選挙戦も最終盤、市民連合わかやまの仲間たちは、昨日(10月18日)から明日まで3日連続、早朝にJR和歌山駅前に立ってのスタンディングアピールを行っています。私はといえば、選挙公示後は、夜も更けてからブログを更新し、ようやく帰宅して晩御飯を食べ終えたらもう日付が変わっているという生活が続いており、この上、朝7時からのスタンディングまでやろうと思ったら、睡眠時間がほとんど確保できない!ということで、朝の活動は勘弁してもらっています。
さて、私のブログやSNSを活用しての選挙活動も、今日を含めてもあと3日です。もうこの段階となれば、出来ることは限られています。昨日も強調したとおり、私からの最後のお願いは「比例は共産党」に尽きます。
私がそう訴える理由は、昨日のブログ(今回ばかりは「比例は共産党!」~「市民と野党の共闘」のために)に書いたとおり、「市民と野党の共闘」を担う重要な一翼が大きく傷つくようなことがあっては、別の一翼(立憲民主党)が勢いを得たとしても、立憲勢力全体のバランスが崩れ、大きく羽ばたくことが出来なくなってしまいかねないと懸念するからです。
(引用開始)
で、結局期日前投票で比例区はどこにいれたんですか?と各方面から聞かれました。立憲民主党、共産党、社民党のどれにしようか迷いましたが、今回は立候補取り下げで野党共闘を成し遂げた共産党の「痩せ我慢」に一票を投じました。立憲民主党と社民党にはドネーションで協力します。(^_^;)
(引用終わり)
立憲民主党の比例候補一覧を探したところ(公式サイトでは、候補者名は分かりますが、順位が分からない)、いくつか見つかりましたが、とりあえず産経ニュースをご紹介しておきます。
産経ニュース 2017.10.10 15:06
(引用開始)
【東北】(1)岡本章子☆(新)(2)山崎誠(元)(3)阿久津幸彦(元)(4)梶護(新)
【南関東】(1)樋口博康☆(新)岡島一正☆(元)山田厚史☆(新)生方幸夫☆(元)石塚貞通☆(新)宮川伸☆(新)篠原豪☆(前)高橋野枝☆(新)早稲田夕季☆(新)青柳陽一郎☆(前)中谷一馬☆(新)阿部知子☆(前)小林弘幸☆(新)
【東京】(1)海江田万里☆(元)松尾明弘☆(新)井戸正枝☆(元)手塚仁雄☆(元)落合貴之☆(前)長妻昭☆(前)吉田晴美☆(新)鈴木庸介☆(新)前田順一郎☆(新)北條智彦☆(新)初鹿明博☆(前)菅直人☆(前)末松義規☆(元)山花郁夫☆(元)高橋斉久☆(新)山下容子☆(新)
【四国】(1)武内則男(新)
(引用終わり)
注はついていませんが、☆が付いている人は、小選挙区との重複立候補をしているということでしょう。
1 公明党(公明)
4 日本維新の会(維新)
5 希望の党(希望)
6 幸福実現党(幸福)
立憲民主党の近畿ブロックの候補を再掲すると、
1位 村上賀厚(大阪1区)、尾辻かな子(大阪2区)、長尾秀樹(大阪5区)、村上史好(大阪6区)、松井博史(大阪8区)、辻元清美(大阪10区)、姜英紀(大阪13区)、森山浩行(大阪16区)、桜井周(兵庫6区) ※以上9名が重複立候補
10位 塩見俊次 ※比例単独
となります。
例えば、重複立候補者9人の内、3人が小選挙区で当選し、比例で4人分の議席を獲得したとすると、比例での当選者は、重複立候補して小選挙区で落選した6人の内、惜敗率が上位の4人が比例復活当選となります。この場合、死票はありません。
これに対し、小選挙区で9人の内6人が当選し、比例でも5人分の議席を得られる得票があったとすると、比例で残っている候補は4人しかいないので、1人分の議席が他党に回ることになり(たしか2005年の郵政解散の際、自民党が勝ち過ぎて比例候補が足らなくなり、社民党に1議席プレゼントしたことがあった)、結局これが死票となります。
何しろ、比例候補の供託金は1人につき600万円も必要なので、そうそう何人も万一の押さえのためだけに立候補させる訳にもいかないという事情があるようです。
とはいうものの、全国11の比例ブロックの中には、立憲民主党の候補が「少な過ぎないか?」と心配になるところがないこともないのですけどね。
【近畿-定数28】
1位 こくた恵二(京都1区と重複)
2位 宮本たけし(比例単独)
3位 清水ただし(大阪4区)
4位 堀内照文(兵庫8区)
5位 わたなべ結(大阪3区)
6位 平松順子(兵庫2区と重複)、ちさか拓晃(京都2区と重複)、井上良子(奈良1区と重複)、原やすひさ(和歌山1区と重複)
10位 さいとう幸子(比例単独)
11位 みわ智之(比例単独)
共産党は、現職4人+1人(渡部ゆい候補)の上位5人については、順序を付けており、こくたさんと宮本さんは当確でしょう。けれども、わたなべ結さんを当選させるためには必死で頑張る必要があるということですね(間違っても、候補者名を書いたりせず、しっかりと「共産党」と書きましょう)。
(弁護士・金原徹雄のブログから/内田樹さん関連)
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今こそ読もう!『9条どうでしょう』(ちくま文庫)