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2017年12月のNNNドキュメント~『記憶の澱』(12/3)、『不法海域』(12/10)、『ビンの中のお父さん』(12/17)、『似顔絵セラピー』(12/24)

 2017年11月30日配信(予定)のメルマガ金原.No.3002を転載します。
 
2017年12月のNNNドキュメント~『記憶の澱』(12/3)、『不法海域』(12/10)、『ビンの中のお父さん』(12/17)、『似顔絵セラピー』(12/24)
 
 今日は、終日出先での仕事で、県内(御坊市田辺市)とはいえ、車を運転しての長時間の移動は、風邪を引き込んだ身には、さすがに堪えました。
 こういう時に大作の(?)ブログなど書けるわけがなく、テレビドキュメンタリーの放送予定を確認し、「どれを録画しようかな」と考えるついでに、ブログでもご紹介することで責めをふさぐことにします。
 NTV系列各局が制作する番組が毎週・日曜日の深夜に放送される「NNNドキュメント’17」の12月の放送予定番組を一挙にご紹介します。
 さて、あなたならどれを録画しますか?
 
2017年12月4日(月)1:05~(日曜深夜25:05~)【拡大枠】
記憶の澱
先の大戦の記憶を、今だからこそ「語り、残したい」という人々がいます。
性暴力、捕虜の殺害、民間人の殺害、性の接待―。
心の奥底にまるで「澱」のようにこびりついた記憶には「被害」と「加害」、その両方が存在しました。
日本人女性が性暴力を受ける現場を目の当たりにした人にも、大陸を侵攻した元日本兵にも、性の接待をせざるを得なかった満洲開拓団の人々にも。
戦争がもたらすものとは―。
人々の記憶から、反戦を訴えます。  
語り/樹木希林 制作/山口放送 放送枠/55分
※「記憶の澱」の再放送はありません。
 
2017年12月11日(月)1:05~(日曜深夜25:05~)
不法海域~北のミサイルと密漁船~
今年6月、日本海の好漁場「大和堆」へ向かった石川県能登町のイカ釣り船団。しかし、そこには北朝鮮の国旗を掲げ、イカを密漁する数百隻もの木造船がいた。漁が出来ないため、拿捕や臨検を求める漁業関係者。国は巡視艇の警戒活動で違法船を排除したと言うが、その後、日本海には再び木造船の姿があった。一方、日本海の上空には北朝鮮弾道ミサイルが相次いで飛来。北のミサイルと木造船に脅かされる漁師たち。安心して操業できる日は戻ってくるのだろうか。【制作:テレビ金沢
再放送
12月17日(日)11:00~ BS日テレ
12月17日(日)5:00~/24:00~ CS「日テレNEWS24」
 
2017年12月18日(月)1:05~(日曜深夜25:05~)
ビンの中のお父さん
原爆投下後に、被爆者を調査した機関、通称ABCC(原爆傷害調査委員会)。調査研究の名のもとに、被爆者は徹底的に調査された。その機関に、亡くなった父親を解剖された女性とともに被爆者調査を追うと、現在の核時代に密接に繋がっていた被爆者研究が見えてきた。そして今も女性の父親の臓器が長崎に眠っていたことが分かる。姿を変えた父親は彼女に何を語るのか。現代にもつながる核の脅威と、そこに翻弄された人々や国を追った。【制作:中京テレビ】
再放送
12月24日(日)11:00~ BS日テレ
12月24日(日)5:00~/24:00~ CS「日テレNEWS24」
 
2017年12月25日(月)1:30~(日曜深夜25:30~)
絵の中の自分が癒やしてくれる 似顔絵セラピー(仮)
ケンイチさんは病院で仕事をしている。そして患者さんを元気にする力を持っている。でも医者ではない。似顔絵を通じて「闘病生活に笑顔」を届けるイラストレーター。「似顔絵セラピー」と呼ばれている。似顔絵を通じて笑顔と元気を届けようと10年前に始めた。病室をまわり、患者さんと向き合い、話をしながら一枚の色紙にその人の人生を描いて行く。そんなケンイチさんと患者さんの心温まる交流を描く。そして似顔絵は完成と同時に、ケンイチさんの手を離れ、新しいストーリーを育む。【制作:日本テレビ
再放送
12月31日(日)11:00~ BS日テレ
12月31日(日)5:00~/24:30~ CS「日テレNEWS24」
 
【再放送】
既に本放送は終わった『移民のうた 歌う旅人・松田美緒とたどる もう一つの日本の記憶』[拡大枠]の再放送があります。
12月3日(日)11:00~ BS日テレ
12月3日(日)5:00~/24:00~ CS「日テレNEWS24」
 
【参考サイト】
12月24日の放送で取り上げられる似顔絵アーティスト・ケンイチさん(村岡ケンイチさん)の充実したホームページをご紹介しておきます。大きく分けて、3つのホームページで構成されているようです。
「ケンイチの似顔絵セラピー」
「村岡ケンイチイラストレーションズ」
「Funny Face」
「ケンイチの似顔絵セラピー」から「代表コメント」を引用します。
(引用開始)
「似顔絵を見てみんなで笑う」似顔絵を描くことでおこるコミュニケーションの不思議な輪を使って何かできないか?
この思いは思わぬ形で転がり始めました。絵を描くところを見せ笑わせる。これが病院関係者の目に留まり「病院に笑いを」と、似顔絵セラピーが始まります。
似顔絵セラピーは、見たままの状況を描くのではなく元気だった頃、楽しく働いていた日々や趣味に没頭していた時のことなどの話を出来るだけたくさん聞いて、イメージを膨らませながら描くところです。
患者さんだけではなく、ご家族の方も時には一緒に入ってもらいます。落ち込みがちな入院生活の日々の中に第三者が入り、今までともに歩んでこられた楽しかった何気ない日常を思い出し少しでも元気をだしてもらうのが一番の目的です。
似顔絵にはただ描くというのではなく、描いている行程をもちろん僕自身を含め、描かれている方、家族の方や周りで見ている方、医療スタッフの方みんなが楽しい気持ちで一体感を持つ事の出来る力があると感じています。
今後は似顔絵セラピーが医療の中で心のケアの1つとして使われ、病気で落ちこんでいる一人でも多くの方に喜びを提供していける様になれば嬉しいです。
似顔絵セラピー代表:村岡ケンイチ
(引用終わり)