても、実は 9 条だけの問題では当然ないわけなんですよね。
 本来ならばじゃあ象徴天皇制についてどうするのか、あるいは日米安保条約どうするのか、もっと実際的なところで言えば日米地位協定どうするのか、こういうようなことを議論せずに憲法改正について議論することは本来的に不可能であると。自衛隊を書き込めばいい、こういうことじゃないわけで、出発時点を糊塗してきたと、これまでの 70年をさらにそれを全部まとめて他の色に塗ってしまいましょうというこ
とではやはりないわけです。
 さらに自衛隊という言葉の中にどこまで含めるかは別として、正面から改正ということになった場合に、私たちの手元にあるのは一番あり得る可能性としては自民党改憲草案ですけれども、自民党改憲草案には軍法会議がないわけですよね。軍法会議がない軍隊というのはこれはあり得ない筈で、だとすると
実は自民党改憲草案というのも最終的な形ではない筈です、その先にまだある筈なんですよね。
 だからどっちがナイーブか、ナイーブっていうのは世間知らずかというような意味で使っておりますけれども、憲法的な観点からナイーブなのはどっちなんだろうかということを考えた時に、おそらくいずれ
もナイーブなんだろうと思われます。
 先程来述べてきているように政治をもう一度作り直すということは、やはり私たち憲法9 条があるじゃ
ないか、平和を守れとこういうことに止まっちゃいけないというところが、はしなくもこれらいずれもナイーブであるというところから私たちが引き受けなくちゃいけない問題として、問題の所在を認識せざるを得ないじゃないですかね。
(略)
 こういうことも言われていますね。閣議決定されたと、7月1日の閣議決定の前までのラインに引き戻そうと、こういうようなことも言われています。憲法に書き込むこと、自衛隊ですね、自衛隊を書き込むこ
とでコントロールすると、こういうような議論もあります。これにつきましてはちょっと前後してすみませんが先ほど申し上げたように到底9 条だけの問題ではないということなので現実的な可能性についても考えないといけないでしょう。
 この点について先ほど申し上げたところですが、13 条というのが、9 条の解釈の中に13 条というのが
安定的に入ってきたと言いますか、全面的に主役として登場するに到ったというのが今回の安保法制なのでしょうけれども、一つ大変これは気になるところではあるんですが、朝日の声欄に高校生だったと思いますけれども、「護憲派の皆さん自衛隊はそもそも違憲でしょ」というような投稿したところ賛否いろいろな意見が取り上げられて、そこの下に識者のお話として木村草太さんが9条だけでなく13条も含めて考えると、というような議論を展開されています。
 これは多分新しい議論の仕方なんだと思うんですね。やや私としては違和感をやはり覚えるところでありまして、もはや議論の主題が9条のお話だけではなくなってしまったならば、おそらくこれは7月1日前までのラインに戻せばいいんだというような楽観的なことではないんでしょう。9条と共に13条をというのが
私としては懸念を覚えるところではありますけれども、これから先の解釈論としてとる、多くのとるところとなるならばそれを踏まえてやはり考えていかなくちゃいけない。
 このお話は9条だけの問題じゃなくて、それこそ9条の下で作られてきた様々な法律とか、あるいは自衛隊をどうやってコントロールするのか、文民統制のお話ですが、文民統制の方法とか様々に影響を与える
お話なわけです。
 これは9条を守れとか、7月1日のラインまで引き戻せということだけではなく、その一歩先まで見て、市
民の側として市民の中からやはり市民社会の強さを示さなくちゃいけない状態に到っている、こういうような危機感は抱かなくちゃいけないと思っています。ちょっと回りくどい言い方をしておりますけれども、議論の主戦場というのがやはり変わってきている中で、広い視野からこの問題を捉えなくちゃいけない、こういう覚悟をもって臨みましょう。
 さらに話をややこしくしているのが、戦争はもう駄目だ、止めようというところのその時の戦争と今日の国際社会において括弧付で言います「戦争」というふうに語られるものが、違うわけですよね。オランド首相がこのテロとの戦争、フランスは戦争状態にあるというような言い方で戦争という言葉を使われま
したけれども、テロというのは軍の話じゃないんですよね、そもそもは。そもそもは警察のお話なわけです。警察と軍との間の境界線が曖昧になっているということは言われて久しいわけですけれども、そういう観点から見ても9条の戦争放棄、戦力不保持、交戦権の否認といったような状況プラスαしたものも含めて、いわゆる戦争が拡大している中で、テロというものも含めて「戦争」で語られる中で、私たちはそれに相対するような心構えが必要なんだろうと考えています。
(引用終わり)
 
山口二郎氏講演:戦後民主主義と平和を再生する
(抜粋引用開始)
 憲法を読んでみますと第1章天皇、第2章戦争の放棄と言う二つのユニークな章が置かれています。先ほど青井さんの話にもちょっと出てきましたけども、第1章天皇は第2 章戦争の放棄を必要としていたわけですよね。占領軍の中心であったアメリカは、天皇制を温存するという方針をもう早くから決めていたわけですね。しかしやはり天皇の責任をどう考えるかという問題は、これは日本国内じゃなくて国際的問題であったと。従って天皇制を温存する以上戦後の日本は戦前の日本とは違う、生まれ変わったんだというこ
とを世界に対して宣明する必要がありました。
 その宣明のための象徴的な文章、宣言が第9条だったわけでありまして、これは日本の最高法規であると
同時に、第二次世界大戦後のアジアの国際秩序の一つの柱であったということができるわけであります。
 大事なことはやはり私たち戦後の日本は戦前と違う国に生きている、戦前と違う国を造ってきたという
歴史の断絶ですね。憲法を否定したがる人はやはり歴史の連続性を主張したがる。それは昨今の戦争にまつわる歴史認識の問題なんかでも出てきている問題であります。この断絶性ということについて他ならぬ今の天皇も非常によくご存知で、折に触れ戦後の日本は戦前とは違うということを述べておられます。これは明らかに安倍政治に対する、まあお立場上非常に難しいけれども、目一杯の抗議であると、私なんかも理解をしております。例えば今年のお正月に出た年頭の感想においては、この70年の節目において満州事変に始まるこの戦争の歴史を十分に学び今後の日本のあり方を考えていくことが極めて大切だとおっしゃいました。戦争は満州事変から始まったのだと。よく15年戦争という言い方をしますけども、これはどっちかと言うと革新派、護憲派側の学者の使う言葉です。保守派は絶対に15年戦争という言葉を使いません。
 つまり戦争というのは、1941年 12月に日本がアメリカ相手に始めてアメリカに負かされたという歴史認識というのが一つあるわけですよね。これはやっぱり帝国主義同士の戦いで、時に利あらず日本は負けた
残念だったなあみたいな、あんまり反省しない話なんですよ。
 もう一つやはり満州事変以降日本は中国を侵略し、たくさんの迷惑をかけ人を殺し損害を与えた、でそれが収まりきらなくなってアメリカとの戦争にも発展していった、こういう戦争の見方がある。こういう
見方に立つならば、やはり日本は間違った戦争をした、だからこの戦争を反省し戦争をした戦前の日本を否定するというところからしか戦後の日本は存在し得ないんだと、こういう話につながっていくわけであります。
 もう 1 つ今年の8月15日の戦没者追悼式において、天皇は戦後というこの長い期間における国民の尊い歩みに思いを致すとおっしゃいました。この国民の尊い歩みと言うお言葉には、まことに感銘を受けるわ
けですよね。やはり憲法の下で平和と繁栄の日本を作ったことが尊い歩みだと。
 この戦後の成果を否定して後ろに戻るというのは、これは尊くない、間違っていると、こういう話にな
るわけですね。
(略)
 立憲デモクラシーの共同代表のもう一人のお方、樋口陽一先生とこの会の立ち上げでいろいろ準備をしていった時に、飲み会の場で、民主党なんかがなまじ政権をとるから自民党が、こんなふうになったんだよとか怒られました。私のせいじゃないんですとかって言いたかったんですけども、結果的にはやっぱりそういう面がある。中途半端な政権交代民主党が自滅した、やはり日本で政権を担える政党って自民党しかないのかみたいな感覚が非常に広まった。私はもう今の安倍政治、安倍自民党よりか民主党のほうがはるかに 100 倍ましだと信じていますが、そういう感覚って、一般の国民にはないわけですね。だから民
主党が自滅したから安倍政治がなにやったって国民が許しちゃうって言う状況がある。
 もう一つ、政権交代自民党を右に追いやったという面があります。それはどういうことかと言います
と、金と力のない自民党をあくまでかいがいしく支えた糟糠の妻みたいなのが「日本会議」というナショナリズム団体ですね。自民党は金と力を失った後自分探しをした結果、伝統的あるいは復古主義ナショナリズムというアイデンティティーを再発見したわけですね。野党は気楽で無責任ですからとんでもない憲法改正案も野党時代に作ったと。歴史修正主義もどんどん自民党の中に入っていく、自民党が目一杯右にふれたところで民主党が自滅して自民党を再び政権の座に招き戻したと、こういう展開ですね。
(略)
 今回の安保法を政治的に進めたのは2種類の劣等感だと私は捉えています。一つは外務官僚のいわゆる湾岸トラウマ、つまり日本は金だけ出して血と汗を流さないと諸外国から批判されていると外務省は思い込んでいる。これは事実ではないのですけれども、そう思い込んでいる。だから日本がというか外務官僚が国際社会で偉そうにするためには、日本も海外で軍隊を動かし犠牲も出し国際的な影響力を持つようにし
たい、こういう発想です。
 二つ目は安倍首相の個人的な劣等感です。祖父岸信介の挫折を超えて歴史に名を残したいという欲望ですね。この安倍首相の劣等感を説明するのにもっとも相応しいのは私が非常に敬愛している石原吉郎という詩人のエッセイの一節です。彼はシベリア抑留の体験をもとに自分の経験をこういうふうに書いているんですね。“実戦の経験が少ないことに強い劣等感を持っている17、8歳の少年兵に警備のために後ろに回られるぐらい、捕虜、日本の囚人、にとっていやなものはない。彼らはきっかけさえあればほとんど犬を撃つ程度の衝動で発砲する”と書いています。この実戦の経験がないことに強い劣等感を持っている少年兵というのはまさに安倍晋三そのものですね。これ笑い事ではないですよ、本当に。私たち日本人は戦後憲法9条の下で実戦の経験はもう持たないと宣言し、それは私たちにとっては覚悟であり誇りだったはずです。しかし残念ながらそのことに劣等感を持っている政治家がいる、安倍晋三はその筆頭です。つまり何かのきっかけで銃を撃ちたいという劣等感で安保法制を作った、本質はそこにあると私は思いますね。別に立法事実はない、客観的な安全保障上の必要性があってやった話じゃない。この辺の話はもう柳澤協二さんとかいろんな方が説明されてますんで私は繰り返しませんが、やはり劣等感の産物だということです

(引用終わり)
 
(付記・4/30青井未帆氏講演会@和歌山市
 来る4月30日(土)、青井未帆氏の講演会が和歌山市で開かれます。既に私のメルマガ(ブログ)でもご紹介していますが、以下に概要を再掲しておきます。

青法協憲法記念行事 憲法を考える夕べ
違憲無効な安保法制にどう立ち向かうか
~法律施行という状況をふまえて~
講師 青井未帆氏(学習院大学法科大学院教授)
2015年4月30日(土)
開場 午後1時30分 開演 午後2時00分
和歌山県勤労福祉会館プラザホープ4階ホール
 和歌山市北出島1丁目5番47号
 電話:073-425-3335
入場無料・予約不要
主催 青年法律家協会和歌山支部
連絡先 和歌山市岡山丁50番地2 電話 073-436-5517
    岡本法律事務所(弁護士 岡 正人)
 
(弁護士・金原徹雄のブログから)
2012年12月20日(2013年2月23日に再配信)
「9条の会」活動の蓄積を活用しよう!(例えば「商社九条の会・東京」)
2014年5月29日
商社九条の会・東京の講演録で学ぶ「《歴史の転換点》の検証」(山田朗氏)
2015年5月11日
樋口陽一さんと2人の同窓の友人(井上ひさしさん&菅原文太さん)
2015年8月19日
中国脅威論と安全保障関連法案~このペテンを打ち破るための様々な方法

2015年12月2日
安保法制違憲訴訟を考える(4)~伊藤真弁護士(安保法制違憲訴訟の会)による決意表明(11/19@国会前)と小林節氏の現時点(11/21@和歌山県田辺市)での見解
 

(参考動画)
2015年12月5日 くまもと九条の会 11周年記念講演会
日本国憲法がめざす安全保障とは? 青井未帆氏 (1時間21分)付
 

青井未帆(青法協)チラシ