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選挙戦・最終日を迎えて~市民連合わかやま最終日の訴え、中島岳志さん再び、山本太郎さん走る、最後の最後まで「比例は共産党!」

選挙戦・最終日を迎えて~市民連合わかやま最終日の訴え、中島岳志さん再び、山本太郎さん走る、最後の最後まで「比例は共産党!」
 
1 和歌山からも最後の訴え
 10月10日の公示から、というよりも、この突然の総選挙の構図が一変した9月27日から数えて25日目の今日(10月21日)、いよいよ選挙戦の最終日を迎えました。超大型で強い台風21号が列島に接近し、雨が降り続く悪天候の中、各地で最後の訴えが行われています。
 昨日のブログにも書きましたように、市民連合わかやまは、今日の12時30分から、JR和歌山駅前の和歌山県JAビル前で行われる和歌山1区・原やすひさ候補(市民連合わかやま推薦、日本共産党公認、社会民主党和歌山県連合支持、自由党和歌山県支部連合会応援、新社会党和歌山県本部準備会応援)の街頭演説に参加し、応援演説も行うということでしたので、私も間に合うように出発し、近くまで車で行ったのですが、駐車場がどこも満車で止められない!ということで、昼間の街頭演説会への参加は断念し、今晩20時30分から21時まで、市民連合わかやまが行う最後のスタンディングアピール(於:JR和歌山駅前交差点)には参加しよう(そういう時間なら駐車場も駐められるだろう)と決意しながら事務所を目指したという次第です。
 今日12時30分からの原やすひさ候補の街頭演説会の模様は、早速、小谷英治さんがYouTubeにアップしてくだいましたのでご紹介します。
 
市民連合わかやま1区原やすひさJR和歌山駅頭20171021(20分)
2分~ 司会 小薮真一さん(日本共産党
4分~ 花田惠子さん(市民連合わかやま共同代表)
9分~ 原やすひささん(和歌山1区・比例近畿ブロック候補者)
19分~ 堀内秀雄さん(元和歌山大学副学長、市民連合わかやま共同代表)
24分~ 小籔真一さん
 
2 続・中島岳志氏が解き明かす日本政治の見取図~リベラリズムパターナリズム、再配分と自己責任 
 週刊金曜日・10月13日号に掲載され、加筆してWEB版・週刊金曜日ニュースに掲載された「緊急対談 衆院選で問われる日本政治の新しい対決軸、リベラル陣営のリアリズムとは(山下芳生×中島岳志)」は、今の日本の政治状況を読み解くための見取図として、とても参考になるものでした。
 この緊急対談をご紹介した私のブログ(中島岳志氏が解き明かす日本政治の見取図~リベラリズムパターナリズム、再配分と自己責任/2017年10月14日)にも、多くのアクセスがありました。
  その中島岳志(なかじまたけし)さん(東京工業大学リベラルアーツ研究教育院教授)に、ジャーナリストの江川紹子さんがインタビューした記事がYahoo!ニュースにアップされました。週刊金曜日の対談と併せてお読みになれば、より理解が進むと思います。
 
YAHOO!ニュース 10/20(金) 19:32
「リベラル」の逆は「保守」ではなく…歴史に耐えるものさしで、中島岳志さんと現代日本を読み解く政治学江川紹子 | ジャーナリスト
 
3 山本太郎さんが応援した候補ならまず間違いない
 諸般の事情から公認候補を1人も立てなかった自由党。共同代表の山本太郎さんは、全国各地で立候補した候補者の応援に飛び回っています。
 太郎さんは、10月6日のオフィシャルブログで次のように書いておられました。
(引用開始)
自由党として今回の選挙には候補者は立てない方針が決まりました。
私自身は選択肢の1つとして、山本太郎となかまたちで、
衆議院選挙の比例ブロック(東京・南関東)で挑戦することも
考えておりましたが、今回は断念します。
一人でも多く、心ある議員が当選できるよう党派関係なく、
議員個人の応援に入る予定です。
ただ、応援要請がなければ、勝手に応援には入れません。
山本太郎の応援を要請下さる場合、
各候補者の選対を通してこちらにご連絡戴けると助かります。
要請とスケジュールが合えば、日本全国津々浦々、応援に出向きます!
(引用終わり)
 公式Twitter山本太郎 反緊縮・金持ちから取れ@yamamototaro0)をずっと遡って調べてみると、山本太郎さんが応援している候補は、無所属、立憲民主党共産党社民党などで、希望の党は・・・私が探した範囲では見当たりませんでしたが、本来なら自由党から立候補すべく準備していた新人で、急に国替えさせられて希望の党から立候補というような人もいるやに聞いているので、もしかしたら、そういう人の応援には入っているかもしれません(確認できませんでした)。
 しかし、まだ投票を済ませていない方の選挙区に山本太郎さんが応援に入ってたとすれば、太郎さんが応援した候補に投票すればまず間違いないと思いますよ。ご参考までに。
 
4 最後の最後まで「比例は共産党!」
 今回の総選挙、私のブログでの訴えの最後は、やはりこれしかないでしょう。最後の最後まで「比例は共産党!」です。
 昨日も書きましたが、昨日のブログを読んでいない方の目に触れる可能性もありますので、何故私が「比例は共産党」とお願いするのか、その理由をもう一度書いておきます。明日の投票日、いよいよ天候は悪化しそうですが、少しでも雨脚が弱った時を見逃さず、是非投票所に足をお運びください。
 
 前回2014年の総選挙において日本共産党が獲得した議席は21。その内、オール沖縄の赤嶺政賢さん以外は、全て比例での当選者です。共産党としては、この議席の上積みを目指して選挙戦に突入したのですが、各種選挙情勢報道はいずれも、改選議席の維持は困難と予測しています。
 私は、立憲民主党が躍進することは大歓迎しますが、その陰で、共産党議席を減らすようなことがあってはならないと思っています。それは、「市民と野党の共闘」を、政党の側で最も熱心に、誠実に推進してくれたのが日本共産党であるからです。昨年7月の参院選民進和歌山県連の協力が候補の取り下げにとどまり、選挙戦には何の協力も得られず、「事実上」の野党統一で闘わざるを得なかった和歌山では、とりわけそのことを強く実感します。
 立憲民主党は出来たばかりの政党で、今のところ、組織も何もありません。現在、吹いている風は、小池・前原という稀代の「悪党コンビ」との対比で予想以上に強い追い風になっていますが、それがいつまでも続くはずはありません。希望の党の凋落から、民進党(民主党?)再結集という観測も出始めており、そういう事態となれば、立憲民主党の結党を歓迎した国民の期待との間に齟齬を来し始める可能性もなしとしません(そのようなことにならず、順調に発展してくれることを心から祈っていますが)。
 国政選挙における「市民と野党の共闘」などなかった2014年に獲得した21議席を、野党共闘のために、かなりの小選挙区で自主的に立候補を取り下げたにもかかわらず(あるいは、取り下げたために)、結果として、共産党議席を大幅に減らすようなことが万一にもあれば、野党共闘路線に対する深刻な疑念が共産党内に兆しても少しも不思議ではありません。
 もしも共産党議席減ということになれば、今後、憲法改正発議阻止の闘い、仮に発議されたとした場合の国民投票運動という、立憲野党間の共闘態勢が今以上に重要になる事態が目前に迫っているにもかかわらず、「市民と野党の共闘」を担う重要な一翼が大きく傷つき、仮に別の一翼(立憲民主党)が勢いを得たとしても、立憲勢力全体のバランスが崩れ、大きく羽ばたくことが出来なくなってしまうのではないかと懸念せざるを得ません。
 以上の理由により、私は、最後の最後まで「比例は共産党」にとお願いします。 
 
(弁護士・金原徹雄のブログから/2017年衆院総選挙関連)
2017年9月21日
市民連合「総選挙における野党協力を求める緊急アピール」を発表
2017年9月27日
市民連合が野党4党に「衆議院議員総選挙における野党の戦い方と政策に関する要望」を提出(9/26)~しかし事態は思わぬ展開を
2017年9月28日
臨時国会冒頭解散に対する憲法研究者有志の緊急声明」(2017年9月27日)を読む
2017年9月29日
市民連合みえ(9/28)と市民連合(9/29)のステートメントを読む
2017年10月4日
8年前の岸本周平氏への手紙~とてもとても遠いところに来てしまった
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改憲問題対策法律家6団体連絡会緊急アピール(10/6)と市民連合の動き(10/7)
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選挙戦3日目~和歌山1区と2区で市民連合わかやま推薦候補を応援(2017年10月12日)
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今回ばかりは「比例は共産党!」~「市民と野党の共闘」のために
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最後まで「比例は共産党!」~市民連合わかやま&市民連合わかやま・くまのも頑張る